2017年06月26日

【実例】アメリカ機密情報のお値段は??? ロシア政治経済ジャーナルより転載 

【RPE】★【実例】アメリカ機密情報のお値段は???

RPE Journal==============================================



     ロシア政治経済ジャーナル No.1577


          2017/6/24

===========================================================

アメリカ機密情報のお値段は、〇〇〇万円だそうです。

===========================================================
★新規購読者の皆様へ!
はじめまして!RPE発行者北野です。RPEのモットーは、
1、わけのわからない世界情勢を世界一わかりやすく解説する。
2、でも、きれいごとは一切言わない。です。
世界の裏側で起こっていることを、あなただけにこっそりお教えします。
これは、国連・世銀・外務省・政治家・ファンド・社長さん軍団・大企業
幹部・起業家等々が内緒で読んでいる、秘伝のメルマガです。
友人知人には、このメルマガのこと絶対秘密にしておいてください。
3、RPEの広告は、北野が実際に購入した製品とは限りません。必ず
★HP を熟読され、★自己責任 で決定を下してください。
==========================================================

★【実例】アメリカ機密情報のお値段は???


全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


大統領就任前は、中国を「主敵」としていたトランプさん。

その後、北朝鮮問題などもあり、中国と和解しています。

トランプは、自他ともに認める親ロシア。

こちらは、「ロシア・ゲート」の圧力があり、本人の意志と関わら
ず、なかなか関係が改善していない。

現状は、「結局、AIIB事件前のオバマさんと変わらないよね〜」と
いう感じです。

しかし、米中関係が一見穏やかでも、水面下では活発な「工作」が
おこなわれています。

特に、「中国側の工作」は、1年365日、休むことがありません。

今回は、そんなお話。



▼中国に機密情報を売った、元国務省職員



時事=AFP6月23日に、興味深い記事が載っています。



<中国に防衛秘密を売った元国務省職員を逮捕・起訴、米国

時事=AFP 6/23(金) 12:22配信

【AFP=時事】米国務省外交保安局(Bureau of Diplomatic Se
curity)の元特別捜査官が22日、米国の防衛に関わる秘密情報
を中国に売り渡したとして逮捕・起訴された。>



米国務省外交保安局の元特別捜査官が、秘密情報を中国に売っ
て逮捕されたそうです。

これって、「悪を取り締まる側自身が、悪をしていた」という
ことですね。

もう少し詳しくみてみましょう。



<司法省の発表によると、米バージニア(Virginia)州リース
バーグ(Leesburg)のケビン・マロリー(Kevin Mallory)被告
(60)は今年3月から4月にかけて中国・上海(Shanghai)に旅
行した際、中国の情報機関員に機密文書を売り渡したとされる。>

(同上)



上海に旅行した際、「中国の情報機関に機密文書を売った」そ
うです。

それで、マロニーさんは、中国から金をもらった。

いくらだと思います?

答えを、紙に書いてから、読み進めてください。




<問題となっている文書の出所や内容は明らかにされていないが
「防衛情報」とされており、マロリー被告はこの対価として2万5
000ドル(約280万円)を受け取った。>(同上)



280万円・・・・・。

この数字を聞いて、皆さんはどう思われましたか?

私は、「安い!」と思いました。

理由は、後述します。



<マロリー被告は米陸軍を経て米外交官や訪米した外国要人の警護
、国務省職員のセキュリティー関連事件の捜査などを担当する国務
省外交保安局の特別捜査官になり、退官後はさまざまな政府機関か
ら仕事を請け負っていた。

 標準中国語を流ちょうに話せるマロリー被告は2012年まで、中国
、台湾、イラク、米首都ワシントン(Washington D.C.)で「極秘
情報」を閲覧できる立場にあった。

米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)は同被告が中央情報局
(CIA)に勤務していたと報じている。>



CIAに勤務していた!

CIAの「モグラ」ですね。



< 起訴状によると、マロリー被告は今年2月、ソーシャルメディ
アを通じて中国側の「リクルーター」と連絡を取り、翌月からの
上海への旅行と中国の情報機関員との面会を手配させたという。>

(同上)



「ソーシャルメディアを通じて連絡をとり・・・」


面白いです。

CIA勤務の方が、「ソーシャルメディアで連絡とっても安全」と
思ったのでしょうか?

私がソ連に行ったばかりのころ、

「電話で重要な話をしないほうがいい。聞かれているからね」

と警告されました。


今風にいえば、

「ソーシャルメディアで重要な話をしないほうがいい。読ま
れているからね」

ということでしょう。


さて、情報のお値段が280万円は「安い!」と書きました。

その理由は、こちらです。




<マロリー被告は外国政府への防衛情報引き渡しと連邦捜査局
(FBI)捜査官に対する虚偽の陳述の罪が問われており、有罪に
なれば終身刑を言い渡される可能性がある。>(同上)



「終身刑を言い渡される可能性がある」そうです。


マロリーさんは、「死ぬまで刑務所にいるリスク」をとって、

「280万円」で「国家機密」を売ってしまった。

皆さん、「280万円やるから、死ぬまで刑務所にいてくれ!」と
いわれたら、「おお!やります!」となりますか?


それにしても、中国の「諜報力」「工作力」は侮れません。

噂ですが、日本の政治家さんでも、取り込まれている人がかなり
いるそうです。

油断禁物ですね。

●PS

北野が「世界情勢分析する方法」を完全暴露しています。

これを読むと、あなた自身で、日本と世界の未来を予測でき
るようになります。

政治家、経営者、起業家、ビジネスマン必読。



【4刷決定!】

●日本人の知らない「クレムリン・メソッド」
〜 世界 を動かす11の原理 (集英社インターナショナル)

北野 幸伯

(詳細は→ http://tinyurl.com/hrq5f3x )


●面白かったら、拡散お願いいたします。>

miyakuma at 06:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)安全保障 | 危機管理

2017年06月22日

ロシア政治経済ジャーナル No.1576 韓国の悲劇〜米中の板挟みで苦悩する文政権 より転載

【RPE】★韓国の悲劇〜米中の板挟みで苦悩する文政権

RPE Journal==============================================



     ロシア政治経済ジャーナル No.1576


          2017/6/22

===========================================================

韓国の文新大統領、米中に挟まれて苦悩しています。


===========================================================
★新規購読者の皆様へ!
はじめまして!RPE発行者北野です。RPEのモットーは、
1、わけのわからない世界情勢を世界一わかりやすく解説する。
2、でも、きれいごとは一切言わない。です。
世界の裏側で起こっていることを、あなただけにこっそりお教えします。
これは、国連・世銀・外務省・政治家・ファンド・社長さん軍団・大企業
幹部・起業家等々が内緒で読んでいる、秘伝のメルマガです。
友人知人には、このメルマガのこと絶対秘密にしておいてください。
3、RPEの広告は、北野が実際に購入した製品とは限りません。必ず
★HP を熟読され、★自己責任 で決定を下してください。
==========================================================

★韓国の悲劇〜米中の板挟みで苦悩する文政権


全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


韓国の大統領になったばかりの文在寅(ムン・ジェイン)さん。

はやくも、アメリカと中国に挟まれ厳しい状況にあるようです。



▼韓国のこれまで



韓国といえば、もちろんアメリカの同盟国。

しかし08年、リーマン・ショックからアメリカ発「100年に1度
の大不況」がはじまると、米韓関係がおかしくなってきました。

韓国は、「アメリカは沈んだ」と認識。

「沈まなかった中国」に接近しはじめた。


当時の大統領は、李明博さんでした。

彼は2012年8月、竹島に上陸。

さらに、同月、「日王が韓国に来たければ謝罪せよ!」と天皇
陛下を侮辱した。

日本は、この発言を許しませんでした。

日韓関係は、最悪になってしまいます。


2013年、朴槿恵さんが大統領になります。

この方は、露骨に中国に接近しました。

「日本の悪口をいうことで」中国に擦り寄っていった。

朴槿恵さんの時代、欧米のあちこちで「慰安婦像建立プロジェクト」
が実行され、日本人を怒らせました。

しかし、2015年12月の慰安婦合意以降、朴さんは、日本、アメリカ
との関係を改善させ、

中国と距離をとるようになります。

理由は、「中国が北朝鮮から韓国を守る気がないことを理解したか
ら」だとか。

朴政権は、2016年7月、THAADを配備すると発表。

中国と韓国の関係は、最悪になってしまいます。

2017年3月、皆さんご存知のように、朴さんは弾劾され、失脚しま
した。

反日大統領の哀れな末路です。



▼中国、「THAADを見せろ!」要求



韓国、最大の悩みは、「アメリカと中国の板挟みになっていること」
でしょう。

中国は、「THAADを見せろ!」と文政権に要求しています。



<韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が外交に苦慮している。

米軍の最新鋭迎撃システム「THAAD」に強く反発する中国から、
施設の視察を要求されたのだ。

中国と話し合う姿勢を見せていた文氏だが、その思いが袖にされた
形だ。>

(夕刊フジ 6月19日)



なぜ、中国はTHAADを見たいのでしょうか?



<「中国側はTHAADレーダーが中国本土を探知可能かどうか
直接確認したがっている。

(中国が)韓国政府だけでなく、さまざまな外交・民間ルートを
通じ、同様の要求を行っていると聞いている」

韓国紙、朝鮮日報(日本語版)が14日、青瓦台(大統領府)関
係者の話として伝えた。>(同上)



<「中国側はTHAADレーダーが中国本土を探知可能かどうか
直接確認したがっている。>


そうなんです。

中国は、「THAADは、対北朝鮮だけではなく、対中国でもある」と
疑っている。

「違うのなら見せろ!」と。


韓国は、「嫌です!」とはっきりいえばよさそうなものですが。

なぜ拒否できないのでしょうか?



<青瓦台は対応に苦慮し、関係者は「中国の要求が無理な内容で
あることは事実だが、THAAD配備に対する中国側の反発が強
まる状況で要求を一蹴することも難しい状況だ」と話したという。

それはそうだろう。

昨年7月にTHAADの韓国配備が決まってから、中国は「禁韓
令」を連発し、中国のドラマや映画、バラエティー、広告などか
ら韓流スターが排除される動きが拡大した。

対象は化粧品や旅行にまでおよび、韓国で大騒ぎとなったからだ。>



そうなんです。

中国は、THAADが原因で、韓国に事実上の「経済制裁」を課してい
る。

日本全国、どこにいっても中国人観光客があふれている。

韓国も以前はそんな状況だった。

ところが、習近平の命令で、中国人が韓国に来なくなってしまった。

その他、あらゆる分野で事実上の制裁が課され、韓国経済は苦境に
立たされている。


「じゃあ、見せちゃえばいいじゃん」という人もいるかもしれませ
ん。

しかし・・・。



< 中国の反発を考えれば、要求を受け入れるのも一つの手だ。

だが、THAADは北朝鮮のミサイルから韓国を守る要であり、
同盟国である米国との関係を考えても、簡単に中国の要望をか
なえるわけにはいかない。>(同上)



そりゃあ、そうですね。

アメリカ最大の「仮想敵」中国に、軍事機密を見せることにな
るのですから。



< 現に、文政権がTHAADの本格稼働を遅らせる動きを見
せると、ドナルド・トランプ米大統領はホワイトハウスに「狂
犬」ジェームズ・マティス国防長官らを集め、協議を行った。

今月29日から予定されている米韓首脳会談でもTHAADは
重要議題の一つになるとみられ、文氏が対応を誤れば、韓国の
安全保障を担う米韓同盟に亀裂が走る恐れがある。>

(同上)



嗚呼、板挟み・・・。



▼韓国の悲劇は、なぜ終わらない



韓国の歴史は、「悲劇の歴史」です。

この国の不幸の原因は、「地理」「位置」によるもの。

なぜ?

韓国は、日本、中国、ロシアという三大国から狙われる位置にある。

日本は、韓国のために中国(清)、ロシアと戦いました。

そして、中国にもロシアにも勝利し、韓国を併合した。


しかし、日本は1945年に敗戦し、韓国は独立をはたします。

日本は、朝鮮半島から消えましたが、今度は、

アメリカと中ソ冷戦の「最前線」になってしまった。

アメリカは韓国を支援し、中国・ソ連は北朝鮮を支援する。

それで、1950年、朝鮮戦争が勃発しました。


1991年末、ソ連が崩壊し、以後ロシアは、朝鮮半島への関与を
減らしています。

しかし、韓国をめぐるアメリカと中国の争いはつづいている。


このように、大国に囲まれた韓国の悲劇は、とどまることをしり
ません。

似たような状況にあるのが、EUとロシアの間にあるウクライナで
すね。


海に守られた日本は、とてもラッキーです。

●PS

北野が「世界情勢分析する方法」を完全暴露しています。

これを読むと、あなた自身で、日本と世界の未来を予測でき
るようになります。

政治家、経営者、起業家、ビジネスマン必読。



【4刷決定!】

●日本人の知らない「クレムリン・メソッド」
〜 世界 を動かす11の原理 (集英社インターナショナル)

北野 幸伯

(詳細は→ http://tinyurl.com/hrq5f3x )


●面白かったら、拡散お願いいたします。>



miyakuma at 00:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)安全保障 | 外交

2017年05月26日

国際インテリジェンス機密ファイル より転載◆曽村保信『地政学入門』を読み解く

地政学の基本は、地形と物資輸送の速度がどこでどのように変化するかを
詳細に見るところから始まるように思う。

そこに政治的な観点が入ってくると国家の安全と繁栄をどのように守るか
という話になってくるのではないか。

危機(冬)の時代が近づいている今、改めてこの分野の学習は
多くの経済人、政治家にとって必須のものとなるだろう。



◆曽村保信『地政学入門』を読み解く


※要旨



・地政学といわれるものの内容はそう珍しいことばかりではない。
歴史、地理の現実を振り返ってみて、
それから情勢に対応するための何がしかのヒント見出そうとする天性をわれわれは備えている。


・そうした情況下で、ひとまず世界の現実を大きく整理しみる考え方のひとつが、すなわち地政学である。
微妙に千変万化する外交戦略を立てる上での、大前提の考察ともいうべきだ。


・地政学の勉強には、地形図と政治地図とを重ねあわせてよく見ることが大切。
まず、地球儀を片手にして、徹底的にそれに親しむこと。
世界のあらゆる地方の相対的な距離関係は、平面的な地図だけでは感覚的に絶対にわからない。


・昔、よく陸軍の指揮官は地図を見ながら作戦計画を練るが、
海軍の士官は地球儀を見ながら戦略を考えるといわれた。


・マッキンダーの「ハートランドの理論」はその字面から想像されるところと違って、実は海上貿易国家の発想から生まれたものだった。
マッキンダーはロンドンスクールで経済地理を講義していたことからも知られるように、
本来きわめて実用的な思想の持ち主だった。
したがって彼の地政学を一貫しているのは、
主として交通手段を意味するコミュニケーションの発達が、いかに歴史を変えてきたかという考察である。




・近代ドイツ帝国の初代宰相だったビスマルクの外交政策の骨子は下記のとおり。


一、まず三帝協約(ドイツ、オーストリア=ハンガリー、ロシア)によって、東欧陣営の結束をはかる。


一、三国同盟(ドイツ、オーストリア=ハンガリー、イタリア)によって中欧の勢力を固める。
これは神聖ローマ帝国の遺産の継承という意味も含まれていた。


一、バルカン問題の調整。
旧オスマントルコ帝国の領域内は、古くから民族間の移動が激しいところで、宗教の分布もまた非常に入り組んでいた。


一、アフリカ植民地問題の調停。
西欧の諸国とくに英国やフランスの新興ドイツ帝国に対する圧力を和らげるためには、これらの諸国の眼を海外における植民地活動に向ける必要があった。


以上のビスマルク外交のねらいを一言でいえば、
それは彼の出身であるプロイセンの掌握下に東欧をがっちりと固めると同時に、西欧の諸国を末永く分裂の状態においておくことだった。




・ナポレオン戦争の性格は、本来的に西欧と東欧のあいだの勢力争いであり、当時両者のあいだは、人口や資源の点ではそれほど甲乙がなかった。
ただ技術や組織力の点ではナポレオンの側が勝っていた。
しかし、その覇権の成立を妨げたのは、たったひとつの彼の意のままにならなかった国つまり英国のシーパワーだった。


・小村寿太郎は日露戦争が終わったとき、
「日本はこのままでは食えないから、多額の借金までして戦争をやったけれども、
もう食えるようになったのだから、2度と戦争をしてはならない」という名言を吐いた。


・第一次大戦が終わった後の日本は、商船隊も海軍も、質量ともに英米に次ぐ世界第3位のシーパワーとして世界に登場した。
しかし、これらの国とちがって、日本の場合はその能力をどう日常不断の対外政策に役立てるかという点についての民間の研究がまったくなかった。
いいかえれば、当時の一般国民には、日常生活に関係の乏しい世界の海についての関心が欠けていた。


・ハウスホーファーの地政学をきわめて熱心に研究したのは、
ほかならぬアメリカ合衆国の戦略家であり、国際政治学者だった。


・アメリカ地政学の功労者スパイクマンがいおうとした主旨を要約すると、次のようになる。

一、かつてマッキンダーは、将来ユーラシア大陸とアフリカとを同時に支配する能力を持った国が、
やがて全世界を制覇するだろうといった。
しかし、スパイクマンは、これを逆手にとって、西半球の防衛がどのみち不可能だとすれば、
むしろマッキンダーがいったところのユーラシア大陸周辺の「内周の半月弧」を形成する国々と共同して、
ハートランドの勢力の拡大を抑止するほかないだろうという判断に到達したわけである。
これは、言い方を変えれば、西半球から逆に東半球を包囲することになる。 


・1882年のアメリカの懸賞論文でデービット海軍少尉のエッセイが紹介された。
それはカルタゴやローマ、ベニス、オランダおよび英国などの先例を引用した上で、
歴史的なシーパワーの必要条件として次のような項目を列挙していた。
これはマハンの『海上権力史論』でも紹介されている。


1.長い海岸線と良い港湾。

2.地理的にめぐまれた位置。

3.商業保護と海運政策に関する国の立法的措置。

4.造船用資材の獲得の容易さ。

5.航海体験の豊かな人口が多いこと。

6.商船隊保護のための強力な海軍。

7.できるだけ多数の豊かな植民地。



※コメント
地政学をマスターするには歴史と地理の幅広い基礎知識が欠かせない。
それに付随する哲学、芸術、政治、経済の教養も必要だ。
これらをマスターしたものこそが国家の指導者層に入るべきである。


★曽村保信『地政学入門』
の詳細,amazon購入はこちら↓


http://amzn.to/2rOz4GL



miyakuma at 23:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)地政学 | 安全保障

2017年05月24日

ロシア政治経済ジャーナル★日本と中国、「適切な距離」の測り方より転載

毎回、毎回、北野さんの記事はためになります。
僕みたいな素人でも外交について分かった気にさせてくれます。

RPEは絶対にお勧めのメルマガです。

今回は、米中関係が良くなるにしたがって、日中関係も良くした方がいい
というお話です。非常にわかりやすいです。



【RPE】★日本と中国、「適切な距離」の測り方

RPE Journal==============================================



       ロシア政治経済ジャーナル No.1560


               2017/5/24

===========================================================

日中関係が多少よくなってきたようです。

日中関係は、どのくらいの距離がちょうどいいのでしょうか?


