2011年04月

2011年04月27日

自分らしく後悔なく気持ちよく、そして人生をおもしろく。


110426今夜は、東京にて、「みやざきわけもんフォーラム」が開催されました。
(内容は、次のとおりです。→ 「第7回みやざきわけもんフォーラム」http://blog.livedoor.jp/miyazakimirai/archives/2011-04.html#20110420

平日にも関わらず30人ほどの宮崎人が集まり、盛会であったと聞きました。
また、最近加入してくれたスタッフメンバーから、改めて素晴らしい活動だと感じたとの言葉もあり、宮崎にいる私も本当にテンションが上がる報告でした。


この「みやざきわけもんフォーラム」は、私が東京で働いた平成21年度に宮崎出身の仲間と一緒に立ち上げた会です。
大学生や会社員などの20代30代を中心としたメンバーで運営されています。

活動内容は、宮崎在住で活躍してる方を東京にお呼びして講演をしていただき、後半はワークショップを行います。
宮崎の今を知り、宮崎の底力を感じていただくことで、改めて故郷に対して様々な形で貢献することを考えてくれる「わけもん」を増やしたいと考えています。

私が東京を離れてちょうど1年経ったところですが、このように会を継続していて、メンバーも少しずつ広がっているというのは本当に嬉しく、凄いことです。
メンバーの頑張りに本当に感激です。誇りに思います。



110426元々はプライベートで勝手に始めた「わけもんフォーラム」ですが、今では、県の東京事務所も側面支援をしてくださっています。

私は県職員ですので、わけもんフォーラムを知っている職員の方と雑談することも時々あるのですが、その中でたまに「あれだけ優秀で行動力のあるメンバーなのだから、そこまで「宮崎、宮崎」とならずとも、もっと東京や世界で活躍してもらって、将来宮崎を出てきた若者を雇用するくらいのところを目指しても・・」というような話をされたりもします。

もちろん、それも凄いことで素晴らしいことであり、そういう人材が出てきてもいいと思います。
ただ、その言葉の根底に「宮崎という世界で活躍するより、外に出ていって活躍するほうが凄い」というようなところも感じられます。

もちろん、特に過去の時代を考えると、そういうところもあったのでしょうが、宮崎在住である今夜東京で御講演いただいた宮田さんやこれまでの講師の方々の生き方を見ていると、一概にはそんなことは言えないと思います。

110426

と、言いますか、『どこで頑張っていくか』ということは、ほとんど問題じゃないと思うのです。

若いうちは地元を出て、いろんな経験を積むことは大変重要なことだと思いますが、その先のフィールドはどこだってあまり問題でないと思います。


私が思う重要なところは、どこで、もしくは何のために誰のために頑張っていくのが、自分自身にとって気持ちよく生きれることなのか?ということじゃないかと思います。



私は、私を育ててくれた地元の日南や宮崎のために汗をかきたいし、ここで生まれ育つ子供たちが「ここが故郷で良かった」と思ってくれる誇りある地域にしたい。

また、東京にて、省庁の中で仕事をして感じたのは、上から(国から)あの手この手で日本を良くしていくことの限界です。
明治維新後、戦後はこれでうまくいったと思いますが、今はそれではうまくいかない。
それぞれの地域や一人一人の国民が、しっかりと自分の足で立って、力強い地域を創っていかないと、その集合体である国家は強いものになっていかないと東京で思いました。


だから私は、宮崎で頑張るのです。
そういう人生がおもろいなと思うのです。


そして、わけもんフォーラムのメンバーも、「宮崎」を想い、若い今はもがきながら一生懸命に努力しています。
「いつかは宮崎に役立つような人材になれるように」と考えてくれています。
そして、そういう生き方が、『自分らしくて気持ちいい』と思うからそうしているのだと私は思っています。


うまく伝わっているか大変自信ないですが、今夜はそんなことを考えてました。
ということで、明日からまた頑張りましょう!
自分らしく後悔なく気持ちよく、そして人生を面白くしていきましょう!!

