2016年02月08日

寄り道の駅壁画2

12661835_1039393489450058_8558663206988035708_n

 制作は一週間を超えましたが、なかなか思うように進みません。それもそのはず今回はかなり細かい作業をこんな大きな画面で行っています。なんでこんなことになってしまったのか、自分でもよくわかりませんが、こうなったからには最後までやり切るつもりです。
 現在は義弟のチャンハンと作業をしています。基本的に英語ですが彼は少し日本語を話すので、英語と日本語を混ぜた感じで話しています。今の韓国の問題、今の日本の問題、家族の話、徴兵の話、デザインの話、とりとめのない話を一日中しています。

 片田舎で寒さと戦いながら壁画制作に没頭している僕はいったい何者だろう?と思うことがあります。信念を持って取り組んでいるつもりですが、端から見たら変人のたぐいなのかもしれません。しかし描き進めていくうちにそんなことどうでも良くなってきて、ただ絵を完成に向けて進めていくこと以外考えなくなります。人の目がどうでも良くなる瞬間、僕は自由になれたような気がします。




miyazaking at 23:57|Permalinkclip!

2016年02月06日

リクルートのインタビュー

12688010_1015550048488324_2303336410852038295_n

 インタビュー記事が立て続けに載っています。今回はリクルートさんの「キャリアガイダンス」という雑誌に載せていただきました。高校生に向けたインタビューだったのですが、当時のことを思い出しながら話をさせていただきました。
 僕は高校の頃ある問題を起こして、あわや退学というギリギリのところまでいきました。先生や両親の助けで首の皮一枚つながってなんとか卒業できたのですが、それが逆に自分が変わるきっかけになりました。10代後半の頃は不安定で、どっちに転ぶか分からない危うさを持っているものです。エネルギーをぶつける対象が見つからず、腐ったり、自棄っぱちになったり、なかなか自分が思うような未来を描けない。
 結局は自分で考えて道を切り開くしかないんだけど、自分自身を信じきることが大事なのかもしれません。偉そうにいろいろと語りましたが、模範となるような高校生でなかったことだけは間違いありません(笑)。




miyazaking at 21:39|Permalinkclip!

2016年02月05日

ロングインタビュー(前半)掲載

36

 オカムラ(株式会社岡村製作所)さんのウェブマガジン、WAVE+にロングインタビューを載せていただきました。4ページに渡る記事でこれだけでもすごいのに、何と全編後編の2部構成!今回は前編がアップされました。4時間に渡るロングインタビューを筋道をつけて分かりやすく書いていただいています。ライターの山下さん、ご紹介いただいた犬塚さん。関係者の皆様どうもありがとうございました!

http://www.okamura.co.jp/magazine/wave/archive/1602miyazakiA.html




miyazaking at 07:55|Permalinkclip!

2016年02月01日

寄り道の駅壁画1

IMG_5787

 今日から壁画制作が始まりました。今回はかなりながーい壁面です。韓国からの助っ人二人と、英語、韓国語、日本語が入り乱れながら楽しく作業開始しています。やはり2月に外の作業は堪えますが、共同で何かを作り上げるのは楽しさこの上なく、仕事ではあるけど仕事ではない、ワクワクした気分で壁に向かっています。
 今回は駐車場を生かしたアイデアにしようと思っています。

IMG_5790






miyazaking at 22:52|Permalinkclip!

2016年01月31日

明日から壁画制作です

_MG_0785

 昨日は家でU23の日韓戦を見ていたのですが、まさかの大逆転劇に騒然となりました。やっぱり違う国を応援しているもの同士が一緒に見ると、喜びも悲しみも共有できないのが痛いですね。
 とはいえ明日からは仲良く壁画制作に取りかかります。今回は昨年描かせていただいた石坂産業さんが運営している寄り道の駅という地産地消型のレストラン&ショップの壁です。駐車スペースの壁なのでかなり横長ですが、他にないような面白い壁画に出来ればと考えています。
 2月という一番寒い時期に描くことのでかなりしんどそうですが、いいものにしたいと思います進行状況はまた随時更新していこうと思います!!




miyazaking at 22:59|Permalinkclip!

