miyabitti2002

“Major Style - Indie Spirit”ヤマモブログextra.ver.

プロレス・格闘技、そして人間が好き。業界を縦横無尽に駆けるヤマモがお贈りする、OPENだけどSECRET、そしてVERY SMARTな日々。

2017年08月

29 8月

昨日は吉田豪さんと志生野温夫さんのトークイベントに行って来ました。

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昨日は友人の山田さんと、渋谷で行われた吉田豪さんと志生野温夫さんのトークイベントに行って来ました。

会場は売れっ子インタビュアーの吉田さんの人気と、志生野さんの貴重な秘話を聴きたいと集まったお客様で満員。

志生野さんのお話は、勿論どれもが興味深いものばかりでしたが、その貴重なエピソードを巧みに引き出す吉田さんの力量は流石。

出過ぎず、引き過ぎず 更に場の空気の読み方が絶妙。感服致しました。

吉田さんとは紙のプロレス時代からの旧知の仲なので、イベント開始前に楽屋にご挨拶に行きましたが
失敗したのは、その挨拶に行ったせいで
イベントで対抗戦時代の話になった時に 志生野さんが「客席にヤマモが来てる」
吉田さんが「じゃ、話を聞きましょう」という展開になってしまい
結局、ステージに引っ張り出される事になって終盤は三人でのトークショーになってしまいました

久しぶりだったので恥ずかしかったです。
28 8月

山本小鉄先生

196661_351238884952742_941125100_n今から30年前の夏 山本小鉄先生との出会いが僕の人生を変えました

僕をプロレス業界に導いてくれたのみならず


妻との結婚に際しては、ミツ子婦人と共に仲人も勤めていただいた、かけがえのない正に大恩人です。

今も変わらず、小鉄先生の教えを胸に、日々を送っています。

先生、これからも宜しくお願い致します!!
27 8月

最近のプロレス

自分が最近のプロレスを観ていて不満なのは、展開にどれもオチというか、必ず何らかの帰結点があって

尚且つそれらが、かなり分かりやすくて、誰が観ても良いように配慮されている事です。

自分にとってプロレスは、観ているほうに合わせているようで実はそうではなくて
大事な場面でかなりサディスティックにファンを突き放す事がある分野。


「え?何なんだよこれ?」と途方にくれる。

しかし 人間、途方にくれる瞬間というのは、ありそうでなかなか無いので

それが逆に新鮮で、大会を観終わった後に
今日のアレは一体何だったんだ
と謎解きがしたくてファン同士語り合う。


で、結局物語の着地点は見えない

いつの間にか終わっていたりする。


それが物語であったのかさえもわからない。


しかし、かと思うと絵に描いた様な起承転結や勧善懲悪があったりする。


どっちなんだよ。


そういうのが好きです。


ただ、昔にも分かりやす過ぎるプロレスは存在したので
これは時代のギャップに悩むオールドファンの愚痴ではありません。

今の大半のプロレスがそうだから、自分は不満だという事です。

でもでも

これはプロレスを提供する側に言わせれば「そんな事言ったって、あなた」と嫌がられる、かなり捻くれた意見と捉えられる事は確実で

もし、自分が今 団体経営をしていたら、こんな事を言うファンは、かなりウザい筈です。


でもでも

やっぱりそう思うと言う事は
おそらく、分かりやすいプロレスに自分が多少飽きて来たのだと思います。

19 8月

ハチミツ二郎さんが大仁田さんと電流爆破を行うというのは、ある種の禁忌に触れるに等しいと思うので自分はビックリしました。

二郎さんは、メキシコでプロレスラーのライセンスを取るなど、好奇心豊かな人であると思いますし
大仁田さんのこれまでのフットワークを考えると 自分は今回のようなケースが起きる事も考えられたとは思います。
それで、プロレスに限らず、どのジャンルでも
未経験者が 実際に自身がそれをやったり、入門してジャンルへのリスペクトを示す場合と

敢えて、その領域には直接触れない事で敬意を表す場合があると思います。

それを考えると
週プロの連載コラムからも窺いしれるように プロレスに対してかなり硬派な考え方の二郎さんが

芸人として地位を築いた今、いきなり電流爆破を行うというのは、ある種の禁忌に等しい領域だと思うので自分はビックリしました。

ただ、これは二郎さんご本人が一番よくわかっていらっしゃると思いますが

これをやるという事は電流爆破を大仁田さんとやるという事象それ以上に
二郎さんが、これを通過する事によって今後
プロレスを公の場は勿論、プライベートで友人や関係者達にどう語っていくのか
単に芸人がプロレスをやりましたでは無い
これまでと違う何かと言うか
ある種の別の責任の様な、かなり重く背負う物が出来て来ると自分は思います。

