MIYAZAKINGDOM

ミヤザキケンスケ オフィシャルブログ

2008年01月

6b616958.jpg 取手で物件を見せてもらいながら、なぜかはっきり「ここじゃない」って思った。いま自分がいなきゃいけない場所はやはり東京で、それはなぜか分かんないけど間違いない。。
 判断は早く、アトリエを住居化して、東京と取手とのダブルライフを送る手はずをはじめた。まずは車をゲットして、それからアトリエに寝室を作る必要がある。ネットを引いたり、暖房器具をそろえなければならない。やることは山のようにあるけど、なんだかワクワクしてきた。東京の家には風呂があり、取手の家には車がある。ある意味マンションでネーちゃん囲ってるおっさんよりも刺激的だぜ。
 週4日を東京でオーダーの絵を描き、残り3日は取手で熊本の作品を作る。この機動力を生かした作戦が成功するだろうか?しかしどの道いま東京での拠点を失うわけにはいかないのだ。。

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d05f7643.jpg いままで色んな場所で生活してきたけど、一度として腰をすえたことがない。根無し草とはよく言ったもので、オレぐらい気ままに飛び回っているやつもそうはいないだろう。。
 今回は熊本での展覧会の作品制作のために、これから数ヶ月取手にこもる必要があり、それならいっそ引っ越したほうがいいんじゃないか?と思ったのだ。それに最近佐賀ビルには工事が入り、もう2ヶ月もシートで覆われた生活をしている。そろそろ見切りをつける時期かもしれない。。
 子供のころ一度も引越しをしなかったからか、オレは新しい場所で新しい生活を始めるのがめっぽう好きだ。これまで15回ぐらい引越ししてる。もちろん色々とめんどくさいことも多いけど、引っ越した回数分色んな人生を味わえる気がして、思わず毎回その甘い誘惑に負けてしまうのだ。
 しかし正直、今回の佐賀町を離れるのはちょっと寂しい。隅田川沿いのビル生活、5階建てのビルにたった一人で住むおもしろさはちょっと他にない。明日取手の不動産屋を回って、それで決めようと思う。まったく Like a rolling stone. だね。


ec2ad525.jpg こないだドイツ人の友達と西麻布にあるクラブMUSEに行ってきた。あんまり気が乗らなかったんだけど、まあたまにはいいいかって感じでドイツ人3人にまぎれて入店。 実はMUSEは2回目なんだけど、相変わらずここの雰囲気はおかしい。70%外国人で、残りはその外国人目的の日本人女性。まあロンドンで見慣れている光景とはいえ、それはそれは不思議な光景だ。
 結局オールしたんだけど、それは荷物を同じロッカーに入れている友達が、女の子と数時間にわたるディープキスを展開していて、とても声をかけれなかったからだ。そしてふと見渡せば、彼らだけじゃなく会場の半分ぐらいがカップル成立していて、そこらじゅうでディープインパクト。まるで接吻コンテストの会場に紛れ込んでしまったんじゃないかと疑うぐらいだった。。
 ロンドンにもアムスにも、こんな場所なかった。近かったのはむしろタイのゴーゴーバー。日本もやっぱりアジアだ。経済がいくら成長しようとも、この精神的劣等感はなかなか拭い去れそうもない。


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527c23d6.JPG 昨日は熱中時間、本年度最後のスタジオ収録だった。色々あったけど、なんとか一年間やりきることができました。一年前にあの地獄のような徹夜ペイントでセットを制作し、そこから少しずつ毎週描き加えてきた。最終的にはかなり密度の高い絵になったと思う。
 この一年間、スタジオペイントで学んだことは、時間内にクオリティーの高いものを安定して描く技術。その日はじめてみたものをその場で描くわけだから、相当なプレッシャーがかかる。これまで色んなところに飛び込んで描いてきたけど、ここでの
経験は大きな自信に繋がったと思う。
 スタジオ収録後、総合演出の方に飲みに連れて行ってもらった。この一年間、この方にはお世話になりっぱなしだった。そして思い起こせば一年前に、徹夜作業をしているときにダメ出しをくれたのもこの人だった(笑)。あの時、がんばったからいまがある。。
 本当にありがたいことに、来年度も続投させていただけることになりました。セットも一部新しく描き直します。また野沢舞台で徹夜作業できるかと思うと、いまからワクワクしてしまいます(笑)。もっともっとドラマティックに生きてやろう。

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3afc0e5e.jpg「あの、あいのりに出ていた宮ケンですか?」

 よくこう聞かれる時期があった。もう何年も前の話で、いまでは懐かしいぐらいだけど、「そうですよー」とにこやかに返しながら、実は内心その度にあーぁという気持ちを抱いていた。
 いつからかあいのりに出ていたことを人に言われるのが、とても嫌になっていた。なぜか分からないけど、まあ多分何人かの人の、心無い言葉が原因だったんだと思う。あいのり話を振られるのが憂鬱で、それがどんなに自分のことを評価してくれる内容でも、ちっとも嬉しく感じられなかった。。そして自分でも知らず知らずのうちに、旅の思い出を封印するようになっていた。
 月日が流れ、ロンドンの生活を経てようやくいろんなことが落ち着いた。東京に出てきてすぐに、こんなことがあった。

