MIYAZAKINGDOM

ミヤザキケンスケ オフィシャルブログ

2016年10月

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 僕の夢の一つである、自分の絵が描かれたバルーンが空を飛ぶ、という夢が今日叶いました。

 夢を持つことの大切さを子供の頃から言われ続けてきましたが、その理由をあまり聞いたことがありませんでした。この年になってみると自分もやっぱり子供たちに「夢を持つほうがいいよ」と言ってしまうのですが、その理由を考えてみると、それが”人生の価値”に繋がるからだと思います。
 人の人生は多種多様で、ゆっくり生きる人も生き急ぐ人もそれぞれです。だけど決まっていることが一つだけあって、それはみな一様に年を取るということ。どんなに凄い人でも200年生きることは出来ないし、子供時代が20年続くことも無い。同じ24時間を重ねて年を取り、いつか必ず寿命がきてしまいます。
 そんな限られた人生をより鮮やかで実り多いものにするためには、「夢」という人生の軸が必要になります。その人にとって最も価値のあるもの、人生をかけて手に入れたいもの、それが「夢」だと思います。

 僕にとってのバルーンは、自由の象徴でした。風に乗って気ままに飛んでいけるバルーンを子供の頃見ていて、いつか自分もバルーンのように自由に生きれるようになりたい、と考えていました。絵の中にバルーンが入っているのも、きっとそんな自分の思いが反映してたんだと思います。いつしか「バルーンに絵を描きたい、自分の絵が空を飛び、それを見上げてみたい」というのが僕の夢になりました。


 そんな僕の夢を叶えてくれた、株式会社サガシキさんには本当に感謝いたします。デザインをしてくださった河上さん、調整をしてくださった八田さん、そして枝吉社長、本当にありがとうございました。いつかこのバルーンに乗って、世界を旅してみたい。そんな新しい夢すら持ってしまう瞬間でした。週末に本物を見るのが今から楽しみです!


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 来年の壁画プロジェクトがウクライナに決まりました。しかも現在予定している場所はマリウポリというロシアとの国境からほど近い場所です。ここは2014年のウクライナ騒乱の影響を受けた場所で、現在も紛争問題、難民問題を抱えています。
 僕は昔から絵で何が出来るかということを考えてきました。その場で絵を描くライブペイントをしたり、人々と共同で絵を描いたり、絵の可能性を広げる試みを行ってきました。その中で壁画という、土地に作品を残すという表現に一番の魅力を感じて今の活動に繋がってきました。

 初めて壁画のプロジェクトを行ったのは2006年のケニア壁画プロジェクトでした。100万人が住むといわれるスラム街に壁画を描いたらどうなるだろうか?そう考えて現地にコンタクトをとり、小学校に壁画を残しました。そのおかげでいまもスラムの人々と繫がりを持つことができ、壁画は学校のシンボルとして、イベントが行われる際には必ずそれをバックに人々が集まります。
 東日本大震災が起こった際には、東北の復興を後押しする壁画を描きたいと、大船渡の仮設理容室に壁画を描きました。壁画のインパクトのおかげで多くの人が集まる場所となり、復興の拠点となりました。 

 絵にはやはり人を引きつける力があると考えています。壁画プロジェクトをやろうと思った時に真っ先に思いついたのが、実は紛争地に壁画を描くことでした。そういった場所に壁画を描くことで、平和を訴えることが出来ないか?というものでした。途方も無い思いつきでしたが、今その発想に近いことが実現しつつあります。非常にリスクが高い上に、情勢を深く知った上で制作をしなければ人々にどう捉えられるかが分かりません。おそらく今までで一番シビアな状況での制作になると思われます。それでもこの壁画制作はきっと僕の絵描き人生の中で、最も大きな挑戦になることでしょう。これから一年しっかり準備をして、情勢をチェックしつつ全身全霊で挑みたいと考えています。

