MIYAZAKINGDOM

ミヤザキケンスケ オフィシャルブログ

2016年12月

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 2016年のクリスマスは佐賀で過ごしています。おそらく18歳以来20年ぶりかな?昨日は佐賀テレビの収録でゲスト出演していました。年始の放送予定ですが、佐賀の将来を語るまじめな報道特番でしたが、僕の場違い感が際立っている衝撃映像になるかもしれません。。放送についてはまたご報告いたします。
 久しぶりに一日オフで、佐賀のスターバックス(近所にできた!)でコーヒーを飲みながらゆっくりと仕事をしています。子供が大きくなったら佐賀とのダブルライフもありかもしれないなと思ったりしています。


 2016年を振り返ると、本当にめまぐるしい一年でした。こんなにエキサイティングでタフな一年はこれまでなかったかもしれません。自分の仕事の形がはっきりしてきて、プロとしてどうあるべきかを考え、それを実践した一年だったような気がします。考えてみると僕は仕事を自分で作り出してきました。自分の絵のスキルを使って何ができるかを考え、実践し、はじめはボランティアだったものが仕事になり、生活ができるレベルにまで発展してきました。お金を稼ぐためにやってないのに、それで生活ができるということが不思議でなりませんが、案外世の中とはそういうものなのかも知れません。

 ロンドンから帰って10年、絵だけでここまで生きてこれました。僕にとってはそれ自体が人生をかけたプロジェクトでもあります。この先どこまでいけるか?全く分かりませんが、分からないことが楽しみであり、やりがいです。自分の原点、佐賀でクリスマスを過ごしながら次なる野望に向けてメラメラと燃え上がっているところです。

みなさま良いクリスマスをお過ごしください!







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 今年はとにかくいろんなことがありました。ハワイ、シンガポール、韓国、東ティモール、バリと海外に行く機会も多かったし、仕事の幅もかなり広がった一年でした。そして一番大きいのはOVER THE WALL がスタートしたこと。多くの仲間と協力者に恵まれ、来年以降も活動は本格化していきそうな雰囲気です。初めてケニアでプロジェクトを行ったのが2006年、10年かけてようやくあの時やりたかったことを実現できているような気がします。
 来年は一月にこれまでで一番力を入れた個展があります。OVER THE WALLではウクライナに壁画を描きにいきます。今年以上に忙しくなりそうですが、全部自分がやりたいことなので一生懸命取り組んでいきたいと思います。

 最近思うことは、頭でイメージできたものは実現できるということ。時間はかかるけど、具体的にイメージできた夢はきっと叶う。これからももっともっと上を目指して、一つ一つ夢を実現していきたいと思います!写真は来年描きにいくウクライナの壁画の候補地です。



 本日大妻中野中学高等学校で講演してきました。中学一年から高校2年生までの総勢1500名近い生徒の前、しかも女子校ということも相まって非常に緊張しました(笑)。しかし自分の活動についてはしっかりと話が出来たと思います。
 気がつけば年間で人の前で話をする機会は多く、それなりに場数は踏んできました。しかし会場が違えば雰囲気も違うので、その場で柔軟に変化させて話す能力が必要となってきます。僕の場合写真で見せるプレゼンスタイルなので、想定していたストーリーから変化させていくのは難しく、つかみがないままだらだら話してしまったかも、と少し反省していたところです。

 今週はサガテレビの報道特番でコメンテーターみたいな感じで出演することになっています。テレビを見てあれこれ勝手なことを言ったりしますが、実際に自分がその立場に立つことを想像すると「面白い話なんか一つもできない」と痛感します(笑)。

 話をする仕事はとても難しい。10を100で話すのでなく、やってきたことが説得力を生み、自然体の話が人に伝えられるような人生の積み重ねをしていきたいものです。


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 久しぶりに思いつくままに絵を描いています。ありがたいことに、絵のオーダーをいただいてその絵を描くだけで一年が終わってしまうような生活をしていました。だけどこのままだと自分の描きたい絵を描けなくなってしまうかもしれない、と一念発起しての今回の個展です。これまでと同じ描き方のものもあれば、新しい手法を取り入れたものもあり、描きながらだんだんと生み出す楽しみが湧いてきています。

 もともと本当に描きたい絵を描くのは50歳を過ぎてからと決めているので、いまはまだ訓練の時間と考えています。時代と共に変化していくのも画家の人生の醍醐味。バチバチの原色で描いていく時代ももしかしたらあと数年なのかもしれません。今回の個展をきっかけに、こうして新しい絵を生み出す時間をもっと作れるようにしたいなと思っています。来れる方はぜひ個展に足を運んでください!