「あの、あいのりに出ていた宮ケンさんですか?」

 ある居酒屋でずいぶん久しぶりに声をかけられた。「はい、そうです」と言って話をしてみると、その人はあいのりでみた孤児院の壁画が印象的で、自分も何か人に感動を与えれることがしたいと思い、東京に出て来ていま映画制作の専門学校に通っているといっていた。
 あいのりでの自分は本当の自分じゃない。そんな気持ちの強かった自分には、なかなか受け入れられない言葉だった。自分がというより、テレビの与える影響がスゴイと思った。しばらくその話は忘れていたのだが、今日ふと思い立ち、あのときのフィリピンの壁画を見直してみた。
 富士山、城、東京タワー、ビル、都会を行きかう人々、右半分に日本を描き、反対側にセブ島のやしの木、孤児院、シスターや子供たちが描かれている。それをダイナミックに巨大なドラゴンがつないでいる。
 すごくいい絵だった。絵の中に思いがギッシリつまってた。オレは頭が悪いから、自分では気づけないことがたくさんある。いろんなことにとらわれて、自分を見失うことがよくある。だけどこの絵を見て、いろんなことがすっと心に入ってきた。
 あいのりに参加してよかったと思った。。。絵には思いが入り、それが人に伝わる。本気で思えば思うほど、それは目に見えない形となって現れる。旅の間じゅう、ずっとアーティストになるためにはどうすればいいか考えてた。何が自分に必要で、何が一番大切なのか。実は旅の最後に、自分はきちんとその答えを出していたんだ。だけどその時はまだそのことにキチンと気づけていなかったんだなあ。

 時に何かを理解するには、長い時間を必要とする。久しぶりに長く書いたけど、これは書いておきたいなと思ったんだよね。



de7fd769.jpg 画家っぽい生活をしようと思い、昨日は原宿の喫茶店に行った。知り合いが働いている花泥棒という珈琲専門店。一杯900円もするこだわりの珈琲は、やはりすごくおいしかった。店内の雰囲気が昔オレがバイトしてた喫茶店に似てて、カップのコレクションの趣味もよかった。
 今度こそドストエフスキー。おもむろに取り出したカーキのハードカバーは、恐ろしいほどそのアンバー調の空間にマッチ。そういえばバイトしてたとき、あんなに詳しかったコーヒーのこと、ほとんど忘れてしまったな。。これもバイト先でコーヒーを飲みすぎて体を壊して以来、喫茶店にあまり行かなくなったから。昔の夢はコーヒー専門店のマスターだったのにね。



File. No.7
Mr.Arnott
White Chapelでレストランのシェフをしているらしい。

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44c4dabd.jpg 画家っぽい生活をしようと思い、昨日はパン食になってみた。なぜか分からないけど、画家はパンを食べてるイメージがある。何でパンなんだろう?と考えてみたら、おそらく画家にはフランスのイメージがあるからで、フランスパンとか、サンドウィッチとか、イーゼルと向かい合いながらかじるのが様になるからだ。
 パンと一緒にコーヒーを煎れたのだが、合計で3杯飲んだ。おかげで昨夜はうまく眠れず、4時ぐらいまでベットの上でごろごろしてしまった。オレはコーヒーに弱いのだ。。。


File. No.6
Mrs.Moss
Newcrossで教師をしているらしい。

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ca9180ef.jpg 画家っぽい生活をしようと思い、昨日は近所に最近できたカフェバーに行ってみた。画家っぽく、いきつけのカフェを作ろう。しかし扉を開いて2秒で後悔。。テーブルはすべて埋まっていて、空いてるのはカウンターだけ。しかも一つ飛ばしで座ってる客の間に座るしかなかった。。仕込んでおいたドストエフスキーの小説も、ここではどうも読みづらい。
 こじんまりとした店内、両脇は明らかに常連。店員と話す気にもなれず、一人テラスに移動。震えながらギネスを飲んだ。渋く生きるのは大変だ。。


File. No.5
Mr.Baker
Baker streetでデザイナーをしているらしい。

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559371d2.jpg そういえばいまの自分の肩書きは「画家」。やってることが幅広いから自分が画家だという認識が薄いけど、たぶん世間的には「売れない画家さん」だと思う。だったらもっと画家らしく、パイプをくわえたりベレー帽をかぶったり(手塚治虫みたい)したほうがいいのではないか?なにも普通の人に合わせた常識的な生活をする必要はない。
 おっしゃ、これからしばらく画家っぽく渋く生きてみようかと思う。まずはお気に入りの喫茶店を見つけることからはじめよう。。


File. No.4
Mr.Tomato
Wimbledonで不動産屋をしているらしい。

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984989f8.jpg バリ島のことを考える。一度も行ったことがないくせに、将来は絶対そこに移り住むんだと決めている。ゴーギャンがタヒチに行ったように、いつかオレもバリ島で暮らしたいなあ。やっぱ温かいところがいい、最近佐賀ビルはヤバイぐらい寒いです。。


File No.3
Mr.Gangstar
Hackneyでギャングをしているらしい。
 
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