宮城妖怪事典(仮)

はじめまして。宮城妖怪事典(仮)の管理人でございます。

本ブログは宮城県に伝わる妖怪のうち、世間一般どころかインターネット検索でもヒットしないような超マイナーな妖怪たちを郷土資料などから発掘して紹介し、その普及を目指す、そんなブログです。


各妖怪の紹介ページは主に以下のような項目で構成しております。(まだしていないページもあります。)

・【名称】
その妖怪、怪異の固有名称。もしくは参考資料の文中にあるその妖怪を表す表現を名称として採用しています。また、そのいずれも参考資料に記載が無かったものに関しては、なるべく管理人のオリジナリティが反映されないような便宜上の名称を付けて、()付きで命名と記します。

・【出没地域】
その妖怪・怪異が出現したとされる地域です。

・【伝承地域】
その妖怪・怪異が登場する民話や伝承が伝わっていた地域です。採話地や話者の出身地などを参考にしています。

・【要約】
参考資料におけるその妖怪・怪異についての記述の要約です。文中の情報はなるべく省かないように心掛けました。

・【コメント】
気が向いたら書きます。特に読まなくても大丈夫です。

・【参考資料】

質問意見等がもしあれば是非コメントお願いします。出来る限りお返事させていただきます。

ブログ運営に関しては完全に素人です。どうか温かい目で見守ってください…


    宮城県の妖怪を出没地域(不明なものは伝承地域)ごとにまとめてみました。
【本吉郡】
「気仙沼市」
(本吉町)
「南三陸町」
(歌津町)  
(志津川町)
【登米郡】
「登米市」
ほし柿の霊
(石越町)
虎王仙 
(東和町)
(米山町)
(南方町)
【栗原郡】
「栗原市」 
(一迫町)
(栗駒町) 
【玉造郡】
「大崎市」
(岩出山町)
(鳴子町)
赤沼河童
【志田郡】 
「大崎市」 
(三本木町)
(古川市)
【加美郡】 
「加美町」
(宮崎町)
狢沢のぎんぎょ
「色麻町」
サガリ
【桃生郡】
「石巻市」
(河北町)
翼のある猫
(河南町)
大人魚
(桃生町)
十兵衛蘭土
「東松島市」
(矢本町)
黒羽織ムジナ/火の口山のお化け
【牡鹿郡】
「石巻市」
(金華山)
帝鮫
【遠田郡】
「大崎市」
(田尻町)
さっくべババ/津花谷地のお龍 
「涌谷町」
【黒川郡】
「大郷町」
手長の怪物/鰻主
「大和町」
(船形山)
「富谷市」
(富谷町)

ぼうふり田
【宮城郡】
「塩釜市」
こんにゃくべろ 
(寒風沢島)
(野々島)
(朴島)
「多賀城市」
「松島町」
「岩沼市」
異形の蟹
「仙台市」
(太白区)
御出山の大男/ホー鳥/片目の仙人様/竜駒
【柴田郡】 
「蔵王町」 
「柴田町」
【刈田郡】
「白石市」
カラスノオギュー /馬首牛身の魚獣/渕の主
【伊具郡】
「角田市」
天探女/糸取りグングン/ 明松太郎
「丸森町」
山神
【亘理郡】
「山元町」
【地域不明】

【名称】片目の仙人様

【出没地域】宮城県仙台市太白区茂庭太白山

【伝承地域】同地

【要約】

大男がいなくなった後の御出山には仙人が住むようになった。この仙人は山の麓で砂鉄を集めて蕨手刀や矢尻、鎗、斧、農機具などを作って暮らしていた。ある日、仙人が梨野から綱木山あたりを歩いている時に、一本のトゲだらけの木を避けきれずに右目を潰してしまった。怒った仙人はその木の若芽を手当たり次第村人に食べさせたり蕨手刀を振り回して木を切ったりしたが、木は次から次へと生えてくるのでやがてこの木は勝手に一人で生きる木として独活(うど)と呼ばれるようになった。仙人は麓一帯を、人に害を為す悪い木が生える場所として人々を近づけないようにしたので今でもこの地域では独活の若芽は食べないのだという。

【参考文献】

『宮城の昔話シリーズ 第三集 伊達な男自慢』

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