miyazakimirai at 01:04|PermalinkComments(5)TrackBack(0)clip!東京 | さきたの思い

2011年04月26日

沖縄のことから。

2011042520110425

20110425
1週間の始まりなのに、・・寝不足です。
ほんとに時間はうまく使わねば。


特に日南は雨が降らないことによる水不足が深刻で本当に心配ですが、しっかし、宮崎は本当に気持ち良い春の日差しの毎日です。
県庁周辺の新緑もとてもきれいです。

ということで疲れなんて吹き飛ばして、今週も張り切って頑張りましょう。




先週は、厚生労働省時代(平成21年度)に、同じ課で一緒に仕事をした沖縄県職員のT原さんと飲みました。
宮崎に出張があったということで連絡をいただき、夜だけ御一緒させていただきました。

T原さんは、私と同様に県からの派遣職員として、同じ課に机を並べました。
省庁への派遣は、都道府県や市区町村、民間企業などから行われています。
私がいた厚労省の福祉部署(課)には、県庁からは宮崎県(私)と沖縄県(T原さん)、東北や東京都内の市区町村、民間企業などなどの方がいました。
(ちなみに私の前の席は、銀行から来られた方でして、本当にいろんなところから派遣されていました。)


桃原さんとこのT原さんには、一年くらい前に私が別件で沖縄に用事があったときに連絡をしたのですが、温かく迎えてくださり本当に良くしてくださいました。
厚労省にて一緒に仕事をしていた頃も、少し年上のT原さんはいつも優しくしてくださり、私は懐の深い兄貴にいつも甘えておりました。
本当に1年間、お世話になりました。今後とも末永く仲良くさせていただきたい方の一人です。




普天間基地普天間基地
その沖縄に行ったときに、飛行機の出発時刻まで少しだけ時間があったので、普天間基地がどのような環境に位置しているのか知りたく、T原さんに連れて行ってもらいました。

普天間基地写真が下手で分かりにくいですが、現地に行ってみて、本当に市街地・住宅地のど真ん中に基地があることがよく分かりました。



この基地問題について、私は、原発の問題と近いところがあると思っています。
安全保障や日本の経済を支えるという観点からは、基地も原発も、誰かが(どこかが)受け入れなければなりません。
もちろん、どちらも全廃するという選択肢もありますが、その場合は、安全保障や今の経済・雇用について根本から変わってしまうわけで、理想だけではない厳しい現実を受け入れなければならない可能性もあります。

しかし、今、「当然に必要だ」として進められてきた原子力行政について、本当に耐えがたい厳しい現実が現在進行形で起きてしまっています。

もちろん、まずは福島の現状をなんとか解決するのが最優先ですが、その後は、これから日本がどうしていくのかということをしっかり議論をしていかねばならないと思います。

この意思決定について、『プロセス』が非常に大事だと思っています。
できるだけ多くの方が納得できるプロセスを踏んでいただきたいと切に願います。

そして、一人一人が立ち上がり、地域や日本のために自分ができることを行動に起こし、もう一度、誇りを持てる日本を創らねばと改めて強く思っている最近です。



大淀川と日南線。
P.S.
猪苗代湖ズ 『I love you & I need you ふくしま』がたまらなく最高です。
勇気と力と涙がグッと込み上げてくる最高の曲だと思います。
福島、本当に頑張って復活してほしい。
応援しかできませんが本当に応援しています。
頑張ろう、福島。頑張ろう、日本!

2011年04月20日

東京のわけもん達も頑張る。

今日も帰宅途中の日南線で書いています。
ここ2年ほどは、あまりブログを更新できていませんでしたが、今度こそは継続していきたいと思います!

昨年度に書き始めて、´△世韻埜事にストップした「霞が関考」も再開します。
せっかくの霞が関での経験を、自分の中で整理せねば。
しかし、書くのはまたいつか。



宮田理恵さんMF宮田理恵さんMF

宮田理恵さんMF今日は、東京の「みやざきわけもんフォーラム」の次回告知を掲載します。
このブログを覗いてくださっているのは、ほぼ宮崎の方だと思われるので、人集めという意味ではほとんど効果がないですが、故郷を遠く離れた宮崎出身の若者が一生懸命頑張っているのを知っていただけたら幸いです。

地元にいる我々は、彼ら彼女らが県外・国外で頑張って力を付けて、いざ宮崎に戻ろうかと考えるときに、胸を張って帰って来いと言える宮崎を作らんといかんと思います。

宮田理恵さんMFでは、以下に告知です。

←今回は、宮崎では他とは一線を画す有名なスーパーとなったフーデリーの経営企画部長である宮田理恵さんです。

先日は、Mfnetでも講演をしていただきました!

