猫と食事と西荻窪、ときどき旅する車椅子

ライター・みわよしこの日常つれづれ話



安倍晋三

緊急時に首相はゴルフをやめるべきか

熊本県での鶏インフルエンザ発生に際し、安部首相がプレイ中のゴルフを中断しなかったことが問題になっています。

菅氏「ゴルフやめる必要ない」 首相の鳥インフル対応で 2014年4月14日 12時24分

 菅義偉官房長官は14日の記者会見で、熊本県の鳥インフルエンザをめぐり、安倍晋三首相が13日に発生報告を受けた後もゴルフを続けたことについて問題はなかったとの認識を示した。「感染リスクが低く、総合的に判断した。途中でゴルフをやめる必要性は全くなかった」と強調した。
 同時に「熊本県と連携を取りながら、非常に迅速な対応ができている」と説明。「国民の皆さんに無用な不安を与えないようにすることも危機管理の一つだ」と述べた。
(共同)

正直なところ、なんでそんなことが問題になるのかと思います。私は安倍首相を全く支持していませんけれども。

国民感情を尊重して、言い換えればウケを狙ってゴルフを中断する必要なんて、まったくないと思います。
重要なのは、「必要な対処が行えているかどうか」「結果が悪い方向に向かっていないかどうか」ではないでしょうか?
「結果が悪い方向に向かっていないかどうか」は、現時点では何とも判断のしがたいことです。ただ、プロセスの妥当性や、一つ一つのポイントでの判断の正しさをどれだけ積み上げても、結果の正しさには結びつかないのが政治の世界ではないかと私は考えています。

「国民」感情・「庶民」感覚・「一般」通念といったものに、政治家が過度に縛られがちな日本の状況について、私はあまり良いことではないと思っています。「庶民」を理解しているポーズ、「一般」に配慮しているポーズをとるヒマとエネルギーあるんだったら、「ポーズ」ではなく首相の仕事に突っ込んでほしいと私は思うんですよ。そんなことで首相の仕事がおろそかになるんだったら、本末転倒です。

ただ、安部首相がヒマとエネルギーと数多くの方々のヒューマンリソースを、ご自分の考える「首相の仕事」に突っ込んで何をなさっているかに対しては、私はものすごーく批判的なのですけどね。 

生活保護:扶養義務に関する国会質疑(2014.3.20、参院予算委員会、辰巳孝太郎議員)

メモを兼ねて中継をツイートしていました。まとめておきます。

 本日10時25分ごろより、参院予算委員会において、生活保護の扶養強化について、辰巳孝太郎議員(共産党)が質疑を行うということです。メモを兼ねてツイッター中継します。

 (いや私、社会主義者でも共産主義者でもないし、政党としての共産党は全然好きじゃないんです。でも 生活保護問題について事実ベースのまっとうな質疑をしてくださる議員さんって、共産党、社民党、民主党の一部、みんなの党のごく一部、その他ごく少数、って感じですから)

(辰巳)貧困率が上がっている。格差拡大。1986年調査以来最悪。(グラフ提示)。子供の貧困率も上昇。小中学校、就学援助世帯、15.64%。過去最高。格差と貧困が拡大する中、最後のセーフティネット、生存権を保障するのが生活保護 。政府答弁「必要な人には確実に保護」。変わらない?

(安倍首相)頑張る人が報われる社会重要。でも人は病気などで生活が危機に陥ることある。生活保護必要。憲法25条に定められた生存権保障とともに自立を助長するのが生活保護制度。

(辰巳)根拠法は憲法25条、確認。ところがこの間、水際作戦が横行。北九州で餓死、北海道で凍死、京都で親子心中。扶養義務の扱いは? 

(田村厚労相)扶養は保護に優先。扶養能力があるのに扶養しないのは許されない。扶養手当を受けている人、資力のある人は扶養すべし。しないなら家裁の審判。そういう人に対して扶養義務を求めているのが改正生活保護法。

(辰巳)実際には、扶養の無理な人にも扶養が求められている。(ボード提示)大阪市の目安。手取り金額に対する金額を示したもの。生活保護基準以下の人、ワープアにまで親子きょうだいの扶養を要請する目安となっている。是正させるべきでは? 

(田村)扶養は保護に優先するが要件ではない。大阪市にも助言している。

(辰巳)この目安で何が起こるか。「ワープアの子どもにこんなものが届くなら、(親は)生保申請をやめる」。水際作戦と同じ。こういう目安がひとり歩きしたら、必要な人に保護とはならないのでは? 

(田村)さまざまな事情を考慮して、慎重を期するようにと指導している。

(辰巳)やめさせるとは言わないんですね。扶養義務を求める文書。昨年の臨時国会で大問題に。どういうふうに「さまざまな事情を考慮」? どういう人に扶養照会をする? しない? 

(田村)扶養照会が自立の助長を妨げる場合にはしない。

(辰巳)概要では「20年音信不通など明らかに無理な場合はしない」とされていた。しかし最近あった事例。幼少時に妻子へのDVの末離婚された父親に対する扶養照会。大阪市。35年音信不通。孫にあたる大学生にまで。

(田村)個別の事例まで把握していない。もしそういうことがあるのなら、適切に助言していくことになる。扶養は保護に優先するが要件ではない。扶養義務者でも扶養しないなら保護申請者は生活できない。その場合は保護をする。

(辰巳)そうではない事例が全国で発生している。扶養義務、海外では極めて限定的。高額所得者=高額納税者。それ以上の扶養は要求しない。日本の扶養義務は異常。やめるべきではないか。

(安倍)生活保護、困窮者の自立支援。支え手、納税者がいる。国民の理解大事。国民の常識、家族の支えあい大事。難しいならば国が支援する制度。実際には音信不通であったり、きょうだい、おじおい、付き合いがないこともある。そういうところはしっかりと、要援護者等でも確認すると説明。法の精神にのっとり、適切に運用すること大事。

(辰巳)答えになってない。支えあい、出来る人は既にやってる。日本の捕捉率の低さは異常。15%くらい。ヨーロッパでは80%に達するところも。憲法25条の精神、魂を運用に入れるべし 。
 
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「おしゃべりなコンピュータ
 音声合成技術の現在と未来」
(共著 2015.4 丸善出版)


「いちばんやさしいアルゴリズムの本」
 (執筆協力・永島孝 2013.9 技術評論社)


「生活保護リアル」
(2013.7 日本評論社)

「生活保護リアル(Kindle版)」
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(中嶋震氏との共著 2013.3 丸善ライブラリー)


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(共著 2009.10 技術評論社)

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