MIYAZAKINGDOM

ミヤザキケンスケ オフィシャルブログ

2013年08月



 僕がもっとも尊敬するアーティスト、篠原有司男さんとその奥さんのりこを描いたドキュメンタリー映画、「Cutie and the boxer」の試写会に呼んでいただき、観て来ました。大学時代篠原さんに会いたい一心でニューヨークに行き、制作のお手伝いをさせてもらった日々が一気に思い出されました。アーティストという生き方の難しさと、憧れを同時に感じ、篠原さんのように生きたいと思ったのを今でもはっきり覚えています。
 篠原さんに憧れる時点で、きっと僕はお金持ちにはなれない。だけど彼のようにまっすぐ制作に打ち込み、死ぬまで絵を描きたいと思ったのでした。
 映画を見終わって、今の自分が恥ずかしくなりました。篠原さんに見せるべき作品を作っていない。この10年間を振り返り、ただただ焦りと後悔の念が沸き起こりました。今日から変わらなければだめだ!!!

 映画は最高のできでした。これまでの映画の堂々のナンバーワンです!公開は12月ごろだと思いますが、ぜひみてください!

 今回は久しぶりの東北ということで、現在の被災地の状況がどんなものなのか、それを知るための旅という位置づけでこれまでお世話になった場所を周りました。印象的だったのが、大船渡の清水さんも岩沼の無限君の家も、新しい家が建っていたこと!もちろん被災地の中では恵まれているほうだとは思いますが、徐々に仮設から新居に移る世帯が増えているようで、仮ではなく本当の生活を始める段階に来ているのだと感じました。
 もちろんその中でいろんな問題や軋轢が生じているようですが、基本的には行政の「街づくりのプラン」しだいで、今後の彼らの生活は変わってくるように思いました。僕個人の考えとしては、現状維持より未来志向で動かれている方々を応援したいと思いました。
 とはいえ、今回の旅で僕なりにすっきりした部分もあり、これからは自分の活動に集中しようと思いました。これまで知り合った方々との関係を大切にしつつ、僕が絵描きとしてがんばっていく。それがお互いに一番いいことだと考えるに至りました。

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 ニュー清水のリペイントで、屋根の不死鳥をピンクに塗り替えました。もう少し描き込みたかったのですが雨で断念。残念でしたがやれることはやりました。

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 大船渡のあとは岩沼の無限君に会いに行きました。仮設での生活から2年、新しい家が建ち、希望にあふれていました。彼の笑顔は周りの人を明るくします!

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 二日目は石川さんのお宅にお世話になりました。東北での活動の拠点となってくださった石川さんとも、2年以上のお付き合いになりました。変わらずご支援していただいていることは、本当に嬉しいことです。

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 最後に仙台のアマニヤアフリカの会長である石原さんお母さんをお見舞いに行きました。ケニア壁画プロジェクトでは大変お世話になり、アクティブに動かれていたのが印象的ですが、現在体調を崩されています。よくなってくれることを祈ります。。。

 次はいよいよシンガポールの展示です。これまでにない、力を入れた展示にしようと思っています!



20130826_191524 昨日は遅くまで清水さんやダイキ、佐藤さんらと飲ませて頂き、かなりのディープトークをしました。震災から二年ちょい、確かに少しずつ日常が戻ってきているようだけど、新たな問題なども浮上してきているようで難しいところもあるようです。
 今日はこれから看板制作をして、大船渡でお世話になった方々にご挨拶して回ったあと南下する予定です。本当は宮古にも行きたいけど、今回は時間がないので諦めます。天気が心配だなー。。。


20130826_175104 大船渡について早速屋根に登り、ニューペイントを始めました。いい感じで描き進めて、明日は仕上げだ!っと思ってたら、夜になってまさかの雨。僕が大船渡で絵を描いてる時に雨が降る可能性、100%。もはやお祓いレベル。しかし明日までしっかり絵を描いて帰ります。

 九州から東京に戻ってきたのですが、今日はこれから車で東北へ向かいます。ずっと約束を果たせていなかった、大船渡のニュー清水の補修ペイントのためです。東北へ活動に行くのは去年の七夕以来だから、約一年ぶりのことです。
 被災地での活動は、震災直後に亡くなった姉への思いもこもっていた気がします。その中で今年ロンドンで姉の展覧会を実現することができて、僕の中でも変化がありました。次のステップに進もうという気持ちでいる中、被災地での活動もまた新しいステージに進む必要を感じています。
 今回の東北への旅は一人で行きます。ペンキと寝袋を車に積んで、大船渡でペイントした後は、沿岸沿いに下っていくつもりです。この2年半でどう復興は進んだのか、被災地の現状はどうなのか、今の自分にまだできることはあるのか、それをこの目で確かめてきたいと思います。また、お世話になった東北の方々に再会するのも楽しみです。いろんな意味で、有意義な旅になるような気がしています。

