MIYAZAKINGDOM

ミヤザキケンスケ オフィシャルブログ

2017年11月

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 来年の壁画プロジェクトの開催地はエクアドルです。そして先日エクアドル大使館から正式にプロジェクトを応援するというレターが届きました!!ウクライナに続き今回も両国の友好のために活動ができること、本当に嬉しく思います。思えば10年前にケニアに行っていた頃は、どうやって進めていいのかも分からず、ただ闇雲に突っ走っていましたが、いまは積み重ねた経験と心強い仲間達のおかげでこうして正式に開催国に迎えてもらえるようになりました。

 今回のエクアドルでは、女性刑務所に壁画を描きにいきます。そこには受刑者の子どもを預かる施設があり、母親以外に頼る存在がない乳児、幼児45名が母親と共に塀の中で生活をしています。2003年から2004年の間、ボランティアスタッフとして勤務していた宮浦歩美さんから同施設をご紹介いただき、壁の中から出ることなく幼少期を過ごす子どもたちのために、希望を持てる明るい壁画を描きたいという思いから今回のプロジェクトはスタートしました。
 すでに施設を管理しているエクアドル政府法務省に協力をお願いして、施設内の子供たちがよく見える壁に壁画を描く許可を得ている上、なんと受刑者たちとその子供と一緒に絵を描くことができることができそうです!収監されている女性の罪状は貧しさや知識不足のために麻薬の運び屋になるケースが多く、そのような社会の弱者が犯罪に手を染めてしまう現状がエクアドルにはあります。受刑者である母親とその子供たちと共同で壁画を制作することで、母と子の温かなコミュニケーションを体験してもらい、それにより彼女達の社会復帰後の社会生活や親子関係が明るく前向きなものになる一助になることを目指します。

 また全く違ったテーマで挑戦する来年の壁画プロジェクト、これから少しずつ進展状況をお知らせしていきたいと思います。どうぞご期待ください!!

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 今年一年は本当にいろんなことがありました。その中でも子供たちと一緒に絵を描く時間がとても多かったように思います。僕はもともと子供好きという訳ではなく、どちらかといえば苦手だったような気もします。だけど人一倍子供の頃の記憶は鮮明で、今でもはっきりと子供のころ考えていたことを覚えています。
 小学校の頃は絵が好きでした。成績はいつも5で、子供らしい元気な絵を描いていつも賞をもらっていました。だけど中学校に進むと美術は習う教科になり、自由だったはずの絵の時間が歴史の授業のように退屈でつまらなくなりました。次第にさぼりがちになり、クラスで最低の2をとることすらありました。高校を絵の方向に進んだのは本当に偶然でしたが、そこからは「絵を描くとは何か」をずっと考えてきました。
 僕の持論ですが、絵の楽しさには2種類あって、一つは上手に描く楽しみと、もう一つは自由に表現できる楽しみです。描き方を教わって上手に描くのが楽しい人と、自由な発想で思うがままに描くのが楽しい人の2種類がいるのです。しかし学校教育はこの2つのタイプを一緒にして評価するのでひずみが出てしまうのです。特に僕のような自由に描きたいタイプは評価されないことが多く、いつの間にか絵を描くのが嫌いになってしまう可能性が高いのです。前者がテクニックで、後者が発想力だとすると、美術の授業で教えるべきは断然後者の「発想力」だと僕は思います。上手に描ける能力より、「発想力」のほうが世の中に出て役に立つし、描く技術の習得を目指すなら、裁縫や木工のように技術の授業にすべきだと思います。
 
 僕が子供たちに絵を教える時は、技術的なことは教えません。よりクリエイティブで、誰も考えつかないようなアイデアを出すよう誘導します。これは僕自身がそういう授業を受けたかったからであり、今も子供の頃の自分がすぐ側にいるからだと思います。