詳細は、【本文】で!↓

(●本文へ↓)
===========================================================
★新規購読者の皆様へ!
はじめまして!RPE発行者北野です。RPEのモットーは、
1、わけのわからない世界情勢を世界一わかりやすく解説する。
2、でも、きれいごとは一切言わない。です。
世界の裏側で起こっていることを、あなただけにこっそりお教えします。
これは、国連・世銀・外務省・政治家・ファンド・社長さん軍団・大企業
幹部・起業家等々が内緒で読んでいる、秘伝のメルマガです。
友人知人には、このメルマガのこと絶対秘密にしておいてください。
3、RPEの広告は、北野が実際に購入した製品とは限りません。必ず
★HP を熟読され、★自己責任 で決定を下してください。
==========================================================

★日本と中国、「適切な距離」の測り方


全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


2012年の「尖閣国有化」以降、最悪になっていた日中関係。

少しよくなってきたようです。

「親中派」の代表、二階さんは5月16日、習近平と会談しま
した。

結果は?



<二階幹事長、中国の習国家主席と会談 安倍首相親書、首脳
の相互訪問呼び掛け

産経新聞 5/16(火) 13:10配信

 【北京=石鍋圭】自民党の二階俊博幹事長は16日午前、北
京で習近平国家主席と会談した。

習氏は「両国が歩み寄って関係を正しい方向に発展させたい」
と述べ、日中関係の改善に意欲を示した。

二階氏は安倍晋三首相の親書を手渡した。首相は親書で「適切
な時期」に両国首脳の相互訪問を実現したいとの考えを伝えた。




習近平が、

「両国が歩み寄って関係を正しい方向に発展させたい」

といったそうです。


これを聞いて、読者の皆さんの多くは、「またウソいってる」
という反応かもしれません。

二階さんについては、「やめてくれ!」と思うかもしれません。


特にRPE読者の皆さんは、中国の「反日統一共同戦線戦略」
を暗記していることでしょう。

その骨子は、

1、中国、ロシア、韓国で、【反日統一共同戦線】をつくる。

2、中国、ロシア、韓国は、日本の領土要求を断念させる。

断念させる領土とは、北方4島、竹島、尖閣・【沖縄】であ
る。

(●中国によると、日本に【沖縄】の領有権はない!!!)

3、「反日統一共同戦線」には、【アメリカ】を引き入れな
ければならない。

(●絶対必読、完全証拠はこちら。↓
https://jp.sputniknews.com/japanese.ruvr.ru/2012_11_15/94728921/ )


これを知ったら、「習近平、またウソいってる」「二階さんやめ
て!」という反応になるのは、当然かもしれません。

しかし・・・・。



▼日中関係は、米中関係に比例していなければならない



トランプは、「反中大統領」として登場しました。

しかし、就任わずか4カ月で、ずいぶん懐柔されてしまったよう
です。

なぜ?

まず、中国が必死の「懐柔工作」を行っている。

(●「トランプ懐柔工作」の詳細を知りたい方は、こちら。

http://diamond.jp/articles/-/120416 )


そして、トランプは、「北朝鮮問題」で中国と協力せざる得ない。

北朝鮮を生かすも殺すも、中国次第なのですから。


この二つの理由で、トランプは、「私は習近平が大好きだ!」と
公言するまでになっています。


一言でいうと、「米中関係が好転している」。

こういう状況下で、日本が「強固な中国包囲網を築かなければな
らない!」と主張し、突っ走れば、孤立します。

アメリカは、「好きにやって!」と、梯子を外すかもしれない。


だから日本は、米中関係が悪いときは、日中関係もそれなりに悪
く、

米中関係が良くなってきたら、日中関係もそれなりに良くしてい
く必要があるのです。


現在、米中関係が良くなってきている。

だから、日中関係がそれに比例してよくなっていくのは、正しい
方向です。



▼大切なのは、「優先順位」



では、日中関係は、どのくらいよくなるべきなのでしょうか?

大切なのは、「優先順位」をはっきりと知っておくことです。

なんの優先順位???

つまり、日米、日中関係の重要度は常に、


日米関係 >>> 日中関係


である。

つまり日本にとっては、軍事同盟国アメリカとの関係が、

中国との関係より「優先される」ということです。

将来どうなるかわかりませんが、現時点ではそういうことです。


「そんなことは、当たり前だろ!」


こういう反応の人が多いでしょう。

しかし私たちは、日中関係 >>> 日米関係 になった例を
あげることができます。



▼アメリカを出し抜いた田中角栄



1960年代末、ニクソン大統領は、ソ連に対抗するために、
中国と和解することにしました。

1972年、ニクソンは、中国を訪問。

「台湾に関する5原則」を提示し、台湾を事実上見捨てます。

このニクソン訪中で、米中関係は、どうなったのでしょうか?

キッシンジャー大統領補佐官が、「回顧録」でこう書いてい
ます。



<事実上の同盟関係への移行を意味した。

当初はアジアに限定されていたが、その取り組みは一年後には
拡大して、残りの世界も包含された。

中国と米国の協議は、正式な同盟国の間でもまれな濃密なレベ
ルに達した。>(キッシンジャー回顧録 中国 上295p)



どうですか、これ?

1972年時点で、米中は、「事実上の同盟関係だ」と、キッ
シンジャー がいっている。


このキッシンジャーは、しばしばトランプに会っています。

なんでも、「トランプの外交指南役」だとか。

トランプが「親中」になってきた原因の一つが、このおじさん
にあることは、間違いないでしょう。


さて、ニクソン訪中は、1972年2月。

日本では、田中角栄が72年7月、総理大臣に就任した。

彼は、同年9月訪中し、「アッ」という間に「日中国交正常化」
を成し遂げてしまいます。

(ちなみに、米中国交正常化は、1979年。)


アメリカを出し抜こうとする田中総理に、キッシンジャーは大
激怒。


「ジャップは最悪の裏切り者!」


と絶叫したことが、明らかになっています。

共同通信2006年5月26日から。


<「ジャップは最悪の裏切り者」(解禁された米公文書より)
72年にキッシンジャー氏

【ワシントン26日共同】ニクソン米大統領の中国訪問など
1970年代の米外交政策を主導したキッシンジャー大統領
補佐官(後に国務長官)が72年夏、

田中角栄首相が訪中して日中国交正常化を図る計画を知り
「ジャップ(日本人への蔑称(べっしょう))」との表現を
使って日本を「最悪の裏切り者」と非難していたことが、2
6日までに解禁された米公文書で分かった。>


この時、田中角栄は明らかに、日中関係を日米関係より優先
させていました。

つまり、


日中関係 >>> 日米関係


それで、得をしたのは、どの国でしょう?

そう、中国ですね。

日本とアメリカが「中国愛」を競う状態になり、中国は急速
に発展していった。

毛沢東とトウ小平の外交は、まことに見事でした。



▼「人民解放軍の野戦軍司令官」になった小沢一郎



もう一つの例は、田中角栄さんの弟子・小沢一郎さんです。

08年、リーマン・ショックから「100年に1度の大不況」
が起こります。

世界中の国々が、「アメリカは沈み、中国は昇る」と思った。

これは、実際そうだったのです。


アメリカの沈没と、中国浮上は、日本の政界にも大きな影響
を与えます。

そう、親米自民党が沈み、親中民主党が政権をとった。

鳩山・小沢コンビは、露骨に「アメリカ軽視、中国重視」に
外交を転換します。

09年12月、大訪中団を率いて北京に乗り込んだ小沢一郎
幹事長は、

「私は、人民解放軍の野戦軍司令官である!」と宣言します。


小沢さんは、師匠の田中角栄さんと同じで、日中関係を日米
関係より大事にした。

それで、どうなりましたか?

比較的最近のことですので、私たちは覚えています。



▼日中和解はいいが、「工作」には要注意



というわけで、日中関係は、


1、米中関係と比例していなければならない。

(米中関係が悪いときは、日中関係も悪く、良いときは良く
。)


2、軍事同盟関係にある日米関係は、常に日中関係より優先
される。

(これが逆転すると、ロクなことがない。)


中国は、外交というか「工作」が得意なので、よほど注意が
必要です。

「反日統一共同戦線戦略」第3のポイントは、

「アメリカを戦線に引き入れる」でした。

そのためには、「日本とアメリカを分裂させなければならな
い」。

どうやって?

一つは、アメリカで、「安倍は右翼」「安倍は軍国主義」「
安倍は歴史修正主義者」

とプロパガンダする。

これ、2013年から2014年初めにかけて、かなり成果
がでていました。

リベラル・オバマさんが、中国のプロパガンダにひっかかっ
た。


それがダメなら、中国は、「日本と大の仲良しになる」とい
う方法もありますね。

田中角栄さんや小沢一郎さんの時代を思いだしてください。

日中関係がよくなったので、結果、日米関係が悪化した。


ですから、安倍総理、中国との関係をよくするのはいいです
が、

それで日米関係が損なわれないよう、細心の注意が必要です。


「トランプに5回会ったら、習近平に1回会う」


くらいの頻度がちょうどいいでしょう。


●PS

北野が「世界情勢分析する方法」を完全暴露しています。

これを読むと、あなた自身で、日本と世界の未来を予測でき
るようになります。

政治家、経営者、起業家、ビジネスマン必読。



【4刷決定!】

●日本人の知らない「クレムリン・メソッド」
〜 世界 を動かす11の原理 (集英社インターナショナル)

北野 幸伯

(詳細は→ http://tinyurl.com/hrq5f3x )


●面白かったら、拡散お願いいたします。>



miyakuma at 01:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)外交 | 安全保障

2017年05月23日

『国際インテリジェンス機密ファイル』より転載◆田村耕太郎『世界を観る目、日本を見る目』を読み解く

『国際インテリジェンス機密ファイル』より転載◆田村耕太郎『世界を観る目、日本を見る目』を読み解く


田村耕太郎氏は、世界のエリート層が何を考え、何をなそうとしているのかを
理解している数少ない日本人だと思う。

おしむらくは、日本国内で自分が思い描いた政策をどうすれば実現できるのかという
方法論を学ぶ機会がなかったことではないだろうか。

いずれにしても、彼の著作には学ぶべきものがちりばめられている。





◆田村耕太郎『世界を観る目、日本を見る目』を読み解く


※要旨


・ワシントンの住人はあらためてタフだと思わされた。
徹夜明けの作業の後の懇親だったのにしっかり睡眠をとっていた私より元気に半日も、
しゃべり続ける彼らに呆れた。


・議員時代にシンガポールでのIISSアジア安全保障会議に出席後、
日本に帰国する時に遭遇した光景を思い出した。
私の隣には、アーミテージ氏が座っていたが、7時間のフライト中、
彼は隣の国防総省高官とずっとしゃべっていた。
私はウトウトしていたが、彼らは一睡もせずにしゃべり続け、車に乗るまでしゃべり続けていた。

7時間もしゃべり続け、全く疲れも見せずに爽やかに握手をして別れを告げた彼らを見送りながら、
「こんな連中を相手に戦うのは無理だ」
と思わされた。


・世の中すべて政治だ。
そう思わせる象徴的な事件があった。
オリンピックにおけるレスリングの問題である。
成功したいならロビイングと距離を置いてはならない。
権力や利害が激突する政治は汚く見えるものだ。
志が高い人ほど距離を置きたくなるだろう。
だが、それは間違いだ。
志が高いなら、ロビイングを怠ってはならない。
正しい者が勝つなんて大間違いだ。
勝てるよう現実的に対応すべし。


・躊躇せずに海外のロビーに飛び込み、政治に参画する覚悟と気概が、
いまの日本には必要だ。


・イスラエルは農業技術を武器に中国との関係を強化している。
中国側は「イスラエルの節水農業技術が取得できるなら何を犠牲にしてもかまわない」とまで言い切る。


・多様性と触れ合ってこそ、真の成長がある。
とにかく違う人と会え。
私は人と会うときや会をデザインするときはできるだけ異質なメンバーを集めることにしている。
業界、年齢、出身地、性別、国籍などをミックスさせる。
こうなると出会い頭からあまりリラックスできない。
緊張感があり、それがいい。


・親しい脳科学者によると、脳は異質な人と会うときに最も活性化されるという。
いわゆる手探り状況だ。
リラックスしている時、脳は眠っている。
ジョブスもシュンペーターも「点と点をつなげることがイノベーション」と言っている。
違いを求めなければ、鮮度の高い情報は得られない。


・外国のエリートは「何を食べるか」について、本当に考えている。
日本人より細かい。


・風水の話も、世界のリーダーは結構好きだ。
家やオフィスを風水設計しているグローバルリーダーは多い。
ビジネスや政治の成功者には、目に見えない世界を大切にしている人が多い。


・リーダーになりたければ英語は徹底的に極めよ。
「話に内容があれば、論理的に整然と言えれば、英語などたどたどしくてもいい」。
この意見は少し前までなら正しかったかもしれない。
しかし、今や内容あるのは当たり前であり、
内容があってもたどたどしかったら聞いてもらえない。
これが正直な世界だ。


・まず内容だが、たどたどしい英語でも相手に聞かせるような内容の話は、
世界の最新の情報にアクセスし、世界の様々な人々に触れていないと出てこない。
内容を高めるためにも英語力が重要な時代だ。


・中国やブラジルは世界を振り向かせているが、彼らはその上、日本人より完璧な英語を話す。
彼らと話すと、「語彙や発音やイントネーションやアクセントなどは適度であればいい」、
なんて誰も思っていない。
「できる限り英語の精度を高めよう」としている。


・ちなみに発音は相手の文化に対する敬意でもある。
発音をいい加減にした外国語での発言は、相手の文化へのリスペクトが入っていない。


・決断力を上げるには場数しかない。
ハーバードビジネススクールでも、
「うちは経営管理の技術を教える学校ではない。
それは本を読めば誰でもわかる。
ここは決断の訓練の場。
あなたならどうする、という究極の決断の場を2年間で500回以上ケースを通じて学生に与える。
場数をこなして自分なりの決断の原則を作り上げてもらう。
なぜなら、誰にとっても正しい決断はこの世に存在しない。
自分でやる決断は後悔しないよう自分で決めるしかない」と言っていた。


※コメント
田村氏は、今後、歴史、科学、哲学をもっと勉強し教養を高めよ、と進言している。
全く同感だ。
これらの教養は、どこの世界にいっても、どの業界にいっても基礎となる。
もっと激しく猛烈に勉強しよう。