■日刊スポーツ8/18(金) 19:37配信■      
10月31日の試合を最後に7回目の引退を予定しているプロレスラー大仁田厚(59)が18日、都内で、お笑いコンビ、東京ダイナマイトのハチミツ二郎(42)と、10月7日のプロレスリングAチームの神奈川・鶴見青果市場大会で「ノーロープ有刺鉄線電流爆破&有刺鉄線電流爆破バットデスマッチ」で戦うと発表した。
2年前から大仁田に対戦要求をし続けてきたハチミツは「20年前にテレビの企画で、大仁田さんの所にターザン山本週刊プロレス元編集長のウンコ付きパンツを持って行くのがあった。自分はついて行っただけなんだけど、大仁田さんが『責任者は誰だ』って激怒して、思わず『俺です』って名乗り出たら、殴る蹴るでボコボコにされた。大仁田厚を一発ぶん殴りたい。邪道なら、この毒を飲んでくれ」。

 大仁田は「OKとは言ってない。今日は、お断りしようかと思ってきた。あれこれ言われているが、俺は死にかけたこともある。大体、ハチミツという名前が甘い! 名前変えろよ、唐辛子二郎だ」と拒否した。

 それでも、長州小力、アントニオ小猪木らとともに、芸人らのプロレス団体、西口プロレスで戦ってきたハチミツは「20年前にターザンのウンコ付きのパンツを被らされて『七福神に似てる』って言われた恨みをはらしたい。私の覚悟を受け止めてください」と懇願。大仁田は「西口プロレスで基本的なことはやってるだろうけど、爆発で俺は20日間危篤状態になったこともある。プロレスが好きなのは分かるけど、危険だ」と、なおも拒否の姿勢。

ここでハチミツが「1つだけ訂正させてください。西口プロレスでは、基本的なことはやっていません。ただ、私の覚悟だけは本当」と、真面目なのか不真面目なのか分からないことを口走った。大仁田は、スタッフに紙とペンを用意させ、ハチミツに誓約書を要求。ハチミツが「負傷、及び生死にかかわらず自己責任」としたため、母印を押したことで、試合が決定した。

 ハチミツは「3年前にバイクで事故ってからはプロレスの試合はしていない。でも、大仁田が10月で引退するから、今やらないと間に合わないと思った。20年の恨みがあるので、大仁田をぶん投げて、オカヤマン・ラリアットをぶち込みたい。その後は爆死してもいい」。その後の写真撮影で大仁田にビンタを食らわされると、すかさず張り返す気の強さを見せた。

 憤然とした大仁田が退場した後、ハチミツはさらに大仁田を糾弾。「俺のことを『プロレスをなめてる』みたいに言うけど、大仁田は07年にM-1に出たことがある。(プロレスラー)二瓶組長たちと組んで、ドンずべりをしたらしい。あの人こそ、漫才をなめている。その意味でも、もう一発、殴らなきゃ」とほえた。さらに「近頃の芸人は体を張らなくなった。この戦いは『21世紀のお笑いウルトラクイズ』なんだ」と、ダチョウ倶楽部、出川哲朗が体を張りまくったリアクション芸で笑いを取った、日本テレビの伝説的バラエティーを挙げた。さらに「芸人はむちゃと思ってもやらなきゃいけない。マネジャーには止められたけど、自分はCMもないし、好感度も高くないから」と二股不倫疑惑の雨上がり決死隊の宮迫博之を例に挙げてほえた。

そして、電流爆破対策を聞かれると、真剣な表情で「電池をなめたり、ぬれた手でコンセントを触ったりしたい」と真面目な表情で答えて、取材陣の笑いを誘った。



16 8月

プラム麻里子の事故の後も残念ながらリングで起きうる重大事故に関する決定的な対応策は出来上がっていません。

プラム麻里子の事故の後も残念ながらリングで起きうる重大事故に関する決定的な対応策は出来上がっていません。

しかしこれはプロレスという分野の特性上仕方の無い事だと自分は思いますし 業界がそれに対して手抜きをしているとはけして思いません。

最も大事だと思うのはプロレスで人が死んでしまったという現実を完全に受け止めて肝に銘ずる事で

「天国の麻里ちゃんが見てくれている」などというセンチメンタリズムを持ち込むべきではないと思います。


日常から危険防止の意識を持って、それを追悼興行のその日だけでなく一年365日、忘れずに反映する事こそが大事で
怪我を誘発するような不摂生や練習不足などは、プロレスラーとして天につばを吐く行為だと思います。


リングでの事故をゼロにする。
そして、それに向かって努力したその成果をプラムに報告する。それこそが追悼だと思います。


追悼とは、二度とあのような悲しい事故を起こしてはいけないという事を 選手・スタッフ、マスコミを含めた全員が改めて心に刻む作業であると自分は考えます。


AEDが“流行った”時だけ「AEDをみんなで学ぼう」と声高に叫ぶ。


集まる。記念写真。

追悼試合で故人のテーマ曲をかける。故人の技を使う。

集まる。記念写真。


はい、また来年。


それでは、いけないと思います。

プロレスであろうと何であろうと、怪我は怪我、死亡は死亡です。ひとりの人が死んだと言う事実を必要以上に美化してはいけません。


定例化すると公言された事故防止セミナーが、あれからもう何年も行われていない。
そのあたりの部分に関しては もっと、もっと みんなシビアに考えて欲しいと思います。


プロフィール

山本雅俊

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