MIYAZAKINGDOM

ミヤザキケンスケ オフィシャルブログ

2011年06月

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 最近考えていることは、U17サッカー日本代表のことと、仙台でのプロジェクトのことと、シンガポールの展示について。
 U17は今日ニュージーランドに勝って、ベスト8に進出した。シンガポールの展示は決定し、9月の中旬から一ヶ月ほど滞在することになりそうだ。仙台でのプロジェクトは先日、遠見塚小学校の校長先生とお話をして9日にお会いする約束をした。すべて順調だったが、予定していたフェンス直描きができなくなる可能性が出てきた。。。直で描けないのはとても痛い。どのように調節するかはこれからの動き次第だけど、とりあえずは9日のミーティングに向けて準備を整えておこうと思う。

 これから10月中旬まではほとんど家に帰れない。仙台⇒佐賀⇒韓国⇒仙台⇒シンガポール。しばらくまたバタバタするけど、これを超えるとまた一つ成長できるような気がする。よーし、次のステップを目指して頑張ろう!


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 報告会で大学時代にお世話になった先生にスピーチをしてもらった。先生は僕の大学時代をよく知る人で、過去の悪行をとくとくと話された(笑)。そう、僕はいい学生ではなかったのだ。

 学生時代はまさに反逆時代。先生たちにとってはとても扱いにくい学生だったと思う。それというのもアートは反逆だと思っていた当時の僕にとって、授業はまさに戦場。どれだけ弾けたパフォーマンスができるかが勝負だったのだ。
 あるときは教室に入りきれない作品を持ち込み講評を拒否され、またあるときは宗教施設を作って大問題になった。まさにつくばの核弾頭、当時僕の悪名はかなり轟いていた。
 そう考えると昔はおもしろかったけど、その代わりなーんにも考えてなかった。

 人の迷惑をかえりみないのがアーティストで、そこに面白さがあるのなら、アーティストはかなりのリスクを背負って生きている。いまの僕は優等生過ぎるけど、社会から逸脱しすぎてもまた制作はままならない。結局はいろんなことを経験して、自分なりのアートの表現を身に着けていくのだろう。


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 報告会が終わり、本格的に仙台のプロジェクトに取り組みだしました。まったく休む間もないですが、やりたいことがやれるって幸せな人生だと思います。

 それにしても今回の報告会で、初めて「自分の考え」が少しだけ伝えられたような気がしました。僕がなぜ絵を描き、なぜプロジェクトを行なうのか。大学のころ、散々悩んで苦しんで考えた、自分なりのアーティスト像。ずっとぼんやりしていたけど、ようやく少しずつ輪郭が見えてきたのかもしれない。コンクールで賞を獲るわけでもなく、何かに所属するでもなく、ただアーティストとして生きる。それは道なき道を走るようでとても怖いけど、自分らしくあるために必要なことだった。
 
 あとは迷わず突き進むだけ。

 目の前の東北のプロジェクトをバッチリやりたいと思います。僕にしかできないことが、そこにはきっとあると思う。




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 ご無沙汰していました。昨日は世田谷ものづくり学校にて、ケニア壁画プロジェクトの報告会を行ないました。たくさんの方にご来場していただき、本当にすばらしい会になりました!ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!これでプロジェクトは終了しますが、僕自身はもちろんケニアとのつながりを大切にしつつ、また機会があれば絵を描きに行きたいと思っています。

 たくさんの人を巻き込んだプロジェクトだっただけに、去年一年間は苦悩の連続でした。初めての経験ばかりでうまくいかないことが多かったのですが、すべての困難が自分を成長させてくれたと思っています。1年前の自分が甘ちゃんに見える(笑)!本当にいい経験をさせてもらいました。また次のプロジェクトにもぜひご期待ください。

 Paint it! Project のホームページも報告をまとめました。よかったらご覧ください。


 サポートしていただいたすべての皆様、本当にありがとうございました!


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 いまからちょうど7年前、僕はロンドンへと飛び立った。夢と希望がいっぱい過ぎて、頭のねじが飛んでいた火の玉の時代。まさに怖いもんなしだった。
 ヒースロー空港からピカデリーラインに乗って、アールズコート駅を目指す。そこには姉がいて、一緒にパットニーの家に向かった。相部屋の部屋はまさかの二段ベッドで、姉が寝たあと、一人で近過ぎる天井を見つめていた。これからどんな生活が始まるのか、ワクワクドキドキして。。。
 ロンドンでの生活は簡単じゃない。物価は高いし、ビザの問題もある。街だって安全じゃないし、トラブルに巻き込まれることが多い。だけどどこか自由で、キラキラした魅力がある街。