★田村耕太郎『世界を観る目、日本を見る目』の詳細、amazon購入はこちら↓

http://amzn.to/11Ftes3


miyakuma at 22:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)日本人 | 外国人

2017年05月21日

国際インテリジェンス機密ファイル『皇室はなぜ尊いのか:日本人が守るべき「美しい虹」』を読み解くより転載

国際インテリジェンス機密ファイルより転載です。


◆渡部昇一『皇室はなぜ尊いのか:日本人が守るべき「美しい虹」』を読み解く


※要旨



・皇室について、いまの日本の子供たちがどういうイメージをもっているかはわからないが、
戦前、私たちが子供だったころは、
皇室は「日本人の総本家」というイメージが共通していたように思う。
昔は、日常の体験を通して、子供も本家と分家の関係を学び、
「数ある本家のうちの総本家みたいなものが皇室」という考え方はすっきりと頭に入った。



・昔、ドイツ留学してドイツ人と接していたら、いろいろお国の話も出る。
「いま、日本はこうだ」と話しても、残念なことに「お国自慢」はなかなかできずにいた。

ある日、ドイツ人から「君の国には戦争中、テンノー(天皇)というのがいたな。あの人はどうしているんだ?」と聞かれた。

「戦前も戦中も、いまも同じです」と答えたら、先方はたいへんに驚いた。
負けた国で一番上にいた君主が敗戦後も同じ地位にあることなど考えられなかったのだ。



・日本の天皇とヴィルヘルム二世とでは状況も立場も違う。
ヴィルヘルム二世は自分から戦争したがった。
昭和天皇が戦争をしたがらなかったことは、当時の国民は誰でも知っていた。
戦争を始めたのは内閣で、収めたのは天皇という意識のほうが強かった。
だから、天皇は退位したり亡命したりしなくてもいいという総意があった。

ドイツ留学中の私は、このときひらめいた。
「皇室がお国自慢の種になるのではないか」




・ドイツ人にはこれほど詳しくは説明しなかったが、
神武天皇から五代さかのぼると皇室の先祖として崇められている伊勢神宮の神様にたどり着くことを伝えた。
「ギリシア神話のアガメムノンの子孫が絶えずに、
いまもギリシアの国王であったとしたならばどうであろうか」と問うた。

誰もがアガメムノンを知っているし、
いまのギリシアの状況も知っているから、「ああっ」という表情になる。


・これらにより、日本が古い国であることを知らしめることができたのである。
このレトリックはじつに効果的だった。
私はドイツに続いてイギリスへ留学したが、イギリスでも同じだった。
いや、イギリス人のほうがもっとピンと来るところがあった。
まだ王様がいるからだ。
現在のイギリス王家は、1714年にドイツから来た人に始まる。
日本の皇室と比べたら、昨日できた王家のようなものである。



・第二次世界大戦後の天皇陛下のご巡幸は、
日本の精神史の1ページを飾ってもいい出来事である。
日本人の天皇観を理解するためには外せない。
数百万の人が死んだ敗戦の直後である。
恨まれてもいいはずなのに、天皇を恨んでいた人がいない。

「日本はすべて困難のなかにあるけれども、ただ一つ動かない安定点は天皇である」と、
当時のイギリスの新聞が書いた。


・共和制を誇りに思っているアメリカ人でも、爵位とか貴族などには憧れがある。
それを利用して、イギリスの貴族が貧乏すると、アメリカの大実業家から嫁をもらう。




・神話に連なる歴史を有する国は、世界にほとんどない。
現代のゲルマン人にとって神話は神話であり、
ギリシア人にとっても神話は神話である。


・貴種としての純度が高い皇室があるので、
日本はどんなに貧乏な貴種でも尊敬心が失われない。
戦国時代、食えない公家が地方に行くと、どこでも尊ばれた。
なぜかというと、武士は朝廷での地位が低いことを知っていたからだ。



※コメント

皇室は、日本が日本であることの原点である。
それらを認識することこそ、
今の日本が世界で活躍する活力となる。
その安定感が、国民がグローバルで行動する重しとなる。



★渡部昇一『皇室はなぜ尊いのか:日本人が守るべき「美しい虹」』
の詳細,amazon購入はこちら↓


http://amzn.to/2b6Ahlp


miyakuma at 22:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)日本人 

2017年05月19日

英雄たちの選択「悲劇のキリシタン弾圧〜大人になった天正遣欧使節の決断〜」

[BSプレミアム]英雄たちの選択「悲劇のキリシタン弾圧〜大人になった天正遣欧使節の決断〜」
2017年2月9日(木) 午後8:00〜午後9:00(60分)


番組内容

戦国時代にローマ教皇に謁見した、4人の栄光ある日本人少年、天正遣欧使節。帰国後、彼らは容赦なきキリシタン迫害の時代を懸命に生きた。受難の果て、知られざる結末は?


出演者ほか

【司会】磯田道史,渡邊佐和子,【出演】岡美穂子,大橋幸泰,星野博美,【語り】松重豊


詳細

戦国時代、ローマ教皇に謁見しヨーロッパで熱狂的に歓迎された、4人の栄光ある日本人少年、天正遣欧使節。しかしそれは彼らの激動の人生の一部にすぎない。帰国後、日本人キリシタンのリーダーとして、大勢の信者を導く責任を背負いつつ、秀吉、家康ら権力者による苛烈な弾圧に向き合い続けたのだ。教団から去る者、海外に避難する者、最期まで残り続ける者、それぞれの厳しい選択から、ひたむきに生きた知られざる生涯に迫る。



https://bh.pid.nhk.or.jp/pidh07/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20170209-10-08989



-------------------------------------

天正遣欧少年使節とは

九州のキリシタン大名、大友宗麟・大村純忠・有馬晴信の名代としてローマへ派遣された4名の少年を中心とした使節団。イエズス会員アレッサンドロ・ヴァリニャーノが発案した。

ヴァリニャーノは自身の手紙の中で、使節の目的をこう説明している。

第一はローマ教皇とスペイン・ポルトガル両王に日本宣教の経済的・精神的援助を依頼すること。
第二は日本人にヨーロッパのキリスト教世界を見聞・体験させ、帰国後にその栄光、偉大さを少年達自ら語らせることにより、布教に役立てたいということであった。




☆ 天正遣欧使節の4名は以下の通り

大村純忠 → 中浦ジュリアン(1568年ごろ〜1633年)司祭に叙階。1633年、長崎で穴づりによって殉教。2007年に福者に列せられる。
大村純忠 → 原マルチノ(1569年頃〜1629年)司祭に叙階。1629年、追放先のマカオで死去。
有馬晴信 → 千々石ミゲル(1569年頃〜1933年)大村純忠の甥 有馬晴信の従兄弟 1601年、キリスト教の棄教を宣言し、イエズス会から除名処分を受ける。千々石清左エ門を名乗り、従兄弟の大村喜前が大村藩を立藩すると藩士となる。千々石は棄教を検討していた大村喜前の前で公然と「日本におけるキリスト教布教は異国の侵入を目的としたものである」と述べ、主君の棄教を後押ししている。
大友宗麟 → 伊藤マンショ(1569年頃〜1612年)宗麟の血縁。日向国主伊東義祐の孫。後年、司祭に叙階される。1612年長崎で病死。


☆ 少し時系列を整理しておこう

1549年(天文18年)キリスト教、日本へ伝わる

1565年(永禄8年)フィリピン、スペインの植民地になる(1565〜1898年)

1582年(天正10年)天正遣欧少年使節 出発
         本能寺の変
1587年(天正15年)豊臣秀吉 バテレン追放令

1590年(天正18年)天正遣欧使節 帰国

1597年2月5日(慶長元年12月19日)、豊臣秀吉の命令によって長崎で26名のキリシタンが磔の刑に処された

1614年(慶長19年)徳川家康 宣教師追放令(慶長の禁教令)

1622年(元和8年)元和の大殉教 55名が処刑される(長崎)

1637年12月11日(寛永14年10月25日)島原の乱勃発(この乱の主因は、領主板倉氏が住民に重税を課したことである。信仰を守ることを主眼とした戦いではなく、ここで亡くなった人々は殉教者とは認められていない)
1638年4月12日(寛永15年2月28日)終結



天正遣欧使節の4名が、迫害の時代をどのように生きたかは
意外に知られていない。
今回の英雄たちの選択では、天正遣欧使節のその後を追うことによって
その時代の背景を浮き彫りにしてみようというという試みである。


4人の結果を見ると


中浦ジュリアン 1633年、潜伏活動中捕縛され拷問の上、殉教
原マルチノ   1629年、退去先のマカオで死去
千々石ミゲル  1601年、棄教宣言、イエズス会から除名処分
伊藤マンショ  1612年、病死

である。


詳しい内容については、オオカミのとおぼえブログが詳しかったので、こちらをご参照ください。
http://goldenretrievers.hatenablog.com/entry/2017/02/11/152545


イエズス会を脱会したしたミゲルと
司祭になって布教活動をつづけたほかの3人と
いったいどちらが正常な精神を保っていたのか
これは、よく考察した方がよいだろう。


キリスト教に限らず一神教というのは、その教えを信じていない人は、
一神教信者から見れば厳密にいえばそれは、人間ではないのである。
だから、スペインやポルトガルは植民地にした現地人は平気で奴隷にする。
人間ではない商品だからだ。


日本にキリスト教が広まると、地域の寺院や神社は襲われるようになる。
仏像や仏閣の木々は炊事の薪にされることも少なくなかった。
年がくだると、日本人が奴隷として海外へ連れ出されるという事例も
多発するようになる。


天正遣欧使節だった四人は、ローマをはじめとするヨーロッパに到達するまで、
寄港する数多くの港で、現実にヨーロッパ人が現地住民に何をしていたのかを
見たはずである。




miyakuma at 23:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)歴史 

2017年05月15日

ロシア政治経済ジャーナル No.1556 安倍総理が世界3大戦略家の一人と懇談している件


【RPE】★日本の希望=安倍総理が、あの●●●●●さんに会っていること
である

RPE Journal==============================================



       ロシア政治経済ジャーナル No.1556


               2017/5/15

===========================================================

安倍総理は、「あの方」にあってアドバイスを聞いています。

めでたいことです。

★日本の希望=安倍総理が、あの●●●●●さんに会っていること
である


全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


先日、日本から「家宝級」の本が送られてきました。

大ベストセラーになっているので、読まれた方も多いと思い
ますが。

世界一の戦略家エドワード・ルトワックさんの


●戦争にチャンスを与えよ

(詳細は→ https://tinyurl.com/l9m7lfw )


です。

この本、RPEの読者さんは、絶対読んでおくべきです。

こんな貴重な情報が800円で売られているとか、普通あり
えません。

「戦争にチャンスを与えよ」については、これからも何度も
とりあげようと思っています。

しかし、今回は、「日本の希望」について触れておきましょ
う。



▼安倍総理とルトワック



この本の63pに、安倍総理に関する記述があります。



<最初に申し上げなければならないのは、

残念ながら、

先日の安倍総理との会談内容については

守秘義務があり、

いっさいお話しすることはできないということだ。>



ここで、ルトワックさん、「安倍総理と会った」と書いています。


今からちょうど80年前、日中戦争がはじまりました。

この時、中国は、アメリカ、イギリス、ソ連から支援を受けて戦
っていた。

つまり、「日中」戦争とはいいますが、実際は

日本 対 米英中ソ 戦争だった。

こんなもん勝てるはずがありません。

なんで、こんな愚かなことになったのでしょうか?

この2年後、1939年8月に辞職した平沼騏一郎総理(当時)
が、その答えを教えてくれます。

平沼総理は、辞めるにあたって、


「欧州の天地は複雑怪奇!」


という歴史的言葉を残しました。

つまり、当時の日本の総理たちは、

「欧州(や世界)で起こっていること」が全然理解できていなか
った。

そりゃあ、負けます。

そして、皆さんご存知のように、日本には「大戦略」がありませ
んでした。

陸軍は、「ソ連こそが主敵である!」とし、

海軍は、「アメリカこそが最大の敵である!」

としていた。

これ、国家としてどっちか決めないとダメでしょう?


日中戦争開戦から80年が過ぎ、現在の安倍総理は、世界一の
戦略家に会い、学んでおられる。

すばらしいことです。


ところで、ルトワックさんの「安倍評」も書かれています。

ルトワックさんが、安倍総理に会われた感想は?



<ただ、これだけは言える。

私が見たところ、

安倍総理はまれに見る戦略家だ。>(同上)



安倍総理はまれに見る戦略家だ。
安倍総理はまれに見る戦略家だ。
安倍総理はまれに見る戦略家だ。


世界的戦略家が、わが国の総理を

「まれに見る戦略家だ!」

と絶賛する。

まことに誇らしいことです。

「ルトワックさん、ただお世辞をいっただけなのでは?」
と思うかもしれません。


しかし、この本を読めばわかりますが、ルトワックさんは、
非常に率直で、お世辞をいうような人には思えません。

「良いこと」は「良い」といい、「悪いこと」は「悪い」とい
っているようです。

他の国やリーダー、機関の評価を、すこし見てみましょう。


・CIA

<ご存知かもしれないが、CIAは、アメリカの政府機関の中で
最も仕事のできない機関だ。>(94p)


・フィリピン

<フィリピンは、「反中同盟」からすでに脱落した。>(101p)


・北朝鮮

<北朝鮮は、特異な政権である。

特異な点として、二つ挙げられるだろう。

一つは、リーダーのヘアスタイルがひどい、>(110p)


・ロシアの特徴

<「戦略は上手だが、それ以外はすべて下手だ」>(175p)

<経済がまるで分かっていない。これが第二の特徴だ。>(同上)


少し挙げましたが、これだけ読んだだけでも、ルトワックさん
の「率直さ」「面白さ」がわかりますね。

まあ、それでも、「安倍総理に会った後、安倍総理を褒めるの
は当然」という方もいるでしょう。

これは私の想像ですが、ルトワックさんが安倍総理を褒めてい
るのは、

総理が、アメリカと良い関係を築いている。

そして、アメリカと悪い関係にある大国ロシアともいい関係を
築いている。

結果、中国が侵略しづらい状況をつくりあげているからだと思
います。



▼なぜルトワック本は、突然売れるようになったのか?



ところで、ルトワックさん、突然日本で有名になりました。

その理由は、「戦争にチャンスを与えよ」と、前著


●中国4.0 〜 暴発する中華帝国 

(詳細は→ http://tinyurl.com/ht5l83a )


がベストセラーになったからです。

ルトワックさんの本は、もちろんこの二冊以外にもあります。


たとえば、「自滅する中国」や、

「戦略論」という代表作がある。


ところが、たとえば「戦略論」は、非常に難解である。

ルトワックさんに、こんな率直な感想をいった人がいたそうです。


<「この本は、まるで英語をドイツ語に訳し、再び英語に訳し直
したような難しさがある」

と批判されたことがある。>(130p)


私ももっていますが、確かに簡単な本ではありません。

ところが、「中国4.0」と「戦争にチャンスを与えよ」を読ん
で、

「難しい」という人は一人もいないでしょう。

むしろ「サクサク読める」と思うはずです。

それでいて、ルトワックさんの真意は十分すぎるほど伝わって
くる。


なぜ、世界一の戦略家ルトワックさんの本が、突如「わかりや
すく」なったのでしょうか?

秘密があります。

実は、インタビュアー兼翻訳者がすごい人なのです。

私が大昔から、「この方は再臨の諸葛孔明に違いない」と書
いている、

世界有数の戦略家・地政学者の奧山真司先生がインタビュー・
翻訳をされている。


ご自身が戦略家で地政学者なので、適切な質問をすることがで
き、難しい話を庶民でもわかるように訳すことができる。

奧山先生とルトワックさんがタッグを組んだことで、われわれ

日本人は、800円で「世界一の戦略家の頭の中」を知ること
ができる。

よい時代になったものです。


●戦争にチャンスを与えよ

(詳細は→ https://tinyurl.com/l9m7lfw )


まだの方は、是非ご一読ください。


この先は、「俺が日本を救う!」という気概のある方むけの話。

世界一の戦略家ルトワックを深く学ぶことは、とりもなおさず、

「あなた自身が世界的戦略家と同じように考えられるようにな
ること」

を意味します。

学ぶことで、あなたの仕事は大いに繁栄することでしょう。

それは、日本にとってもすばらしいことです

では、どうすれば、ルトワック理論を深く学べるのでしょうか?