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 東ティモール壁画プロジェクトの報告書とパズルを発送しました。そろそろ皆様のお手元に届いていることだと思います。日曜日に発送作業をみんなとやったのですが、ジワジワとくるものがありました。
 僕らのプロジェクトメンバーはみんなボランティアで、それぞれ仕事を持っている忙しい人たちです。その忙しい中、時間を作ってみんなで集まってプロジェクトの作業を行う。こんなことをする仲間に出会えたことが幸せだなと思います。現在プロジェクトメンバーは12人ですが、ほとんどがここ数年で知り合った人達ばかりで、その出会いにも運命を感じます。
 最近になって自分のやっていることに確信を持てるようになりました。ケニア、東ティモールを経て、これからウクライナ、エクアドルとこのメンバーで挑みます。まるでドラゴンクエストのような、ワンピースのような冒険物語。これこそが僕が人生でやりたかったことです。
 あるメンバーは東ティモールのキックオフ後にガーナへ旅立ちました。またあるメンバーは報告会後にハワイへ旅立ちます。出会いがあり、別れがあり、プロジェクトは進んでいきます。いつか振り返ってみたときに、このプロジェクトに関わってよかった。そう思ってもらえるようなものにしたいです。



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 今回のクラウドファンドリターン商品の中に、オリジナル靴下というものがありました。この靴下は株式会社イイダ靴下さまが、私たちの活動に賛同して特別に制作してくださったものです。
 太陽をあしらったデザインになっているのですが、これはケニア壁画プロジェクトからつながるメッセージが込められています。
 初めてこの太陽を描いたのは、2010年のケニア壁画プロジェクトの時で、サバンナで見た太陽があまりにも素晴らしく、印象的だったので描いたのですが、同時に世界中で見る太陽は、実は同じものなんだなと、ふと思いました。それからいつか世界に壁画を残すプロジェクトを行う時は、必ずこの太陽を入れようと決めました。全く違う文化や人種でも、同じ地球で、同じ太陽の元暮らしている。僕が世界を巡って同じ太陽を描いてまわろう、それが僕の壁画のメッセージです。
靴下を作ってくださったイイダ靴下様、本当に素晴らしいものを作ってくださりありがとうございました!

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 OVER THE WALL 世界壁画プロジェクト、2017年に向かう場所はウクライナのマリウポリ市です。
 ウクライナはご存知の通り、現在新ロシア派との紛争が起こっている国です。国内には多くの避難民が庇護の対象となり、それを受けてUNHCR(国際高等弁務官事務所)が現地で活動を行っています。マリウポリ市はその紛争地域から多くの避難民を受け入れており、現在人口の約20%を占めるといわれています。
 今回はその避難民たちに勇気を与えるため、マリウポリ市全面協力のもと、UNHCR、いわゆる国連の機関に受け入れ先になっていただき壁画制作を行うことになりました。
 これまでケニアのスラム街や、東ティモールで壁画制作を行ってきましたが、また事情が違う国で活動が出来ることに大きなやりがいを感じるとともに、非常にデリケートな地域であるため気を引き締めて取り組みたいと感じています。現在世界的に問題となっている「紛争と難民」について、プロジェクトを通して私たちなりに考えていきたいと思っています。

プロジェクトの概要は、東ティモール壁画プロジェクトの報告会にて発表いたします。ぜひご参加ください!!


東ティモール壁画プロジェクト帰国パーティー
https://www.facebook.com/events/352770071730714/

日時: 2016年11月13日(日) 15:00〜17:00
場所: 中目黒ビオキッチンスタジオ
東京都目黒区上目黒1丁目13−14
    http://nakamerental.jp
入場料:パズル購入者は無料。購入したパズルを一枚ご持参ください。(ワンドリンク500円のみかかります)
    一般 1000円(ワンドリンク付き) ※ 中学生以下は無料
内容: 東ティモール壁画プロジェクトの報告を行います。ミヤザキケンスケと同行サポートスタッフによるトークセッション、小野慶輔の写真展示、東ティモールの子供たちの絵画を展示。
※ 11月3日(火)〜13日(日)まで小野慶輔の写真展示を行います。


東ティモール壁画プロジェクト報告会 in SAGA
https://www.facebook.com/events/807969632678661/

日時: 2016年11月23日(水・祝) 14:00〜16:00
場所: 佐賀県国際交流プラザ
佐賀市白山2丁目1番12号佐賀商工ビル1F
    http://www.pref.saga.lg.jp/kouryu
入場料:無料
内容: ミヤザキケンスケによる東ティモール壁画プロジェクトの報告を行います。小野慶輔の写真、東ティモールの子供たちの絵画の展示。
※東ティモールの子供たちの絵画展示会 日時:2016年11月18日(金)〜27日(日)



