MIYAZAKINGDOM

ミヤザキケンスケ オフィシャルブログ

2019年01月

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 先日中学校で講演したことで、改めて自分の人生を見つめ直すきっかけになりました。

 「好きなことだけして生きる」のはとても魅力的だけど、簡単ではない。じゃあどうやればそんな生き方ができるかというと、とことん考え抜くしかないのかもしれません。僕の場合、中学ぐらいからひたすら考え続けてようやく最近形が見えてきた程度だから、すでに25年以上かかっています。。。一生をかけて少しずつ失敗を繰り返しながら形作られていくものなのだと思います。

 僕にとっての優先順位は圧倒的に「誰にも縛られず自由に生きること」でした。その為に会社に就職する人生を捨て、絵の道に進みました。しかし絵の勉強をするにつれ、ギャラリーや美術界という新たな縛りが見えてきました。自由になりたい一心でそこからも外れ、フリーで人脈を広げて仕事を得る方法を実践してきました。ようやく絵で生活ができるようになってきたけど、絵の注文を受けて描くことは「本当の自由」ではないと気づき、自分が本当に描きたいものを描き、それが生活になければならないと思いました。
 誰に頼まれる訳でもなく、自分自身で何かを始め、それが共感を生み、生活に繋がる。それが究極の形なんだと思います。まだまだ道半ばですが、「好きなことだけして生きる」とは常にこの自問自答の上に成り立っているのではないかと思います。





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 今年はインフルエンザが大流行していますが、うちの家族も直撃を受け、娘二人と妻も感染してしまいました。中でも次女は症状が重く、入院することになりました。消去法で感染していない僕が付き添うことになったのですが、仮に僕が発症してしまうと付き添い不要の病院に移されるとのことで、かなりきわどい状況でした。。。
 結果的に僕は発症せず、次女もすぐに回復してくれたので難は逃れましたが、こういうとき頼れる家族が近くにいないのは大変だなと思いました。もちろんいろんなサービスがあるのでまずは有事に備えることですが、共働きでの子育ては、支援が進んだ現在でも変わらず大変であることを痛感しました。
 いま日本は一億総活躍社会を目指していますが、必ずしもみんな社会に出る必要はなく、もっとゆとりを持った社会もありだと思います。いざという時に余裕がなく、誰もカバーできない状況はリスキーすぎますよね。仕事における自己実現と子育てにおける自己制御のバランスは、よくよく考えていかなければならないなと思いました。






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 先日横浜市内にある神奈川中学校で講演を行いました。500人以上の中学生の前で話すということで、実はかなり悩みました。自分もそうでしたが、中学生の目線はシビアでドライだということは身にしみてよく分かるので、体面を気にしたり、小手先で話をすればきっと伝わらない。やるなら全力でぶつかるしかないと、本来ならば本番の一度でよかったのですが、2日前に全校生徒対象にワークショップを行い、それをもとに本番に臨みました。
 残念なことにインフルエンザの影響で全校生徒の前で話をすることができず、なんと放送室でカメラを通して話すことになり、リアクションが読めないままに1時間の話をしました。。。正直最初は何の手応えもないまま話していたのですが、ワークショップで生徒達が描いた絵に触れながら話をするうちに、何となく見えないながらに対話の感覚が生まれてきました。やっぱり努力はするものですね!
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 今回は奉仕委員会という生徒主体の団体が企画運営してくれており、彼らが自分たちでOver the Wallの活動を調べ、事前に募金活動や広報活動なども行ってくれていました。彼らとしても全校生徒の前でできなかったことは悔しかったと思うけど、放送室でガラス越しに僕の話を聞き、話が終わるとそれぞれのクラスに走り、生徒達の感想を息を切らせながら回収してくるなど、全力で講演を成功させようと動いてくれていました。後半はその生徒達の感想が書かれた紙を読みながらトークするというまさかのラジオパーソナリティスタイルだったのですが、のどがカラカラになりながら生徒の質問に答えていきました。500人の前で話すのもよかったけど、こうした形で本音に近い質問を受けるのもとても新鮮で、貴重な経験となりました。
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 帰り際にある生徒に呼びかけられ、美術室で美術部のみんなと一緒に絵を描くことになりました。思いがけず中学生達と絵を描くことができて、とても楽しい時間でした。一度きりの関わりでみんなに響くものを与えることはできないけど、何か心に残るものを一人でも感じてくれればいいなと、いつも思います。人生で出会える人の数は決まっているから、その出会いに手を抜かないようにしたい。難しいことだけど。。。
 いただいた募金と絵の具はOver the Wallで大切に使わせていただきます!話をくれたベンゾーさん、ありがとうございました!
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 1999年にノーベル平和賞を受賞した国境なき医師団(MSF)。初めて知ったのは中学生の頃だったけど、それ以来その存在はずっと僕の中にあり、「人種、宗教、信条、政治的な関わりを越えて差別することなく援助を提供する」という理念が非常に感銘的で、Over the Wallの活動モデルといっても過言はないかもしれません。2017年にウクライナでUNHCRとコラボレーションした時に、いつかMSFともできたらいいなとうっすら想像したことがありましたが、まさかこんなに早く実現できるとは思っても見ませんでした!
 実は今回ハイチに壁画を描きにいくと決めた理由はMSFでした。以前ハイチ地震後にMSFの活動で現地入りされた方と知り合い、お話を聞くにつれMSFがハイチで運営する病院に壁画を描きたいという思いがこみ上げてきました。しかしその方が現地を離れて7、8年が経過しており、この薄い可能性をたぐり寄せるのは相当困難であると思っていたのですが、少しずつ繫がりを伸ばしていきついに先日正式にMSF側から許可がおり、ハイチでOver the Wallを受け入れてくださることになりました!
 正直まだあまり実感はありませんが、僕らの活動も実績を積み上げ、それなりに説得力のある活動になってきているのかもしれません。とにかく世界の紛争地の一線で平和の為の活動をしている方々と直接現場で会えることは、僕の人生の中でも大きな経験となりそうです。

