zu 昨年の11月下旬、新聞で「通勤手当の非課税枠が月15万円に」というな報道が行なわれました。2014年の年末調整の準備を進めるころに同じようなことがあり、「またか!」や「どうなるんだ?」という印象を抱いた方も多いのではないでしょうか?そして、「この改正はどうなったんだ?」と経過を気にされている方もいらっしゃるかと思います。

 これに関し、税理士法人のメンバーに確認したところ「多分、改正されるよ」とのこと。その理由としては「税制大綱に書いてあるから、一般的には大綱に書かれたことは実現されるので、変更されるだろうね」という情報をもらいました。

 確かに、平成27年12月24日に閣議決定された「平成28年度税制改正の大綱」によると、国税と地方税において、「通勤手当の非課税限度額を月額15万円(現行:10万円)に引き上げる。」ということがばっちり記載されています。なるほど、と思ったと同時に、「いつ決まるんだ?」という疑問を感じました。これについては、この非課税限度額の引き上げが、法律改正ではなく、省令改正によるとのことで、法律のように改正案が出てくるとは限らないので、いつかは分からないようです。

 改正されたら、平成28年1月1日以後に受けるべき通勤手当について適用される、と同じく大綱に記載されていますので、10万円以上の通勤手当を支給しているケースは稀だと思いますが、少し面倒なことになるかもしれませんね。

参考リンク
財務省「平成28年度税制改正の大綱」 https://www.mof.go.jp/tax_policy/tax_reform/outline/fy2016/20151224taikou.pdf