「日本一長く、ルトワックと共に時間を過ごしている人物」

「再臨の諸葛孔明」

「世界的戦略家・地政学者」


奧山真司先生の「ルトワック解説」を入手することができます

少しお金はかかりますが、得られる価値の100万分の1のお
値段です。

万民にお勧めはしません。

「俺が日本を救う!」という気概がある

・政治家さん
・官僚さん
・社長さん
・起業家さん
・エリートビジネスマン

あるいは、「将来、日本と世界を救う!」と決意している
若者。

迷うことなくゲットしてください。

もちろん私自身も学ばせていただいております。

「絶対家宝級」の情報は、こちらからゲットできます。

http://www.realist.jp/cgel.html


miyakuma at 00:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)大戦略 | 安全保障

2017年04月23日

地球史探訪: ベトナム独立運動を扶けた日本人 JOG国際派日本人養成講座より転載

伊勢雅臣先生のJOG国際派日本人講座からの転載です。

日本とベトナムには過去どんな繋がりがあるかしっていますか?
私もほとんど知りませんでした。


日本がアジアの国に与えた影響は、今の日本人が思っているより
ずっと大きいのです。
でも、当の日本人はそのことを知りません。欧米の脅威になるので
公教育では、そのような過去はならいません。

だからこそ歴史や情報は自分から探さないといけないのです。

伊勢雅臣先生のJOG国際派日本人講座では、そのような探さなければわからない
僕たち祖先の業績をメールマガジンという形で教えてくれます。

興味のある方は、ぜひ登録してみてください。




■■ Japan On the Globe(1001)■■ 国際派日本人養成講座 ■■

地球史探訪: ベトナム独立運動を扶けた日本人

 ベトナム独立に共鳴する日本人の支援を受けて、300名に及ぶ留学生が日本で学んだ。
■転送歓迎■ H29.04.23 ■ 50,685 Copies ■ 4,351,351Views■
無料購読申込・取消: http://blog.jog-net.jp/

__________
(伊勢雅臣) 4月16日の桜木町での講演会は、満員となり、立ち見の方まで出て、ご迷惑をおかけしました。参加戴いた方に感謝申し上げます。参加者の方々との交流で、さらなる元気をいただきました。

 なおアマゾン・カスタマーレビュー投稿者プレゼントは、好評につき、末尾に示した形で継続いたします。奮って、応募下さい。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


■1.両陛下を大歓迎したベトナム国民

 本年2月28日から3月6日にわたって、両陛下が初めてベトナムを訪問された。

__________
 ベトナム・フエでは空港から約16キロの宿舎までの間、ほぼ途切れることなく沿道で地元住民が両陛下を出迎え、日本国内各地へのご訪問と遜色ない光景が見られた。[1]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 両陛下はフエで独立運動家ファン・ボイ・チャウの記念館を訪問された。ベトナムで日本語・日本文化を教えていた田中孜(つとむ)ホンバン大学名誉教授はこの人物を次のように紹介している。

__________
 ヴェトナムでは、潘佩珠(JOG注: ファン・ボイ・チャウ)のことを知らない人はいません。「ヴェトナム民族の独立と解放運動の最も著名な指導者」として、教科書にも取り上げられています。また、潘佩珠の名前は学校や道路にもつけられています。[2, p236]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 このファン・ボイ・チャウはフランスからの独立を目指して、日露戦争に勝利した日本に学ぶ「東遊(ドンズー)運動」を始め、一時は300人もの留学生を日本に呼び寄せて独立の志士として育てた人物である。その過程で朝野の日本人が親身になって彼らの世話をし、運動を支援した。

 ベトナムの人々がこれほどまでに両陛下を歓待したのも、そういう日越の歴史的な繋がりも一役買っているだろう。本号ではファン・ボイ・チャウと彼を助けた日本人たちの足跡を辿ってみたい。


■2.「全生涯をかけて革命運動にこの身を捧げる」

__________
 見なれない一隻の船が『浅羽病院』のある海岸に着いた。(中略)船には、大きな魚樽(だる)が乗っていた。中から風采(ふうさい)ただならぬ人物が出てきた(注… この海岸は、神奈川県前羽村町屋<現在は神奈川県小田原市の一部> の海岸)。集まってきた漁師たちは話しかけても通じない。筆談もだめ。『この村でいちばん偉いのは浅羽先生だ。先生の所へ行けば何とかなるだろう』と。[2, p78]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 静岡県浅羽町の『町史』の一節である。ファン・ボイ・チャウが日本に上陸した経路については諸説あるが、この記述が信憑性が高いと田中氏は指摘はしている。

 ファンは1867年、日本の明治維新の前年にベトナム中部の旧首都フエの郊外で生まれた。父は貧しい寺子屋を営んでいた。その父に厳しく躾けられて、ファンは神童と呼ばれた。父はファンが学者として育ってくれる事を期待したが、当人は祖国ベトナムがフランスのもとで植民地化されていく現状を悲憤慷慨し、シナ古典の勉強では飽き足らなくなっていった。

 フランスのベトナム侵略は、1802年にベトナムを統一した阮(グエン)朝がキリスト教宣教師とフランス人傭兵部隊の力を借りた時点から始まっている。キリスト教の浸透が徐々に進み、フランス人の影響力も強まっていった。フランスは軍艦を送って、ベトナム支配を徐々に広げ、1884年にはベトナム全土がフランスの保護下に置かれた。

 抵抗したベトナム人は逮捕され、処刑された。1902〜3年の間に2万4380人が収監され、1万2千人がギロチンで処刑されている。ファンは20歳の時に、「不法侵略者フランス軍から祖国の独立と同胞の自由を奪還するのには革命以外には道はない」と考え、「全生涯をかけて革命運動にこの身を捧げる」と決意した。


■3.「ベトナムは日本に学ぶべき」

 ファンは、フランスの傀儡となっていた阮朝13代のバオ・ダイ帝を見限り、阮朝初代からの直系であるクオン・デ侯を盟主として、立憲君主国を建てることを目指した。同志を集めつつ、国際情勢を研究して、日本に着目した。

 日本は若い志士たちが力を合わせて、明治天皇を中心とする新政府を樹立し、急速な近代化を進めていた。ロシアと戦争になりかけているが、必ず日本は大国ロシアに勝利するであろう。ベトナムは日本に学び、かつ独立のための武器援助を受けるべきだ、とファンは考えた。

 1904年、ロシアのバルチック艦隊がベトナムのカムラン湾に寄港し、その威容を見た人々は「こんな凄い艦隊を日本がやっつけることができるわけがない」と、ファンを疑った。しかし日本海海戦で日本が大勝利を上げると、ベトナム人同志たちは日本の力を再認識し、ファンへの評価と信頼も一気に高まった。

 1905(明治38)年1月20日、ファンはシナ人に変装して、ベトナムを脱出、香港、上海を経由して、4月下旬、日本に上陸したのである。


■4.東遊(ドンズー、日本に学べ)運動の発端

 言葉も分からず、知人とていないファンを世話したのが、医師・浅羽佐喜太郎だった。朝羽邸の近くに大隈重信(おおくま・しげのぶ)の別邸があり、朝羽はファンを紹介したようだ。大隈はすでに日本初の政党内閣を組閣した元勲であり、この時点では野党・憲政本党の党首で、腹心として犬養毅(いぬかい・つよし)がいた。

 浅羽とともに、大隈・犬養と会ったホァンは筆談で、革命への援助を要請した。しかし、犬養は「日本政府が武力をもって他国の革命運動に参加することは国際法上不可能であるが、政党としてなら我々は貴下の計画を支援する用意がある」と答えた。そして大隈はこう提案した。

__________
 愛国の青少年の海外脱出の勇気とこれを激励する指導者なくしては、救国運動は不成功になるに決まっている。貴下のなすべき急務とはまさにこのことである。貴下の党の勢力が増加傾向にあるのであれば、思い切ってこの際、同志来日を勧誘したらどうであろうか。愛国心に富む我々日本人は、貴下およびその同志達を礼をもって迎える。[2, p86]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ファンは感激し、大隈に丁寧に一礼した。さらに犬養は、クオン・デ殿下の来日を促し、将来の立憲君主国の君主としての見聞を日本で広めることを勧めた。これが東遊(ドンズー、日本に学べ)運動の発端となった。


■5.300名ものベトナム留学生

 ファンは7月上旬、ベトナムに舞い戻り、日本での状況を説明した上で、9月末に横浜に再上陸した。この時は3名の学生を連れていた。また一行の後を追って、さらに6名が来日した。

 一同は浅羽医師の病院に住み込み、日本語などの勉学に打ち込んだ。犬養は3名を振武学校に、1名を東京同文書院に入学させ、給費生として学費も支給されるようにした。振武学校は陸軍士官学校入学を目指すシナ人のための学校で、蒋介石もここで学んでいる。東京同文書院もシナ人留学生のために創設された学校である。

 明治40(1907)年3月には、クオン・デ侯もベトナムを脱出して、横浜に辿り着いた。生まれながらの地位も名誉も捨て、妻と幼い子供たちを残しての来日だった。振武学校はクオン・デを受け入れたが、フランスの了解がないため、貴賓としてではなく一介の留学生として受け入れざるを得なかった。

 ベトナム人留学生たちは、日本で懸命に勉強し、心身を鍛えた。その様子がベトナムに伝えられると、留学希望者が殺到し、明治40年には約200名に達して、さらに増える勢いだった。学生の急増で東亜同文書院の教室が足りなくなると、同校の役員たちは私財を投じて、5つの教室を増築した。

 ベトナムの志ある人々は、一人でも有為な青年を日本に送ろうと高額の旅費を工面し、フランス官憲の厳重な警戒をくぐり抜けて留学生を送り出した。やがて留学生は300名もの規模に達した。

 
■6.ドンズー運動の終焉

 ファンはドンズー運動を拡大するために、檄を書いては、母国に一時帰国する留学生に持たせて、配布させた。『全国父老に敬告する』では学生の留学費用の援助を呼びかけ、『海外血書』では、「東洋の大国日本」においては「仁義あふれる対応」をしてもらえるのに、祖国ベトナムにおいては「牛馬鶏豚の家畜類」と同類に扱われていると、フランスの統治を厳しく攻撃した。

 フランス総督府はこれらの印刷物を入手し、証拠物件として日本政府に抗議をしてきた。しかし日本政府は「該当するようなベトナム人はいない」と突っぱねた。こういう時のために、ベトナム人留学生の国籍を清国としていたのである。

 明治41(1908)年、フランス総督府は一計を案じて、ファンに「有志から集めた大金を渡したいので、受取の者を送られたい」とのニセの手紙を出した。二人の留学生が金を受け取りに帰国した所を逮捕され、機密書類は没収され、二人は三年の禁固刑を言い渡された。

 ここに至っては、日本政府もフランス総督府の要求を断り切れなくなり、学生たちに直ちに帰国する旨の手紙を自宅宛に書くことを要求し、これを拒む者はフランス大使館に引き渡すと申し渡した。

 フランス総督府は、逮捕していた留学生の父兄に「お前が帰国してくれれば、私たち家族は解放されて無罪となり、お前の罪も問われないから」と返事を書かせた。多くの親思いのベトナム留学生たちがその報せを受けて、次々と帰国していった。

 フランス総督府はファンとクオン・デ侯の逮捕・引き渡しも要求したが、日本政府はこちらは断固拒否した。大隈と犬養の強い反対があったようだ。しかし、帰国旅費を工面できない大勢の留学生を見て、ファンは途方に暮れた。

 犬養はファンに「一年くらい隠れていれば、かならず我々が元通りする」と約束し、日本郵船から「横浜−香港」間の乗船券100枚もの寄付を取り付けてくれた。さらに自身のポケットマネーで2千円(現在価値で約5千万円)を渡した。

 これで多くの留学生は帰国できたが、なおもファンと志を共にして、秘かに日本に留まった者が百数十名いた。彼らは早稲田大学や東京帝国大学などを卒業し、後に独立戦争の将校や地域の指導者、事業家として活躍するのである。


■7.浅羽佐喜太郎の義挙

 この前年、留学生の一人が街頭で行き倒れになっているのを、通りがかりの人が見つけ、応急手当をしたうえに、かなりの金額を手渡して、名も告げずに立ち去った、という新聞報道があった。この紳士が浅羽佐喜太郎であり、助けられた留学生グエン・タイ・バットは、この縁で浅羽家に書生として住み込み、同文書院に通った。

 グエンはファンの窮状を知って、朝羽に金銭的援助を求めては、と勧めた。ファンは浅羽には来日以来、大勢の学生がお世話になっているのに、これ以上、多額の援助を受けるのは忍びないと、少額の援助を申し込む手紙を書いた。

 ところが、その手紙を受けとった朝羽は、家中の金をかき集めて、グエンを通じて、ホァンに渡した。1700円(現在価値で約4千万円以上)の大金だった。浅羽はかねてから医学の研究にドイツ留学を考えており、そのための貯えを渡したようだ。

 ファンはこの義挙に驚き、感涙にむせんだ。そしてこの資金を使って、独立のためのパンフレット作成や、活動費、旅費などに充てた。しかし、明治42(1909)年、ついに日本政府はクオン・デ侯とファンに国外退去命令を受けた。


■8.浅羽佐喜太郎の顕彰碑

 その後、ファンは大隅の紹介で、タイの王室の支援を受けてバンコク郊外に農場を作り、留学生たちを呼び集めて、独立運動の拠点とした。さらに1912年の孫文による辛亥革命の成功に刺激を受けて、在シナのベトナム人を集めてベトナム革命軍を組織するが、袁世凱が権力を握ると逮捕されて、4年間も監禁された。

 その後、ベトナムに戻ったファンはしばらく積極的な活動は控え、多くの著書を著した。1918(大正7)年には秘密裏に日本を訪れた。日本に残留している留学生たちと情報交換し、また大隈、犬養と会って、今後の活動の助言を受けることが目的だった。さらに浅羽佐喜太郎へのお礼に向かったが、浅羽はすでに亡くなっていた。

 ファンは驚き悲嘆にくれたが、浅羽から受けた大恩を思うと、このままでは帰るに帰れないと、浅羽を顕彰する記念碑の建立を思い立つ。しかし、資金が足りない。村長の岡本節太郎に挨拶に立ち寄って顕彰碑の話をすると、村長は大いに感激して、費用の不足分は村民で運搬や据え付けなどをやって、なんとか実現しようと皆に訴えた。

 こうして、わずか1週間後には、高さ2.7メートルの立派な石碑が建てられた。碑文はファンが次の内容の漢文を書いた。

__________
われらは国難(べトナム独立運動)のため扶桑(ふそう、日本)に亡命した。公は我らの志を憐あわれんで無償で援助して下さった。思うに古今にたぐいなき義侠のお方である。ああ今や公はいない。蒼茫(そうぼう)たる天を仰ぎ海をみつめて、われらの気持ちを、どのように、誰に、訴えたらいいのか。ここにその情を石に刻む。[2, 161]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 1925年、フランス官憲に逮捕されたファンは、終身刑の判決を受けたが、日本で学んだ留学生を先頭に、学生や市民が総督府、裁判所、刑務所を幾重にも囲んで、減刑を求めた。その凄まじいエネルギーを恐れた総督は、「今後は活動しない」という条件で釈放し、ファンはその後、フエで軟禁生活を送った。

 1940年10月25日、ファン・ボイ・チャウは75歳の生涯を閉じた。その1ヶ月前に日本軍がベトナム北部に進駐し、ベトナム独立の歴史は新たなページに入っていた。
(文責:伊勢雅臣)


■リンク■

a. JOG(338) 大東亜会議 〜 独立志士たちの宴
 昭和18年末の東京、独立を目指すアジア諸国のリーダー達が史上初めて一堂に会した。
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h16/jog338.html


■参考■(お勧め度、★★★★:必読〜★:専門家向け)
  →アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。

1. 産経ニュース、H29.03.06「日本の足跡、再発見の旅 両陛下ベトナム、タイご訪問」
http://www.sankei.com/life/news/170306/lif1703060030-n1.html

2. 田中孜『日越ドンズーの華─ヴェトナム独立秘史 潘佩珠(ファンボイチョウ)の東遊(ドンズー)(=日本に学べ)運動と浅羽佐喜太郎』★★★、明成社 、H22
http://amzn.to/2pTdCSM




miyakuma at 21:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)尊敬できる日本人 | 歴史

2017年03月28日

さすが毎日新聞 もう合併して毎朝新聞になるしかない

戦後西ドイツのアデナウアー首相が執務室に「教育勅語」を執務室に掲げ
アメリカは教育に「教育勅語」を翻訳して取り入れたのか
アメリカはなぜ日本では教育勅語を廃止し、教育基本法を作ったのか

戦前と戦後で子供たちの取り巻く状況や、少年犯罪はどうだったのか
そういう考察もせず、何をかいわんやだ。

社会心理学者で北海道大学名誉教授山岸俊男氏の著書を読めば
日本人の特質がわかり

なぜ日本に天皇陛下という仕組みが必要で、教育勅語のような
一般社会規範を刷り込むようなルールブックが必要だったのかが
わかってくるのだが・・・

左翼インテリの言っていることを
そのまま記事にしたようなものになっている。


『戦前の少年犯罪』管賀江留郎 著
などを読めば、戦前の子どもに教育勅語のような
規範がいかに必要だったかの一端をうかがい知ることができる。




-------ここから------

「教育勅語」肯定論は… 歴史修正主義と表裏一体

会員限定有料記事 毎日新聞2017年3月28日 東京夕刊



■注目ニュース■

 国民の代表たる国会が戦後に否定した127年前の文書について、閣僚が「取り戻そう」と叫ぶ平成ニッポンである。文書とは、森友学園問題で注目された「教育勅語」。稲田朋美防衛相をはじめ、安倍晋三政権の周辺には肯定論を唱える人が多い。彼らの主張は正しいのか?

