2017年04月10日

2016年ダバオでのプロジェクト

・プロジェクト:Creating Ritual on the War Time Memories 
「儀礼を創作するー戦争の記憶を基に」
(2016/11−12月・ダバオ(フィリピン)

 フィリピン南部ダバオ市のアートグループUnifiedfieldによる、アーティス
ト・イン・レジデンス・プログラムのレジデンス・アーティストとして、同
プロジェクトを行いました。

 ダバオ市は、戦前の日本人移民によるマニラ麻栽培事業により発展した所
として知られており、その最盛期には2万人近くの日本人が住んでいたと言
われています。戦前は日本人と現地のフィリピン人は概ねよい関係を築いて
いましたが、戦争により双方に多大な犠牲者を生むこととなりました。戦後
は日本人が日本に送還されたため、そのような大規模な日本人コミュニティ
ーはなくなりましたが、現在でも多くの日系フィリピン人が暮らしています。

 このプロジェクトでは、日本とゆかりの深いダバオで、現地の若い世代と
共に、戦争の時代の記憶について考えながらそれを反映させた音楽を作って
上演する事を目指しました。

 現地では、ダバオ市内でも特に日本人の集住地としてリトルトーキョーと
呼ばれていたミンタル地区を拠点に、まず現地の戦争体験者(ゲリラとして
参戦した方やその家族、日系フィリピン人、日本人と交流のあった方等)や
研究者に話を聞きました。また、現地の日本人墓地や慰霊碑などの関係史跡
や、資料のある施設への訪問も行いました。

 その上で、ご協力を頂いたフィリピン日系人会インターナショナルスクー
ルの8年生(日本での中学2年生)のグループとワークショップを行い、上
記の調査の結果を話し、参加してくれた生徒達の持つ戦争のイメージを聞き、
一緒に音楽を作りました。
 完成した作品は同校の校内で上演し、その後アテネオ大学ダバオ校にてプ
ロジェクト全体に関しての報告会を行いました。

 プロジェクトの詳細は、写真と共にUnifiedfieldのホームページ
て紹介されています。(英語)

 今後も、日比間の戦争の記憶に関する音楽プロジェクトを継続していくつ
もりですので、新たなプロジェクトが始まる際には、このブログでお知らせ
いたします。
  
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2016年の活動

2016年の活動(おもなもの)を、ここで簡単にご紹介いたします。

プロジェクト:Creating Ritual on the War Time Memories 
「儀礼を創作するー戦争の記憶を基に」
(2016/11−12月・ダバオ(フィリピン)

 フィリピン南部ダバオ市のアートグループUnifiedfieldによる
 アーティスト・イン・レジデンス・プログラムのレジデンス・アーティストとして行う。
 (詳細は、次回記事で紹介)
 


その他:
・竹楽器演奏指導(2016/1−2月・京都)
 京都在住フィリピンコミュニティのメンバーに、フィリピンの竹楽器
 (ルソン島北部カリンガ、ミンダナオ島マギンダナオの人々の音楽)
 の演奏を指導。2月にチャリティイベントで共に演奏。

・論文発表
「Acceptance of the tongatong in Japanese Music Education」
(2016/7月・シリマン大学 ドゥマゲッティ(フィリピン)/
 10th International Conference on Philippine Studies
 
 今後も色々と活動を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。
  
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2015年の活動ーその2

2015年の活動(おもなもの)を、ここで簡単にご紹介いたします。

作品演奏
・トイピアノの為の「Toy Melody」再演 
 (2015/1月・京都 /西村彰洋・孫工恵嗣 オルタナティヴリサイタル)

・サウンド・インスタレーション
Sound Narrative: an imaginary soundscape of Manila 
 (2015/2月・マニラ /Listening terminal: Bakawan Art Project)

・テナーサックスの為の「黒い慟哭」
 (2015/2月・大阪/現代の音楽展2015 - III
 平田英治サクソフォンリサイタル〜Focus on Saxophone!)