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今回隠岐島で行う最後は、島前高校の三年生に向けたワークショップでした。講演もしながらワークショップもするという難しいミッションでしたが、Tシャツプロジェクトをやってみることにしました。とはいえきちんとした絵を描く時間はありません。23名の生徒に一人ずつ20秒間で思い思いの表現をしてもらうことにしました。

ブラシで描く子、筆で描く子、そして最後にドロッピングする子。最初はいろんな曲線が描かれていましたが、次第に手のひらに絵の具をつけてバンバン叩き付けたり、顔に絵の具をつけて押し付けたり、最後の生徒は今日がバースデーだったようで、白いペイントを髪に塗り付け、ヘッドバンキング!!まさか自分の髪を筆にしてしまうとは、さすがの僕も思いつきませんでした。。。

島の子供たちの自由な発想と、陽気ではつらつとした姿は感動的で、ちょっと泣けました。心から僕たちが用意したプログラムを楽しんでくれ、まさにアートで一体となった瞬間でした。
今回行った海士中学校、知夫小中学校、島前高校、みんなが僕たちを歓迎してくれました。この機会を作ってくれた吉井さん、コーディネートしてくれた仲西さん、本当にありがとうございました。その土地の人と一緒に作品を作る喜び、そしてみんな絵の具を使って描くことが好きなんだと再認識した5日間でした。

明日、流山に帰ります。

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 昨日は知夫小中学校にて、一昨日は海士中学校で花火ペインティングを行ったのですが、子供たちは一生懸命取り組んでくれました。小学生たちは無邪気に楽しんで、中学生たちは色の仕組みを考えながら描き進めました。この素晴らしい作品は島でしばらく飾られた後、来年の夏にエクアドルへ届けられます。

 何と言っても島の移動がフェリーで、その情緒感がハンパないです。連日多くの人たちと会い、いろんな話しを聞いて、島暮らしのよさを日々感じています。Iターンで来る若者たちが、島を盛り上げようと奮闘している姿、島の人たちが子供たちを見守る姿、子供たちが元気に過ごす姿、どれも本当に美しく、とてもこの島々が好きになりました。

 今日はこれから最後のワークショップを島前高校にて行います。さあ、今日もがんばろう!!

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 隠岐島ライフが始まりました。昨日は知夫小学校でプロジェクトの説明を行い、その後島観光しました。宿は海士のおとまり処なかむらで、とても満喫できています!
 海士町に来ています。今日は海士中の生徒たちと花火ワークショップ!午前中に1、2年生と一緒に絵を描きました。ブータンからの使節団も突然参加して大盛り上がり。午後に3年生に仕上げてもらって完成です!
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 文化庁の事業で、今日から隠岐島にて子供たちとワークショップを行います。島に移住した知り合いが機会を作ってくれたのですが、なかなか離島に行く機会がないので、半年前からとても楽しみにしていました。しかし同時進行で川口での活動があったため、正直まだあまり島の知識がありません。。一体どんなところでどんな生活をしているんだろう?
 今回は5日間で海士中学校、知夫中学校、知夫小学校、島前高校の4カ所でワークショップを行います。また今回はお手伝いとして3人の女性に同行してもらいました。ウクライナでは男だらけの旅だったのですが、一転して女性に囲まれての旅、一体どんな1週間になるんでしょうか?ちょくちょくアップできるようがんばります!


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 なんだか夢のような話。。。ウクライナのポロシェンコ大統領が、公式の場で僕の名前を出して今年の夏に行った壁画プロジェクトのことを讃えてくださっています。

英語ですが大統領の公式サイトです👇
http://www.president.gov.ua/en/news/glava-derzhavi-yaponiya-ye-nadzvichajno-vazhlivim-strategich-44342

 フロントラインからほど近い場所に壁画を描いて、現地の人たちを勇気づけたい。これが最初の思いでした。UNHCRの方々の協力でウクライナ国内で広く知ってもらう活動にすることが出来たのですが、ウクライナ大使に続き、大統領からもお言葉をいただけるなんて、なんだか夢の中にいるようです。。
 絵を学びはじめたこと、自分にこんなことが出来るなんて想像もつきませんでした。改めて絵に出会って、絵を描くことにこだわって生きてきて良かった。。そう思える出来事でした。絵を描くことでお腹がふくれるわけでも、生活が豊かになるわけでもないけど、大きな力を与えることもあるということを自ら体験することが出来ました。

 ポロシェンコ大統領、ありがとうございます!!

