MIYAZAKINGDOM

ミヤザキケンスケ オフィシャルブログ

2017年10月

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 川口市立アートギャラリーアトリアでの展示が始まりました。正直ここ一ヶ月ぐらいムチャクチャに忙しかったのですが、この展示は今年の大きな目標だったこともあり精一杯準備させてもらいました。何よりも美術館全部を自分の作品で埋めるということは、作家にとってこの上ない「幸せ」です。よくぞこんな素晴らしいチャンスを下さったもんだ!と、キュレーターの秋田さんをはじめアトリアのスタッフの皆さんには感謝しかありません。とにもかくにも始まりました。
 僕が参加型制作を始めたきっかけは、やはり壁画でした。現地に残す作品は現地の人が参加した方が大切にされるという気づきからでした。そこからワークショップを取り入れるようになり、人と人をつなぐコミュニケーションツールとしてのアートというものについて考えるようになりました。そういう意味では今回の展示は、この10年間考えてきたことをまとめた展示と言えるかもしれません。

 震災後すぐに仙台市の遠見塚小学校で全校生徒と一緒に描いた「東北力」、佐賀の子供と描いた「佐賀の花火」、今年描いた「The Whale's Tale」、Over the Wall の原画、大きな作品から小さな作品まで今の自分の活動を全て展示した、そんな感じです。これから東本郷小学校で行っているワークショップの巨大絵画も展示予定ですが、ぜひ多くの人に見てもらいたいです。



展覧会期 講師関連作品展〈カラフル・ザ・ワールド!〉
2017年10月28日(土)〜12月10日(日)
児童成果発表展
〈おっきく描こうぜ!ちいむ:ぼくらの絵〉
2017年11月11日(土)〜12月10日(日)
開館時間 10:00〜18:00(土曜日のみ20:00まで開館)
観 覧 料 無料
出 品 者 ミヤザキケンスケ×川口市立東本郷小学校6年生 33名
主 催 川口市教育委員会
企 画 川口市立アートギャラリー・アトリア

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準備に力を入れすぎて、すこし風邪を引いてしまいました。。まだまだ最後の授業も残っているし、がんばります!

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 21日、22日と佐賀さいこうフェスで行ったステンドグラスハウスワークショップは無事に完成させることが出来ました!台風の影響で一時期は吹っ飛ばされそうになりながら、何とか持ってくれました。流石はモノホンのビニールハウス、台風にも強かったです(笑)。
 夜にライトアップしたのは一日目が終了した時点で、二日目に完成した後はライトアップできていないので、ぜひ今度機会があればやってみたいなーと思いました。何より参加してくれた子供たちがとても真剣に取り組んでくれて感動でした。また新しい共同制作作品を考えてみたいと思います!
 関係者の皆様、お疲れ様でしたー!

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 佐賀に帰ってきています。今回は佐賀さいこうフェスというイベントに参加させてもらうのですが、新しいワークショップに挑戦です。その名も「ステンドグラスハウスワークショップ」です。しかしこのタイミングでまさかの台風接近中、雨は強いが風邪にはめっぽう弱いこの形状、とても心配です。。。
 新しいことに挑戦するときはいつも不安なものですが、また面白い発見があることも事実。失敗を恐れずにドンドンいろんな表現に挑戦していこうと思います。

佐賀さいこうフェス
http://www.sagatv.co.jp/nx/art-project/fes.html

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 今日は川口の東本郷小学校で、アーティストインスクール第三回目を行いました。計五回に渡って授業を行えるので、今回はがんばって子供たちの名前を覚えようと思い立ち、写真と顔を見比べたりしたのですが、一番確かな方法は子供たちの絵を見ることだと気づきました。絵と、手書きのサインを見ると一発で覚えられる。良い方法を思いつきました(笑)。
 それにしても6年1組はとても個性的なクラスです。コントをする圭一やこうたろう、漫画を描いているみおと彩花、スポーツマンの幸馬、元気いっぱいのみゆ、独特な感性がある康志郎。担任の東先生を中心としてよくまとまっていて、一人一人がとてもよいものを持っているように感じます。
 僕は学生時代、教員免許をとりましたが教師の道は目指しませんでした。自己中心的な自分は教師に向いていなかったと確信していますが、こういった可能性を一杯持った子供たちをのばしてあげる教師という仕事は素晴らしい職だなと改めて思います。もちろん想像を絶する大変さもあるのでしょうが、絵描き以外で初めて職業体験をさせてもらっているような気持ちがあります。
 残り2回になってしまいましたが、最後にはよい絵を仕上げて、みんなで完成の喜びを共有できればと思っています。
 

