ヘビの毒は大きく神経毒と出血毒に分類されます。
神経毒をもつヘビとしてはコブラ科のヘビがそれにあたります。神経毒をもつヘビに咬まれると、目が見えなくなる、言語障害が起こる、平衡感覚を失うなどの障害がでます。痛みは比較的少なく、毒のまわりがはやいという特徴があり、最も強い毒を持つ陸生の毒ヘビといわれるタイガースネークの毒による致死量は0.6mgほどで、人が咬まれると、2〜3時間で死亡します。
出血毒をもつヘビとしてはクサリヘビ科のヘビがそれにあたり、日本のマムシやハブはこの種類になります。出血毒をもつヘビに咬まれると、体の各部に皮下出血を起こし、咬まれた部分は2,3倍に腫れ上がり、猛烈な痛みを伴います。また出血毒はタンパク質を溶かし、筋肉組織を破壊してしまうため、血清が間に合っても、咬まれた部分は壊死してしまう可能性があります。
日本の毒ヘビとしてはマムシ、ハブがよく知られていますが、毒ヘビはそのほかにも存在します。そのひとつが「ヤマカガシ」という種類の毒ヘビです。
このヘビの被害例はあまり聞きませんが、それはこのヘビは毒牙が口の奥の方にあって、深く咬まれないと毒に犯されないからです。しかし、このヘビの毒に対する血清はマムシやハブにくらべてまだ少なく、毒に犯されると血液の凝固作用が著しく低下、内出血がおこって治療が遅れると死に至ることもあります。
また、ヤマカガシには頚部から尾部に至る皮下に他のヘビにはない頚腺という毒腺があり、これにも注意が必要です。ここから分泌される毒はガマ毒と同じステロイド系の毒で、目に入ると失明に至る可能性があるほど危険なものです。圧迫することにより容易に毒液が体鱗の隙間からでてくるため、毒ヘビだといってたたき殺そうそするとこの毒が飛び散って大変なことになります。もともとこの毒はヤマカガシが身を守るためのものですから。
毒ヘビに対する対策としては、まず容易に近づかないこと、もし咬まれたらすぐに病院にいき、治療を受けることです。
おもしろHP Reptiles Cage
※ヘビの画像が多数掲載されています。苦手な方は注意。
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神経毒をもつヘビとしてはコブラ科のヘビがそれにあたります。神経毒をもつヘビに咬まれると、目が見えなくなる、言語障害が起こる、平衡感覚を失うなどの障害がでます。痛みは比較的少なく、毒のまわりがはやいという特徴があり、最も強い毒を持つ陸生の毒ヘビといわれるタイガースネークの毒による致死量は0.6mgほどで、人が咬まれると、2〜3時間で死亡します。
出血毒をもつヘビとしてはクサリヘビ科のヘビがそれにあたり、日本のマムシやハブはこの種類になります。出血毒をもつヘビに咬まれると、体の各部に皮下出血を起こし、咬まれた部分は2,3倍に腫れ上がり、猛烈な痛みを伴います。また出血毒はタンパク質を溶かし、筋肉組織を破壊してしまうため、血清が間に合っても、咬まれた部分は壊死してしまう可能性があります。
日本の毒ヘビとしてはマムシ、ハブがよく知られていますが、毒ヘビはそのほかにも存在します。そのひとつが「ヤマカガシ」という種類の毒ヘビです。
このヘビの被害例はあまり聞きませんが、それはこのヘビは毒牙が口の奥の方にあって、深く咬まれないと毒に犯されないからです。しかし、このヘビの毒に対する血清はマムシやハブにくらべてまだ少なく、毒に犯されると血液の凝固作用が著しく低下、内出血がおこって治療が遅れると死に至ることもあります。
また、ヤマカガシには頚部から尾部に至る皮下に他のヘビにはない頚腺という毒腺があり、これにも注意が必要です。ここから分泌される毒はガマ毒と同じステロイド系の毒で、目に入ると失明に至る可能性があるほど危険なものです。圧迫することにより容易に毒液が体鱗の隙間からでてくるため、毒ヘビだといってたたき殺そうそするとこの毒が飛び散って大変なことになります。もともとこの毒はヤマカガシが身を守るためのものですから。
毒ヘビに対する対策としては、まず容易に近づかないこと、もし咬まれたらすぐに病院にいき、治療を受けることです。
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