2019年03月09日

俺たちのゴレアドールはチャンスを逃さない-J1第3節磐田VS大分-

怪我、コンディション不良、試合に絡むチャンスさえ失ったごっちゃん。
しかし、チームは、片野坂サッカーが浸透し、快進撃を続、J2屈指の攻撃力を誇る成長を遂げた。

2019シーズントータルでは10得点をマークし、2桁得点カルテットと賞賛された。
でも、ごっちゃん本人の心境はどんなものだったのだろう。

プロ8年目を迎えるシーズン。
2013年のJ1大分は、全然試合に絡んでいない。(リーグ3試合出場無得点)
初めてのJ1といってよい。

同じチームで戦い続けることの難しさもあったろう。
J2オールスターズと呼ばれる厚くなった選手層の中で、生き残ることの厳しさも感じているだろう。
そこで、J1というカテゴリーに挑戦するには、相当の覚悟と強い意志が必要だ。

ピンチはチャンスでもある。
プロとして成長するには、ここがチャンスだ。
キャリアアップのためには、このシーズンを逃してはならない。

でも、だが、しかしリーグ戦も2試合を終え、ベンチ入りは果たすものの、出場0分。
ならばここでと臨んだルヴァンカップも、スタメン出場は果たせなかった。
ああ、ごっちゃん、俺たちのゴレアドール、チャンスをくれ。

後藤優介はチャンスを逃さない。
ルヴァンカップC大阪戦は、途中出場ながら、大逆転ゴールを決めたのだ。
そして中2日で迎えたリーグ戦第3節磐田戦。

片さん、さすがのモチベーターである。
ここで、ごっちゃんスタメン起用なのであるよ。

13分、右サイドでパスを受けたごっちゃんは、スピードに乗って一気に駆け上がる。
磐田ディフェンスもついていけないタイミングでニアに速いクロス。
おっとそこには、藤本憲明。

ゴール前での実家の落ち着きようはJ1でも同じ。
どんぴしゃで、合わせるだけ〜、っといとも簡単に決めてしまう。
いや、簡単じゃないのに、簡単に見せてしまうのだ。

ごっちゃん、フジノリちゃんコンビは、再び磐田ディフェンスを窮地に陥れる。
30分、中盤でボールを奪った大分。
ごっちゃんが、間髪おかず、縦に鋭いスルーパス。
抜け出す藤本、目の前にはGKしかいない。

たまらず磐田・大南、ひっぱり倒す。
一発レッド。

数的優位に立つも、41分、磐田・アダイウトンの同点ゴールはお見事。
あそこまで怒涛の侵入を許したら、こんなスーパーなゴールも生まれるわな。
いかん、いかんぞ、締めな。

後半。
磐田は、がんがんとハイプレスをかけてくる。
だがいかんせん、数的不利は変わらない。

大分は、しっかりとボールを保持し、はがしにかかる。
右サイドがだめなら、戻して、左サイド。
ああ、またまた、右サイド。

ディフェンスする磐田を、右に左に動かしつ、揺さぶる。
あんた、しつこいね、って言われるくらいサイド攻撃。

55分。
左でボールをもった福森が、アーリークロス。
そこに飛び込むごっちゃん。

高さがなければ飛べばいい、って。
ジャンピングボレー、決まる。

決して攻め急がず、カウンターかけさせず、大分はもうすっかりJ1って感じの試合運び。

片さんは、試合メンバー選出に関しては、相手の特徴を分析したゲームプランと、選手のコンディションから決めていく。
もちろん、コンディションの中には、選手のモチベーションも加味されていることだろう。

ルヴァンカップでも、ここからチャンスをつかんでリーグ戦での起用もあることを、片さんは明言してた。
そして、そのチャンスを逃さずものにしたごっちゃん。
チームの勝利も引き寄せてくれた。

J1リーグ戦初ゴール。
俺たちのゴレアドールは、チャンスを逃さなかった。
ウルトラゴールで勝利を奪った。

試合終了。
そのとき、ピッチには、ルヴァンカップで得点に絡んだ後藤、伊佐、丸谷、星が立っていた。
偶然ではあろうが、偶然だけはないと思う。

さあ、中3日でルヴァンカップ名古屋戦、そしてその中3日でリーグ戦ホーム横浜FM戦。
今日スタメンを奪われた伊藤涼太郎は、ベンチ入りはしたものの出場機会のなかった小林成豪は、カップ戦のプレーには満足できていないだろうオナイウ 阿道は、また他のメンバーたちは。

片さんは、この連戦での選手たちの思いを、どう汲んで、どう起用していくのか。
思いだけでは試合にならないので、もちろん、加味するって意味だけど、とても興味深い。






この記事へのコメント
残念ながら、水曜日も今日も現地参戦はもちろんリアルタイムで映像を観れませんでしたがごっちゃんの心中を想えば泣きそうになる大活躍でしたね。いくらサンペーちゃんが面白い愛されキャラ担当で、フジモンが関西系キャラのリアルストライカーだろうと生え抜き選手のごっちゃん以上に愛せるFWは今のチームに居ないと確認させられました。
もちろん、片さんはチーム残留の為にフェアに時には冷徹な判断をするでしょうし、それを我々も受け入れるつもりですが今のチームの背番号9は大分サポにはかつての背番号13と同じ価値のあるナンバーだと思います。
Posted by ともとみゆのパパ at 2019年03月09日 23:21
>ともとみゆのパパさん
コメントありがとうございます。
ごっちゃんは、やはり大分にとって特別な選手だと思ってます。
そして、今後高松のように大分一筋でミスター大分的な存在になっていくのか、それとも、別のステップアップの道を選ぶのか。
いずれにしても、もっともっと成長して、活躍して欲しいです。

今の激戦状態を勝ち抜いて、チームに貢献して欲しいですね。
Posted by miyashu at 2019年03月10日 07:28