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 二泊三日で広島に行ってきました。今回はみんなの経済新聞の広島キャンプにライブペインターとして参加したのでした。初めて広島での活動でしたが、広島はいまカープ一色で、勢いを感じました。。イベントもとても楽しく、みんなの経済新聞さんが行われている活動のおもしろさを改めて感じました。また広島いきたいなー。このつながりはみん経の西さんが篠原ともえさんとやられているラジオ番組にゲストで呼んでいただいたことがきっかけでした。実現できて本当に嬉しいです!関係者の皆様、どうもありがとうございました!

みんなの経済新聞
https://minkei.net
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※一回目のときの写真を使っています。photo: Kozo Kerned
 昨日は川口にて東本郷小学校のワークショップ2回目が行われました。今回から巨大なテントに絵を描くことになり、一気に制作モードに入りました。5回にわたってのワークショップですが、大きなサイズに絵を描くので、どうしてもある程度僕がコントロールせざるを得ません。特に描き出しは効率を考えて、「創造」というより「作業」に近い行程なのですが、みんな一生懸命取り組んでくれました。
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 共同制作というのはみんなが好きに描く、というわけにはいきません。ある時はサポートにまわったり、下地作りに徹しなければならないし、バランスを考えることも必要です。自分の個性を出すことと、作業に徹すること、この二つをやらないと共同制作で良い作品は生まれません。今回はどれぐらいチームワークを考えて、どれぐらい自分の個性を画面に乗っけれるか、これが勝負だと思っています。一人でも多くの生徒が、この経験を通して絵を描く楽しいを感じてくれたら嬉しいです。
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アトリアのブログ
http://atlia.exblog.jp/27796820/

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 なんとなく振り返ると、ロンドンから帰ってきたのが2006年、上京したのが2007年だから、あれから10年が経ちました。どんなことでも続けると道が開かれるとよくいいますが、まさにこの10年はそんな感じでした。テレビの仕事をしながら、地方でワークショップの活動を始めたのがちょうど10年前、島根の雲南がきっかけでした。そのときはあまりアーティストがワークショップをすることも主流ではなかったし、自治体から仕事を受けること自体珍しいことでした。次第に参加型の制作を始めることになり、それが活動のメインになっていきました。僕の制作スタイルが参加型になったのにはいくつか理由があるのですが、一番は多くの人に身近に感じてもらえることでした。一部の人のためのアートではなく、より身近な人に届くアートを作りたいという気持ちが昔からあり、それが今行っている「参加型」に繋がっていったのだと思います。

 しかし参加型にはリスクもあって、ただの自己満足になったり、作品と呼べるクオリティにまで達せないこともあります。プロセスを大切にする以上これはしょうがない部分もありますが、大切なことは大きなビジョンがあることだと思います。僕にとってのそれがOver the Wallの活動です。特に今回ウクライナで行った壁画制作は、共同制作でありながらスケール感も作品としてのインパクトも強いものとなりました。この最終地点のビジョンを持てたことが、今後の僕の活動に大きな力を与えてくれると感じています。
 それにしても発想から形にするまで10年かかったことになります。初めて雲南で行った活動を見て、「あなたのやりたいことが見えない」といわれたことがあります。僕自身、その当時見えていなかった部分もあったと思いますが、いまようやくこれという形を見せることができました。
 アート活動は千差万別であって、正解はおそらくありません。自分が思い描いたものを形にする迄には時間がかかります。紆余曲折を経ながら、自分なりの道を進んでいくと、誰かが手を差し伸べてくれる瞬間があります。その瞬間こそが人生を切り開くチャンスなのかも知れません。

 これからはさらに活動の質を上げていって、より多くの人に響く活動にしていければと思っています。









 

