2019年07月29日

サッカーもエンタメも極上すぎるぞ、川崎さん-J1第20節川崎VS大分-

等々力陸上競技場への道。
もうすでにほぼ水色の人々でごった返す。もちろん、青い人もちらほら。
道の両脇には美味しそうな屋台がずらっとひしめいてるし、右手の公園ではエコパークとか、フロンパークとかで、イベントやワークショップやってるし、遊具もあるし。

スタジアムにたどり着く前に、もうワクワク感満載。
そして、驚愕のグッズ。
まずは、コラボグッズがなんちゅうバリエーション。

ニータン、ふろん太、カブレラのフェイスタオルや、アクリルスタンド、缶バッジまで。
フロンターレのグッズは多種多彩。
ハーフタイムゲストのコロッケにちなんだ、コロッケTシャツまで出てるよ。

マッチデーは有料300円ながら、ちゃんと冊子になってるし、内容はウイニングゴールに準じるぐらいの濃さ。
オマケに選手写真付き。

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発達障害への理解を深める取り組みとして、川崎、大分両市から発達障害の子どもたちを招くという啓発活動もあり、両チームサポーターからそれぞれ、歓迎の横断幕が掲げられた。
https://www.asahi.com/articles/ASM726FDCM72UTQP02P.html


さらに、招いた発達障害の子どもたちや、夏休みで来場しているちっちゃな子どもたちにも選手名を覚えてもらおうと、ビジョンの選手名がすべてひらがなに。
オナイウ あど とか、ちょっとインパクトあっておもしろい。
せっかくベンチに入った「こじま」が、「きょうすけ」になっていたのは、「りょうすけだよ!」って突っ込ませるためのフリなのか。
いっそ「おおしま」って書いといて、ベンチから「こじまだよっ!」って叫ばせるとか(笑)

ハーフタイムショーは、等々力で何度もヤングマンを歌ってくれた故・西城秀樹さんの遺志をつぐべく、コロッケさんのものまねヤングマンショー。
トリニータのゴール裏には、青いポンポンを持ったニータンが。

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と、まあ、なんという極上のエンターテイメント。
サッカーだけでなくこんなに楽しませてくれるものが、スタジアムに来るとある。

大分もけっこう試合前のスタジアム周りはにぎわってきたと思うけど、川崎のエンタメスピリットは、面白さの格が違うなって思った。
心くすぐるツボを知ってるというか。

ホーム川崎戦では、格の違うパスサッカーを見せつけられた大分。
もう、こんままじゃ今シーズン終われんからね。
2週間、片さんが仕込みに仕込んだ川崎対策で、ちょっと一泡吹かせてやろうじゃないの。

スタメンに、智輝が復活。
そして、左WBになんと田中達也がいきなりスタメン。
カタノサッカーで加入後すぐスタメンなんて、よほどサッカー脳に優れた選手なんだろうな。

その田中達也がいきなり魅せる。
左サイドをぶっちぎり、切れ込んでシュート。
惜しくもサイドネットだったけど、存在感をアピール。

くくっと切れ込んでゴールに迫るのが気持ちいい。
三竿との連携も違和感なく、小塚と常にトライアングルでコンビネーションを図っている。
高山や星よりも高い位置で、常に前を狙ってる感じ。
結構な距離の浮き玉で相手選手の頭越しにGKまでボールを戻すなんてシーンを初めて見た。

前田が熱い。
獰猛な動物のように、追い回し追い回し、身を呈してボールを奪いに行く。
この運動量でもつんかいなって思ったけど、やはり途中交代してしまった。
でも、前田のこのアグレッシブさは、川崎もやっかいだったはずだ。

長谷川、しびれる。
もともと長短のパスが特徴の選手だけど、試合を重ねるにつれ、精度も上がり、受け手とのタイミングもあってきた。
藤本に出したあのパス、その前の相手選手の外し方、なんだいこの大物感。

前田、長谷川のボランチが、1試合通して同じクオリティ、体力でプレーし切ったら無敵だな。
体力的にもメンタル的にも切らさずプレーしきるってとこが、課題か。

智輝と怜のコンビネーションは、もはやトリサポに安心感さえ与える。
ああ、いつものあれが見られるってな具合に。

で、コテがこの二人のコンビネーションにいいサポートするんだ、これが。
いいとこおって、いいタイミングでつないで。
コテそのものが目立つことはなくても、相手選手にとったら、ああもう、こいつめんどくさいって嫌がるだろうな。

オナイウ 頂点の、コテ、コヅの2シャドーは、ちょっといい感じで機能してる。
後半、ふじもんトップで、ぶっちぎり抜け出し大作戦敢行の今のパターンは、けっこういけるんじゃないかと思う。

等々力で、フロンターレ相手に戦う。
心震えただろう高木駿。
そして、川崎サポーターの目の前で、堂々のプレー。

ビッグセーブ連発も、すばらしいけど、何よりカタノサッカーで、ぎりぎりまで相手を寄せてひらっとかわし、コントロールパス。
落ち着き払った堂々たるプレーは、かつての駿を知る川崎サポーターはうれしかったことだろう。

前半、プレスをはめてくる川崎を外し、大分がゲームの主導権を握った。
緩急をつけ、ボールを回し、スイッチを入れると果敢に攻める大分。
あ、ちょっと、風格あるやん、っておもった展開もあった。

しかし、川崎は、あわてず対策を取ってきた。
ここが王者たるゆえん。

個では絶対に勝てない。
組織で勝負してきた大分だけど、対策を取られてしまったとき、どう対応するか。
特に、リーグ上位を争うようなレベルの高いチームと対戦した時、ここんとこの大分は手も足も出なくなってしまう。

後半の川崎は、本当に王者だった。
大分のミスから、だけど、それもミスが出るべく攻めてきた川崎のすごさだろう。
シュートにもっていくまでの段階で勝負ありなのだ。

ああ、もうこんなすごい、強い、うわ、ああ、こりゃ、だみやん。

大分は今、岐路に立っている。
星のシャドー起用も、そのためのワンステップかもしれない。
今いる選手の眠ってる可能性を起こし、チームとしてのバリエーションを増やす。

この苦しい戦いの日々から、カタノサッカーは、またひとつ、進化をとげるのだ。
スコアは完敗だけど、そういう可能性を感じさせてくれたゲームだったと思う。
サポーターは、決して悲観していない。

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塩ちゃんこ食ったよ。

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