※写真は先日佐賀で行った「わかものしごと塾」での様子です。大変盛り上がりました!
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 ぶらっと散歩しているときに目に飛び込んできた看板、「ドール展」。佐賀県立博物館で開催されているらしいのだが、ポスターがこれまでにないぐらいポップだったので、興味を引かれて入ってみることにした。会場では60年代ごろからのおもちゃ、フィギュアが展示されていていた。会場ではワークショップ的なものや、子供が遊べる工夫などがあって好感が持て、佐賀でもこんな展示をやるようになったかとちょっと嬉しくなった。
 学生のころからなぜ美術館や博物館はつまらない展示をするのか不思議でしょうがなかった。もっと人が入るような工夫をすればいいのに、不親切で高飛車でつまらない。税金を使っているんだから、一部の人に向けたものではなく、市民のためになるような展示をすべきだとずっと思っていた。
 ここに来て日本のアートは変わってきてるなと思う。新潟トリエンナーレや瀬戸内芸術祭では、一般の人を巻き込むアートを展開しているし、六本木ヒルズにある森美術館ではとても丁寧な説明があり、毎回一般の人が楽しめる工夫がされている。上が変われば、時間差で地方にも影響が出てくる。それは流れとして当然だけど、それに追従していても新鮮さはない。意識を高く持って、東京でやれないようなことを地方でやらかすような、斬新なディレクションをこれからやっていって欲しいなあと思う。

 そんなことを考えながら家に帰っていると、堀端にハスがびっしりと生えているのが目に入った。数年前にほとんどなくなってしまっていたハス。それから行政の力が入り、少しずつ数を増やし、いつの間にかここまでになっていたのだ。佐賀は佐賀のやり方で街づくりが行われているんだなあ。

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 8月20日に佐賀市で行われる「わかものしごと塾」というイベントに参加するために佐賀に帰ってきました。100人の高校生を集めて、様々な職業の方から話を聞くというものらしく、なんと絵描きの僕も大抜擢を受け、講師として話をさせていただくことになりました。
 まだ大きな成功を収めてない僕には、成功談的なことは語れないけど、僕ぐらい自由に生きても何とかやっていけるんだよってことはいえるのかなと思っています。20近く離れた高校生たちに、僕の話はどう響くのでしょうか?

 雲南から九州まで飛び、その後は東北に行く予定です。僕の夏はまだまだこれからです。。。



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 雲南合宿から帰ってきました。片道12時間以上のドライブと、毎晩3時過ぎまで続く飲み会を乗り切り、楽しい2泊3日の旅になりました。今回は現在廃校になっている民谷小学校でワークショップなどを行い、学校の利用方法や来年の桜まつりのアイデア出しシンポジウムを行いました。市役所の関係者、県の関係者、地元のアーティスト、筑波の学生など、いろんな人が集まる会になりました。相変わらず協力的な雲南市の方々とともに、新しいアイデアもたくさん出て、いい時間を過ごせました。
 今回は再会あり、新しい出会いあり、これからどういうことをしていくか、再出発の旅になったような気がします。とりあえず決まったことは来年の桜まつりに参加すること。これからゆっくりアイデアを練って、おもしろいことをやってみようと思います!

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 僕がすんでる東日暮里界隈に、もう一人大学の同級生が引っ越してきた。昨日家を訪ねてみると、なんと歩いて一分!直線距離で15mぐらいかな。こんな偶然あるんだなとビックリする。これで同じ町内に、4軒の知り合いの家があることになる。これはアーティストビレッジにするしかないな。。。
 僕の家からだと、日暮里駅より常磐線の三河島駅が近くて、その周りには色々なおもしろスポットが点在する。駅を降りてすぐにハングル文字が並んでいるのを見れば分かるとおり、ここは昔からのコリアンタウン。下町の風情と韓国テイストがちょうど半分で混じりあったような場所で、歩くだけで色んな発見がある。最高なのはその奇跡的な物価の安さで、近所の駐車場は一日停めて800円という衝撃価格、この間行った焼肉食べ放題は1300円だった。同じ東京といえど、六本木や恵比寿とこうも違うのかと驚愕する。だけどこれが東京のおもしろさで、アーティストの好むスタイルなのである。これからもっともっとアーティストが三河島周辺に集まってくるとおもしろいのになー。

 明日からは島根です。今回は春に作ったライトハウスを再制作することと、来年のアートイベントのためのシンポジウムに参加することが目的です。車でゆっくり雲南まで向かうのですが、なんだか夏の旅行っていう感じで今から楽しみです。夏休みだなー!


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 先日行った武道館でのゴールデンボンバーのライブ。3階席の一番前だったんだけど、一見さんの僕にはフリも曲もわからない。後ろの女性がヘッドバンキングをするたびにかかってくる髪の毛を気にしながら、腕組みしながら見ていた。ライブは楽しかったし、新しい形のエンターテイメントを見たような気がしてとても感銘を受けたんだけど、驚いたのはお客さんのノリ。みんな同じフリを完璧に覚えて踊っている。2時間半、踊りっぱなし!
 これは外人が見たらビックリするだろうね。だってライブって自分が好きなスタイルで楽しむものじゃない?ヘッドバンキングだって、ハードな曲を聴いてるうちにこういう聞き方が一番気持ちいい!ってやるようになったわけだし、モッシュやダイブ、たて揺れ横揺れ、人それぞれの楽しみ方があるのがライブの醍醐味だと思う。だけど「ハイ、次の8小節はヘッドバンキングで!」っといってやるのは最初とても不思議だった。
 だけど次第に、そうすることが一番このライブを楽しむ方法なんだと理解できた。決められたフリで踊るのが一番気持ちいっていう人がものすごい数いるっていうことなんだよね。おそらくAKBやモモクロファンも。そういう需要があるから、その気持ちを満たしてくれるアーティストがいる。その図式が斬新で、とてもおもしろかった。

 なんか作品に生かせそうな気がする。ゴールデンボンバー恐るべし!見たことない人、一回は行くべし!日本はやっぱりクレイジーな国だね。




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