2019年08月18日

25年の歩み、28,574人のスタジアム-J1第23節大分VS鹿島-

正面に王者鹿島アントラーズのサポーター。
えんじのうねりが、耳慣れたチャントとともに響いてくる。

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メインスタンド、バックスタンドもともに3階までびっしりと埋め尽くされている。
なんという光景。
こんな光景が再びこのスタジアムで見られようとは。

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もちろんゴール裏は、王者を迎え撃つべくほとばしる熱気、久しぶりのスタジアムに上気したような空気も混じりつつ、準備は万端だ。

25000枚が無料配布された25周年記念Tシャツの青と黄色が華々しくスタンドを飾る。
自身がサッカープレーヤーでもある大分在住の画家北村直登さんデザインによるトリニータの現在と未来を描いた記念シャツは、この試合を彩るにふさわしいサポーターの宝物となった。

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※この記念Tシャツにまつわる北村さんの思いをひぐらしひなつさんがトリテンインタビューで書き起こしてくれています。これ読んだらこのTシャツの重みがさらに増します。手放せなくなります。そうぞ、ご一読を。
https://www.oita-trinita.co.jp/entertainment/scene/show/?sid=53705

ピッチ内アップが始まり、ゴール裏のチャントは勢いを増す。
ああ、もうだめだ、このスタジアムの雰囲気、ああ、素晴らしすぎる、もうこのままでいいから、この空気だけでゴハン3杯は食えるから。
涙出そう。

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2002年J2リーグ優勝、悲願のJ1昇格。
以降、ざまざまな苦難と歓喜をジェットコースターばりに体験し、もうだめだと心折れそうになったJ3降格からわずか4年後。
こんな光景を、目の当たりにすることになろうとは。

感極まりながら、アレオトリニータで選手を迎える。
ゴール裏中央には、25周年の「25」がコレオで染めぬかれる。

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おっと、おっちゃんの掲げるタオマフは、なんと20周年記念タオルマフラー。
時間の経つのは早いものであるなあ。
(ちゃんと毎年買えよっ)

さあ強い強い鹿島を食っちゃうぞ。
開幕戦で食われちゃった恨みを鹿島は忘れていない。
でも、こんな素晴らしいホームで、トリニータも意地でも勝たないわけにいかない。

左WB田中達也、ボランチにはいきなりの小林裕紀、ベンチには嶋田慎太郎と夏の移籍でやってきたメンバーが名を連ねる。

キックオフ。
ん、んんんん。

最近よく見る光景が、また再現される。
え、鹿島やぞ、あの鹿島なのに。

開始後数分、前から前からくる。
よっしゃ、こいや、こいや、来たらこっちのおもうつぼやで。

でも最近はそこから相手はしっかりブロックを作り、構える。
DFラインなら自由にお回しなさい、ってな具合。

鹿島の4バックは、バランスを崩さない。
立ち上がりの右からのクロスに三人が飛び込むシーンはあったものの、やはり盤石。

回すには回すが、どこでスイッチを入れるんだい。
最近は、スタンドもだんだん業を煮やしつつある。
急げ、ああ、また止まった、ああ戻した。
こうなるとゆったりしたボール回しまで疎ましくなるようだ。

でもこの試合の鹿島は、本当に盤石だった。
前にも後ろにも振られない。
サイドチェンジは成功したかに見えるが、4バックのラインは右にも左にも寄らず、サイドの突破はやっぱりフタをされてしまった。

しっかりブロック作られてるのに、カウンターはできない。
ああ、トリニータの攻撃のスイッチはどこにある。

移籍直後の初先発、小林裕紀。
うまい、隙をしっかり埋めて、きっちりつなぐ。
まだ背番号6に福森の余韻を感じて、DFラインに落ちてプレーしてると、うっかり間違えそうになる。

スペースやパスコースがよく見えてるなあ、という印象。
狩人前田が、果敢にチャレンジし、崩れたバランスを小林が保つ。
このコンビネーションで、守備的には、リスク回避ができる。

でも、スイッチは入らない。

長谷川が投入で、ようやくスイッチを入れる場面が出てくる。
縦への意識、大きな展開力。
こういう部分は、やはり長谷川か。

三人のボランチの特徴を生かした起用法がこれから見られるのかな。

局面局面では、いい攻撃もいい守備もできている。
鹿島相手に、お互い消し合うような試合で、見た目には動きが少なかったが、ダメな試合ではなかった。

小塚、ティティパンの2シャドーでは、ゴール前の迫力に欠ける。
でも、やはり攻守のバランス、なのだろうか。
成豪や伊佐が復活してくると、また迫力のある強度の高い攻撃が見られると期待している。

片さんの最近のインタビューを読むと、バランス、あるいはリスクについての言及が多いような気がする。
リスクチャレンジより、リスク回避。
うーん、どうなんだろ。
今の各チームとの力関係で行くと、やはりこういう戦い方になるのだろうか。

大分を相手に、構えてくる。
そこを超えるための新たな手立てが、おそらく片さんのお悩みの肝なんだろう。

鹿島は、強い。
こういう勝ち切り方をきちんとやってくる。
いくら選手が引き抜かれても、次々と新しい選手が出てくる。

ルヴァンで痛い目に遭わされた名古屋の相馬が、鹿島でも大分に引導を渡した。
ボール奪取から、重心を左に移し、完全に大分が左寄りになってるところへ、見事なサイドチェンジ。
完全に重心が左にあり、右は戻れないままバランスを欠いたところに、相馬なんだからここで勝負あり。
ああ、左から切り込まれてシュートって、なんか鳥栖戦でも見たような気がする。
ああ。

大分に来てやっと怪我から復帰、スタメンでフルタイム戦えるようになった三竿。
左でやられている悔しさはひとしおだと思う。
初のスタメン兄弟対決も古巣対決も、気持ちをみなぎらせていただけに、リベンジは果たさなくてはね。

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うーん、悔しい。
王者に盤石の試合運びをされたことはわかっていても、悔しい。
悔しいということは、それだけ、大分がやれているってことなんだけどね。

我々は18位からのスタート。
目標は残留。

もう一度立ち位置を見直し、次こそは、勝利だ!

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勝利の女神、阿部真央ライブ。
あべまのファーストアルバム、よく聞いたなあ。
って思ったら、なんと1曲目、デビュー曲「ふりぃ」
なんかテンション上がる。

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さんぺーの例のやつ。
ソフトクリームが濃厚でうんめい。
でもちょっとお高い気が。

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北村直登さんの選手を描いたポストカード、これ正式に販売してほしい。
販売されたら絶対買う。
ビンゴのおまけじゃもったいなさすぎる。
切に希望。