(上の写真4枚は、そのときの様子です。)

明るくてポジティブで、本当に元気の出る内容でした。
講演を聞いて、あの笑顔は、いろんな努力や苦労が積み重なって成り立っていることを知り、「自分も頑張ろう!」と心底思えた時間でした。

わけもんのみんな!是非とも宮田さんの熱い魂を感じてきてください!!

では、今度こそ以下に告知です。


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【ご案内】  第7回みやざきわけもんフォーラム

この度の東北太平洋沖大震災にてお亡くなりになられた方へ哀悼の意を表するとともに、被害にあわれた方々へのお見舞いを申し上げます。
私たち「みやざきわけもんフォーラム」も東京に居ながら、故郷を思うメンバーで運営しております。

私たちが今できること。
「自分たちの故郷のことを真剣に考え、盛り上げること。」
そのことが、「宮崎を元気にし、元気な宮崎が被災地を応援することにつながるのではないか。」「私たちが遠く離れた場所(東京)に居ても故郷を元気付ける、応援できるという先駆けとなる。」
そういう思いで本フォーラムを開催したいと思います。



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帰郷だけが全てじゃない!
故郷・宮崎との新しい関わり方を探ろう。

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−第7回− みやざきわけもんフォーラム

 主催 : みやざきわけもんフォーラム事務局
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4月26日(火) 19:00−21:00@ 市ヶ谷


《1》スピーカー紹介
●ゲスト講師 : 宮田 理恵(みやた りえ)氏

●演題
 『宮崎でカッコよく生きる方法
  〜様々な経歴を経て、辿り着いたのは宮崎の「食」
   独自の視点で、スーパーマーケットを仕掛ける!〜 』

【コメント】
産地にこだわった新鮮な野菜、見ているだけで胸がわくわくする惣菜、そして旬な商品にスポットを当てた企画の数々。
宮崎のなかでも圧倒的な質の高さを誇るスーパーマーケットの経営企画部長として活躍されている宮田さん。
もともと全く異なる業界でバリバリ働いていた彼女が、あるきっかけがもとで、スーパ―マーケットの世界へ。
商品開発・販売戦略を主婦的、女性的目線で展開し、着実に地域のなかでファンを増やしている。
宮田さん自身のこれまでの半生を中心にお話を伺いつつ、これからの宮崎について皆さんとセッション出来ればと思います。

【講師紹介】 宮田 理恵さん
◎宮崎のスーパーマーケットFOODALY 経営企画部長
●フードコーディネーター
●フランス食品振興会 コンセイエ
●宮崎県初のオリーブオイルソムリエ

「フーデリー」ブランディング、新規仕入れ、企画、広報などに携わる。付加価値を持つ商品力をづくり、実需にマッチングしたマーケティング、商品開発・販売戦略を行う。


《2》開催概要
■日時:4月26日(火)19:00 - 21:00
 ※18:45開場・受付開始

■会場:宮崎県東京ビル(市ヶ谷)
    東京都千代田区九段南4-8-2
    http://www.jp-group.jp/miyazakiryo/
 ≪アクセス≫
 JR・営団地下鉄有楽町線・都営地下鉄新宿線
 市ヶ谷駅下車徒歩5分

■参加費:500円

■参加対象者:宮崎県出身者または、宮崎LOVEな皆さま


【タイムライン】
19:00 - 20:15 宮田氏講演(質疑応答含む)
20:15 - 21:00 ワークショップ
21:00には終了する予定です。
21:15からは、第2部として、飲み会を企画しております♪
飲み会は別途3500円程度かかります。


《3》主催団体について
 〜『みやざきわけもんフォーラム事務局』〜

「みやざきわけもんフォーラム」は社会人や大学生約15名程の宮崎へのアツい想いのあるメンバーが事務局となって運営しています。

「みやざきわけもんフォーラム」ブログ
 → http://ameblo.jp/wakemon/

現在メンバー募集中!
ご興味のある方は、気軽にコチラ(m.wakemonbu@gmail.com )までお問い合わせください♪



《4》申込み方法
フォーラムへの参加をご希望される方は、下記申込フォームより
お申込みください♪

https://spreadsheets.google.com/viewform?formkey=dHVtczR2eXg2QW1Cc2JRd0ktT2FrWlE6MQ



