MIYAZAKINGDOM

ミヤザキケンスケ オフィシャルブログ

2016年02月

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 石巻ロングビーチハウスの看板、なんとか無事に完成しました。4面を一日で描ききるのはかなり無謀でしたが、多くの協力者のおかげでなんとか日没までに完成させることができました。久しぶりに東北で絵を描いてきたのですが、5年前のことが思い起こされ、また地元の方のいろんなお話を聞くことができとても良い機会となりました。

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 地元の子供たちもたくさん参加してくれて、かなりハードな作業だったのですが楽しく描くことができました。ただ最後の一時間は日没とのスピード勝負になったので、スタッフも一人一人が戦士のように無心で描いていました。そのおかげもあってよい看板を書き上げることができました。

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 今年は震災後5年という節目です。改めて今自分ができることは何なのかを考えるきっかけになりました。5年前とんでもない災害に見舞われた私たちですが、気づけば何もなかったように普段の生活をしています。もうすぐ5年目の3月11日を迎えますが、被災地のことを考える機会にしてみてはいかがでしょうか?



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石巻に来ています。津波で流された地区に建てられたレストラン&ゲストハウスの看板を描くことになりました。復興の原動力にしようと建てられた場所に、地元の人たちと一緒に描く看板作りです。
仕事ではなく、ボランティアの意識もない。どうせ一日空いていたなら家でゴロゴロしてるより有意義だと思ったから。お金を出して遊ぶ事と、お金をもらって仕事するのと、ほぼ同じ感覚で生きている自分に気づきます。
世の中的なボランティアが、僕にとっての旅行に相当するんだと思う。どうせ旅するなら人と交流したい。自分でお金を出してでも経験したい人と人のつながりがあるのだと思います。








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 (株)オカムラさんのウェブマガジン、WAVE+で取材していただいたインタビュー記事(後半)がリリースされました。これまでの僕の人生が余すところなく語られていてちょっと恥ずかしいですが、読むと今の僕の活動の流れを知っていただけると思います。

http://www.okamura.co.jp/magazine/wave/archive/1602miyazakiB.html

 いまの自分はかつて目標としていた自分像とは違っていたりしますが、ここにたどり着く過程も含めて楽しいなと感じます。もちろんこのままの自分でずっと進むことはなく、これからも変化して行くのですが、こうして振り返ると僕は「絵を描く」という活動で、どうこの世の中を生きるか?ということを興味深く、楽しみながら生きてきたのだと思います。おそらく死ぬまで絵を描くことはやめないでしょう。

 ここからどうなっていくかもどうぞご期待ください(笑)。




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 壁画作業中に撮影をしてくれた弟チャンハンの写真です。2週間の間、壁画制作を手伝いながら撮影してくれました。
 思い起こせば僕はカメラマンの知り合いに恵まれてきました。ロンドン時代からいままでいろんなカメラマンに作品をとってきてもらった気がします。そして彼らに共通しているのが、被写体に対する好奇心と探究心。そこに関しては絵描きの僕には分からない世界です。

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 僕はどうしても写真をうまく撮れない。ファインダーから見る現実の世界には魅力を感じないのかもしれません。現実ありのままではなく、少し想像を加えたいという欲求が僕に絵を描かせ、写真に興味を持たせない理由かも知れません。

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 ただ、活動をして残るのはやはり写真しかないと最近思い直し、カメラの勉強をすることにしました。デジタル一眼のレンズを新しく買い、またカメラの構造を知るためにフェルムカメラを買いました。これから写真の世界に開眼していくのかどうか、楽しみではあります。

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 次の壁画制作は3月中旬から始まる筑波大学の壁です!乞うご期待下さい。








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 昨日は多賀城市立天真小学校で卒業式に履くスリッポンにペイントするワークショップを行いました。この天真小学校は僕と銅冶が震災後に行った会がワークショップを最初に受け入れてくださった場所です。当時は避難所になっており、まだ震災から3週間だったこともあり緊張感がある中で子供たちと絵を描きました。あのとき一年生だった子供たちが今年卒業をします。その記念事業ということで、僕と銅冶と久しぶりに2人で東北へ向かいました。5年という月日の中で、様々なことがありましたが今もこうして繋がっていれることに感謝しています。
 天真小学校のみなさま、PTAおみなさま、我妻さん、本当にありがとうございました!