▽特集ワイド:最近話題の「教育勅語」肯定論は… 歴史修正主義と表裏一体(有料会員限定)
https://l.mainichi.jp/2W9t6u
<担当記者から(吉井理記)>
 「良いことも書いてある」なんて言われる話題の教育勅語。だが、勅語が意味することを解説した明治政府の事実上の「公式教科書」を読んでも、あなたはそう思えますか? 少なくとも、僕は教育勅語が廃された時代に生きられて良かったと思うのだが……。




 国民の代表たる国会が戦後に否定した127年前の文書について、閣僚が「取り戻そう」と叫ぶ平成ニッポンである。文書とは、森友学園問題で注目された「教育勅語」。稲田朋美防衛相をはじめ、安倍晋三政権の周辺には肯定論を唱える人が多い。彼らの主張は正しいのか?【吉井理記】


「皇国史観」と「国家への服従」思想 明治期、「古くて偏向」と改定の動き 戦時期には「玉砕」を助長

 まず教育勅語を読んでみよう。戦前・戦中は小学校令などでは勅語の写し(謄本)に最敬礼するのが義務だったが、今は平成の世である。落ち着いて読んでほしい。

 教育勅語は、1890年に明治天皇が国民に与えた。戦前教育のベースとされたが、敗戦後の1948年に「主権在君や神話的国体観に基づき、基本的人権を損なう」などとして、戦後の選挙で国民が選んだ衆参両院の議員が議論し、排除・失効を決議した。

 その教育勅語、森友学園の人々だけでなく、稲田氏も「教育勅語の核は取り戻すべきだ」(3月8日、参院予算委員会)と評価した。安倍首相自身、排除された経緯に触れながらも「『夫婦は温かい家庭を築き……』など大変素晴らしい理念が書いてある」(2006年6月2日、衆院教育基本法特別委)と褒めているし、閣僚の多くが関わる保守団体「日本会議」の小堀桂一郎副会長は「教育勅語を復活すべきだ」(月刊誌「正論」03年11月号)と訴えるのだ。




 だが、以下の事実を知っても、彼らの認識は「素晴らしい」と思えるだろうか?

 「教育勅語は、明治期ですら政府内で内容が問題視され、改定が議論された。それを今に至って政治家が称賛するとは……」と絶句するのは、日本教育史が専門の日本大教授、小野雅章さんである。

 実際、教育勅語が出た4年後に文相になった西園寺公望は、勅語の価値観を「文明の進歩に少なからず障害を与える。皆さんは注意し、古く偏った考えを打破し、世界の文明に合わせた教育を進め……」(1895年4月、東京高等師範学校での訓示)と批判し、「女子教育を充実させ……外国人に親切に」などと書き込んだ「第2次教育勅語」の草案を書いた。

 驚くことに、明治天皇自身が西園寺の指摘を受け入れ、草案の起草を命じたという。しかし西園寺の病気で実現しなかった(文相参事官を務めた竹越与三郎著「西園寺公」1947年)。

 小野さんが解説する。「西園寺の懸念は勅語にある『皇祖皇宗、国を肇(はじ)むること……』ににじむ皇国史観が『日本は特別な国だ』という内向き思考を招き、国際協調に悪影響を与える、ということです。教育勅語は数年で改定が議論される程度のものでしたが、天皇の権威が確立し、天皇の言葉の改定・撤回はありえない状況になりました」

 では内容はどうか。安倍首相いわく「大変素晴らしい」ものらしいが……。

 調べると、教育勅語が出た翌年、1891年に出版された解説書「勅語衍義(えんぎ)」に行き着いた。勅語の読み方を詳述したものだ。

 ただの解説書ではない。宮内省帝室編修官を務めた渡辺幾治郎の「教育勅語渙発(かんぱつ)の由来」(1935年)などによると、明治天皇の命で時の文相・芳川顕正が哲学者・井上哲次郎に書かせた。私著として出版されたが、明治天皇も「天覧」し、教育勅語が国民に何を求めているかを説明した事実上の「公式教科書」として扱われた。

 何を求めているか。例えば「一旦緩急あれば義勇公に奉じ」(国家に事変があれば、勇気を奮い一身をささげて皇室国家のために尽くすべし=尋常小学修身書)の項だ。

 「(臣民は)ただただ徴兵の発令に従いて己の義務を尽くすを要す……真正の男子にありては、国家のために死するより愉快なることなかるべきなり」。もう、訳する必要もあるまい。

 「爾(なんじ)臣民父母に孝に」の項は「一国は一家を広げたもので、君主が臣民に命じることは一家の父母が子らに言いつけることと同じだ」、「以(もっ)て天壌無窮(てんじょうむきゅう)の皇運を扶翼(ふよく)すべし」(かくして天地とともにきわまりなき皇位のご盛運を助け奉るべきなり=同)も「臣民は君主の意を体し、逆らってはならない。服従は臣民の美徳である」など、あらゆる場面で「天皇主権」が強調される。明治政府が勅語を通じて国民に求めたものを、現代ではどう感じるか。

 政治思想史に詳しい放送大教授の原武史さんは「現憲法の国民主権、基本的人権の尊重と正反対の内容です。『良いことも書いてある』と評価する人は、一体どういう読み方をしているのか」とあきれるのだ。

 なぜなら「父母に孝に……」などの「徳目」が並ぶ一文は「以て天壌無窮の……」で結ばれる。「つまり『良いこと』のように並ぶ徳目は、すべて皇室を支えるために臣民に課す、という位置づけです。戦前の小学校でも、これが教育勅語の核と教えられた。一部を切り出し、全体を評価することはできません」と解説する。

 元文部科学相の下村博文氏も14年4月に「内容はまっとうだが、昭和期に誤った使われ方をした」と述べたが、原さんは「確かに小学校で暗唱が課されたが、昭和期に語句が変わったわけではない。最初から問題のある思想を内包していた」と両断した。

 憲法学の専門家の意見を聞いてみたい。早稲田大教授の水島朝穂さんだ。普段は温厚なのに本気で怒っていた。

 「戦前は学校の『奉安殿』に教育勅語の写しと天皇、皇后の写真が保管された。文部省学校防空指針では人命より重視され、空襲時に持ち出そうとして焼け死ぬ校長も相次いだのです。子供も勅語で『皇室国家に命をささげよ』と教えられ、兵士となって戦場では降伏せずに玉砕した。その勅語の称賛は、不見識を越えて不届き至極です」

 現憲法の精神に反する教育勅語をたたえる国会議員は、公務員に課された憲法尊重擁護義務から見ても不適格だ、と怒りが収まらない。

 「歴史修正主義者は、枝葉を否定して全体をも否定しようとします。日本でも戦前・戦中の歴史で同じような議論がありますね。逆に教育勅語では、枝葉を肯定することで全体をも肯定する。勅語肯定論と歴史修正主義は裏表の関係なのかもしれません」

 前出の原さんはこんな危惧を抱く。「来年は『明治維新150年』です。明治天皇の言葉である教育勅語を再評価する可能性もある。結局、私たちが歴史を見る目を養うほかはないんです」

 個人の考えは自由である。だが閣僚や国会議員の歴史観や思想は注視すべきだろう。教育勅語が人々を縛った時代の再来を防ぐためにも。


教育勅語(現代仮名遣い)

朕(ちん)惟(おも)うに我が皇祖皇宗、国を肇(はじ)むること宏遠(こうえん)に、徳を樹(た)つること深厚なり。我が臣民克(よ)く忠に克く孝に、億兆心を一にして、世世(よよ)その美を済(な)せるは、これ我が国体の精華(せいか)にして教育の淵源(えんげん)また実にここに存す。爾(なんじ)臣民父母に孝に、兄弟に友に、夫婦相和(あいわ)し、朋友(ほうゆう)相信じ、恭倹(きょうけん)己を持し、博愛衆に及ぼし、学を修め業を習い、以(もっ)て智能を啓発し、徳器を成就し、進んで公益を広め、世務(せいむ)を開き、常に国憲を重んじ国法に遵(したが)い、一旦(いったん)緩急あれば義勇公に奉じ、以て天壌無窮(てんじょうむきゅう)の皇運を扶翼(ふよく)すべし。かくのごときは、独り朕が忠良の臣民たるのみならず、また以て爾祖先の遺風を顕彰するに足らん。この道は実に我が皇祖皇宗の遺訓にして、子孫臣民の倶(とも)に遵守(じゅんしゅ)すべき所、これを古今に通じて謬(あやま)らず、これを中外に施して悖(もと)らず、朕爾臣民と倶に拳拳服膺(けんけんふくよう)して咸(みな)その徳を一にせんことを庶幾(こいねが)う。


ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20170328/dde/012/040/002000c?fm=mnm#csidx409012dbad45752b9b5c70edf87b682
Copyright 毎日新聞





miyakuma at 18:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)マスコミ メディアリテラシー 

2017年3月27日 米国最高裁判所への上告請願棄却 グレンデール市の慰安婦像撤去運動

米国最高裁判所への上告請願棄却 GAHT代表声明文(2017.3.27) より転載



歴史の真実を求める世界連合会
Global Alliance for Historical Truth/GAHT
声明文

GAHT 支援者の皆様、GAHT の皆さん、

残念ながら、米国最高裁判所は、我々のケースを却下しました。理由はわかりません。

しかし、グレンデール慰安婦像の裁判による撤去は成功しませんでした。今後は、別の方法で慰安婦像の撤去ができるように努力して行きます。皆さんの献身的な努力に深く感謝いたします。この裁判に関しては他にまだするべき残務処理が残っていますので、皆さんの更なる努力をお願いします。

此の裁判に関して、遅まきではありますが、意見書を提出することになった、日本政府に対して、心からの謝意を表明いたします。今後ともに、政府が積極的にその見解を表明し続けることを我々一同は祈念いたします。

此の裁判では成功しませんでしたが、我々は日本と日本人の名誉を守るために、努力を続ける意思は変わりません。米国において、ヨーロッパにおいて、そして、国連やその他の地域において成すべきことは、山積しています。

問題は、慰安婦だけではありません。様々な方法で、日本と日本人の名誉を傷つけ、日米関係を離反させ、日本国を孤立させ、又は、消滅させようとする動きに対して断固として、抵抗してゆく積りです。

皆様、厚いご協力、有難うございました。今後は、別の形で当会の目的を達成するように尽力いたしますので、皆様、引き続き厚いご支援の程、お願いいたします。

2017年3月27日    GAHT  代表   目良 浩一


miyakuma at 15:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

遅きに失した日本政府、米最高裁判所に慰安婦像に対して意見書提出

The Japanese Government Weighs in with the Supreme Court

日本政府意見書を持ち出して米最高裁議論に加わる

Makiko Takita, Sankei Shimbun 産経新聞

February 27, 2017

The Japanese government has submitted an amicus brief to the U.S. Supreme Court expressing its opinion that the Supreme Court should hear the appeal asking that the statue memorializing Comfort Women be removed. This is an unprecedented step and it appears that the Japanese government determined that the successive establishment of “Comfort Memorials” necessitated that it express its own opinion.



The removal of the memorial is being sought by the Global Alliance for Historical Truth (GAHT), a nonprofit organization created by Koichi Mera, a Glendale resident, and other Japanese Americans. In February 2014, a suit was brought against the city of Glendale requesting the removal of the memorial on the grounds that the city’s establishment of a Comfort Women statue created a diplomatic dispute and because the federal government exclusive authority in diplomatic relations, the city decision undermined that authority and was a departure from U.S. diplomatic policy. The case was lost in the District Court and in January 2017, a petition appealing the decision was delivered to the Supreme Court. Mera and her group welcomed the Japanese government’s decision.



The amicus curiae from the Japanese government was submitted to the U.S. Supreme Court on February 22 and argues that the United States should deal with diplomatic issues, such as the Comfort Women issue, consistent with “The Diplomatic Policy Established According to Bilateral Negotiations with Japan.” On that basis, the amicus brief claims that “The Comfort Women Memorial in Glendale City interferes with and is a departure from established diplomatic policy.”



In addition, it refers to the wording on the inscription on the side of the statue—“200 thousand women were taken by force and compelled to be sex slaves”—differs from historical evidence. In this regard, the Japanese government argues that the city claimed that the inscription was protected by freedom of expression, usurping the federal government’s primacy in the diplomatic field. It also argues that if the freedom of expression in the diplomatic area is infringed upon by the state and the local government, there is a danger that it could damage the close relationship between the United States and Japan.



Given U.S. support for the December 2015 agreement reached on the Comfort Women issue, the brief states that “The problem of Comfort Women is a sensitive issue between Japan and Korea and inconsistent judgment by the United States could lead to confusion.”



The erection of the Comfort Women statue was financed by a Korean-American organization in July 2013 and is the same design as the statue outside the Japanese Embassy in Seoul. Glendale’s mayor at that time voted against the statue but a majority of city council members supported its placement.



Government officials explained their decision to submit the amicus brief, saying that “It was considered to be a good opportunity to put the opinion of the Japanese government on the official record of the U.S. justice system indicating the measures it has taken with regard to the comfort women problem from the Japanese point of view”.



The U.S. Supreme Court receives between 7000-8000 appeals for hearings annually. Of those, approximately 80 are actually heard and there is no guarantee that GAHT’s lawsuit will be heard.



Makiko Takita is a political reporter with the Sankei Shimbun


miyakuma at 15:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)いわゆる従軍慰安婦問題 | 外交

2017年03月26日

フィリピン・ドゥテルテ大統領、中国に【敗北宣言】 ロシア政治経済ジャーナルより転載

フィリピン・デゥテルテ大統領が、中国に敗北宣言をしたようです。
これからも南シナ海は中国のやりたい放題です。






【RPE】★フィリピン・ドゥテルテ大統領、中国に【敗北宣言】

RPE Journal==============================================



     ロシア政治経済ジャーナルNo.1526


                    2017/3/25

===========================================================

フィリピンのドゥテルテ大統領、中国に【敗北宣言】です。



全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


フィリピンの暴れん坊ドゥテルテ大統領が、中国に【敗北宣言】
しました。



<南シナ海問題、「中国を止められない」ドゥテルテ比大統領

AFP=時事 3/19(日) 21:43配信

【AFP=時事】フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo
Duterte)大統領は19日、中国はあまりに強大であり、フィリ
ピンや中国が領有権を争う南シナ海(South China Sea)のスカ
ボロー礁(Scarborough Shoal)で中国が進めている構造物建設
を止めることはできないと述べた。>



どうしてこういう発言になったのでしょうか?



<2012年から中国が実効支配するスカボロー礁に関しては、西沙諸
島(英語名:パラセル諸島、Paracel Islands)の永興(Yongxing)
島(英語名:ウッディー島、Woody Island)に中国が設立した三沙
(Sansha)市の市長が、環境モニタリング基地を建設すると語った
と伝えられている。>(同上)



三沙市というのは、2012年にできた新しい「市」です。

その市長が、「環境モニタリング基地を建設する」と語った。

記者会見でこの発言について質問されたドゥテルテさんは、こう
いいました。


「われわれは中国を止めることはできない」

「私にどうしろというのか。

中国に宣戦布告をしろとでも。

それはできない。

(中国と交戦すれば)わが国は明日にも全ての軍隊と警察を失い、
破壊された国となるだろう」


事実上の【敗北宣言】です。

このフィリピン・中国対立の「最重要問題点」はなんでしょうか?

仲裁裁判所は昨年7月、「中国の主張は不当。フィリピンの主張は
正当」と判決をくだした。

中国は、この判決を無視して、悪行をつづけている。

わけがわからない人もいると思いますので、去年何が起こったか
を振り返ってみましょう。



▼なぜフィリピンは、仲裁裁判所に提訴したのか?



