MIYAZAKINGDOM

ミヤザキケンスケ オフィシャルブログ

2013年03月

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 お寺の壁画、例によってもう一面描かせてもらうことになりました。やっぱり描いてたらどんどんやりたくなっちゃうよね(笑)。

 今日は地元の企業、サガシキさんとの打ち合わせでした。昨年からタイアップさせていただいているのですが、来年度からは本格的にサガシキ×ミヤケンプロジェクトが始動します。さしあたって現在僕専用のダンボールを作ってもらっています。僕の活動にダンボールは必需品なのですが、そのダンボールがオリジナルでできるなんてスゴイよね!企業とアーティストが手を結ぶ、これはとても夢がある話だと思う。

 一般的にアーティストとは、世の中からはみ出したはぐれ者っていう印象がある。変わり者で、偏屈で、お金にならないものをひたすら作るクレイジーな奴。まじめに働いている人から見れば、世の中そんなに甘くない!っと思われているかもしれない。だけどこの世には芸術という学問があり、それを大学、大学院と勉強をしている人もたくさんいるのだ。そしてそんなアーティストに必要なのが受け皿。日本にはアーティストの受け入れ先がほとんどないのが現状。毎年何万人も卒業している芸術大学の学生たちは、いったいどこにいくんだろう?いつも疑問になる。
 僕はアーティストには特別な価値基準があると思ってる。社会とか利潤とかそんなことを超越した価値観の先に、逆にビジネスが入る余地があると思う。アーティストと企業の新しい関係が構築されれば、世の中はもっと複雑で、おもしろくなると思うんだよね。



 昨年行った「シブヤの40人が描くハチ公トート・チャリティプロジェクト」が終了しました。これはトートバッグ専門ブランド「ROOTOTE(ルートート)」と、渋谷にゆかりがあるアーティストとのコラボレーションによって製品化されたバッグを販売し、その収益金を東日本大震災への支援金として届けるというものでした。
 僕のバッグはというと、、、なんと完売していました!数枚を譲っていただけたので、近日ミヤザキングダムで限定販売しようと思います。ちなみにこのプロジェクトでできたチャリティー金額は225万円、ちょっとだけ貢献できた気がしています。

http://www.tokyo-cci.or.jp/shibuya/hachi/

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 菩提樹の下には「四天王奉鉢」の絵を描きました。悟りを開いた仏陀に四天王が鉢を渡すところ。うーん、僕が描くとどこかキッチュでキュートだね。お寺の壁画は、仏教をテーマにしつつポップに描きたかった。なんだか新しい感覚。
 広い壁面をもらえるなら、仏陀の生涯をずっと描いてみたいと思った。彼の伝説はすごいけど、ちょっと笑えるようなエピソードもあっておもしろい。色んな文献を読むにつけ、仏教に興味がわいてくる今日この頃です。



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 東与賀幼稚園の桜が満開だったので、思わず写真をパシャリ。なかなか桜に映える壁画です。
 今日は大学の卒業式だったようです。僕が大学院を終了したのが2005年だから、ちょうど丸8年たったことになります。この8年間フリーの立場でなんとか食べてきたけど、なかなか思うような結果が出ていないのも事実。目の前のことに必死で、大局が見れていなかった部分もあるかもしれない。だけどやりたいことをやって、おもしろいと思うことに挑戦してこれたことは幸せだと思う。
 絵を描いて暮らすってどういうことだろう?学生時代からずっと疑問だったことに挑戦しながら、あーでもないこーでもないと試行錯誤し、少しずつ自分のやり方を作り出している。傍から見れば不器用で、要領が悪く見えるかもしれないけど、僕はそういう生き方が好きなんだと思う。絵を描くという武器一つで、どれほどのことができるのか、この先もその挑戦は続いていきます。
 




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 壁画を描いてます。お寺なだけに菩提樹の絵にしようと思いました。それにしてもこれまで描いていたサイズに比べて面積が狭いので楽です。すこし時間をかけて密度の濃い絵にしたいなと考えています。
 今年の桜は咲くのが早いらしく、ここ佐賀でもすでに満開を迎えています。去年のこの時期はシンガポールにいたので桜は見れませんでしたが、今年はなかなかいい感じで春の陽気を満喫しています。ちょっといま新しい動きがあり、僕の生活スタイルが一新される可能性を感じています。ちょっとウキウキするね。
 美術館での展示が終わりました。見に来ていただいた方、どうもありがとうございました。僕の絵の前には兄の設計した椅子があり、兄弟コラボな展示でした。明日も絵を描こう。