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 寄り道の駅壁画、ようやく完成しました!寒い中での作業でしたが2週間でいいものが描き上がりました。ちょっと天気が悪かったので写真がいまいちですが、迫力満点の壁画は歩いてみてもなかなか最後まで到達できないほど大きいです。ぜひ一度見にお越し下さい。
 また写真アップしますねー!


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 月に一度、大伝馬町のビルの一室で「Over The Wall 世界壁画プロジェクト」のミーティングを行っています。この日はメンバーのブリアがモロッコ料理(彼女曰く材料がないので正式なものでない)が振る舞われ、新年会のような形で行われました。
 僕らの会はみなそれぞれの仕事をしながら、合間を縫ってプロジェクトについて話し合っています。その中にはウェブデザイナーやカメラマン、デザイナーといった専門職もいれば、海外での活動経験のあるNGOスタッフやそうかと思えば普通のOLやサラリーマンもいるし、実に様々です。
 毎年一つ世界に壁画を残していく。目的は実にシンプルで、だからこそみんな集めれているのかもしれません。今年は東ティモールでの壁画を計画していますが、それ以外にもいくつかの国でのプロジェクトを進めています。とりあえず5年後に5カ国に壁画を残し、どこかで大きく報告会をするのが目標です。今年もがんばります!!

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 壁画は徐々に進んでいます。なんといっても30mあるので、端から端まで移動するのも大変です。ただ天気がずっといいのが救いで、来週には終えれるのではないかと思います。
 今年は壁画の依頼がすでに5件、プロジェクトを入れると7、8件やることになりそうです。壁に合わせて塗料を変えたり、少しずつやり方は進歩してきてはいますが、まだまだ壁に関しては素人に近い状態です。今後どれだけ材料の研究をしていくかも活動もポイントになってきます。毎日が勉強だなー。



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 制作は一週間を超えましたが、なかなか思うように進みません。それもそのはず今回はかなり細かい作業をこんな大きな画面で行っています。なんでこんなことになってしまったのか、自分でもよくわかりませんが、こうなったからには最後までやり切るつもりです。
 現在は義弟のチャンハンと作業をしています。基本的に英語ですが彼は少し日本語を話すので、英語と日本語を混ぜた感じで話しています。今の韓国の問題、今の日本の問題、家族の話、徴兵の話、デザインの話、とりとめのない話を一日中しています。

 片田舎で寒さと戦いながら壁画制作に没頭している僕はいったい何者だろう?と思うことがあります。信念を持って取り組んでいるつもりですが、端から見たら変人のたぐいなのかもしれません。しかし描き進めていくうちにそんなことどうでも良くなってきて、ただ絵を完成に向けて進めていくこと以外考えなくなります。人の目がどうでも良くなる瞬間、僕は自由になれたような気がします。


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 インタビュー記事が立て続けに載っています。今回はリクルートさんの「キャリアガイダンス」という雑誌に載せていただきました。高校生に向けたインタビューだったのですが、当時のことを思い出しながら話をさせていただきました。
 僕は高校の頃ある問題を起こして、あわや退学というギリギリのところまでいきました。先生や両親の助けで首の皮一枚つながってなんとか卒業できたのですが、それが逆に自分が変わるきっかけになりました。10代後半の頃は不安定で、どっちに転ぶか分からない危うさを持っているものです。エネルギーをぶつける対象が見つからず、腐ったり、自棄っぱちになったり、なかなか自分が思うような未来を描けない。
 結局は自分で考えて道を切り開くしかないんだけど、自分自身を信じきることが大事なのかもしれません。偉そうにいろいろと語りましたが、模範となるような高校生でなかったことだけは間違いありません(笑)。


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