複雑な話ですので、基本を抑えておきましょう。

ロイター2016年7月12日付が詳しいです。

まず背景として、資源が豊富で、重要な航路である南シナ海に
は、多くの領有権問題が存在しています。



<重要な国際海上交通路にまたがる南沙(英語名スプラトリー)諸
島を中心に、南シナ海は長い間、緊張状態にあり、近年はその度合
いが一段と高まっている。

中国、台湾、ベトナム、マレーシア、ブルネイが、スプラトリー諸
島とその周辺海域、あるいは周辺海域の領有権を主張している。

中国、台湾、ベトナムは、南シナ海北方の西沙(同パラセル)諸島
を自国の領土だと主張している。>

(ロイター2016年7月12日付)


「近年になって緊張状態が高まっている」といいますが、その唯一
の理由は、

中国です。

中国は、南シナ海のいわゆる「九段線」を主張しています。

九段線は、もともと中国共産党の前に中国を支配していた中国
国民党が1947年、「11段線」として発表したものがもとになっ
ています。

(国民党は、共産党との戦いに敗れ、台湾に逃げた。)

しかし、当時の中国は、自国の統一すらされていない状態。

もちろん、南シナ海も支配していなかった。

要するに、この「11段線」というのは、法的根拠に基づくわけ
ではなく、

将来「支配できたらいいなあ」という「夢」や「願望」の類だ
った。

世界的戦略家ルトワックさんは、この「11段線」について、


「酒を飲んで酔っ払った勢いでこのようなものをでっち上げた」


と断言しています。 (「中国4.0」37p)

1953年、既に国民党を打ち破り、中華人民共和国を建国してい
た共産党は、

国民党の11段線から二つ抜いて「九段線」としました。

これも、たんなる「願望」であって、なんら法的根拠があるわ
けではありません。


日本の尖閣同様、中国が弱いうちは、あまり問題になりません
でした。

しかし、中国は2010年に世界2位の経済大国になり、自国の利
益を遠慮なく主張するようになった。

南シナ海の他の国々は、中国と比べれば皆小国。

かなうわけがない。

そこでベトナムと共にもっとも中国の脅威を感じているフィリ
ピンは2013年、仲裁裁判所に提訴したのです。


<フィリピンは2013年、中国の主張が国連海洋法条約(UNC
LOS)に違反し、同条約で認められた200カイリの排他的経済
水域(EEZ)に含まれる南シナ海で開発を行う自国の権利が制限
されているとして、仲裁裁判所に提訴した。>

(同上)


仲裁裁判所ってなんでしょう?


<1899年に設立された常設仲裁裁判所(PCA)は、最も歴史
ある国際司法機関。

PCAは、中国とフィリピンが署名するUNCLOSのような国際
条約の下で紛争を解決することがしばしば求められる。>

(同上)


では、国連海洋法条約(UNCLOS)とはなんでしょうか?


<<UNCLOSは主権に関する問題は扱わないが、海上における
行動のみならず、さまざまな地理的特徴から国が主張できることを
規定している。

同条約は島嶼(しょ)や岩礁から12カイリを領海とし、ヒトが持
続して居住可能な島から200カイリをEEZと定めている。

EEZは主権のある領海ではないが、同水域内において漁業や、石
油、ガスなどの海底資源を採取する権利は与えられる。>

中国とフィリピンを含む167カ国がUNCLOSに署名している。
>>

(同上)


最後の部分。

中国はUNCLOSに加盟しているのですね。

とても重要です。



▼どんな判断が下された?



フィリピンの訴えは、どのようなものだったのでしょうか?


< フィリピンによる提訴は、自国がEEZを利用する権利を明ら
かにしようとする約15の項目から成る。

中国によるスプラトリー諸島の7つの岩礁における埋め立てや人
工島の造成だけでなく、漁業や浚渫(しゅんせつ)、当局による
監視などの活動に対しても異議を申し立てている。

また、黄岩島(同スカボロー礁)を中国が実効支配していること
に対しても異議申し立てを行っており、スカボロー礁が完全にフ
ィリピンのEEZ内であるとする判断を求めている。

南シナ海の大半に主権が及ぶとの主張において、中国が基準とし
ている「九段線」の合法性をめぐる裁定は、どのような内容であ
れ、注視されるだろう。

九段線は他の国々のEEZに交わっており、東南アジア海域の中
心部にまで深く入り込んでいる。>

(同上)


では、仲裁裁判所は、どんな判断を下したのでしょうか?

CNN.co.jp2016年7月13日付から。


<中国は、海南島の南方から東方にかけて、南シナ海の9割を囲い
込む「九段線」という境界線を設定し、資源採掘や人工島造成を行
う権利の根拠としている。仲裁裁はこの権利を認めない立場を示し
た。

仲裁裁はまた、中国が人工島から200カイリまでを排他的経済水
域(EEZ)としてきた主張に対し、人工島はEEZ設定の根拠に
はならないと判断した。

さらに、中国は人工島周辺で自然環境を破壊しているとの見方を示
した。>



中国の主張する、いわゆる「九段線」は、はっきりと否定された形
です。



▼激怒する中国



このように仲裁裁判所は、明確に中国の主張は「違法だ!」と判断
しました。

仲裁裁判所の判断には、「拘束力がある」とされていますが、従わ

なかった時に制裁したり、執行させる仕組みがありません。

つまり、中国が従わなくても実質何も起こらない。

実際、中国は「従わない!」と宣言しています。



<仲裁判断、中国外交に大打撃 習主席「一切受け入れない」

AFP=時事 7月13日(水)10時7分配信

【AFP=時事】オランダ・ハーグ(Hague)にある常設仲裁裁判所
(PCA)が南シナ海(South China Sea)をめぐる中国の主張には
法的根拠がないとの判断を示したことについて、中国の習近平
(Xi Jinping)国家主席は、一帯の島々は古来より中国の領土だ
として、政府は今回の判断に基づくいかなる行動も受け入れない
と述べた。

国営の新華社(Xinhua)通信が伝えた。>


<フィリピンの訴えを受けた裁判で仲裁裁が12日に下した判断は
、天然資源も豊富な南シナ海の支配に野心を燃やす中国にとって
外交的な大打撃となった。

中国政府は真っ向から拒絶しており、中国外務省は同日のうちに
「判断は無効で何の拘束力もない」との声明を出した。

 新華社によると、中国の在オランダ大使は「きょうはハーグに
とって『ブラックチューズデー(黒い火曜日)』になったと批判。

判断は「国際法を辱めた」とこき下ろした。>



判断は「国際法を辱めた」そうです。

「悪いのは中国ではなく、仲裁裁判所だ」と。



▼ほとんど問題視されていない、中国の行動



このように、中国は、仲裁裁判所の判決を完全無視して、南シナ海
の実効支配拡大に動いている。

国際法を堂々と破り、平気な顔をしている。


さらに問題なのは、国際社会で、中国の行動が現在、ほとんど問題
視されていないこと。

実際、「史上最弱の大統領」と揶揄されたオバマ時代の方がまだマ
シでした。

なぜ中国は、非難されないのでしょうか?


理由は、国際社会の「悪役」が現在、トランプとプーチンだからで
す。

トランプは、「孤立主義」で「ナショナリスト」で「保護主義者」
である。

それで、(ダボス会議に集まるような)グローバリストの世界エ
リートに嫌われている。


そして、トランプープーチンの「ナショナリスト同盟」ができる
と困るので、せっせと「プーチン悪魔化」を推進している。


では、中国は?

習近平は今年1月、ダボス会議で、「グローバル化絶対支持宣言」
をしました。

彼は、賢明にも「チャイナ・ファースト」(=中国の夢)という
主張をひっこめた。

それで世界のエリート達は、「習近平は、トランプよりもマシ」
と考えるようになった。


ちなみに安倍総理は、欧州を訪問し、「日本は自由貿易を守る
チャンピョンでありたい!」と宣言しました。

これは、安倍総理が「世界で起こっていることをよく理解されてい
る」ということです。

習近平が、「グローバリズム絶対支持宣言」をしたので、

安倍総理は、「自由主義を守るチャンピョンでありたい!」といっ
た。

つまり、「グローバリスト」である世界のエリート達を懐柔した。


というわけで、現状、トランプとプーチンは、厳しい状態になって
います。

習近平は、グローバリストと和解した。

トランプの娘イヴァンカファミリーを懐柔し、トランプ自身を軟化
させることに成功した。


日本は?

安倍総理は、森友学園問題で追いつめられています。

それでも、現状日本は、悪くない位置につけています。

「悪くない位置」にいるのはほとんど安倍総理の功績です。

●PS

北野が「世界情勢分析する方法」を完全暴露しています。

これを読むと、あなた自身で、日本と世界の未来を予測でき
るようになります。

政治家、経営者、起業家、ビジネスマン必読。



【4刷決定!】

●日本人の知らない「クレムリン・メソッド」
〜 世界 を動かす11の原理 (集英社インターナショナル)

北野 幸伯

(詳細は→http://tinyurl.com/hrq5f3x )


●面白かったら、拡散お願いいたします。>


miyakuma at 09:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)安全保障 | 世界情勢

2017年03月22日

2017年3月21日 フィリピン人家事代行、4時間1万円 パソナが入社式

外国人を家事代行サービスに雇うというのは、
欧米的な階級社会での考え方

日本人がやりたがらないという理由で3k的な労働を外国人に頼る
政策をとるのは将来に大きな禍根を残すと考えられます。




2017年3月21日 フィリピン人家事代行、4時間1万円 パソナが入社式

2017/3/21 11:51 日本経済新聞




 神奈川県などの国家戦略特区で解禁された外国人の家事代行サービスで、事業開始に向け準備が着々と進んでいる。パソナは21日、来日したフィリピン人25人の入社式を都内で開いた。今後は職場内訓練(OJT)などを実施したのち、3月末にも事業を始める予定だ。特区を活用した外国人家事代行による初のサービス提供となる見通しだ。

 掃除や洗濯、食事の準備といった家事代行サービスを月2回(1回当たり2時間)利用する場合で、利用料金は1万円(税別)と想定する。

 パソナグループの南部靖之代表は「仕事をしつつ日本を学び、3年間有意義な生活を送って欲しい」と祝辞を送った。フィリピン人職員代表のカラスコ・キャサリン・アントリアオさん(42)は「日本でたくさんの経験をして、自分のスキルを高めたい。一生懸命頑張るので、どうぞよろしくお願いいたします」と日本語であいさつした。新入社員ら全員で日本語の歌も披露した。

 パソナは比人材派遣大手マグサイサイグローバルサービスと組み、職員らに450時間の研修を実施した。職員は今月9日に来日した。

 他社でもサービス開始に向け準備が進む。ベアーズ(東京・中央)やポピンズ(東京・渋谷)などでは職員はまだ来日していないものの、早くて4〜5月中には開始する予定だ。(寺井浩介)


miyakuma at 04:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年03月16日

中国、トランプの娘婿ファミリーを459億円で買収 RPEからの転載

★中国、トランプの娘婿ファミリーを459億円で買収


全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


当初、中国にとても厳しかったトランプさん。

徐々に、あまくなってきています。

それは、「勝手に」起こっていることではなく、

中国の「工作」によって、懐柔させられている。

この件について、最近二つ記事を書きました。


一つは、ダイヤモンド・オンライン。

http://diamond.jp/articles/-/120416
●中国がトランプ懐柔攻勢、日米関係が良好でも気を抜くな


もう一つは、まぐまぐニュース。

http://www.mag2.com/p/news/241460
●だから中国は侮れない。トランプの態度を一転させた懐柔
作戦の全容


中国は、強力な工作によって、トランプの「反中路線」を転換
させている。

工作は、もちろん現在もつづいています。

ブルームバーグ3月14日付は、驚くべき内容を報じています。

なんと中国は、トランプの娘イバンカさんの夫一家を「買収」
しようとしている。

どうやって???????



▼トランプの娘婿ファミリーを買収せよ!



では、ブルームバーグ3月14日付を見てみましょう。



<クシュナー氏の同族会社、中国企業から4億ドルの利益を得る
可能性も

Bloomberg 3/14(火) 4:49配信

トランプ米大統領の娘婿で上級顧問のジャレッド・クシュナー氏
の家族が経営する不動産会社「クシュナ−」は、同社が保有す
るニューヨーク・マンハッタンのオフィスビルに中国の安邦保険
集団から投資を受け、4億ドル(459億円)以上の利益を得る可
能性がある。 >



トランプさんの美人娘イバンカさんは09年、ジャレッド・クシュ
ナーさんと結婚しました。

クシュナーさんはユダヤ人。

それでイバンカさんは、ユダヤ教に改宗しています。

ジャレッド・クシュナーさんは、「ニューヨーク・オブザーバー」
のオーナー。

そして、不動産開発会社クシュナー・カンパニーズの跡取り息子。

「クシュナー・カンパニーズ」は、ジャレッドさんのお父さん
チャールズ・クシュナーさんが創業した会社です。


つまり、中国の安邦保険集団は、


「トランプの娘婿のお父さんに459億円プレゼントする」


という話。(ざっくりいうと。)



<投資の詳細に関する資料をブルームバーグが閲覧した。

その資料によると、安邦保険の総投資額は40億ドル。

不動産専門家の一部は「クシュナー」に異例なほど有利とする条
件も含まれていると指摘する。

安邦保険は中国政権との関係が取りざたされており、米国での投
資に安全保障上の懸念が浮上している。>(同上)



「安邦保険は中国政権との関係が取りざたされており、米国での
投資に安全保障上の懸念が浮上している。」


当然ですね。

なんといっても「大統領ファミリー買収目的で投資」するのです
から。

だから、クシュナーに「異例なほど有利な条件」を提示する。



<選挙法を専門とする超党派団体、キャンペーン・リーガル・セ
ンターの法務顧問、ラリー・ノーブル氏は「人に影響を及ぼすに
は、家族を経済的に助けるというのが昔からの常とう手段」と警
告している。 >



「人に影響を及ぼすには、家族を経済的に助けるというのが昔か
らの常とう手段」


いいかえれば、


「アメリカ大統領に影響を及ぼすには、家族を経済的に助けると
いうのが昔からの常とう手段」



▼中国、強さの源泉



中国の「工作力」は、本当にすごいです。

なぜすごいのでしょうか?

やはり、「国家を挙げて工作に励んでいるから」でしょう。

たとえば、日本政府が、アメリカの政治家を買収することなど
できません。

健全な民主国家は、「金の使い道」にうるさいのです。


ところが、中国にとって、アメリカの政治家を買収することは、

「悪」ではなく、むしろ「大いなる善」である。


中国共産党自身が「買収工作」を指揮しているのですから、資
金はありあまるほどある。

アリババの馬雲会長のように個人資産2兆円を超える人物です
ら、

「事実上の工作員」として使うことができる。

(いうことを聞かなければ逮捕。)


というわけで、中国がイスラエルロビーを抑えて、アメリカナン
バーワンロビー集団になったのもわかります。


中国の工作により、米中関係が徐々に良くなってきました。

安倍総理も、中国批判を抑制しましょう。

米中が和解して「梯子」を外されれば、尖閣は間違いなく奪われ
ます。

●PS

北野が「世界情勢分析する方法」を完全暴露しています。

これを読むと、あなた自身で、日本と世界の未来を予測でき
るようになります。

政治家、経営者、起業家、ビジネスマン必読。



【4刷決定!】

●日本人の知らない「クレムリン・メソッド」
〜 世界 を動かす11の原理 (集英社インターナショナル)

北野 幸伯

(詳細は→http://tinyurl.com/hrq5f3x )


●面白かったら、拡散お願いいたします。>


▼危機克服本コーナーへ
================================================================



【北野幸伯の激面白本】


●日本自立のためのプーチン最強講義(集英社インターナショナル)

(詳細は→http://tinyurl.com/nkam4c9 )


「日本自立本」の決定版!


最初から最後まで、徹底的に具体的・現実的!


これで、「日本が自立する方法」を完璧に理解できます。

09年9月、アメリカに嵌められたロシア・ベド大統領は、プ
ーチン首相を解任した。

命の危険を感じたプーチンは、日本に政治亡命する。

日本柔道界に保護され、稽古に励むプーチン。


しかし、日本政界は、彼を放っておかなかった。


行列をなして彼のもとへ訪れる日本の政治家たち。


その中に、再起を誓う矢部元首相の姿があった。

プーチンは、90年代アメリカの属国だったロシアを、どうや
って「自立」させることに成功したのか?


懇願する矢部に 、ついにプーチンは口を開き、その「秘密」
を語りはじめた。


「プーチン最強講義」の内容は?

・中国から尖閣・沖縄を守り、かつアメリカからの自立も成
し遂げる方法とは?


・集団的自衛権と憲法改正。日本にとってなぜ前者は「天
国」、後者は「地獄」になるのか?


・難問TPPにどう対処すべきか?


・日本のエネルギー自給率を100%にする方法とは?


・日本経済を復活させ、財政も再建する方法とは?


・核兵器を保有すれば、日本は自立できるのか……?

さて、首相に返り咲いた矢部は、はたしてプーチンの秘
策に従って「日本自立」を成し遂げられるだろうか……?

この本を読み終えたとき、あなたは「日本自立」までの
道筋 を、
完璧に理解できるようになっていることでしょう。



●日本自立のためのプーチン最強講義(集英社インターナショナル)

(詳細は→http://tinyurl.com/nkam4c9 )


miyakuma at 14:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)外交 | 危機管理

2017年02月21日

ロシア政治経済ジャーナル No.1509 ★敵に包囲され、身動きできないトランプより転載

どうも、国際金融資本と中国は世界平和に対するがん細胞のようです。








【RPE】★敵に包囲され、身動きできないトランプ

RPE Journal==============================================



       ロシア政治経済ジャーナル No.1509


               2017/2/21

===========================================================

トランプさんは、敵に囲まれて、「やりたいことができない」
状態になっています。

「敵」とは誰のこと???????


