2007年09月03日

焼肉 彩苑

JR「西ノ宮」駅付近の住宅街に、ひっそりたたずむ焼き肉屋がある。

大通りから外れ、小さな小道にある「大き目の個人宅」のような、
目立たない焼き肉屋こそ「彩苑(さいえん)」である。


あまり一目につかない場所であるため、客が少ないと思っていたが、
金曜のディナータイムということもあるが、満員御礼であった。

予約をしていなかったが、偶然1席だけ空いていたため入店できた。
客層は、主にミドルな男性が多いようだ。


この店は1皿800円前後の「佐賀牛」を中心に扱っている。
若く見えるおかみさん(?)が肉にこだわりをもっているようで、
その日ごとにメニューに載っていないお勧めのお肉を紹介してくれる。

とても変わった部位もあり、普段食べないような味わいも楽しめるところがいい。


ただし、肉にこだわりがあるため、焼き方にもこだわりがあるようだ。

「特選」系の肉は、もちろん霜降りであり、焼き具合が味に響くという。
初めての場合は、まず焼き方のレクチャーが始まる。

そのレクチャーに沿って霜降りの肉を、塩焼きでいただく。

とろけるような柔らかさに、肉にうまみ。
塩加減が絶妙で素晴らしい味わいである。

カルビは特選でもないのに、非常に油がのっていて美味。
良い肉を使っているのか、
全体的に霜降り気味なのが特徴だ。
モノによっては「ちょっとしつこい」味に感じる人もいるかもしれないが、
まずは「うまい」と感じるレベルの肉といえる。


そのほかの部位に関しても、
目の前で焼いて切ってくれるものもあり、
ちょっとしたステーキハウスのような演出だ。

「刺身でも食べられる」という新鮮な特選ハラミが到着し、
適当に焼いていると見つかってしまい、
「塩コショウの面を先に焼かないといけない」と注意されてしまった。

しかし、よくある「ガンコオヤジ」の店と違い、
ただ怒るというよりは「肉にとてつもない愛をもっている」という印象であり、
悪い印象はしない。


なにより特筆すべき点は「ウーロン茶」が100円ということ。
他のお酒はほどよい価格だが、何故かウーロン茶は格安であった。

お酒を飲まない人にとっては、若干価格を抑えられるだろう。

ワインにもこだわりがあるようで、
ワインセラーもあるようだ。


ほどよい食事で、お一人約6000〜7000円程度であろうか。

しかし、広いテーブル、ほどよく小さい店内。
そして個人店のような雰囲気にも関らず真剣に働いている店員。

総合的にも非常に良い焼肉店といえるだろう。


頻繁に通うにはやや高価だが、
時折隠れ家でうまい肉に舌鼓を打つという贅沢には最高かもしれない。


■目の前で程よい焼き加減まで焼き、ハサミで切ってくれることも。味は言うまでもなくうまい。
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■生でも食べられるという特選ハラミ。間違いなくうまい。生で食べるより焼いた方がうまかった。
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■カルビは油がのっていて濃厚さが楽しめる。どの肉も良い肉であると感じられる味わい。
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■石焼ビビンバ。大きな器でじっくり味わえる。ご飯ものとして一品あると、価格も抑えられて満足できる。
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■地図
地図
(JR「西ノ宮」駅下車。改札を出て「右」へ。バスロータリーがある。そのまままっすぐ信号を渡り進む。さらに進むと川を渡り、信号がある。信号を渡り、右手にある二つ目の小道を曲がると、すぐ右側にお店がある。)

miyagurume at 17:39|Permalink焼肉