2011_0622(001)
今日は晴れ
六本木「シャルトル−ズ」フレンチの美味しいお店です。
宮城野の古いお客さんのお店です。
唯一わがままの聞くお店です。
その帰るついでに偶然寄ってみた新国立美術館で印象派、ポスト印象派の
絵に感動してきました。
心を洗われる絵に会うことは、
めったにありません。
時代背景がよく解からないとき音声案内に助けられます。
アンジェラあきさんの案内にも感動します。
私は、年に一回熱海の「MOA]美術館へ行きます。
光琳の「白梅、紅梅」を見るためにです。
絵をみることによって自分の感性を呼び起こして
自分が
絵皿に盛る刺身でお客様をいかに感動の世界に引き込めるかを
考えます。
時間があったらもっともっと絵を見たいですね。
ひとつここで私にとって残念なことが
産経新聞のコラム「アートな匙加減」の絹谷幸二さんが硯蓋を閉じます。
アートを通して多くの人生を学びました。
最後のコラムです。
震災以後の多くの茶番劇を見せられてきた政府、東電らの
無計画、先送り、決断力の欠如、責任転嫁こんなときでも
いま、私達がすべきことは、つらい現実から目を背けることでもなく
ひとり賢人ぶって高みからせせら笑うことでもない。
次世代にこの災害を持ち越さないため、また、
次に来る災害の被害を少しでも減らすためにも
真剣に考え、悩み、怒りの声を上げることが大切なのだと思う。
悲劇に飽きたり、厭世的なきぶんに浸ってる場合では無い。
みんながそれぞれの持ち場で真摯にしごとをこなして行くしかない。
と結んでいます。