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【お問合せ先】
 みやざきわけもんフォーラム事務局(担当:桑畑)
 E-mail :m.wakemonbu@gmail.com
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miyazakimirai at 00:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!東京 

2011年04月19日

自治会から地域と未来を考える。

帰宅途中の日南線の中から更新です。
4月は、年度始めということで諸々の仕事に追われてますが、サクサクと書きたいと思います。


楠並木通りH23.4東京の「みやざきわけもんフォーラム」の元気娘、早大生のくるみちゃんが、また人とは違うクルミらしいことを企んでいるようなので、おじさん(崎田)は注目しています。(ワクワクしています。)
さあ、どうなっていくか楽しみだ。
羽ばたけ、くるみ!
(くるみブログ→「みやざきムスメの東京日和」)

この「わけもんフォーラム」は、本当に刺激的なメンバーがたくさんいて、今、やっぱり大注目は、中国に飛び立った田鹿くん(通称:たじぃ)です。
宮崎大学卒業後、リクルートに入社して数年働いた後に、この春に中国に飛び立ちました。
中国に飛び立ってから、ブログの文章が生き生きしています。
どんどん力を付けているのが、ビシバシ伝わってきます。
(そのブログはこちら→「アジアを味わうたじぃログ」)

くるみちゃんも、たじぃや中国から刺激を受けた様子。
何を隠そう、私自身も、この二人をはじめ「わけもんフォーラム」のメンバーにたくさんの刺激をもらっています。

負けずに私もでっかくなりたいと思います。




徳之峰の春H23では、昨日予告していました「自治会」について書きたいと思います。
ただし、自治会だけの話ではなく、先週のブログに書いた「地方議会」との関連です。

東京から日南に帰り、この春で1年になります。
自治会では、地域の一斉清掃日など顔を合わせる中で、ご近所の方と少しずつ会話をするようになっているところです。
私自身、職場が宮崎市内ですし、休みの日でもなかなか自宅にいないことも多く、、、まあ、じわりじわりです。

この日曜は、地区の公民館の清掃でした。
うちの自治会は規模が大きいようで、10以上の班に分かれており、私は「5班」にいます。
そして、この日は5班で公民館の掃除をし、終わったあとに年度始めの班会が行われました。

私は、班会としては初めての参加でした。
生まれ育った日南市の吉野方地区であれば、まあほぼ知ってるおじちゃんおばちゃん達なので、特に不安もありませんが、全く違う地区ということで少しだけ緊張しました。
しかし、参加してみると、地域の様子がなんとなく分かってきて、やはり非常に良かったです。
(班長さん、とっても人の良い方です。笑顔が素敵。)

班長や自治会長さんが熱心にお世話をしてくださっており、非常に良い感じだなと思いました。


そして、それが終わるとMfnetがあったので、身支度をして宮崎市内に向かいました。
すると、いたる所で、市議会議員選挙の出陣式(?)が行われている様子が目に入りました。



ということで、宮崎まで運転しながら、「自治会」と「市議会」について色々考えたわけです。

自治会に世帯主として関わるようになり、改めて考えてみて、地域における困りごとを市役所に伝えるだけなら自治会が十分に力を発揮するであろうと思います。
議員と違って支援者とかそういうことではなく、自治会の役員として地域をまんべんなく見ていらっしゃるわけで、様々なことを一番よく御存知であろうと思います。

今回、日南市議会の議員定数が同規模自治体と比べて多すぎると、定数削減の条例制定本請求をしたのは、まさにこの自治会です。
もし、本当に、市議会が地域の陳情・要望を言うだけの場所になっていれば、そんなに数は要らない・・という主張も納得できます。


ちなみに、私は、議員定数が多いのがよいのか少ないのがよいのかについては、広く市民の声を集めたいのならば定数を増やせばよいし、少数精鋭でプロの政治家による議論を行いたいのならば定数を増やせばよいと考えており、予算的には前者であれば一人分を少なくし、後者は多くすればよいと思うので、少なくとも単純に予算で議論されることではないと思っています。

どういう議会を目指すのかが、まず議論されるべきです。
双方のメリット・デメリットをきちんと整理し、どちらが良いのか市民による議論(プロセス)を経て、決められるのが良いです。