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 佐賀の著名人を特集するサイト、さがごこちにコラムを書いてもらいました。半年前に取材してもらってかなり時間が経っているけど、こうして文章にしてもらうと自分も一人前にやってるような気になりますね(笑)。これまで地元の佐賀のことを話す機会はあまりなかったのですが、こうして取材していただいたことは自分を振り返るよい機会になりました。
 僕は元々地元を出たくてしょうがない人間でした。大学で上京し、その後ロンドンへ渡りアーティスト活動を始めてからは、地元のことを忘れていた部分もあったと思います。だけどより深く自分を見つめていくうちに、自分を形成したもの、自分の思考の根本にあるものは生まれ育った環境にあると気づき、それから地元の佐賀についてよく考えるようになりました。
 僕が育った場所は、ある意味でネガティブな環境だったように思います。どこかで「どうせ田舎だから」とか、「佐賀でやっててもしょうがない」とか、そういった空気が蔓延していたような気がします。周りの大人も保守的な人が多く、そのせいで同級生達はあまり大きな夢を持つ人がいなかったような気がします。僕はやりたいことがあったけど、いつも決まってネガティブな言葉をかけてくる人がいて、それが悔しくてたまりませんでした。

 自分を証明するには自分で行動するしかない!

 僕のベースにあるものはこの反逆精神でした。初めは怒りをエネルギーに突っ走っていたのですが、ある年齢から怒りに代わり、楽しむためにエネルギーを生み出せるようになっていました。そのうちにこのポジティブなエネルギーを周りにも還元したいと考えるようになり、現在の活動に至ったというわけです。

 しかしそもそもは佐賀という場所がスタートでした。昔はあれほど嫌っていた地元を、いまはとても大切に思っています。自分は佐賀に何が出来るか?いつも考えています。まだまだ力不足だけど、いつかは地元を盛り上げる何かをやりたい。きっとそれは昔自分が苦しんだ閉塞感をぶち破りたいという気持ちがあるからかもしれません。昔出来なかったことをやりたい、いまも反逆精神は残っているようです(笑)。


さがごこち
http://www.sagagocochi.jp/1046/




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 人生の中で大切な出会いはいくつかあると思うけど、僕にとって間違いなくその一つであるのがウェブサイトを作ってくれているデザイナーの後閑君。彼との出会いは学生時代にさかのぼり、気がつけば15年来の友人になっています。ウェブサイトを作りながら、この15年間ずっと僕の活動をサポートしてくれる彼は、僕の一番の理解者でもあります。そんな彼が結婚をするということで、先日軽井沢に行ってきました。
 実は奥さんももともと僕の活動を手伝ってくれていた子で、2人の出会いから結婚に至るまでずっとそばで見てきました。時代ごとに関わる人が変わる中で、唯一変わらずにそばにいてくれる人と、それを支える人たち。結婚式で出会ったのは僕が知らない彼らの素顔でした。
 軽井沢のホテルの一角を貸し切って、みんなで一泊して過ごす時間。細かく配慮が行き届いていて、まるでおとぎの世界にいるような気持ちで時間を過ごさせてもらいました。2人が表現したいもの、2人が理想としている世界観はこういうことなんだなって、よく理解できたような気がしました。いつもサポート役ばかりをお願いしているけど、彼らもやっぱりクリエーターで、自分の世界観があって、その共通項で僕らは仕事をしているんだなって思えました。
 この先も長く付き合っていくことになると思うけど、僕らが表現したいことを少しずつ一緒に実現していけたらと思います。後閑君、マキちゃん、素敵な結婚式をありがとう。これからもずっとお幸せに!!


easttimor

 僕はこれまできちんとした個展を開いてきませんでした。絵描きにはさけて通れない道のはずなのになぜやらなかったか?そこには自分なりの考えがありました。

 一般的に絵描きになろうと思えば、銀座などの画廊で個展を開いて実績を作っていくのが定石です。一週間20万から高いところでは50万円もする使用料を払い、年に一度の個展を開いていくのが一般的な方法なのです。当然最初は絵が売れるはずもなく、一年かけて貯めたお金は底をつき、また次の年までに作品とお金を貯めていかなければなりません。この両方をやるのがとにかく難しく、多くの人が挫折していきます。パトロンがいなければ絵描きにはなれないと言われるのはこのためです。
 僕も大学卒業するタイミングで銀座のギャラリーで個展をしました。しかし案の定絵は売れず、このやり方は効果的ではないとすぐに判断しました。自分のスタイルも定まっていないのに、お金をかけて売れない絵を見てもらう必要はない、と思った訳です。。。
 それから時は流れて、そうやく自分の絵も固まってきて、少しずつ売れるようにもなってきました。プロジェクトベースで活動をしつつ、やはり作品でも勝負したいという思いがあり、ようやく個展を開く気持ちになりました。しかも知り合いの紹介で、西麻布のNANATASUギャラリーさんが、企画で展示を準備してくださることになりました。自分としては本当にありがたく、はじめて本気の個展をやる時が来たと思っていることです。

 とはいえ気づけば開催まで一ヶ月ちょい、焦りながら夜な夜な作品を制作しています。今の自分を100%表現できるよう、がんばろうと思います。ぜひ見にいらしてください!