 姉の件がなければもう行くことはなかったかもしれない。だけどもう一度あの街を訪れたことは何か運命を感じる。ロンドンでの展覧会のために、またあの街に行くことになると思う。姉の分と、いつかは自分の分も。今日は姉の誕生日です。




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 仙台市役所より、今年の夏描く壁面の写真を送ってもらいました。若林区にある遠見塚小学校です。現在改築工事を行なっており、その現場を囲むフェンスに絵を描きます。
 見たところ、これは50メートルどころじゃないな。。。これまでで最大の壁画制作プロジェクトになりそうです。

 僕の思いは、この壁画で東北を元気にすると共に、東北の人たちのパワーを日本全国に、そして世界に発信することです。また震災以降、「何かしたい」と思ってる人たちに声をかけ、一緒に壁画を描きたいと思っています。みんなで絵を描き、サインを残し、東北復興の旗印となるような壁画になればと思います。

 実施は7月中旬を予定していますが、詳しく決まればここで報告いたします!よろしくー★



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 いまは26日のケニア壁画プロジェクトの報告会の準備をしています。自分の作品はほとんど展示しないけど、展示は去年の玉屋の個展以来だ。あの時は嵐のように展示をして、気づけばそのままケニアに旅立っていた。。
 あれからまだ半年しかたっていないことにビックリする。その間にいろんなことがあり、自分自身の考え方もかなり変わった。

 姉が亡くなってもうすぐ2ヶ月。そういえばそろそろ姉の誕生日だ。

 姉はイギリスに10年住んでいた。2年しかいなかった僕がいうのもなんだけど、相当頑張ったんだと思う。作品から受ける、そのはかなくて繊細な表現には、崇高さすら感じられる。彼女の作品は僕の手の届かない域まで達していた。
 姉が残した文章や、スケッチは、実家でひっそりと眠っている。その一部を見たけど、とても向かい合える状態じゃなかった。まだまだ僕は自分のことで精一杯なのだ。

 いま自分がやらなければならないことをやる。いま向き合うべきものとしっかり向き合う。おそらく何年かして、自分がゆるぎない何かを見つけたとき、姉とも向き合ってみようと思う。それまでちょっと待っててくれと言いたい。


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 僕は色んな活動をやっているけど、自分のためにやっていることばかりなので、その辺は「奉仕活動」ではないと思う。だけど自分がやっていることをより多くの人に理解してもらうために、時にその枠組みを利用している、、、とも言える。何だかとてもずるいけど、それが現代のアーティストってヤツだ。

 僕の場合はたまたま明るい絵を描く絵描きだから、その明るい絵で何ができるかに挑戦している。絵描きとして、自分の絵の持つ力を確かめてみたいし、なによりこういった経験の中で、より味わいのある絵が描けるようになるのではないかと思っているのだ。いわばお坊さんが徳を積むようなもの。


 「お金にならないことをなぜやるのか?」

 という問いに対し、

 「あとでガッポリ儲けるつもりだから」

 と答える僕の心境。



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 僕は1978年生まれなので、今年で33歳。気づけばもうこんな年なんだけど、世の中的にみると一番活動的な年代なのかもしれない。

 「いま、日本を盛り上げていくのは僕たちだ!」

というような話を先日飲みながら話した。メンバーを見渡すと、それを話すにふさわしい実績と立場を担った人たち。こんな風に日本の将来を考えている同世代がいるのかと、ちょっとビックリした。
 気づけば僕らの同世代は、会社でもそれなりのポジションにつき始めている。自分の考えを実践できる時代が来たんだろう。大学時代、ドキュメントを撮ってくれた友人はいま、NHKワールドで世界中のニュースを追っかけている。今彼と話をすれば、スゲー楽しいだろう。。

 自分なりの価値観を持ち、それをぶつける仲間がいるのはとても大事なこと。日本について、世界について、自分がやってやるんだ!という気持ちを持って生きていけたら、もっと世界は魅力的に見えてくるだろう。


http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/english/movie/feature201106142008.html

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 仙台での壁画制作が決まると共に、シンガポールでの展示も決まりました。今年一年はこのプロジェクトに全力を注ぐことになりそうです。

 それにしても僕は運がいい。大学時代からやってきた「課外活動」が、いつの間にか自分のプロジェクトになり、それが仕事に繋がっている。今回仙台で絵が描けるのも、そういうことを続けてきたからこそ。続けることの大切さを改めて感じています。
 
 いつかはもっと影響力のあるアーティストになりたい。

 いまはまだ個人的な活動に過ぎないけど、いつかはもっと大きな流れを作れるようになりたい。一つ一つしっかりと目の前のことをやり遂げて、次のステップに進んでいきたい。


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