そして、私の考えとしては、自治会がしっかりと機能するのならば、議員定数はうんと減らし、政務調査費や秘書などもしっかり付けられるくらいにして、執行部(市役所)とガチンコの議論ができるようにした方が良いと思います。
但し、これは自治会が前提にあるので、そこが異なるのなら異なります。
議員を時給制にして、うんと増やすのもありでしょう。




ただ、議員定数を増やすにせよ減らすにせよ、地方議会が地区の陳情・要望を言うだけの場であれば、これからもっともっと市民の心は離れていくと思います。

今、私の中学の同級生など同世代と話していて、行政が抱えている借金について話題に上ることがよくあります。

若い世代は、この国や地域の未来に不安を抱えています。
今までどおり、補助金等の引っ張り合いをしていても仕方がないことは若い世代ほど分かっていると思います。


まさに今、統一地方選が行われているところですが、地方議会にこそ、将来を見据えたワクワクする未来を感じられる議論を行っていただきたいと切に願っているところです。

ということで、今日はここまで。




P.S.
世界で今一番勢いのある中国の話を冒頭でした後に、「自治会」の話なんて渋すぎる(小さすぎる)・・と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、でも、これも大事なことなのです。
強い日本を取り戻すには、一人一人の地力を高めなければならないと思っています。
このブログではいつも書いていますが、その一つの手段となりうるのが地方分権であり、そういう意味で、自治会も地方議会も本物としていくことがその具体化であると思います。
ガンバロウ日本!強い日本の復活だぁ!!

miyazakimirai at 00:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!日南 

2011年04月18日

お互いを理解しあえる社会をつくる。(性同一性障害について)


この週末、土曜は所用がありまして自分の運転で福岡(田川市)日帰りをしたり、夜に運転して日南に帰ってきて、日曜は朝から地元自治会の公民館掃除等に参加したり、昼から宮崎市に行きましてMfnet勉強会に参加するなどして、今回もちっともじっとしていない週末でした。

自治会について今回思うことがあったので、それについては明日書きます。


Mfnet2011-4Mfnet2011-4

今日は、日曜午後からありましたMfnetについて書きます。
今回の講師は、竹下直汰さん。
性同一性障害について、テーマは真面目に、でも直汰さんのキャラクターで明るく楽しく説明してくださいました。

直汰さんは、体は女性として産まれてきましたが、脳は男性として産まれてきた方です。
今回、学んだ最初の大事なことは、性同一性障害は「先天性」であるということです。
よく「体は男性、心は女性」とか言われますが、心ではなく「脳」が体とは別の性であるのが性同一性障害です。

Mfnet2011-4直汰さんご自身の初恋の話や初めて彼女ができたときの話から、自分自身の状態にずっと悩み苦しんできたこと、東京で自分自身と同じ状況の方と出会い、カミングアウトする決意をしたこと、ご両親へ伝えた時のことなどを真摯に話してくださいました。

どこかで「性同一性障害は先天的なものである」というのは聞いたことがありましたが、改めて本人を前にして話を聞きまして、はっきりと私の中で意識が変わりました。

今後、自分もそのような子供を持つかもしれませんし、周りにもカミングアウトする人も増えるでしょう。

そして、何を言っても、カミングアウトしやすい社会を作らねばならないなというのが、今回一番学んだことです。
そのような社会づくりをしていきます。

竹下さん、本当に素晴らしい講演、ありがとうございました。



シロマティ23年4月シロマティ23年4月

Mfnet終了後は、カリーノ前のTテラスにて、我らMfnetが誇る天才(!?)漫才コンビ『シロマティ』も出るイベントがあり、漫才を聞いてきました。(二人とも県庁職員です。)

いやあ、さすがです。大好きよ。
今日も、大変良かったです。

2011年04月14日

”オトコ”・”オンナ”どっち? 〜捨てるものからできたつながり〜


今日は告知です。
今週末の日曜です!
元気がもらえる時間になると思います!!
お気軽にお越しください。
(参加される方は、必ず以下のメルアドに申込メールを送ってください。)



第28回 Mfnet -Miyazaki fun! network-
”オトコ”・”オンナ”どっち?
 〜捨てるものからできたつながり〜

■開催日:2011年4月17日(日) ※11:00集合
■講師:竹下 直汰さん(green bird宮崎チームリーダー)
■タイムライン
 11:00〜
 green birdに参加 @橘通り東3丁目 冨山ビル前集合
 13:00〜
 竹下さん講演(ランチをとりながら)@CORNER
 15:00  終了
■参加費:1,500円(ランチ代含む)
■申込み・問合せ先
  E-mail miyazakifun@yahoo.co.jp
  ※メールにて氏名・所属等をお知らせください。



