MIYAZAKINGDOM

ミヤザキケンスケ オフィシャルブログ

2017年12月

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 2017年も年の瀬、僕も今日で仕事納めにしたいと思っています。まあ仕事納めといってもなにが仕事で何が仕事じゃないかいまだにあやふやな毎日ですが。。。

 今年はとにかく忙しい一年でした。個展、プロジェクト、展示、ワークショップ、授業、様々なことにチャレンジすることができて、またこれまでになかった手応えを感じることができた一年でもありました。プライベートでは次女が生まれて、2人の子育てをしながら活動をするという挑戦もあり、公私ともに充実した一年だったと思います。
 来年は僕も40歳になります。数年前には到底受け入れられない大台だけど、子供が生まれたことによって意外にしっくりときています。来年はエクアドルに壁画を描きにいきますが、あいかわらず素晴らしい仲間達に囲まれて、楽しく過ごせそうな気がしています。最近「好きなことだけして生きる」というテーマで少しずつ文章を書いていますが、結局僕の人生のテーマは「好きなことをする」ことに集約されていて、来年も今年以上にやりたいことをやっていきたいと思っています。
 今年は多くの人と出会う年でもありました。全ての人とのご縁に感謝しつつ、今年の締めとさせていただきます。来年もどうぞよろしくお願いいたします!


※前回からの続きです
http://blog.livedoor.jp/miyazaking/archives/51965532.html

 中学校の部活を引退して、2学期も終わろうとするころ三者面談がありました。僕が行こうとしていたのは県内で中の上クラスの普通校。当然親も先生もそこを受けるのだろうと思っていたところ、突然「芸術コースを受けたい」と宣言しました。何の相談もない中、自分で勝手に進路を決めてしまったのです。
 これは同級生の影響が大きかったと思います。あるものはサッカーをやるために、あるものは留学のために、あるものは農業を勉強するために高校へ進学しようとしていました。僕は何のために高校に行くんだろう?進学しないことも含めて真剣に考えました。真剣に考えたあげく、初めて自分で選択できる人生のチャンスなんだと思い至りました。みんなと同じ道を行くだけではなく、全く知らない世界に行く権利と自由を僕は持ってる、それを最大限に生かしたい!そう思い、あらゆる進路を考えていきました。そんな中県内に一つしかない公立の芸術コースに出会います。美術の定員は僅か20名、そこに県内から腕に覚えのある生徒達が受験してきます。しかしここは音楽やスポーツのように子供の頃からの積み重ねや実績を重視せず、将来性で合否を決めるという噂でした。全く絵を描いてこなかった僕でも可能性はゼロではありません。
 サッカーの時に人より早く始めることの優位さを学び、ミュージシャンの友人を見て、やるからには全身全霊で打ち込まなければならないということを学んでいた僕は、その日から狂ったように毎日デッサンをしました。今が人生で一番大切なタイミングで、ここで変わらなければ一生変われない。なぜだかそう思いました。
 結果は合格で、芸術コースの7期生として無事に入学を果たします。このまま好きなことにまっしぐらになれたらいいのですが、そううまくは行きません。また続きを書きます!

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 コロンビアスポーツウェアジャパンさんに特集で活動を取り上げていただきました!しかも素敵なウェアーを提供いただき、ペイントして使わせていただいています。シューズに続きウェアーもスポンサードしていただき、これから益々外での活動が増えてきそうです!
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ぜひ記事読んでみてください!
http://www.columbiasports.co.jp/mag/2017/12/-columbia-users-file.html

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 現在成田空港にDELTA空港さんのために描いたポートランドの絵が展示してあります。12月15日より25日まで成田空港第1ターミナル北ウィング4階のチェックインカウンターエリアにて。成田空港ご利用の際はぜひお立ち寄りください。
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 自分の人生を振り返ると、常に考えていたことがあります。それはどうやったら好きなことだけやって生きれるだろう?ということでした。