これからも活動がんばってやっていこうと思います。

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 川口市立東本郷小学校で行っていたアーティストインスクール、ついに昨日最後の授業が行われました。一ヶ月間学校に通い、昨日の美術館での授業を合わせて5回の授業を行いました。33人の生徒の名前も覚えることができ、名残惜しい中、最後の授業を行いました。

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 今回授業を通して制作した作品はなんと8×3.5mの超大作。実質3回の授業で描いたことを思えば、すごいペースで完成させることができました。このクラスは本当にまとまりがよく、共同作業に慣れていたこともあって、みんな一つになって本当によくがんばってくれました。作品を美術館に完成した瞬間、言葉がいらない子供たちのパワーを感じることができました。

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 この授業で僕が伝えたかったことは、絵には「伝える力」があるということ。上手に描けなくても、思いは筆を通してキャンバスに表現され、時を越えて保管することができます。今回制作から美術館への展示というところまですることができ、きっとこの「絵のおもしろさ」が伝わったんじゃないかなと思います。

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子供たちの絵は川口市立アートギャラリーにて12月10日迄展示されています。ぜひご覧下さい!

http://www.atlia.jp


photo: Kozo Kaneda

川口市立アートギャラリーアトリアブログ
http://atlia.exblog.jp




 しばらくブログを更新できていませんでしたが、ようやく一山超えたので少しだけ振り返ってみようと思います。

 今年一年は本当にいろんなことがありました。まずは1月に行ったNANATASU GALLERYでの個展、本気で準備をした甲斐があってとても充実したものになりました。その後7月には南青山のミリオンズカラーズギャラリーで、8月には佐賀玉屋で、そして10月には川口市立アートギャラリー・アトリアで個展出来るという、展示の当たり年でした。活動の方でもOver the Wall第二弾として行ったウクライナ壁画プロジェクトは非常に充実したものになり、11m×11mのこれまでで最大の作品を残すことが出来ました。また海外へ行く機会も多く、2月のオランダ・スイス、7月のウクライナ、8月の韓国は5往復ぐらいしたんじゃないかな。。。とにかく動きまくった1年でした。
 しかしどんなに忙しくでもこれまでブログは更新できていました。更新できなくなった最大の理由は、、、次女が生まれたことです(笑)。子供が2人いると夫婦のどちらかが、どちらかの子供をみる形になるので、子供を寝かせるまでまったくパソコンを触れません。そして寝かしけをするとそのまま寝てしまうこともしばしば。まだしばらくはこの生活が続きそうです。。。

 多くの人は僕が家庭を顧みずにアート活動していると思っていると思うのですが、家にいる間は子供の送り迎えから夕飯の支度、買い物、風呂、寝かしつけまで一通りやります。佐賀に帰るときは一人で子供を連れて帰るので、子連れ狼のようだといわれます。ただ子供がいるからって活動のペースを落としたくないので、これからもガンガン行こうと思っています。ブログの更新があまり出来ないかもしれませんが、その分たくさんの実績を報告できればと思います。

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2018カレンダーのコピー
 今年も作りました、ミヤザキングダムカレンダー。今年は年始の個展で描いた「世界の国シリーズ」から選びました。なかなかのできばえです!ぜひミヤザキングダムカレンダーでSuper Happyな一年にしてください。
http://miyazakingdom.shop-pro.jp/?pid=123698702

またA2サイズの壁掛けのカレンダーも作っています!こちらも合わせてよろしくお願いします。
http://miyazakingdom.shop-pro.jp/?pid=123699121

表紙のコピー



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