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 今年は早々と来年のカレンダーが完成しました。かなりできばえはいい感じです。ウェブショップ、ミヤザキングダムで限定販売開始しました!ぜひぜひこのカレンダーでスーパーハッピーな一年にしてください。

http://miyazakingdom.shop-pro.jp/?pid=108643556


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また昨年に引き続き、壁掛け用のカレンダーも制作しました。こちらは数に限りがございますのでお早めにどうぞ。サイズはA2サイズです。

http://miyazakingdom.shop-pro.jp/?pid=108643123




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さらにさらに、さがデザインさんとコラボレーションをして、佐賀をテーマにしたチーフ&子供用スカーフを制作しました!佐賀の魅力を満載に描いた力作です。とてもよい仕上がりになっているのでこちらもぜひどうぞ!

http://miyazakingdom.shop-pro.jp/?pid=108643788




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 福岡の三越にて佐賀フェアを行っています。そのワンコーナーで作品の展示とグッズの販売を行っています。九州の方是非是非お越し下さい!9階の催事場と2階にも少しブースを作ってもらっています。展示は24日までですが、入り口にドーンと飾ってもらっているのですぐに分かると思います。よろしくお願いします。


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佐賀県のイベントでライブペイントを行います!子供たちとの共同制作なので、ぜひぜひ参加お願いします!


http://www.sagatv.co.jp/nx/art-project2016/art.php


「ミヤザキケンスケTシャツプロジェクト」

実施内容
ミヤザキケンスケさんと一緒に、72名の参加者が少しずつ時間を分担し、72枚のTシャツで作られたキャンバスに絵を描いていきます。ご参加いただいた72名の皆様には、完成後のTシャツを1枚ずつプレゼントします。

● 実施日程
以下の 銑Δ涼罎如△幹望の時間帯にお一人1回ずつ参加できます。
バルーンフェスタ内
会場:バルーン広場 大型ビジョン付近ブース内

11/5 土
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11/6 日
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佐賀さいこうフェス内
会場:佐賀城本丸歴史館周辺

11/19 土
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11/20 日
フェス内で「解体式」を行います。
※ご参加日時、詳細な会場は、参加決定した皆様に事前にお知らせします。

● 参加費
Tシャツの材料費としてお一人1,000円
(最後にTシャツをお持ち帰り頂けます)
※参加が決定した方は、当日受付でお支払頂きます。

●申し込み方法
WEBフォームか、申込み用紙に必要事項を記入の上、FAXか郵送でお送りください。

http://www.sagatv.co.jp/nx/art-project2016/art.php

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pdf-1のコピー

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 11月7日(月)に大阪の梅田スカイビル、ステラホールにて「災害復興におけるアートの力 〜美術・音楽・芸能の社会的意味」という産經新聞さんが主催のシンポジウムにパネラーとして参加します。入場は無料ですが申請が必要のようです。

mail saisei@esankei.com  締め切り10月28日

大阪には久しぶりにいくのでなんだか楽しみです。どうぞよろしくお願いします!





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 岩手日報さんに先日行った小屋瀬中学校での巨大絵画制作の様子を記事にしていただきました。

 小屋瀬中学校でのワークショップは特別なものでした。生徒たちからの手紙が届き、読んでいたら温かい気持ちになりました。多くの生徒が「絵を描くのが苦手だから最初は不安だったけど、だんだんと描くのが楽しくなりました」と書いてくれていました。

 僕は子供の頃絵を描くのは好きでしたが、それほどうまくはありませんでした。15歳で絵の道に進み、うまく描けないストレスを感じながら10年以上苦しみながら絵を描いていました。しかしある時に「楽しめるコツ」のようなものを見つけてからは描くのが楽しくてしょうがなくなりました。だからこそどうして楽しめないのかも、そしてどうすれば楽しく描けるかもよく理解できるようになりました。

 僕がワークショップで子供たちに伝えたいことは、絵の専門家になることではなくて、表現する楽しみを知って欲しいということです。絵が苦手な子ほど僕は一緒に絵を描きたいと思っています。その子はただ描き方を知らないだけで、方法を見つければ必ず描くのが楽しくなるからです。その喜びは描ける子の比ではありません。その瞬間を共有するときが一番の幸せで、ワークショップをやる意義でもあります。

 小屋瀬中の生徒たちとはそんな瞬間を多く共有することができました。納得できるところまで表現できたときの充実感は、何ものにも代え難いものがあります。本当にいい経験をさせてもらいました。






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