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ミヤザキケンスケ オフィシャルブログ

2016年03月

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 筑波大学で描いていた壁画が完成しました。去年から壁画を描く機会が多く、だんだんと要領を得てきて、ペンキの使い方、絵の進め方がよくなってきているように思います。特に今回は多くのお手伝いさんがいたために、行程をしっかりとコントロールする必要があったのですが、割とうまくいったと思います。
 壁画の醍醐味はその場所に残るということだと思います。キャンバス作品だと展示によって空間が変わってしまいますが、壁画は空間ありきでそこにあったものを描く、というところに面白さがあります。何もなかった壁に空間が生まれ、楽しさを感じたり、明るくなったり。それこそが絵画の可能性であり、絵というものの創造性だと思っています。
 今回の壁画も後日撮影して、また全体写真などと共にアップしようと思います。お楽しみに!

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小中大地の壁面









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 壁画制作もいよいよ大詰めに入ってきました。アルバイトで入ってくれた大学生たちとも気心が知れてきて、だんだん楽しくなってきているところでの終了なので少し寂しい気持ちもします。
 学生たちと話をしていて思うことは、筑波大学で芸術を学ぼうとする子たちは根が素直で真面目な部分があるということです。普通の美大よりも学科が必要で、勉強はそれなりにできつつものづくりを学びたい子たちなので、突拍子もない学生がいない代わりにみな理解力がありバランスがいい。チームで何かを制作する場合、一番力を発揮するタイプかもしれません。
 そういえば僕も学生時代、常に友達や後輩たちに手伝ってもらって作品を作ってました。共同で作品を作るスタイルになったのも、この筑波の土壌があってこそだったのかもしれません。20も違う学生たちと話をしながら、脈々と流れるこの筑波の気風を感じ、元気をもらっています。社会に出たら一人でやっていかなければならないけど、彼らにはこの学生の時間は存分に、友とものづくりの楽しみを満喫してほしいと願っています。

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 大学での壁画制作も山場を迎えています。今回僕が担当しているのは一の矢宿舎の34号棟、35号棟の中庭で、後輩アーティスト小中大地くんと壁面をわけて制作しています。大学生がたくさん来てくれているので効率よく、ドンドンと壁面は完成に向かっています。

 先日久しぶりに筑波の仲間と飲みました。一人は大学時代のバンドのドラマーで、10数年ぶりの再会になりました。彼は医学生でしたが立派に医者となり、いまは3児の父として医者、博士課程、と忙しく過ごしています。残り2人のバンドメンバーも一級建築士をとり、それぞれ海外生活をしていることを考えると、とても優秀な人たちと音楽をやってたんだなーと思います。
 飲んだのはその元ドラマーと後輩2人という組み合わせだったのですが、大いに盛り上がり大学生活を思い出しては大笑いしました。なかなか変わらないでいることは難しいけど、会った時はあの時のままで話せる、そんな関係でいたいなと思いました。

 壁画はそろそろ大詰めです!

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 毎日大学で壁画を描いています。かなり雨で日程がずれ込み、タイトなスケジュールになってきましたが学生たちががんばってくれているのでとても助かっています。

 僕が学生だったころは、毎日を思いのままに過ごしていたように思います。音楽をやったり、イベントを企画したり、麻雀したり、映画を作ったり、絵を描いたり、海に行ったり、バイクに乗ったり、酒を飲んだり、将来を友と語ったり。。。授業なんてほとんど出ずに、いつの間にか卒業した気がします。でも本当に自由気ままだったからこそ、やりたいことは何なのかちゃんと見つけることが出来たのだと思います。
 今の学生は、、、そんな僕らよりよっぽどしっかりしていて、無駄な時間を過ごすことなく将来のために一歩一歩を進んでいるように思えます。どっちがいいかは分かりません、ただ彼らと話をしているうちに自分が大学生だった頃が遠い昔に思えてなりません。








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 大学の壁画は雨でなかなか進みません。ですが天気に文句をいってもしょうがないので、あきらめて家でゆっくりしています。今年度ももうすぐ終わり、この壁画が完成するころには桜が咲き、新しい年度が始まる。なんだかとてもうきうきしますね!
 僕にとって今年は新しい一年です。家を構え、子供も出来たことで、安定に走るのではなく更なる高見へ挑戦する気持ちでいます。むしろ土台が出来たからこそ思いっきり勝負が出来る、そういう気持ちでいます。金髪にしたのもその決意の現れで、これから本気でやっていくぞ!っという覚悟を表したかったのです。
 4月には佐賀でサガシキさんの70周年のイベント、その後に韓国へ、それからお世話になっている石坂産業さんのエキスポ、月末にはシンガポールに渡って展示もあります。あいかわらず動きまくっていますが、モチベーションは高いです!

