2019年01月07日

プロサッカー選手という生き方-決断と覚悟の先に-

プロサッカー選手も一人の人間。
長い人生の設計もしなきゃならないし、お金稼いで家族や自分の生活をいとまなきゃならない。
サッカー選手として、活躍したい、認められたい、力を発揮したい。
と同時に、お金を稼ぐことと、いずれ引退し、引退後のセカンドキャリアも考えないといけない。

難しいですよね、プロサッカー選手として生きること。
つねに、怪我との付き合い方や、出場機会を失うこととの向き合い方や、あるいは契約更新されないことへの不安など大きなリスクも背負ってなくちゃならない。
どんなキャリアの選手だってそれは同じ。

サポーターは、選手の華やかな部分、活躍する姿に元気や勇気をもらうけど、リスクにぶち当たったときの選手に対しても心を痛める。

林容平選手の、J3ブラウブリッツ秋田への完全移籍。
FC東京時代から彼を追っているサポーターも多い。
きっと、来シーズンも秋田の林容平を応援することだろう。

29歳という年齢や、これまでのキャリアを考えると、J3チームへの移籍というのは、本人のコメントにもあるように「強い覚悟」をもってのことだろう。
プロサッカー選手として生きることの、強い意志を感じる。
秋田で結果を出し、秋田のサポーターに喜びをもたらし、サッカー選手としてさらに成長してくれることを大分のサポーターも願っている。

ファン・ソンス選手の引退のお知らせは、びっくりした。
31歳、引退する年齢ではない。
いずれくる引退後の仕事や生活を考えた上でのことかとも思ったが、プロは引退して、社会人サッカーをするということらしい。
会社員として、サッカーチームに所属するという選択。

Criacao Shinjukuという関東2部のチーム。
https://club.criacao.co.jp
このチームに、来期、徳島から24歳の若さでプロを引退し、社会人としてサッカーを続ける選手がいる。

徳島ヴォルティスDF、井筒陸也選手。
プロ3年を満了し、2018シーズンは33試合出場、契約更新のオファーももらっている選手が、なぜ契約を断り、プロをやめたのか。
彼のインタビュー記事がとても興味深く、面白い。
http://news.livedoor.com/article/detail/15838989/

プロにこだわり続けるのも、ひとつの生き方。
いろんな角度から、多面的に人生を組み立てるのもひとつの生き方。

今日リリースされたたくさんのニュースをみていると、プロサッカー選手である彼らの人生はいろんな場面で、決断と覚悟が必要なんだなと感じる。

J2からJFLヴェルスパ大分へと、カテゴリーは下がったが、地元大分に戻った福元洋平。
吉平翼、坂井大将は、レンタル先では思うような結果が出せなかったが、大分に復帰。
大分の下部組織出身ということで、さらにプレッシャーがかかる。
覚悟をもっての復帰。

姫野宥弥選手は、群馬へレンタル。
江頭一輝選手は、盛岡へレンタル継続。
爪痕残さんと、結果を出さんとという気持ちで移籍先へ向かうだろう。

逆に、大分から松本へ復帰という形になる那須川将大選手、宮阪政樹選手も、覚悟は同様だろう。

こういう選手のギリギリの生き方というのも、結果を出したときの喜びの大きさにつながる。
華やかな部分がある反面、影の部分は厳しい。

大分トリニータは、新体制発表を迎え、チームが始動する。
今年はどんな選手が、チームのために戦ってくれるだろうか。
決断を覚悟をもって大分にきてくれた選手たちに、最大限のエールを送りたい。






この記事へのコメント
 ご無沙汰しております。今回の件について同じような感情を抱いていたので
投稿させていただきます。
正直な話、山形でJ昇格決定の場面に立ち会いましたけど、一昨年鳥取でJ2の
昇格を決めた場面に比べると喜びも半減な気持ちです。おそらくJ1仕様
のために選手補強で現在所属している選手の数人は放出されることが前回の
昇格時にあったので今回も例外ではないなという感情がよぎったからです。
確かに実力の世界ですからしかたないと言えばそうなんでしょうが、劣悪な
J3のプレー環境で頑張ってきた選手と人情的にはJ1のステージで一緒に
プレーしてほしかったなと思います。毎年繰り返さることですが、移動した
選手も今まで同様に声援を送っていきたいと思います。

Posted by 山麓の住人 at 2019年01月08日 14:58
>山麓の住人さん
お久しぶりです。
頭では理解していても、感情的に揺れ動くものがありますね。
去年のメンバーはみんな一緒にJ1のステージでっていうのは、やはり人情として致し方ないかと。
でも、当事者であるクラブとしては、そこで涙を飲んで、J1残留のために戦えるチーム構成でというのも、当然のことかと。
2009年、クラブは、ナビスコ優勝、リーグ4位のメンバーを最優先し、翌年のリーグ戦に臨みましたがうまくいきませんでした。
その轍を踏まないというのもあると思います。
今年のメンバーも発表されました。しっかりと応援していきたいと思います。
Posted by miyashu at 2019年01月08日 21:34