 こう考え始めたのには原因がありました。それはスポーツもできて、成績優秀、女の子にもモテていた小学校時代から、スポーツ中くらい、成績中くらい、当然女の子にもモテない中学時代の転落劇があり、人生とははかなくいい時代は永遠には続かない、と悟ったのでした。当時の僕の夢はプロサッカー選手でしたが、中学で早々に夢は打ち砕かれ、置いてきぼりにしていた学業が突如目の前に現れました。。
 スポーツの夢が破れ、かといって好きでもない勉強にこれから打ち込むのは嫌だ、「好きなことをやって生きたい!」初めてそう強く思いました。14歳であろうとも勉強以外の方法で成功できる可能性は驚くほど残っておらず、とにかく知恵を絞って毎日毎日考えました。その中で考えついたのがなんとミュージシャンという選択肢でした。音楽の成績は決して良くなかったけど、クラシックではないロックミュージシャンなら今からでもまだ間に合うはず!そう思いました。すぐに家に眠っていたギターを引っ張り出し、ようやくある程度演奏ができるようになったころ、またショックなことが起こります。学校一の悪が音楽に目覚め、あっという間にものすごいテクニックを身につけ、学校のスターになったのです。授業に出ないで鬼のように練習する彼の覚悟と演奏の上達ぶりは凄まじいものがあり、とてもかなわないと思いました。
 好きなことで生きていく、これがどれほど難しいか思い知らされた瞬間でした。プロスポーツ選手も、プロミュージシャンも、プロ棋士も、プロゲーマーも、F1レーサーも、その世界のトップにならなければ生き残ることはできません、そんな一握りにいまからの挑戦で間に合うのだろうか?不安一杯のなか、高校の進路相談を受けることになります。

続きはまた書きます!





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 いろんなことがあった2017年もそろそろ終わりますね。文字にして2017年と改めて書くと、10年前の2007年のことを思い出します。2007年はロンドンから帰ってきて、東京で活動を始めた年でした。3万2000円のボロボロのビルに住んで、NHKのセットの絵を描き、はじめて絵だけで生活ができた1年でした。当時の僕は夢一杯でしたが、同時に本当にこのまま絵で食べていけるのだろうかと不安な気持ちも大きく、とにかくガムシャラにがんばった1年だったことを覚えています。

 あれから10年、今も絵で生きています。今年はウクライナに壁画を描くことができ、次女も生まれました。10年前には想像もつかなかった未来です。。。来年は40になります。自分がなすべきこと、目指す夢はある程度定まってきました。これからの10年間は、その夢をどれだけ実現できるかの10年間になると思います。思い描いているところまで届くのか、はたまた届かないのか、そのあたりの人生の総決算かもしれません。
 自分の力量を見定めつつ、向上心をもって仕事に取り組み、謙虚な心で精進することが人生を豊かにする、と坊さんのようなことを日々考えています。まだちょっと早いですが2017年の振り返りをしてみました。来週は少し佐賀に帰り、それが仕事納めになりそうです。残りわずかな2017年ですが、最後までがんばりましょう!









 

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 来年はエクアドルで壁画を描きます、今回の場所はなんと女性刑務所。そしてこの女性刑務所内には保育施設があり、受刑者の子供たちも一緒に暮らしています。エクアドルでは母親が罪を犯すことで、その子供がストリートチルドレンになってしまうことがあるらしく、その予防のためにこのような施設があるのだそうです。
 今回はその子供たちにワークショップを行うと共に、なんと受刑者達と一緒に壁画を描きます。エクアドルでは貧困層の生活が厳しく、また女性の社会的地位が低いこともあり、生活のために女性が犯罪に手を染めてしまう現状があります。この施設では犯罪の再発を予防すると共に、その子供たちを保護し、教育を与えることで負の連鎖を防ぐことを目指しています。今回は、子供たちが暮らす部屋からよく見える壁に絵を描く予定ですが、いまそのプラン作りをしているところです。
 これまでケニアでは貧困、東ティモールでは新国家、ウクライナでは紛争をテーマに絵を描いてきましたが、また新しい「犯罪」という問題と向き合うことになります。そして「母と子の絆」についてどう絵で表現するか、これから夏まで考えていくつもりです。

 来年のエクアドル、今から楽しみです!!



 

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 12月3日(日)14:00〜15:30は川口市立アートギャラリーアトリアにてトークショーです。これまでの活動から今回のアーティストインスクールの話まで、同館の学芸員秋田美緒さんとお話させていただきます。実際にこの企画の中で考えることは多く、また気づきも多かったので、いろんな話ができるんじゃないかなと思います。
 長かった展示も残すところあと1週間あまり、ぜひ僕のこれまでの集大成を見にいらしてください!


http://www.atlia.jp


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