雅ん館

過ぎたるは及ばざるが如し、なんて言ってると、何も出来なくなっちゃうよ

多分200は余っている

今月はまだ、コーヒー豆を買っていない。
 先月に買ったのは三種類200gずつ。一日二杯淹れれば、ちょうどひと月でなくなる計算だ。実際のところ、二杯飲んだだけで足りる筈もなくて、面倒じゃない時は二回でも三回でも淹れてしまう。
 なのに豆は使い切っていない。簡単な事だ。淹れていない日があるのである。理由は主に三つある。

 豆を選んで、ミルで挽いて、その間に沸いたお湯をポットに移して少し冷まして、余ったお湯でサーバとカップを温めて。何であれ、趣味に使う時間は常に美しいものだ。そして常に作業に必要とされない。こうして淹れたコーヒーでレポートが早くなった試しなど一度もない。
 要するに、作業をしたくないのである。どうしても淹れたくなる時なんて、作業量で潰れそうな時か余程の余裕が有る時だ。今はぬるま湯。これが一つ目。

 二つ目は、部屋が汚い。さて淹れるかと重たい腰を上げた時に、定位置にジーパンとシャツが散乱している。まずこれらを洗濯機にぶちこんで、そのついでに他の洗濯物も入れて、さっさと洗ってしまって、そうしたらうるさいなあ、とか考えてるうちに憂鬱になる。億劫か。

 それにしても、今更カフェイン無しに作業もバイトもできない。フリスクは持続しないのが欠点である。
 ならば、買ってしまおう。そう、うちで淹れても一杯当たり50円はするのである。淹れるまでの時間を考えたら、旨さを考慮しなければ買った方が安い。それに、美味しいコーヒーは美しい雰囲気から。雨で飲む休憩時間とか、遅刻確定の講義室前の缶コーヒーなんてのも乙なものだ。
 淹れてはいないが、飲んではいる。これが理由の三つ目である。

 こうして、冷凍庫の中で豆が湿気っていく。
 要らぬ言いわけをここでする。言いわけなんてそんなもの。

続くのは雨上がり

 雨の日は歩きたい。自転車は時間の節約の為だから、時間がある日は歩いて移動したいと思っている。雨天は絶好の口実にして好日。

 駅を見ればたくさんの傘クラゲが花を開いているところであり、手にはドラムより細かくリズムのいい振動が伝わる。
 ポルノはノイズと言ったけど、掛かっているのはフィルタ。普段より少し暗いのも色を失わせるのに一役買っているのだろう。遠いほど白い。

 折角の雨なのだから、歩きたい。歩くとものが見えるから。非日常なら、きっと発見も多いはず。
 雨天は好日。いい天気。

まず前提として

 風邪を引いた。

 理由は明確で且つ自業自得である。カラオケで喉を傷めてしまい、禄に干さない布団で寝てしまったからだろう。
 果たして、ホルモンが悪かったか、ポルノがいけなかったのか、ボカロ曲のせいにするか、はたまた久しぶりにちゃんと歌ったブルーハーツが原因なのか、それは決して定かではない。全部合わせたから悪かったのだという説は尤もらしいので却下する。

 重要なのは、私が風邪を引いたと云う事である。
 バカは風邪を引かないと巷では言うが、それはきっと間違いで、バカでも風邪は引くのである。ただし引いた事には気が付かない、何故って、バカだから。ちょっと体がだるいかな、などと思っても自分が風邪を引いたと云う発想は出てこない。
 これには確信がある。何故って、私がそのバカだから。

 思い返せば、確かに調子がおかしい時はあった。しかしそれは全て眠気と云う言葉に変換されたのであろう。少なくとも今冬まで風邪を引いた覚えはない。ただし今冬に三回は引いている筈だ。
 最初は十二月だった気がする。何だか体が異常に熱くなって、最早眠気とは言い難い程に意識が朦朧としていた。熱を測ると八度近くあったので已む無く風邪だと断定したのだ。それは一晩寝たら治った。
 二度目も似たようなものである。三度目が今回。

 重要なのは私が、自分が風邪だと自覚したその事実である。バカは風邪に気付かない筈なのに。
 詰まりこれで分かった事がある。
 何と云う事だ、私はバカではなかった、なんて思う筈もなく、私の説は覆された。バカは風邪を引く、そして、気付くこともある。故事成語にも誤りはあるんだなあ。

プロフィール

miyabinka

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