2016年01月30日

韓国の事情

IMG_4461

 現在うちには韓国の弟カップルが来ています。そうすると自然とうちは韓国語が基本言語になるのですが、残念ながらほとんど分かりません。夜に妻に通訳をしてもらいながら、韓国の状況を聞いてみました。ニュースなどで見聞きした知識も織り交ぜながら質問してみましたが、驚くような現象が起こっているようです。
 やはり気になったのが就職難のこと。実際に弟もその彼女もほぼフリーで仕事をしており、なかなかいい就職に就くことは難しいのだそうです。特に二人はデザイナーなのですが、デザインに対する支払いの感覚が、ロゴを作ってもらうかわりにご飯おごるよ、みたいな感じなのだそうです。また老後のケアが十分でなく、貧困老人と呼ばれる人の人口が世界でダントツの一位だということです。若者の仕事は見つからず、老後は心配が尽きない、日本もあまり人のことはいえませんが韓国に比べればいくらかましなようです。
 彼らは来週から始まる壁画制作を手伝ってくれるといってくれています。いろいろと話をして、韓国のことをもっと良く知れるチャンスだと思っています。






miyazaking at 12:44|Permalinkclip!

2016年01月27日

懐かしい卒展

仁王

 後輩から大学の卒業展覧会のお知らせがきました。大学を卒業して早15年、月日の早さに驚かされます。
 僕の大学の卒展はホロ苦い思い出と共にあります。それは担当教官とのイザコザで、思うような展示をさせてもらえず、最終的にそんなに好きにやりたければ自分で個展をすればいいだろう!っと言われてしまいました。そこで正規の展示場にはクソみたいな作品を出して(展示が終わった瞬間に捨てました)、卒展中に会場の近くのビリヤード場を借り切り、これまでの作品を全部並べて初個展を開きました。

仁王2
 
 荒削りな作品ばかりでしたが、数だけは多かったので広い会場一杯に思う存分作品を並べて、個展は盛況に終わりました。そしてなによりも、その個展を行うために奔走してくれた後輩たちの手助けに感動していて、山のようにある大きな作品を10人ぐらいで運んだり、無理矢理車に乗せて運んだり。オープンの日の夜にフロアに座り込んで飲んだ酒の味は忘れません。
 あれから15年、ふとあの展示を思い出すことがあります。まともな写真も残っていない、クレイジーな展示だったけど、エネルギッシュで、大切なものがそこにあったような気がします。もっともっとがんばらないとですね。

仁王3






miyazaking at 12:43|Permalinkclip!

2016年01月25日

昔話

Scan 342

 高校に入るとき、同じ中学出身の友達とバンドを作った。僕らの中学校ではバンドブームが起こっていて、高校デビューする形で僕らも始めることにしたのだ。バンドのリーダー格はもともとパッとしない奴だったけど、内に強い野心を秘めていた。
 2人でメンバーを探すために、入学当初から他のクラスをまわることにした。目立ったやつを見つけては声をかけ、メンバーにならずとも顔見知りになる。この作業をくり返し、一ヶ月でほぼ同学年を掌握し、その中から音楽通の仲間を組織した。特に洋楽に精通しているやつの家をたまり場にして、学校帰りにCDを持ち寄って音楽談義をするようになった。
 バンドは真面目に取り組んでいて何度かライブも行ったけど、あるとき事件を起こして自然解散することになってしまった。あれだけ仲の良かったメンバーとも次第に疎遠となり、たまり場にも顔を出さなくなった。たまに顔を出してもメンバーが微妙に変わっていて、他校の生徒や、派手な格好をした奴らが多く、なじめなくなっていた。

 高校時代、僕らの最先端はそこにあったと思う。音楽、ファッション、文化、お金。最先端の情報はそこに集まり精査された。90年代のハイスクールカルチャーは独特で、コギャルやチーマーが横行した時代であるけれど、その裏にはゾクッとするようなひんやりとした世界があったことも時々思い出す。いまだにあの頃のことだけは明るい絵にできないでいます。
 








miyazaking at 10:40|Permalinkclip!