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 一泊二日の雲南でのミーティングはなかなか濃密な時間でした。2008年から3年続けて参加してきた桜まつり、震災を期にしばらく雲南には足を運べていなかった。久しぶりにいろんなことを町の人と話し合っているうちに、自分の原点を思い出した。
 僕がコミュニティアートというものに関わりだしたのは、この雲南市とのプロジェクトがきっかけだった。何より市役所の人の、街をどうにか活気付けたいという思いに感銘を受け、自分でも初めての試みにたくさん挑戦した。その中で多くのことを学び、多くのことを経験した。雲南市が僕をアーティストとして成長させてくれたといっていい。
 昨日は雲南市のアート関係者でミーティングを開き、色んな意見を出し合った。今年どこまでできるか分からないけど、何か新しい力を生む「きっかけ」が作れればと思っています。

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 帰りがけにふと奇妙な自動販売機を発見。よく見れば巨人販売機だ!僕が作ったものはこういう形でいまも雲南に残っています。こーんなおもしろいことをやらせてもらえる雲南市とは、やっぱり離れられないなー(笑)。

1363858251295 実は今日の朝早く佐賀を出て、いま雲南に来ています。三年ぶりに桜まつりに参加するため、今日はその打ち合わせ。去年佐賀で行ったライトハウスプロジェクトを気に入ってもらい、それを雲南の桜まつりでもやって欲しいというお話。しかしどうせなら雲南ならではのライトハウスにしたい。これからみんなで打ち合わせをしてアイデアをねります。
 それにしても久しぶりに来た雲南。初めて来たときと同じ「かね平」に泊まり、今日はおそらく「おくい食堂」で宴会だ。最初にここに来てすでに5年、歴史はこうして積み重なっていくものだなぁとしみじみしています。桜まつりは4月6,7日。久しぶりに雲南の春を見れるのが今から楽しみです。




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 姉の作品、「Stairs」。これは僕がロンドンにいたときにオクスフォードの博物館に展示されていた。すべて紙で作られていて、繊細で壮大な作品だった。姉の展覧会を開くにあたり、どうしてもこの作品が必要だった。しかしどこを探してもこの作品が見つからない。。。調べてみるとどうやら姉は作り終えた作品は水につけ、紙にもどして、また新しい作品にしていたのだという。つまり「Stairs」はもうおそらく存在していない。。彼女の生き方、表現は、「自然」そのものだった。
 この「Stairs」をリメイクすることにした。しかし僕と姉はまったく違う。僕は姉にはなれないし、僕がマネをして制作しても意味がないと思う。だから僕なりのやり方で、姉とコラボレーションをすることにした。
 生前姉と交流のあったアーティストの方々に連絡を取り、その一人ひとりに階段の一段をカッティングしてもらい、それを繋げて階段にすることにした。姉は一人黙々と作業していたのに対し、僕はいろんな人とつながりを作り、みんなの力を借りて作品にする。他力本願な弟らしいやり方(笑)。だけど僕は姉を知るみんなで作った階段は、姉のいる天国まで届くような気がしている。
 展示まであと1ヶ月半。姉の初めての個展はもうすぐロンドンで開かれる。

http://naoko.miyazakingdom.com/




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 僕の中には仏教的な思想が入っている。お遍路さんをやった時にそれに気づいたんだけど、今回お寺に壁画を描くことになり、このさい仏教をテーマに描いてみようという気持ちになった。
 テーマとしては大きい。幼稚園に描くのとはワケが違う。まあ僕の画風だからそんなに深刻な絵にはならないと思うけど、新しい挑戦をしてみようと思ってます。完成は今月末の予定。例によってお天気次第ですが、壁画の制作過程を更新していこうと思ってます。晴れてくれるといいなー





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 佐賀に帰ってきました。明日から始まる佐賀県立美術館での展示のため、今日は搬入の手伝いをしました。家具屋さんとのコラボレーションで額装された絵、すごくいい感じでした。
 そういえば作品を展示するのもずいぶんと久しぶりな気がします。活動はしていたけど、展示会は全然やってなかった。。。久しぶりに自分の絵を額装し、きちんとした場所で展示すると、また違う感覚になります。いつもは壁画やライブペイントなど、あまり細かく気にしない作品制作をしているけど、こういう風に絵を展示すると、絵自体が宝物のような気持ちになります。
 丁寧に絵を描き、それを額装し、かっこいい空間に展示する。その絵にとって一番いい状態で見てもらう。これこそ絵描きがやるべきこと。しばらくやってこなかったからこそその渇望は大きくて、すぐにもっときちんとした形で展示がしたくなりました。
 今回の佐賀滞在は絵描きとしての新しいスタートを切る準備期間になりそうな気がしています。






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