 本日エクアドル大使館に伺い、エクアドル大使に来年行うエクアドル壁画プロジェクトの趣旨説明を行わせていただきました。引き合わせてくれたのは、エクアドル×日本国交100周年記念 花火-hanabi プロジェクトの宮浦歩美さん。今回はこの花火プロジェクトとのコラボレーションも考えています。
 Over the Wall エクアドル壁画プロジェクトは、すでに「日エクアドル外交関係樹立100周年」事業として日本大使館からの認可をいただいています。ウクライナに続いて2年連続の国家公認プロジェクトとなるわけですが、在日エクアドル大使館でもこれまでの活動を高く評価していただきました。これから私たちは壁画制作の内容とスケジュールを固め、年内にはプロジェクトリリースする予定です。アフリカ、東南アジア、東ヨーロッパに続き、南米エクアドルで行う次回の壁画プロジェクト。
今度はどんなドラマが生まれるか、乞うご期待下さい!

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 現在、東本郷小学校で行っているワークショップは、川口市立アートギャラリー・アトリアにて展示されます。また講師作品展として、僕のこれまでの作品を集めて全館使っての大展示を行います!Over the Wall の活動から最近の新作まで、見応えのある展示となると思うのでぜひお越し下さい!
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展覧会期 講師関連作品展〈カラフル・ザ・ワールド!〉
2017年10月28日(土)〜12月10日(日)
児童成果発表展
〈おっきく描こうぜ!ちいむ:ぼくらの絵〉

2017年11月11日(土)〜12月10日(日)
開館時間 10:00〜18:00(土曜日のみ20:00まで開館)
観 覧 料 無料
出 品 者 ミヤザキケンスケ×川口市立東本郷小学校6年生 33名
主 催 川口市教育委員会
企 画 川口市立アートギャラリー・アトリア


市内小中学校にアーティストが図工・美術の時間に特別な授業を行うアーティスト・イン・スクール。2006年開館よりつづくこのプログラムが今年度少しだけリニューアル!アーティストの作品展示ゾーンを加えてこれまでより会場が大きくなっただけでなく、公開会期も長くなりました。
授業に一緒に取り組むのはミヤザキケンスケさん(ペインター)と東本郷小学校6年生33名。「ちいむ(知恵・生き方・無我夢中)」を体現する仲良し学級と、言葉と同じように絵でコミュニケーションができるミヤザキさんとのコラボレーションのテーマは「おっきく描こうぜ!ちいむ:ぼくらの絵」!技術よりも大切な「誰かに伝えたい」という気持ちをおっきく表現した「ぼくらの絵」を壁いっぱいにひろげます。
それに先行して〈カラフル・ザ・ワールド!〉と題し、様々な地域・国などを色鮮やかに捉えたミヤザキさんの絵画作品をご紹介する展示ゾーンを公開。現地の人たちと描いた壁画を世界各地に残すプロジェクト「Over the Wall」での取り組みも併せてご覧ください。

http://www.atlia.jp/exhibition/



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 先日中目黒ビオキッチンスタジオにて、ウクライナ壁画プロジェクトの報告会を行いました。多くの人たちに集まっていただき、万感のフィナーレを飾ることができました。

 今回のプロジェクトは、UNHCRの千田さんにお声がけ頂いたことから始まりました。彼女の素晴らしい動きのおかげで、あっという間に日本大使館、マリウポリ市の協力を得ることができ、最終的にはUNHCRウクライナが全面的にバックアップしてくれる体制でプロジェクトを行えました。また日本では、国際交流基金と東京倶楽部の2つの団体から助成金を頂けた他、ペンキは関西ペイントさん、画材はサクラクレパスさんにご支援いただけることになりました。佐賀県のイベントでたまたまいらっしゃったウクライナ大使との出会いから、私たちの活動をサポートいただけるという幸運もありました。何から何まで導かれるように繋がっていき、最高の結果を残すことができました。
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 僕は人によく「運がいい」といわれます。今回のタイミングの良さはまさに「運が良かった」のだと思いますが、それだけでない何かがある気がしています。神様が僕たちのプロジェクトを応援してくれた、そんな気がしています。来年はエクアドルに壁画を描きにいきます。すでに在エクアドル日本大使館より、認定事業として登録していただきました。また次の冒険が始まります。次はどんな出会いがあるでしょうか?いまから次の旅が楽しみでなりません。
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 ウクライナ壁画プロジェクトを応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!おかげさまで素晴らしいプロジェクトを達成することができました。今後ともどうぞOver the Wall をよろしくお願いいたします。
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