 



マサイバルーン

 ついに来年の1月に個展を行います。本格的な個展は本当に久しぶりで、しかも企画です。壁画やプロジェクトベースでの活動が続いているのですが、いまは作品制作に没頭しています。はじめての本格的な新作個展なので今からドキドキですが、ぜひいらしてください!詳細は以下のとおりです。西麻布のナナタスギャラリーです!これからちょくちょく個展に向けた投稿をしていきます。


ミヤザキケンスケ個展「Super happy!」
会期:2017 年 1 月 14 日(土)~1 月 29 日(日) / 12:00~19:00
休廊日:月曜日
オープニングレセプション:1 月 13 日(金)/ 18:00~
会場:NANATASU GALLERY 港区西麻布 2-12-4 小倉ビル 3F
TEL 03-6419-7229 http://www.nanatasu.jp




もてぎ

 今日で最後の父親日記となります。明日は母親が帰ってくるので、こんなに濃密な子供との時間はしばらくないかもしれません。忙しい中でこの時間が取れたこと、本当によかったと思っています。
 僕は絵描きを志した時から家庭を持つことは不可能だとあきらめていました。それぐらい将来が見えなかったし、まして他人の人生を背負える生き方が出来るとは到底思えなかったからです。全てを手に入れることができないなら、一番欲しいものだけを手に入れる生き方をしようと、若い時に絵の道に進むことを決意しました。

 人生とは分からないもので、そんな自分が家庭を持ち、親になりました。考えてなかった分、空から舞い降りてきたようなこの状況を、とても幸運に感じました。絵描きとしての道筋が見え出してきたこともあり、この新たな父親という役割を思う存分やってみたいと思いました。きっと5年前だったらこうは思えなかったと思います。
 ただ僕は世の中の常識とはかけ離れた生活を送ってきたので、いまさら人並みの生活を送ることは出来ません。朝から晩まで家にいると思ったら、突然家を長く空けたり、休日がまるまるイベントだったりすることも多いのだから。ならば自分にしか出来ない子育てをしたい。いっそのこと「子連れ狼」のように一年に一度世界中のどこかを子供と旅しながら絵を描くのはどうか?とすら考えています(笑)。
 ともかく普通の父親でない分、自分に出来ることは何でもやってあげたい。まだ乳離れもすんでいない子供を突然父親と2人っきりにするなんて、かなりアクロバティックでしたが、そんな状況にも動じずに今日もすやすやと寝てくれた我が子は、既に普通ではないのかもしれません。
 
 



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 今日は保育園のクリスマス会でした。てっきり保育園でやるものとばかり思っていたのですが、何と会場は30分以上離れた隣町の市民ホールで、園児とその父兄のためだけに1000人は入るかと思われるそのホールが用意されていました。。。今の保育園は凄いですね。
 会場は父兄の熱気で凄いことになっており、例によって観客席には三脚を立ててスタンバっている親御さんがずらり。正直1歳児のパフォーマンスなんかに期待は出来ないだろうと始めは冷めた目で見ていたのですが、我が子が出てきた瞬間に案の定テンションが上がってしまい、気付けば他のみなさんと同じように手に汗を握ってパフォーマンスを見ていたのでした。。。
 まだ会話もできない子供だから何ができるという訳でもないし、ステージ上では泣きわめく子供たちが保育士さんたちになだめられているだけなんだけど、そこにドラマを感じてしまうのは、ハイハイから立ち上がり、歩けるようになるというゼロの状態から見守ってきた親だからこそなのでしょう。
 
 クリスマス会が終わって保護者が迎えにいった時に、僕の姿を見つけて満面の笑みで両手を広げてみせた子供を抱き上げ、これが親子の絆なんだろうなと思いました。今がスタート地点で、100%の信頼関係。だけどいつか形が変わるこのポーズを見逃して、抱き上げれない時も来るのかもしれない、、、なんてことを考えてしまいました(笑)。それぐらい今日のステージで子供の成長の早さを感じました。

 帰ったらヘトヘトでそこからどこか行こうとはとても思えず、買い物をして大人しく家に帰りました。体力的にはかなりタフだと思うんだけど、子供といると精神的に疲れるらしく、思いのほかアクティブになれない。主夫もやはり楽ではないですね。





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