明日は晴れるといいなー。


 震災から5年が経ちました。震災の爪痕が目に見えない環境に住んでいる僕らには、なかなかあの日の記憶をとどめておくことは難しいけど、被災地を訪れたときに受ける衝撃はある意味住んでいる人以上に大きい。5年間忘れ去られたようにただそのままの形で放置された場所が、沿岸部にはかなりあります。今後この場所が開発される日が来るのだろうか?ふとそんな気にすらなります。
 自然の恵みと害を同時に受け続けてきた僕ら日本人は、自然の災害に対してある意味あきらめの気持ちを持っている。それは死生観や人生観にも影響しているかもしれない。だけど人間が作り出した原発となると話は別で、原因を追求できるし、あきらめられる話ではない。5年という節目でいろんな特番を見るにつけ、そう思います。原発のいい悪いは別として、二度と起こさないためにどうするか、分かりやすく共有していきたいものです。

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 そもそも僕がなぜ筑波大学に行きたいと思ったかというと、実は中学生の頃に絵で高校に入れば筑波大学に行けるという話を聞いたからでした。だから僕は高校に受験した当初から筑波大学しか頭になく、それ以外の志望校を書いたことはありませんでした。筑波大学のイメージは小学校のころ見たつくば万博が強烈で、近未来的なイメージを持っていました。大学の赤本を見ながらすべてが自分に合っているように感じ、絶対にこの大学に行きたい!!っと強く思うようになりました。
 今考えれば絵描きになるためやアートの勉強のために大学を選ぶのではなく、まずは筑波大学に行くことが重要で、絵の勉強は自分でやればいいぐらいに思っていた気がします。国際色豊かで、研究所が建ち並ぶ近未来的な都市を空想し、とにかく恋いこがれていました。
 実際に入学すると空想と現実の世界のギャップに衝撃を受けるのですが、それでも僕にとって大切な場所になったことは間違いありません。高校三年間、目指し続けてきた場所にたどり着いた時の喜びは何物にも代え難く、その後の人生でもあれほど嬉しかった瞬間はないかもしれません。。。

 そんなこんなで壁画制作がスタートしました。





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 Photo by RAY

 明日から筑波大学の宿舎に壁画を描きます。かなりデカい壁面にがっちり描くのでまたまたハードな作業になりそうです。
 今回は芸術支援の先生からのお話で、大学のリノベーションを担当している建築の先生、色彩の先生と連絡を取りながら半年かけて準備してきました。僕にとって筑波大学は思い出がつまった、それこそ自分の原点の場所です。そこに壁画を描けるなんてとても光栄に感じています。

 当時筑波大学の新入生は90%が宿舎に入っていて、僕もその一人でした。親元を離れて初めての一人暮らし、期待と不安を胸にドキドキしながら入寮したのを覚えています。友達がみな寮に住んでいたから、毎晩遅くまで話したり酒を飲んだり麻雀したり、自由を謳歌する最高の時間でした。
 そんな最も思い出深い宿舎に壁画を描きます。一体どんなことを思うのか?今から楽しみでなりません。明日から壁画の制作状況と共に、大学時代の思い出話を描いていこうと思います!




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佐賀の皆さん
3月13日に佐賀で「あの街に桜が咲けば」という陸前高田ドキュメンタリー映画が上映されます。知り合いの小川光一監督が全国47都道府県を行脚しながら上映を続け、なんとその締めくくりが佐賀となりました。震災から5年、意識の中で薄れつつある現在も活動している人たちがいます。この機会にぜひ足を運んで映画を見てほしいです。自分も駆けつけたいのですが、どうしても帰れないので見れる方はぜひ見に行ってください!


「あの街に桜が咲けば」上映情報
http://anosaku.ifdef.jp/index.html
3月13日(日)14時〜16時
(開場・受付13時30分〜)
場  所:
佐賀市立図書館 2階 多目的ホール
〒840-0815 佐賀市天神3丁目2番15号
http://www.lib.saga.saga.jp/guidance2.htm
定 員:90名   
参加費:無料
お申し込み:不要
主催/問い合わせ先
佐賀県統括本部政策監グループ
政策監グループ被災者支援窓口 
電話: 0952-25-7385

3月13日(日)午前中
有明スカイパークふれあい郷内
〒849-1203 佐賀県杵島郡白石町戸ケ里3211
http://www.fureaikyou.com/frmAccess.aspx





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