MIYAZAKINGDOM

ミヤザキケンスケ オフィシャルブログ

2009年05月

55c8d9b4.jpg今日は中土佐町で野宿です。ここ中土佐町でちょっと象徴的な出来事がありました。
高知に入って挨拶をしても無視されたり、目をそらされたりすることがあり、正直少し地元の人とコミュニケーションをとり難いなーと思っていたんだけど、中土佐町に入ったとたんにみんな声をかけてくれるようになった。そこら中にお遍路さんが休めるスペースがあり、道しるべも多い。どこかテントをはる場所があるかと聞けば、みんな優しく教えてくれた。今日は遅いから早く休んだほうがいいよと心配してくれる方もいた。
本来田舎の人は、よそ者が入ってくれば警戒するのが普通だ。だけど四国の人はよそ者のお遍路さんにとても優しい。なぜだろう?
最初からあったその疑問は、この村に来て少しだけ理解できた。彼らの優しさは心から来ているもので、何の裏もない。ただ無事にまわって欲しいと願ってくれているのだ。
オレにとっては特別な時間でも、彼らにとっては何でもないただの日常の出来事。。
まだうまく言葉にできないけど、人にやさしくする意味を考えさせられています。

465f647c.jpg旅をはじめて10日あまり、変化があらわれだした。連夜の野宿と風呂なしの生活がたたり、体中が汗くさい。洗濯はこまめにやっているがなにせ手洗い、きちんと乾かせないときもある。。これはマズイ。。
基本的に入る店はコンビニくらいなものだから今まで気づかなかったが、今日須崎名物だというラーメンをどうしても食べたくて店に入ると、お客さんの視線が痛かった。。
いくら四国の人がいい人だからと、汚い恰好をして悪臭をはなてば誰だって敬遠する。
人として越えてはならない線だけは越えないように、身なりは清潔にしようと心に決めた出来事でした。

628ae766.jpgお遍路をする人にも理由は色々あって、若い人なら自分探し、年の方は定年後の時間を使って、または誰かの弔いを兼ねて、または信仰心から。理由は本当にそれぞれだし、遍路同士はあまり立ち入って詮索しないのがルールだから、本当のところは分からない。
ただお遍路をしていて気付くのが、時々ちょっと可哀想な目で見られるような気がすること。
重大な悩みを抱えた人、身内を亡くした人、職を失った人、そういう人が多いのは確だが、全体をそのイメージで見られるのはマイナスだなーと思う。
昔は犯罪者や伝染病にかかった人が、行き場を失い遍路をしていたという話はあるが、元々は空海にまつわるお寺をまわるというとてもポジティブな気持ちで行う巡礼の旅。もっと健全で明るいイメージであっていいと思うのだ。

b85d3f41.jpg高知の道にはやたらと標語が書いてある。そのほとんどが子供に向けたもので、非行に走るなというたぐい。よっぽど高知の少年犯罪率が高いか、標語好きな県民なのかのどっちかなんだろう。それらの標語を読むたびにいちいち面白く、関心する。うまく言ったもんだ。でもどう考えても効果があるとは思えない。。

30840fcb.jpgおはようございます。とても天気のいい晴れやかな朝です。起きてテントを片付けたら、あまりにも港がきれいでスケッチしてしまいました。なんて絵描きっぽいんでしょう(笑)。
今日はこれから36番青龍寺を打ち、四万十川を目指します。しかしここからは足摺岬まで、いやんなるぐらい歩かなければならない。オレとしてはここがこの旅で一番の難所だとふんでいる。。
とりあえず今日も行けるところまで行ってみます!

結局聞いていた善根宿はみてからず、港にテントを張りました。一応は橋の下だけど、横風で雨が降ってくる。。
まあ今日は疲れたから色んなことは明日考えよう

ea1f7545.jpgスケッチブックを作ったりしていたので、今日の宿泊予定地まではまだまだ歩かなければならない。。しかしいまは夜で、小雨も降ってきた。そして歩くのは山道。。細いおへんろ道で山に入るか、長いトンネルを歩ききるか二つに一つしかない。。それなら普通、トンネルだろう。
しかしこのトンネルやたらに長い。なんと全長2400m!!普通に出口が見えねー真ん中は酸素があるのか?色んな不安が頭をよぎりますが、まあここまで来たらいくっきゃない!突入です。

f34480dc.jpg二つの失敗が重なり、オレのお遍路の旅はピンチをむかえた。まず一つ目に、予備用のスケッチブックを今日お寺に置き忘れた。二つ目に今日郵便局で受け取るはずだったスケッチブックが土曜日であいておらず、受けとれなかった。。これで少なくとも月曜日まではスケッチブックなしで旅をしなければならない。そんなの意味がない!!
幸いいまいる土佐市はまだ都会なので、画用紙は買えた。そこから手作りでようやくそれっぽいスケッチブックを作った。しばらくはこれで描き進めなければならない。
ピンチをチャンスに変えろ!!このスケッチブックでいい絵をたくさん描こう。

ea1bc2f9.jpgおへんろ道には時々どうぞお茶を飲んでいってくださいと、ポットがおいてあったり、ベンチが用意されていたりと、四国ならではの風景があります。こういうところで休んでいると、他のお遍路さんたちと知り合いになる確率がたかい。
お遍路さんはたいてい一人で来ているので、知り合うととても仲がよくなり、情報を交換しあう。海外で日本人同士がゲストハウスで知り合いになるケースににているが、目的が同じ分もっと絆が深い。
高知に入って仲良くなった人たちは本当によい人たちばかりで、すごく励まされた。ここでは歳も関係なく、お互いが協力しあって歩いていくのだ。

37cb446e.jpg男なら誰もが憧れる坂本龍馬の生き方。桂浜にたたずむ彼の像を見て、感慨深いものがあった。享年33歳、もう少し生きて欲しかったっていうのが誰もの思いだと思うけど、短い一生だからこそ光り輝いて見えるのかもしれない。
龍馬のように、情熱を持って、ただひたすら突き進むような生き方をしてー!!

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