詳細は、【本文】で!↓




(●本文へ↓)
===========================================================
★新規購読者の皆様へ!
はじめまして!RPE発行者北野です。RPEのモットーは、
1、わけのわからない世界情勢を世界一わかりやすく解説する。
2、でも、きれいごとは一切言わない。です。
世界の裏側で起こっていることを、あなただけにこっそりお教えします。
これは、国連・世銀・外務省・政治家・ファンド・社長さん軍団・大企業
幹部・起業家等々が内緒で読んでいる、秘伝のメルマガです。
友人知人には、このメルマガのこと絶対秘密にしておいてください。
3、RPEの広告は、北野が実際に購入した製品とは限りません。必ず
★HP を熟読され、★自己責任 で決定を下してください。
==========================================================

★敵に包囲され、身動きできないトランプ


全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。



(●今回は、「おたよりコーナー」も重要です。
是非ご一読ください。)



トランプ、戦略の基軸は、


「ロシアと和解して、中国に対抗する」


です。

大統領選挙戦中も、大統領就任後も、一貫して「親ロシア、反中国」
である。

しかし、「敵」が彼の外交を邪魔します。

つまり、


「ロシアとの和解は許しません!」

「中国と対立することは、許しません!」


と圧力がかかっている。

何が起こっているか、見てみましょう。



▼ロシアの失望



ロシアは、世界一「トランプ支持率」が高い国です。

プーチンの支持率は80%強ですが、トランプの支持率は、おそ
らく100%近いでしょう。

なぜ?

選挙戦中から「ロシアとの和解」を宣言していたトランプなら

「制裁を解除してくれるだろう」と期待している。


しかし、早速ロシアでは、「トランプ大丈夫だろうか?」と
いうムードが漂いはじめています。

トランプ政権には、トランプ大統領の他に、「特に親ロシア」
の大物が二人いた。

ひとりは、「プーチンの親友」と呼ばれる、ティラーソン国務
長官。

もうひとりは、「プーチンの隣に座った男」フリン大統領補佐
官。

しかし、フリンさんは2月13日、辞任してしまった。




<<米補佐官辞任>制裁解除、露と協議疑惑 フリン氏

毎日新聞 2/14(火) 22:05配信

 【ワシントン大前仁、三木幸治】米ホワイトハウスは13日、
フリン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が辞任したと
発表した。

フリン氏はトランプ政権発足前、駐米ロシア大使と対露制裁解
除について電話で協議し、その後、政権内で虚偽の説明を
した疑惑が浮上。>



もう一人の「希望」ティラーソン国務長官は2月16日、ドイツ
でロシアのラブロフ外相と会談しました。

何を話したのか?

アメリカ、ロシア共通の課題である、「IS問題」「シリア内
戦問題」で協力していくこと。

しかし、「ウクライナ問題」で譲歩する気配は見せませんで
した。

それでも、ティラーソンさんは、今後も「ロシアの希望」で
ありつづけます。


一方、マティス国防相は、ロシアに「より強硬」です。

マティスさんは、中国にもロシアにも厳しいのですね。

彼は2月15日、NATO国防相理事会に参加しました。

そして、トランプさんの公約通り、NATO加盟国が「GDPの2%を
軍事費にあてること」を要求した。

現状はどうなのでしょうか?

27の加盟国のうち、2%に達しているのは、アメリカ、イギリス、
エストニア、ギリシャ、ポーランドだけ。

このうちエストニア、ギリシャ、ポーランドが2%に達していて
も、あまり意味はありません。

やはり、「ドイツ、もっと軍事費出せ!」ということでしょう。

(ドイツの国防費は、GDP比で1.2%程度。)


「もっと金を出せ!」といわれて、他の加盟国は嫌な気分だっ
たでしょうか?

それでも、マティスさんは、こんな発言でNATO加盟国を安心さ
せました。



<マティス氏はさらに、共通防衛への投資は非常に重要だとし、
ロシアによるクリミア併合や、トルコの南に国境を接するシリ
アやイラクで台頭する過激派組織のいわゆる「イスラム国」(IS)
など、2014年以降に生じた脅威を挙げた。>

(BBC News 2月16日)


ロシアを「脅威」に挙げたことで、NATO加盟国、特にロシアに
近いバルト三国やポーランドは、安心したのですね。

もちろん、ロシア、マティスさん発言に落胆しています。

マティスさんは、こんなこともいいました。



<マティス国防長官はNATOへの強い支持を表明し、安全保障
上の課題に対応する同盟の力を称賛し、「この同盟は米国と
大西洋対岸の諸国にとって根本的な基盤であり、共に強く結
びつけている」と語った。>(同上)



マティスさんが来て、日本は安心した。

NATO加盟国も、マティスさん発言で「一安心」しました。

「狂犬」と呼ばれる彼ですが、日本やNATOにとっては、「癒し
系」といえそうです。


さて、ペンス副大統領は2月18日、ドイツで開かれた「ミュン
ヘン安全保障会議」でスピーチしました。

こんなことをいっています。


<トランプ氏が接近の意欲を示しているロシアに対しては、ウ
クライナ東部の情勢をめぐって「ロシアの責任を問い、停戦を
定めたミンスク合意を守るよう求める必要がある」と明言。

会場からも賛同の声があがった。>

(CNN.co.jp 2/19)


こうして、アメリカ政府高官(副大統領、国務長官、国防長官)が、
ドイツに集結し、それぞれ発言した。

ロシアは、「あんまりオバマ時代と変わらないぞ・・・」という感
想を持ったのです。



▼敵に包囲されているトランプ



しかし、ロシアは、「トランプ自身が反ロシアになった」とは見
ていません。

そうではなく、「彼は敵に包囲されて、やりたいことができない
のだ」とみています。

「敵」とは誰でしょうか?


○トランプの敵1=民主党(と中国)

トランプに敗れた民主党。

そして民主党有力政治家が中国と緊密な関係にあることは、よく
知られています。

(中国は、アメリカが反ロシアになることを望んでいます。

アメリカが反ロシアになれば、それだけ中国への圧力が減るから
です。)


○トランプの敵2= 共和党の反ロシア政治家

そして、本来トランプを支持すべき共和党の中にも、敵が多い。

なぜなら、共和党には「反ロシア議員」が多い。

(たとえばマケインさんなど。)


○トランプの敵3= マスコミ

トランプさんは、マスコミも敵にまわしています。

彼は、「ニューヨーク・タイムズ」「ABC」「CNN」などを、

「偽ニュースを流している」と批判している。

そして、「彼らは私の敵ではなく、アメリカ国民の敵なのだ!」
と宣言している。

いわれたメディアが、さらに攻撃的になるのも、わかります。


○トランプの敵4= 国際金融資本

トランプさんは、「ナショナリスト」。

だから、「グローバリスト」の「国際金融資本」は、反トランプ
が多い。

こういう時流を読んだ習近平は、ダボスで「グローバリズム絶対
支持宣言」をしました。

「国際金融資本」は、「トランプより習近平の方がマシかな?」
と思いはじめている。


○トランプの敵5= アメリカ諜報機関

トランプは、「イラク戦争」など、「諜報機関の失敗」を批判
してきました。

諜報機関も、「反トランプ」になっています。

一つの証拠は、フリンさんの辞任ですね。

フリンさんの辞任は、彼とロシア大使の電話の内容が問題にな
ったからです。

誰が「フリンーロシア大使電話会談」を盗聴したのでしょうか



というわけで、トランプさんの現状は、

「まだ国内で権力を掌握できていない状態」である。



▼得をするのは、またしても中国



「反トランプ陣営」には、ある特徴があります。


トランプを批判する理由が、「プーチンに近いから」なのです。


結果的に彼らは、「アメリカとロシアの対立を煽っている」と
もいえます。

するとどうなるかというと、「アメリカと中国の対立がゆるく
なる」。

そう、またまた中国がお得なポジションにつきつつある。

中国の戦略は、「自分は戦わず、他国を戦わせること」です。


「二頭のトラの戦いを、山頂から眺める」


これが、中国戦略の「理想形」なのです。

現状にあてはめると、


「二頭のトラ(アメリカとロシア)の戦いを、山頂から眺める」


となる。

二頭のトラが疲弊すれば、山で眺めていた中国だけが生き残る
でしょう。

「猛獣使い」の安倍総理が、二匹のトラを和解させることがで
きれば、世界平和に大きく貢献します。





miyakuma at 01:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)安全保障 | インテリジェンス

2017年02月13日

ロシア政治経済ジャーナル No.1503★トランプ、「一つの中国」を認める より転載

【RPE】★トランプ、「一つの中国」を認める

RPE Journal==============================================



       ロシア政治経済ジャーナル No.1503


               2017/2/13

===========================================================

トランプさん、一転「一つの中国」の原則を認めました。


詳細は、【本文】で!↓


(●本文へ↓)
===========================================================
★新規購読者の皆様へ!
はじめまして!RPE発行者北野です。RPEのモットーは、
1、わけのわからない世界情勢を世界一わかりやすく解説する。
2、でも、きれいごとは一切言わない。です。
世界の裏側で起こっていることを、あなただけにこっそりお教えします。
これは、国連・世銀・外務省・政治家・ファンド・社長さん軍団・大企業
幹部・起業家等々が内緒で読んでいる、秘伝のメルマガです。
友人知人には、このメルマガのこと絶対秘密にしておいてください。
3、RPEの広告は、北野が実際に購入した製品とは限りません。必ず
★HP を熟読され、★自己責任 で決定を下してください。
==========================================================

★トランプ、「一つの中国」を認める


全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


大統領就任前から、中国とガンガンやりあってきたトランプ。

先日、大きな譲歩をしました。


「一つの中国」を認めたのです。



▼革命的だった、トランプと蔡英文の電話会談



2016年12月2日、全世界に衝撃が走りました。

なんと、トランプが台湾の蔡英文総統と電話会談をした。




<<トランプ氏・蔡氏>米中関係の緊張必至…断交後初の協議

毎日新聞 12/3(土) 22:28配信

 【ワシントン会川晴之、台北・鈴木玲子、北京・石原聖】トラン
プ次期米大統領は2日、台湾の蔡英文総統と電話協議し、安全保障
などの「緊密な結びつき」を確認した。

政権移行チームが発表した。>



それにしても、トランプさんと蔡英文総統が電話で話すと、なぜ
中国は激怒するのでしょうか?




<中国は台湾を主権国家とは認めておらず、台湾を中国の一部と
主張する「一つの中国」原則の順守を米国に求めてきた。

トランプ氏が台湾独立志向の強い民進党の蔡氏と安全保障問題を
協議したことで米中関係の緊張は必至だ。

米メディアによると、就任前を含めて米大統領が台湾総統と電話
で協議したことが公になったのは、米台が国交を断絶した1979
年以降では初めて。>(同上)



アメリカ大統領が台湾総統と電話で協議したのは、国交が断絶し
た1979年以降、初めて。

37年ぶりということで、トランプさんの行動は、「革命的」だっ
たことがわかります。


中国は、激怒し、抗議しました。



<中国外務省の耿爽(こう・そう)副報道局長は3日、「米国の関
係方面に厳粛な申し入れを行った」との談話を発表し、抗議したこ
とを明らかにした。

その上で「一つの中国は中米関係の政治的基礎。中米関係が不必要
な妨害を受けないよう促す」として、歴代米政権の「一つの中国」
政策を継承するようトランプ氏に求めた。>(同上)



すると、早速次のリアクションがでてきました。

12月5日AFP=時事から。



<トランプ氏は4日夜、ツイッターに

「中国は

彼らの通貨を切り下げること(つまり米企業の競争を困難にするこ
と)、

中国向けの米製品に重税を課すこと(米国は中国製品に課税してい
ないのに)、

南シナ海(South China Sea)のど真ん中に巨大軍事施設を建設す
ること

などに関して、われわれに了承を求めたか?そうは思わない!」

と投稿した。>



「トランプにとっては、米中政府の合意事項である、『一つの中
国』すら、ディールの対象なのだな〜〜〜」

と驚いた人も多かったことでしょう。



▼トランプ、一転「一つの中国」を認める



ところがトランプさん、ここに来て態度を変えてきました。

習近平との電話会談で、「一つの中国」を認めたのです。




<トランプ米大統領「一つの中国」支持 習主席に電話で

BBC News 2/10(金) 15:36配信

トランプ米大統領「一つの中国」支持 習主席に電話で

米ホワイトハウスは9日、ドナルド・トランプ大統領が習近平
・中国国家主席と電話会談し、中国本土と台湾は不可分だと
する「一つの中国」の原則を尊重すると伝えたと発表した。

トランプ氏が就任後、習主席と直接やりとりをするのはこれ
が初めて。

ホワイトハウスによると、両首脳の電話会談は「非常に和や
か」なもので、幅広い話題について長時間にわたり意見交換
した。

さらに、互いに相手を国に招待したという。>



トランプが習近平に、「一つの中国の原則を尊重する」と伝
えたと。

中国は大喜びで、「トランプ君を褒めたたえたい!」と声明
を出しました。




<中国「褒めたたえたい」…米「一つの中国」維持

読売新聞 2/10(金) 23:28配信

 【北京=竹腰雅彦】中国外務省によると、習近平(シージンピン)
国家主席とトランプ米大統領は10日(米時間9日)に行った初の
電話会談で、早期の首脳会談を目指す考えで一致した。

 同省の陸慷(ルーカン)報道局長は10日の定例記者会見で、ト
ランプ氏が会談の際、台湾を中国の一部とみなす「一つの中国」政
策の維持を表明したことについて、「褒めたたえたい」と評価した。

その上で、首脳会談の実現に向け、中国側も調整を急ぐ考えを示し
た。>



トランプは、日本の安倍総理と会う直前に、習近平と和解している。

この現象を、どう読むべきでしょうか?



▼だから中国を挑発してはいけない



2月11日号

「★トランプ大統領誕生で、アメリカは【信用できる国】になった
のか???」

(まだ読んでない方は、こちらからご一読ください。↓
http://archives.mag2.com/0000012950/20170211000000000.html )

で、こう書きました。


【転載ここから▼】

<では、アメリカは、日本をどう利用する可能性があるのでしょう
か?

わかりやすいのは、「経済面」ですね。


「米国債をもっと買え!」

「貿易不均衡を解消しろ!アメリカ製品をもっと買え!」


これは、目に見えるので、ある面対処しやすい。

しかし、問題は、「安保面」です。

日本が直面する可能性のある最大の問題は、


「アメリカが対中国で、日本をバックパッシングするかもしれない」


ことでしょう。

「バックパッシング」(責任転嫁)とは、つまり


「アメリカが勝つために、中国と日本を戦わせること」


を意味します。

どうやって?

リアリズムの大家ミアシャイマー教授は、その著書「大国政治
の悲劇」の中で、

「バックパッシングの方法」について触れています。


4つ方法がある中で、もっとも「今の日米関係に当てはまる」
と思われるのは、以下の方法です。


<四つ目は、バックパッサーが、バックキャッチャーの国力
が上がるのを許すだけでなく、

それをサポートまでしてしまう方法である。>(227p)


意味わかりませんね。

これはつまり、「アメリカが、日本の軍備増強をサポートす
る」という意味。

なぜ?


<これによりバック・キャッチャーが侵略的な国家を封じ込
めてくれれば、

バック・パッサーにとって傍観者のままでいられる可能性が
高まるからだ。>(同上)


言い換えると、


「これにより日本が、侵略的な中国を封じ込めてくれれば、

アメリカは傍観者のままでいられる可能性が高まるからだ」


となります。


日本が中国と戦ってくれれば、アメリカは、「楽ですわ」と。

トランプ政権は今、このプロジェクトをはじめているようにも
見えます。>


【転載ここまで▲】


ここで、「バックパッシングの方法は4つある」とあります。

その一つは、「日本を強化して、中国と戦わせる」。

もう一つの方法を、ミアシャイマー教授に教えていただきま
しょう。



<一つ目が、侵略的な国の関心を常にバック・パッシングを「され
る側」、

つまり「バック・キャッチャー」(責任転嫁を受ける側)の国の方
に向かせるために、

侵略的な国と良い外交関係を結ぶ、

もしくは最低でも刺激するようなことはしない、

というものである。>

(大国政治の悲劇 226p)



意味わかりません。

わかりやすく変換してみましょう。



<一つ目が、侵略的な国【=中国】 の関心を

常にバック・パッシングを「される側」【=日本】、

つまり「バック・キャッチャー」(責任転嫁を受ける側)

の国【=日本】の方に向かせるために、

侵略的な国【=中国】と良い外交関係を結ぶ、

もしくは最低でも刺激するようなことはしない、

というものである。>



簡単にいうと、アメリカは中国を打倒したい。

しかし、自分の手は汚したくない。

それで、日本を使って戦わせる。

どうやって?