・ピアノの為の「ジャスミンの花の為に」
 (2015/4月・ヒューストン(アメリカ) /
  Doctoral Solo Recital of Christopher McKiggan:
 Resonance of Hope)



その他
・ 竹楽器製作ワークショップ(2015/7月・堺市(大阪) / アートワールド堺)
・竹楽器製作ワークショップ(2015/10月・大阪市(大阪) /あかマルシェ)
・ 論文発表(2015/11月・マニラケソン首都圏ケソン市(フィリピン) /
 The 33rd Asian Composers’ League Conference and Festival)

 今後もいろいろと活動を予定しております。
  
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2015年10月16日

ご来場有難うございました(竹楽器ワークショップ)

 前回お知らせしておりました、竹楽器制作&演奏ワークショップ(10月4日:大阪中之島公園芝生園地)に、ご来場頂き、ワークショップに参加して頂いた皆様、15時よりのステージ演奏に参加して下さった皆様、ブースをのぞいて声をかけて下さった皆様、有難うございました。

 皆様からいろいろなお話をお伺いする事も出来ましたし、ステージで演奏することで、フィリピンの竹楽器の合奏のイメージがあまりない方にも、合奏するとどんな感じになるのか、ご理解いただけたと思います。

 今後もこうした制作&演奏ワークショップをいろいろな機会に続けていく予定ですので、またよろしくお願いいたします。

 また今後、今回作ったフィリピンの竹楽器などを中心としたアンサンブルを結成して、演奏活動を行っていきたいと思っております。
 ご興味おありの方は、コメントを頂ければ幸いです。
  
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2015年09月22日

竹楽器製作&演奏ワークショップ

sakai sample-tm

 7月に参加したアートワールド堺に続き、10月に
大阪中之島公園で行われるアートイベント、あかマルシェ
(10月3日、4日)
にも、竹楽器製作&演奏ワークショップ
で参加することになりました。

 詳細は以下の通りです。ご興味のある方は、内容をよくご確認の上、ぜひ事前に参
加お申し込みください。よろしくお願いいたします。


開催日:10月4日 
ブース番号:T-27,28
内容:
 フィリピンのルソン島北部の山岳地帯(コルディレラ地方)に伝わる竹製打楽器2種
(写真参照)プラスαを作成し、伝統的な方法と自由な方法で、参加者全員で合奏を
試みる。

開催時間:10:30-11:30, 12:30-13:30, 14:00-15:00, 15:30-16:30 の6回。
     (1回につき定員6名) 

14:00-15:00のみ、ワークショップ終了後にその会の参加者全員で、ステージ
にて演奏を披露していただきます。ステージでの演奏を希望される方はこの回
にお申し込みください。ただし、ステージ進行の都合により、多少演奏時間が
遅れる可能性もあります。
 ほかの回に参加される方で、14:45頃―15:00に、ブースにお越しいただけ
る方は、ご希望されれば、ステージ演奏に参加できる可能性がございますので、
申し込みの際にご希望をお伝えください。

ワークショップ参加費:1,000 円 (1名)

申し込み方法:
 下記アドレスに、下記の事項を書いたメールをお送りください。メールで申込受付後、
確認のメールをお送りいたします。なるべく早急にお返事いたしますが、遅くなる場合
もございます。申込送信後3日間返事がない場合は、念のため再度メールをいただけ
ましたら幸いです。

受付メールアドレス:tmotohide(あっと)hotmail.com
上記の(あっと)の部分を、@に変えて送信してください。)
(7月27日以降受付)

参加者名(小学生の場合は、付添の保護者の方のお名前も)、参加希望時間、その
他の希望(ステージ演奏参加等)

注意事項:
・各種工具を使いますので、小学生(高学年)以上を推奨年齢としております。小学生
のお子様が参加される場合は、保護者の方もご一緒にご参加ください。
(その場合は、小学生と保護者おふたりで、参加者1名の扱いになります。)
・こちらでも用意いたしますが、もし可能でしたら、けがをしないための軍手と、製作
した楽器を持ち帰るための袋をご持参いただけると助かります。
・当日も、開催時間の間に、それ以降の回の参加受付をいたしますが、なるべく事前の
申し込みをお願いいたします。
・参加費は、当日直接お支払いください。
・今後、竹楽器などの簡易な楽器、音具、声などを使った演奏グループの結成も考え
ておりますので、ご興味のある方はその旨、お申し込みの際にお伝えください。
  
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2015年の活動


 少しの間ブログが休止状態になっていましたので、その間の2015年度の活動(おもなもの)を、ここで簡単にご紹介いたします。

作品演奏
• トイピアノの為の「Toy Melody」再演 (2015/1月・京都 /西村彰洋・孫工恵嗣 オルタナティヴリサイタル)

• サウンド・インスタレーション Sound Narrative: an imaginary soundscape of Manila (2015/2月・マニラ
   /Listening terminal: Bakawan Art Project)

• テナーサックスの為の「黒い慟哭」
   (2015/2月・大阪/現代の音楽展2015 - III 平田英治サクソフォンリサイタル〜Focus on Saxophone!)