詳しくは、以下のURLをご覧ください。↓
http://www.geocities.jp/miyazakifun/yotei.html



2011年04月13日

『地方議会』考。

ミーティングただ今、統一地方選のど真ん中。
前半戦が終わりまして、今から後半戦が始まります。
ということで、地方議会について思うことを少し書きます。

おとといの宮崎県議会選挙は、過去最低の投票率で50%を割り込みました。
名古屋の河村市長と市議会の対立、鹿児島県阿久根市の前市長と市議会の対立などが最近でも話題となりましたし、私の地元の日南市においては、議員定数削減を目指す自治会連合会が条例制定の本請求を行うなど、地方議会そのもの存在意義が問われていると思います。

河村市長や阿久根の前市長は、議会を悪役に仕立て、それについて市民も一定の支持をしていたわけで、日南市においても「地方議会の仕事が見えない」「議員はあんなにたくさんいるのか?」などの声の結果だと思います。
また、執行部(行政)側の事前の根回しにより、ほぼ全ての議案が可決され、議会による条例制定なども少ないといった現状があります。


大阪の橋下知事や名古屋の河村市長は、それとは全く逆で、自分の政策を反対してしまう議会について、地域政党(首長与党)を立ち上げて、政策を実現するために議会の過半数を取ってしまおうとしています。

確かに、選挙という過程を通して民意を反映していますし、議会の反対がなくなれば首長がやろうとすることがスムーズに進めていけるわけで、とてもいいように思えます。



・・・しかし、これでいいのでしょうか。

執行部側が事前に根回ししてしまう議会も、首長与党で占められている議会も、結果は同じで、執行部側がやろうとしていることがなんでも通ってしまいます。
特に名古屋について言いたいのですが、なんだか新しいことが生まれそうな感じもしますが、首長与党がすぐに賛成してしまう議会は、議員の仕事が見えない・何でも可決してしまう旧来型の議会と結果は同じになるわけです。


最近、たまーにさせていただく講演や、このブログでも書いてますとおり、私は、日本復活のキーワードは地方分権・地域主権だと思っています。
地域のことは地域で決めるというプロセスを積み上げることで、強くて自立した地域住民(国民)が生まれ、その集合体であるこの国家が強くなるのだと思っています。

そして、その象徴となる場所が地方議会であるはずなのです。

地方議会は、住民の代わりに行政と議論を行う場所です。
それが地域政党という名の首長与党が、深い議論もなく全部可決してしまったら、旧来型の根回し等により何でも賛成で、住民の信を失っている古い地方議会と何ら変わりはありません。
結果が同じになるのです。


地方分権が叫ばれて久しい昨今ですが、少なくとも私は「アメリカみたいな連邦制にせよ」とか言ってるわけではありません。
基本的には、今の地方自治制度のままで良いと思っています。
(とは言え、ひも付き補助金の撤廃や義務付け枠付けの廃止はもちろんやるべきで、加えて税率の自由も地方に渡すべき、というのはあります。)

地方自治の枠組みは今のままで全然大丈夫なので、地方議会において、きちんとした実のある議論が行われるということが大切なのだと言いたいのです。

「地域のことは地域で決める」というプロセスを可視化できる場所が、「地方議会」なのです。


そんなことを思いながら今回の統一地方選を見ています。
なかなか仕事が最近忙しくて、名古屋についても細かくは見れていないので、ちょっとずれてしまっているかもしれませんが、私には名古屋の今の状況は非常に危うく見えます。
(ただ、河村市長が支持を受けている事実もあるわけなので、既存勢力には何かが足りない現実も一方ではあります。)

本当の意味で真に自立した地域を創り上げ、強い日本を作るには、地方議会こそがカギを握ると私は思っています。

2011年04月12日

最近。

千葉北総病院3千葉北総病院1

千葉北総病院2
今年に入って以降、毎日を非常に慌ただしく過ごしていました。

年末から正月にかけて多くの時間を割いたのは、ドクターヘリに関する業務です。
もう少し先になりますが、宮崎県にドクターヘリが導入されます。
それに向けての準備です。
県内の救急隊をはじめとした関係者の方々に、ドクヘリについて理解を深めていただくと同時に、ドクヘリに関するスキルも身に付けていただかねば、ヘリコプターだけを導入してもうまく機能しません。
写真は、月9ドラマ「コードブルー」のロケ地としても有名な千葉の先進病院です。
いろんなところに行って、修行の毎日でした。