アメリカは中国を刺激せず、中国の憎悪を日本にむける、と。


アメリカが日本を「バックパッシングしている」とどうすれば
はっきりわかるでしょうか?


アメリカが日本に、「俺たちがバックにいるから、どんどん中
国を批判しても大丈夫だぜ!」という。

その一方でアメリカが、中国と仲良くしている。

これは、はっきりした「バックパッシング」の兆候です。


ですから安倍総理は、「トランプ大統領は、私の味方!」とま
いあがって中国を挑発してはいけないのです。

リベラルの人がいつもいうように、アメリカは戦略どおり

「はしごを外す」かもしれない。


中国に関して日本は、アメリカが嫉妬するほど接近してはいけ
ない。

(例、キッシンジャーから「最悪の裏切り者!」と呼ばれた
田中角栄さん。

最近の例では、「私は人民解放軍の野戦軍司令官です!」と宣
言した小沢一郎さん。)


その一方で、アメリカ抜きの「日中戦争」が起きてしまうほど
に中国を挑発してはいけない。


日本は、ずる賢い二つの大国とのバランスをとりながら、

「米中覇権争奪戦」の時代を、サバイバルしていかなければな
らないのです。


私たちが頭の中で100万回唱えなければならないのは、

「ABC」です。

A = Always
B = Be
C = Careful


総理、どうかアメリカに対しても中国に対しても、警戒をお
こたらず、なおかつ両国に対して穏やかであってください。

miyakuma at 00:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)安全保障 | 外交

2017年01月28日

ロシア政治経済ジャーナル より転載「外国人労働者の数が激増しています」

英国がEUを離脱し、ドイツでは移民が犯罪を多数起こし、フランスではテロが起こり
EUは崩壊の過程に入っています。
アメリカでは、不法移民を防ぐためトランプ大統領が壁をつくるといい
世界では、完全に反移民の情勢です。

唯一、日本だけが移民を受け入れ続けています。その数が100万人を越えました。
近いうちにさまざまな問題が噴出してくると思います。



RPE Journal==============================================



       ロシア政治経済ジャーナル No.1495


               2017/1/28

===========================================================

外国人労働者の数が激増しています。



(●本文へ↓)
===========================================================
★新規購読者の皆様へ!
はじめまして!RPE発行者北野です。RPEのモットーは、
1、わけのわからない世界情勢を世界一わかりやすく解説する。
2、でも、きれいごとは一切言わない。です。
世界の裏側で起こっていることを、あなただけにこっそりお教えします。
これは、国連・世銀・外務省・政治家・ファンド・社長さん軍団・大企業
幹部・起業家等々が内緒で読んでいる、秘伝のメルマガです。
友人知人には、このメルマガのこと絶対秘密にしておいてください。
3、RPEの広告は、北野が実際に購入した製品とは限りません。必ず
★HP を熟読され、★自己責任 で決定を下してください。
==========================================================

★外国人労働者激増!前年比19%増で100万人を突破!どの
国から来ている?


全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


まず、お知らせから。


●トランプ外交の基軸とは?

ダイヤモンドオンラインさんで詳述しています。

まだの方は、是非ご一読ください。

http://diamond.jp/articles/-/115034
(●スマホ、ケータイで見れない方は、PCで試してください。)



では、本題。

いまの世界を語るのに、重要なキーワードがあります。


「移民」です。


皆さん、イギリスが「EU離脱」を決めた背景に、「移民問題」
があったこと、ご存知でしょう。


そして、トランプさんは、公約どおりアメリカとメキシコの
国境に「壁」をつくるべく動きだした。

それで、アメリカとメキシコの関係が非常に悪化しています。

トランプは、「メキシコからの不法入国者が、麻薬と犯罪を
持ち込んでいる!」と主張している。

これも言葉は違いますが、「移民」(不法)がらみですね。


欧州全土を見ると、シリア、イラク、アフガニスタン、リビア
などからの「難民をどうするか?」で分裂状態にあります。

「難民受け入れ派」はどんどん苦しくなり、フランスでは、

元から「反移民」、今は「反難民」のマリヌ・ルペンさんが
大統領選支持率でトップにたっています。


要するに欧米では、流れが「反移民」になっている。

なぜでしょうか?

一番の理由は、「移民が、元から住んでいる人の職を奪うから」
でしょう。

次の理由は、労働市場に大量に安い労働力が供給されることで、

「元から住んでいる人の賃金水準(給料)が下がっていくから」

でしょう。


さらに、移民流入で「治安が悪化するから」でしょう。

「移民が犯罪を犯す」というと「差別だ!」と批判されそう
ですが。

気になる方は調べていただければと思いますが。

たとえば、牧歌的なイメージのスイスでは、外国人の比率が
約20%。

しかし、その20%がスイスの全殺人事件に占める割合は約6
割。

刑務所にいる約7割は外国人だそうです。


「移民」をすすめてきた欧米も、ようやく間違いに気づき、

「これから移民を規制していこう」という流れになってきて
いる。


ところが、「さあ!これからどんどん移民を受け入れるぞ!」

と気合を入れている愚かな政府があります。



▼日本で、外国人労働者激増!



先日、「外国人労働者数が100万人を突破した」という記事を
読みました。



<外国人労働者、初の100万人超え 前年比19%増

ITmedia ビジネスオンライン 1/27(金) 17:01配信

厚生労働省は1月27日、2016年10月末時点での外国人労働
者の数(事業主からの外国人雇用の届け出数)は前年比
19%増の108万3769人だったと発表した。
100万人を超えたのは、07年に外国人雇用の届け出が義務
化されて以来初めて。

「外国人材や留学生の受け入れが進んでいることに加え、
雇用情勢の改善が着実に進んでいることが増加の要因」と
分析している。>


なんと前年比19%増(!)。

108万3769人だそうです。


ここで、「突っ込みが必ず入るであろう」重要ポイントに触れて
おきます。


「ていうか、北野さん。

外国人労働者と移民は、違うでしょ?」


そのとおりです。

日本人は、「外国人労働者は、金を稼ぐ目的で来日し、期限が
来たら母国に帰る。だから移民とは違う」と思っています。

そして、政府もそんな説明をしています。

しかし、欧米やロシアの例をみると、


「外国人労働者が移民に転化する」ケースが、圧倒的に多いのです。


私の住むモスクワでも同様です。

中央アジア(主にウズベキスタン、キルギス、タジキスタン)から
外国人労働者として入ってきて、そのまま定住(移民化)してしま
う。

この件について、有本香さんが、


「移民ではなく、外国人労働者」 という詭弁は幾重にも罪深い」


という記事を書いています。

(原文こちら↓
http://ironna.jp/article/436 )


重要ポイントを引用してみましょう。


< 第二次大戦後の西ドイツでは、労働力不足解消のため、トル
コからの出稼ぎ労働者「ガスト(ゲスト)・アルバイター」を受
け入れ始めた。

当初は単身者の短期滞在に限られていたが、70年代になると、家
族を帯同して定住する「移民」へと変わっていったのである。

おもな理由は、特定分野、とくに3K的な分野の仕事からドイツ
人が離れ、「トルコ人の仕事」として固定化されたことにある。>



<昨今、日本でもまたぞろ移民議論が喧しい。

政府側は、反発を招かないよう「移民ではなく、外国人労働者」
と強調するが、ドイツの例に明らかなように、期限付きの労働者
がやがて移民受け入れの一里塚となることは間違いない。>



どうですか、これ?

「外国人労働者が移民に転化していくプロセス」が見事に解説
されています。


モスクワでもそうです。

雪かきの仕事をしているロシア人はみかけません。

ほとんど中央アジア(主にキルギス、ウズベキスタン)の人で
す。

彼らは「外国人労働者」として入ってきて、「移民」になった
のです。



▼外国人労働者の3割は、中国人



というわけで、外国人労働者が激増している。

彼らはどの国から来ているのでしょうか?


<国籍別では、

中国が34万4658人(31.8%)で最も多く、次いで、

ベトナムが17万2018人(15.9%)、

フィリピンが12万7518人(11.8%)、

ブラジルが10万6597人(9.8%)

──と続く。

対前年の伸び率では、ベトナム(前年比56.4%増)と、ネ
パール(同35.1%増)が高かった。>

(ITmedia ビジネスオンライン 1/27)



中国人が31.8%。

中国人と仕事をしている読者さんもいるかもしれません。

「マジメないい人だよ」という方もいるでしょう。


しかし、「個人の話」と「全体の話」はわけて考える必要があ
ります。

中国は、「日本には尖閣だけでなく、沖縄の領有権もない!」
と宣言している国。

中国は、「中国、アメリカ、ロシア、韓国で、反日統一戦線を
つくろう!」と宣言している国。

(●必読証拠↓
https://jp.sputniknews.com/japanese.ruvr.ru/2012_11_15/94728921/ )


そして、08年の「長野、聖火リレー暴動事件」で証明されたよ
うに、

中国政府には、「在日中国人を動員する力」がある。

もう忘れているかもしれませんが、4000人の中国人が長野に集
結し、「警察も手出しできない状態」をつくりだしました。

(●必見映像はこちら。↓
https://www.youtube.com/watch?v=tJCinEN6eds

https://www.youtube.com/watch?v=vUUoMx1IQnM  )


一応、当時の記事もはりつけておきましょう。

産経新聞08年5月4日から。



<長野市で4月26日に行われた北京五輪聖火リレーで、沿道を
埋め尽くした中国人による日本人らへの暴行事件が起きていたこ
とが分かった。>


<【東京都西東京市の自営業、中川章さん(57)の証言

−中国国旗の旗で殴られ全治3週間】 

 私は知人の地方議員たちとともに日の丸とチベットの小旗を振
りながら善光寺の境内から聖火リレーの沿道に向かっていたんで
す。

 市役所近くの交差点で中国人の集団にいきなり、巨大な中国国
旗で通せんぼされましてね。

若い中国人の男に旗ざおで左手の甲をたたかれ、小旗をもぎ取ら
れ、後頭部に旗ざおでズコンですよ。

旗ざおといっても長さ2メートル以上、直径3センチ以上もある
アルミ製。旗が付いていなければ間違いなく凶器準備集合罪です
よ!

(中略)

結局、私は後頭部に大きなコブが残り、おまけに頸椎(けいつ
い)ねんざで全治3週間。

20人近くの仲間が暴行を受け、頭や背中にけがをしました。

女性も老人もお構いなしです。一体ここはどこの国なんですか!>

(同上)


<【長野市の主婦(34)−怖くなって娘に日の丸を振るの
をあきらめさせた】

 小学1年生の長女と手作りの日の丸を作って聖火リレーを
見に行ったのです。

でもリレーコースは畳ほどもある中国国旗ばかりでもう圧倒
されちゃって…。

おまけに至る所で怒鳴り声が響いており、怖くなって娘に日
の丸を振るのをあきらめさせました。

娘は「なぜ中国の旗ばかりで日の丸はないの?」と聞いてき
ましたが、うまく答えられませんでした。>



まだ、中国人が少なかった08年で、こんな状態です。

いま中国政府は、どれだけの在日中国人を動員できるのでし
ょうか???

安倍総理は、よくよく考えていただきたいと思います。


いずれにしても、欧米が「規制しよう」と動き出している、

「外国人労働者」と「移民」


安倍総理は、「欧米を見習って」、「外国人労働者をこれ以上
増やさないこと」を決意していただきたいと思います。


ちなみに「移民問題」については、以前、

「龍馬プロジェクト」の神谷先生、

「ユーチューブの神」KAZUYA先生と

対談した動画があります。

こちらも参考になさってください。

https://www.youtube.com/watch?v=0y-f1KmszGI


miyakuma at 16:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)危機管理 | 安全保障

2016年12月23日

毎日新聞記者クラスター爆弾ヨルダン空港爆破事件

毎日新聞記者クラスター爆弾ヨルダン空港爆破事件


2003年5月1日、ヨルダンの首都アンマンの国際空港で毎日新聞の五味宏基記者が持ちこんだクラスター爆弾が爆発し、空港職員1人死亡、並んでいた乗客など5人が負傷するという大惨事を起こした。



■事件後のテレビ東京のニュース(音声)
http://mainichi.tv/mod_uploader/download/1280584342.mp3
【要旨】
この事件では、ヨルダン側は日本との関係を考慮してアブドラ国王自らが保釈についてコメントするなど犯人の五味宏基に配慮した扱いをした。
ヨルダン人の被害者たちは、日本との関係悪化を恐れたヨルダン政府からコメントを禁止された。
空港で乗客として並んでいて被害に遭ったエジプト人のシャラシュさんだけがコメントできた。

「毎日新聞の対応は全て誠意に欠けていた。見舞いに来た斎藤社長は、『忙しいから』と2分間しか居なかった。私の体調を聞くこともなかった。」

シャラシュさんは、毎日新聞からは告訴を取り下げるよう求められ、ある金額が示された。

「私はこの話に憤慨した。私に対する侮辱だ。五味を投獄させたい。裁判に1万ドルや2万ドルかかっても良い。」




ヨルダン空港爆発 毎日記者に実刑

禁固1年6月 特赦申請へ

 【アンマン=久保哲也】アンマンの国際空港爆発事件で、爆発物不法所持、過失致死、過失致傷の罪に問われた毎日新聞元写真部記者(編集局付)、五味宏基被告(36)に対する判決公判が1日、ヨルダン国家治安法廷(軍事法廷)で開かれ、ボコール裁判長は「爆発は被告の不注意によるもの」と述べ、過失致死、過失致傷の罪で禁固1年6月の実刑判決を言い渡した。爆発物不法所持については無罪とした。

 毎日新聞社長室は同日、弁護側が「判決を尊重し、控訴はしないこと」、及びアブドラ国王への「特赦申請をヨルダン政府に提出する方針」を明らかにした。

 五味被告は、イラク戦争取材中に拾ったクラスター爆弾の子爆弾を記念品として持ち帰ろうとしたが、5月1日夜(日本時間2日未明)、クイーン・アリア国際空港の手荷物検査所で、この子爆弾が爆発、職員1人が死亡、近くにいた5人が負傷した。検察側は、五味被告が子爆弾を爆発物と認識していたと主張。五味被告側は、爆発物との認識はなかったとして無罪を主張していた。

 ボコール裁判長は、3罪のうち、最も量刑の重い爆発物不法所持(懲役15年―7年6月)については無罪とした理由について「(被告に)爆発の危険性についての認識はなく、使う意思もなかった」と説明した。

 裁判長はまた、五味被告とともに爆発物不法所持の罪に問われていたヨルダン人助手(32)については無罪とした。

 王室筋によると、国王は、五味被告に特赦を与える意向で、早ければ近日中に釈放されるとの観測も出ている。

 毎日新聞社は判決に対し、「判決を厳粛に受け止め、亡くなられた方、負傷者らに深くおわびする。法的責任に加え、記者として、職業人としての倫理上の責任があると考え、死傷者を出した結果の重大性から(五味被告に対し)厳正な処分をする」とのコメントを発表した。
(2003年6月2日 読売新聞)




素直に刑に服していればよいものを・・・

miyakuma at 14:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)マスコミ メディアリテラシー 

毎日新聞社の元記者、西山事件

西山事件


第3次佐藤内閣当時、リチャード・ニクソンアメリカ合衆国大統領との沖縄返還協定に際し、公式発表では、アメリカ合衆国連邦政府が支払うことになっていた、地権者に対する土地原状回復費400万米ドルを、実際には日本国政府が肩代わりして、アメリカ合衆国に支払うという密約をしているとの情報を掴み、毎日新聞社政治部記者の西山太吉が、日本社会党議員に情報を漏洩した。
日本国政府は密約を否定。東京地方検察庁特別捜査部は、西山が情報目当てに既婚の外務省事務官に近づき、酒を飲ませ泥酔させた上で性交渉を結んだとして、情報源の事務官を国家公務員法(機密漏洩の罪)、西山を国家公務員法(教唆の罪)で逮捕した。これにより、報道の自由を盾に、取材活動の正当性を主張していた毎日新聞は、かえって世論から一斉に倫理的非難を浴びることになった。
裁判においても、起訴理由は「国家機密の漏洩行為」であるため、審理は当然にその手段である機密資料の入手方法に終始し、密約の真相究明は東京地方検察庁側からは行われなかった。西山が逮捕され、社会的に注目される中、密約自体の追及は完全に色褪せてしまった。また、取材で得た情報を自社の報道媒体で明白に報道する前に、一国会議員に流して国会における政府追及材料とさせたり、情報源の秘匿が不完全だったため、情報提供者の逮捕を招いたことも、ジャーナリズムの上で問題となった。


うわさによると

「泥酔させて、強姦して夫にばらされたくなかったら秘密情報をよこせ」

と言ったとか言わないとか、

これが、報道の自由で保障された自由である。


miyakuma at 13:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)マスコミ メディアリテラシー