• ピアノの為の「ジャスミンの花の為に」(2015/4月・ヒューストン(アメリカ) / Doctoral Solo Recital of    
   Christopher McKiggan: Resonance of Hope)



その他
• 竹楽器製作ワークショップ(2015/7月・堺市(大阪) / アートワールド堺

 今後もいろいろと活動を予定しております。またこのブログ等でお知らせしますので、お近くの方はお運びいただけましたら幸いです。
  
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2014年10月23日

コンサートのご案内:現音・秋の音楽展2014

 来る10月29日(水)に、東京オペラシティ―・リサイタルホールでの公演で、
私の新作:尺八独奏の為の「乱菅垣」(みだれすががき)、が初演されることに
なりましたので、お知らせをさせて頂きます。

現音・秋の音楽展2014アンデパン展第一夜
10月29日(水) 18時開場、18時半開演
開場:東京オペラシティ―・リサイタルホール (京王新線初台駅直結)

 もしお時間とご興味が御座いましたら、ご来場いただけましたら幸いです。
チケットは、4千円となっておりますが、私までご連絡頂けましたら、
3千5百円でご用意できます。
 ご来場いただけるようでしたら、チケットを手配させて頂きますので、田口
までご連絡頂けますよう、よろしくお願いいたします。


  私の新作、尺八独奏の為の「乱菅垣」(みだれすががき)は、尺八の古典
本曲に残る菅垣系統の曲をアイデアの土台にし、古典的なパターン(手)を
多用した曲となっています。
 古典的なパターンや旋法・構造等を、古典にない組み合わせや読み替えを
用いて、新しい形にしていくことを意図しています。



 コンサートでは、世代の異なる9人の作曲家による9曲の作品(うち8曲が
初演)で、ソロからデュオ、トリオ、西洋楽器から邦楽器まで、様々な編成が
楽しめる構成になっております。
 
 皆様のご来場をお待ちしております。  
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2014年02月24日

イベントのご案内 APIフェローセミナー  フィリピン台風被災地と支援活動の現状・課題〜フィリピン台風被災地支援のために〜

APIフェローセミナー

フィリピン台風被災地と支援活動の現状・課題
〜フィリピン台風被災地支援のために〜

2014年3月2日(日)
15時〜17時20分

京都大学東南アジア研究センター中会議室
京都市左京区吉田下阿達町 46

14:40-15:00   受付

15:00-15:05   開会によせて:企画者 田口雅英(APIフェロー 2002-2003)

15:05-15:30   フィリピン台風被災地からの報告:
         a.「前へ進んで:台風ハイヤンよりの教訓―大学そして個人のケース」
          ロザリー・B・アルカラ・ホール
         (フィリピン大学ヴィサヤ校:フィリピンAPIフェロー 2004-2005)
         (発表15分:質疑10分)


15:30-16:25   被災地支援活動の事例報告:フィリピン・日本・アメリカ
        (各発表10分、e終了後に質疑15分)
        b. 「パラワン島コロンの先住民タグバヌア族コミュニティの支援活動につい
て」 米野みちよ(フィリピン大学ディリマン校) 

        c. 「顔の見えるささやかな支援ーFriends of BATISの取り組み」
          園崎寿子(英語・タガログ語通訳、神戸女学院大学英文学科非常勤講師) 
          (報告者者出席不可の為、企画者田口が報告原稿を代読)

        d. 「京都の学生による、災害復興への試み」
         マーク・クリスチャン・マニオ(Kyoto Association of Pinoy Scholars)

        e. アメリカでの台風ハイヤンへの支援活動
         クリストファー・マグノ(ガンノン大学講師、セブ島出身)
         フィリップ・パーネル(インディアナ大学教授) 
      