そうこうしているうちに、新燃岳の噴火がありました。
当初のインパクトはすさまじく、これからどうなっていくのだろうか・・という大きな大きな不安が宮崎を覆いました。

私は、最初の大噴火のときは千葉県にしばらく出張していまして、宮崎にいませんでした。
ちょうど最初の噴火の次の日が宮崎に帰る予定の日で、飛行機が飛ぶだろうか・・と思いながら羽田空港に行くと、やはり天候不良(噴火)のため欠航・・・。
仕方なく都内にもう1泊し、次の日に再び羽田空港に行くも、朝から欠航・・・。
噴火が始まった最初の最初でしたのでどうしようもなく、仕事も残しているので、仕方なく大分空港経由で宮崎に戻りました。

帰ったらすぐに、火砕流や土石流に備えるための、諸々の対応に追われました。
私の今の担当が、「救急医療」「災害医療」であるためです。
ドクヘリ業務も、年度末の膨大な事務も・・という中で、DMAT(災害派遣医療チーム)などの準備を進めました。

そして、それも終わらないうちに、東北での今回の地震が発生しました。
宮崎県としては、まさに私の担当であるDMATをすぐに派遣し、その後もずっと自宅のある日南にもなかなか帰れないまま災害医療に関する業務に追われました。


そして、今日であれから1か月になります。
被災地を思うと、本当にやりきれなく、また、無力を感じます。

しかし、被災者でもない我々がいつまでも暗くしていても仕方がなく、逆に前向きに頑張っていかねばと思います。
しっかり仕事をし、経済活動もして、地域経済を回してかねば、いつまでもこの国の復活はありません。
もちろん、このことは私が言うまでもなく、そのような空気もたくさん出てきました。
私も自分ができること、与えてもらっている役割を、精一杯頑張りたいと思います。



もう数年このブログも書いていますが、初めて、かなり仕事のことも書きました。
これは、今回限り、、、ということで。
(内容は、記者発表済みの範囲内ですので。)

今日は、日南線の中で文章をパソコンで書いてます。
以前のブログで、帰宅途中の日南線の中で書くぞ!と言っておきながら、実際はパソコンの技術的な問題で全然書けていませんでした。
多分、その技術的な問題はクリアしましたので、帰宅後、うまく更新できると思います。
(と、信じてます!うまくいきますように!!)

ということで、今日はここまでです。では。


2011年04月11日

これからだ。

かなり、久しぶりの更新です。
この間に、新燃岳噴火から東日本大震災まで本当にいろんなことがありました。
またこれについては、後日書きたいと思います。


日付変わって昨日は、統一地方選の前半が終わりました。
宮崎県議会選挙もあり、私の業務上としても大きな結果が出たところですが、あまりに直接的ですので(苦笑)、ここで述べるのは止めておきます。



今回の選挙でものすごく勇気をもらったことがありまして、それは、三重県知事選挙です。
鈴木英敬(えいけい)さんが、全国最年少知事となりました!

Mfnet(宮崎県内若手行政マン自主勉強会)でも平成19年12月に、まだ英敬さんが経済産業省の課長補佐だった時代に宮崎に来てもらい、講演をしていただきました。
平成21年度の私が厚生労働省にいた時も、東京でやはりお話を聞き、夜までいろいろ熱く語らせていただきました。
それ以降も、熊本や大阪でもお会いし、そのたびに刺激と激励をもらってます。

平成19年に、初めてお会いして講演を聞いたときに、私の中でビリビリと電気が走りました。
こんな男がいるんやなと、一発で惚れてしまいました。
この人にこそ、総理大臣になってほしいと本当に思いました。



日本は大きな岐路に立っています。
日本の力が試されています。

私も、自分ができることを頑張ります。
全身全霊をささげます。

英敬さんと(平成21年)
今夜、英敬さんに改めて勇気をもらいました。
俺もがんばるぞ。




(←写真は、2009年 東京にて)

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粼田恭平

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