2016年01月22日

キン肉マン 

キン肉マン

 子供の頃、一番好きだったアニメがキン肉マンだった。グズでダメなキン肉マン、何をやらせてもダメダメなんだけど、いざという時のガッツがすごい。このアニメは僕にとても大きな影響を与えてくれました。
 たとえば各国代表の超人が出てくるんだけど、そのキャラクターのセンスが秀逸で、たとえば中国だとラーメンマン(弁髪で残虐)、ドイツはブロッケンマン(軍服で残虐)、イギリスはロビンマスク(紳士)でアメリカはテリーマン(テキサスブロンコ)。イメージがダイレクトにビジュアライズされていて、子供心に外国の第一印象はキン肉マンからきていたと言って過言ではない。絵を描く際も、キン肉マンのイメージがかなり影響を与えていると思う。ちなみにこの間ハワイにいった時にはプリンス・カメハメが真っ先に頭に浮かびました。
 生き方でもキン肉マンを意識している部分は多く、たとえば「火事場のクソ力」は緊急事態に異常な力を発揮するものだけど、時々僕にも発動します。特にライブペイントや制作で時間が迫ってくるとパチンとスイッチが入るんだけど、そのイメージはまさにキン肉マンの「火事場のクソ力」で、子供の頃憧れたヒーローの姿をどこかに追い求めているのかもしれません。

 しかしこのキン肉マンというヒーローの姿は、いまの子供たちにはどう見えるかな?と思うことがあります。特に初期のキン肉マンは下衆で品がなく、貧乏でなおかつメチャクチャ不潔です。こんなとんでもない設定のヒーローに憧れたのは、時代もあったのかもしれません。現代のスマートなヒーローを見るたびに、キン肉マンほど人間臭いヒーローはいなかったと、改めてその特別な存在感に心を揺さぶられるのです。






miyazaking at 21:17|Permalinkclip!

2016年01月21日

家が落ち着きますね

 ひさしぶりに家でゆっくりと療養しているのですが、ここ最近は少しずつ本を読むようになりました。こうやってゆっくりできるのも、家があるからだなあとありがたく思います。

 そういえば僕が家を探す時、自分が住む町についてかなり調べました。流山市のホームページを見て、市の政策や子育て支援、または年齢別の人口などなど。一番魅力的だったのが、同世代の30代が爆発的に増えているという状況でした。民主主義の法則として多数派はメインターゲットになるので、今後町の政策としてこの世代とその子供たちを対象にした政策を進めていくでしょうし、その世代を狙ったお店や施設ができるでしょう。少子高齢化が進む地方の中では特殊な町だと思います。
 とはいえ一生この町に骨を埋める覚悟まではできないので、気楽な中古物件を探しました。本当はボロボロの家を一から造るぐらいで良かったのですが、思いのほか状態のいい家が見つかり迷わず決めました。中古であれば最悪自分が海外移住を考えても、貸しやすいし売りやすいし、とらわれないのではないかというのが大きな理由でした。

 しかしいつか理想の家を一から設計したいという夢は消えません。ツリーハウスや忍者屋敷、回廊中庭、アトリエが屋外のロフトに続いていて、でっかい作品を遠慮なくバンバン制作できる環境、そして描いた作品を飾るギャラリースペース。考えるときりがないです。
 死ぬ直前に作ってもしょうがないけど、そういう夢みたいなことを想像しながら生きている方が幸せだよね。

※ソトコト2月号に僕の壁画が載っているようです。MISIAさんと石坂典子さんの対談のページです。
IMG_0004








miyazaking at 21:39|Permalinkclip!