16:25-17:10 多様な支援の在り方と支援の課題(各発表10分、h終了後に質疑15分)
       f.「研究者としての被災地支援」
         渡邉暁子(文教大学) 

        g.「自然災害にアートを通して関わること
          ーフィリピンの美術家・アルマ・キントの活動事例からー」
         中西美穂(アートマネージャー、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程)
  
        h.「どこに募金すればいいのか:支援団体の選定と評価の方法」
 木場紗綾(神戸大学国際協力研究科研究員:在タイ日本国大使館:
              APIフェロー 2009-2010)


17:10-17:15  寄付受付

17:15-17:20  寄付贈呈・閉会


*会場準備の為、なるべく前日までに企画者田口雅英まで、メールで参加のお申し込みをお願いいたします。メールアドレスは、下記の通り
tmotohide(at)hotmail.com (at)は@マークに直してご送信下さい。

*会場へのアクセスは、以下のURLをご参照ください。
http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/access/

* aとe以外の発表は日本語で行う予定です。aとeに関しては、ご希望の方には日本語訳を致します。ご希望の場合は、申し込みの際または当日の受付でその旨お伝えください。

*当日は日曜の為、受付時間中は係の者が東南アジアセンター入り口のドアの所におりますのでお入り頂けますが、それ以降は入口が閉まっております。遅刻される場合は、申し込みの際に到着予定時間をお伝え頂くか、当日下記の番号までお電話下さい。当日会場入り口がわからない場合も、お電話頂けましたらご説明いたします。
田口雅英 (090-6203-7909)

*当日、フィリピン大学ヴィサヤ校が行っている被災地支援活動への募金を集めます。同校の支援活動に関しては、当日ロザリー・B・アルカラ・ホールさんよりご報告が御座います。同校の支援活動にご賛同いただけるようでしたら、ぜひご寄付をお願いいたします。
 集まったお金は、ロザリー・B・アルカラ・ホールさんより、フィリピン大学ヴィサヤ校の被災地支援活動に寄付されます。
 ご寄付頂いた方には、後日メール等で、ロザリー・B・アルカラ・ホールさんよりのレポート(フィリピン大学ヴィサヤ校の被災地支援活動について)と、企画者田口よりの寄付金額に関する報告をお送りいたします。


*友人知人の方にも、お知らせ・お誘いあわせの上、ご参加ください。

  
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2013年11月09日

コンサートのお知らせ


 ここ何年か、ブログが休眠状態になっていましたが、そろそろ再起動しようかと思っています。
 
 今回は、私の新作が初演されるコンサートのお知らせです。

 11月11日の夜18時よりの「現音アンデパンダン展第二夜」(東京オペラシティー・リサイタルホール(東京・初台))で、新作(三味線弾き歌いの為の「女宮木」)を初演いたします。
 上田秋成の雨月物語に収められております「浅茅が宿」より歌詞をとっております。

 もしお時間とご興味がございましたら、ぜひお運びいただけましたら幸いです。

 コンサートの詳細は、下記サイトをご覧ください。(公演は、第一夜もございます。第二夜に関しては、下記サイトの後半部分をご覧ください。)

http://www.jscm.net/?p=2062
 チケットご入用の際は、下記アドレスまでご連絡ください。(11月10日24時まで) よろしくお願いいたします。

tmotohide(アット)hotmail.com

(アット)は、@に変更して下さい。
  
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2010年10月08日

東京での演奏会(10月9日・武蔵野市立吉祥寺美術館音楽室)

 明日武蔵野市立吉祥寺美術館音楽室での演奏会で、私の作品
が演奏される事になりました。私の曲は、トイピアノの為の短
い小品です。
 コンサートの詳細は下記の通りです。

ジョン・ケージの音を通してみる1960年代の前衛芸術
10月9日(土)14:00〜15:30
会場:武蔵野市立吉祥寺美術館音楽室
演奏:須藤英子(pf、toy-pf)、松平敬(vo)
曲目:
サティ:ジムノペディ、
ケージ:トイピアノのための組曲、7つの俳諧、
    ウォーター・ミュージック、
   「増幅されたトイピアノのための音楽」&
   「ソングブックスより」(同時演奏)、
一柳慧:ピアノメディア、田口雅英:Toy Melody、
森田泰之進:「粒/流」、秋元美由紀:透明標本、
山根明季子:水玉コレクションNo.7

(すでに申し込みが定員に達したようで、今からの申し込みは
できないようです。)
  
Posted by miyabi_tm at 08:05Comments(0)TrackBack(0)作品演奏予定