2019年07月07日

足りない強度、足りない勇気、2巡目で問われる真価-J1第18節横浜VS大分-

雨のニッパツ三ツ沢。
ああ、去年の横浜FC戦を思い出しちゃいますね。
あの雨の中、ガクガクブルブル震えたのは、冷たい雨のせいじゃなくて、レアンドロドミンゲスの脅威だった。
ああ、こんなん卑怯や、J1かよ、って。

そして、今、僕らはJ1で戦ってる。
うん、戦う相手、みんなJ1。
その中でも突出した個の力とチーム力を有する横浜F・マリノス。

なーんにもさせてもらえなかった。
狙いをもってできそうな部分はあった、けど、マリノスの個の力と組織力をもってすれば、あっちゅう間に潰される、防がれる。

片さんは、それを「強度が足りない」という。
ここ最近、片さんの口からは、「強度」という言葉がよく出る。

「強度」ってなんだろう。
いわゆるフィジカル?判断の速さ?プレーの質?
それらを総合した、相手を上回る圧とか推進力とかだろうか。

いきなりマリノスの嵐の猛攻を受けてしまって、浮き足立ってしまった。
開始10分を過ぎるまで、ずっと受けっぱなしだったからね。
ようやくバックラインでボールを回せるようになったのは、もう15分を過ぎてからか。

前回対戦、ホームでの勝利を受けて相手の戦術封じの3ボランチ。
しかし、そこもマリノスにすでに対策されていた。

人間、自信がなければなかなか勇気は持てない。
やれるっている自信があって、勇気を持った判断、プレーが迷わずできる。

片さんのコメントにある「タイミングやつながりのところで勇気をもってできるかどうか」というのも、そこだろう。
このプレーの判断で、マリノスを上回れるという自信がもてなかった。

耐えに耐え、最後の部分で体を張り続け、よくもまあここまで無失点でというスコアレスの展開。
このまま一発ウラ取りでなんとか1点もぎ取れたら、本当にかすかなんだけど勝機もある。
なんとかスコアレスドローで勝ち点1でも持って帰れたら、ラッキーだ。

いや、目の前の現実を目の当たりにすると、そんなところだろう。
でも、あれだけ打たれ続け、こっちも下がり続けたら、ああいう形での失点は、しょうがない。
そして、失点後のゲームに、大分が得点するというイメージがわかなかった。

わずかな希望さえも打ち砕いたのは、マリノスGKパク・イルギュ。
藤枝や琉球で積み上げて、今シーズンマリノス入りした選手。

マリノスの高い最終ラインのウラに大分得意のパターンでロングボール。
よし、これで抜けられるというタイミングに立ちはだかる。
うわ、これでここでられたら、ノーチャンスやん。

二度、三度、何度も決定機につながる可能性のあるボールを、ことごとく封じられた。
いや、このGKの飛び出しには、心折れましたわ。
飛び出すGK数あれど、ウラのロングボールへの対応にここまでやられたのは、たぶんこれが初めて。

ああ、ここに成豪がいたらなあ。
智輝が出てたら右サイドも変わってたかもしれない。
だんだん増えていく怪我人に、ちょっとたらればを言いたくなる。
怜までもが、怪我のため途中交代。

怜はツイッターのコメントで、トリサポ、マリサポそれぞれに向けて怪我での退場を詫びた。
あのコメント読んだら、1、2試合で復帰できる雰囲気じゃなかったので、またもや心配のタネ。
結局、怜は、ホームでもアウェイでもマリサポさんに挨拶に行けなかったということに。
来年、行ってね、必ず残るJ1だもの。(祈)

試合以後には、このゲームを最後にベルギーに行く天野選手のお別れセレモニー。
生え抜き選手が、さらなる成長のため愛着のあるチームを後にする気持ち。
本人もサポーターも、いろんな思いがあるだろうなあ。
大分にもユース出身とか、大卒生え抜きとか、愛着のある選手がいっぱいいるもんね。

しかし、久保といい、天野といい、気持ちの入るラストゲームがなんでトリニータなんだ。
しかも、監督解任ブーストが発動されるような試合も、ことごとく当たってるし。

さて、2巡目が始まって、すでにいろいろと研究されているトリニータ。
ここからが正念場。
個で勝負できないことはわかってる。
チームで上回るしかない。

真価を問われる初戦が、マリノス戦で、こういう試合だったことはよかったかもしれない。
これからの戦いの難しさを身をもって知ることができたし、立ち位置もわかった。

次節、札幌戦も簡単にはいかない。
それでもやっぱりJ1トリニータは楽しみだし、ゴールを奪って勝ち点を積み重ねる想像にワクワクするんだよねえ。