 今年のプロジェクト益々楽しみになってきました!

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<写真:Over the Wall ウクライナ>



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 昨日は今年最初のOver the Wallミーティングでした。Over the Wallも5年目に入り、メンバーも多少の入れ替わりが出てきているので、一年ごとにプロジェクトを区切って活動しようということになりました。そして新たなメンバーで行った最初のミーティングでしたが、非常に有意義な話し合いになりました。ミーティングの会場は山田さんが勤めている会社、ベルチェアソシエイツさんの会議室をお借りしてやらせていただいています。
 今回のハイチは全くの飛び込み企画だったので、実現させるのは難しいと思っていたのですが、少しずつ協力者も増えてきて、何とか実施できる見込みが出てきました。Over the Wallは受け入れ先から話を頂いて実施することもあれば、今回のように僕らから話を持ち込んで進めていくこともあります。しかし会ったこともない自分たちを受け入れてもらえるよう働きかけることは容易ではなく、交渉は非常に難航します。だけど少しずつ信頼関係を作り、最終的にいい壁画を残せると、その努力も吹っ飛ぶので、いまはその過程も楽しんでいます。

 そしてOver the Wallも5年間で成長を続け、ついにメンバー内でも部署に分かれて動くことになりました。年間スケジュールが見えてきたこともあり、僕が全てを動かすのではなく、効率よくそれぞれの部署で対応していこうということになってきています。始めた時はまさかこんな形になるとは思いもよりませんでしたが、支えてくれているメンバーが優秀であり、また社会経験抱負であるためドンドン組織の土台ができてきています!
 いよいよハイチのプロジェクトも始まりましたが、よいプロジェクトにできるようこれから半年しっかり準備していこうと思います。




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 昨日はハイチ大使館にて新年会に参加させていただきました。思いがけずその場で大使から政府としてプロジェクトを後援する発表をいただき、驚きと歓喜の一夜となりました。
 今回ハイチでプロジェクトを行いたいと思ったきっかけは、国境なき医師団(MSF)でロジスティシャンをされている小口隼人さんと知り合い、彼が赴任していたハイチの話を聞いたのがきっかけでした。ハイチ大地震の直後に現地入りされたお話をお聞きして、何かこの国でやりたいという気持ちになりました。そこから見切り発車でスタートして、エクアドルでは直さんの繫がりでハイチ大使館を訪問させていただき、女性刑務所の完成披露にも大使館から出席していただきました。その後バルべリス日本大使から直々にハイチ大使に推薦していただいたこともあり、今回こうして政府公認プロジェクトになりました。それにしてもウクライナ、エクアドルに続き3カ国連続で現地政府に後援いただけるとは、本当に恵まれているなと感じます。個人で各国の政府とやり取りができるなんて数年前には思いもよらないことでした。。。しかしそこには多くの方々の信頼で支えられていることは間違いなく、それを裏切らない活動を続けていかなければと感じています。
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 それにしてもこのハイチの新年会は面白く、さすがカリブ海の国、会が進むと自然とダンスパーティーになり、おいしいハイチ料理、最高のラム酒、陽気なハイチアンたちは大使館の中であろうともノリノリで楽しむ心意気はさすがでした。今年の夏がメチャメチャ楽しみになってきました!
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 正月休みも明けて日常が戻ってきました。これまではあまり世間のカレンダーとは縁遠い生活をしていましたが、子供の保育園の休みに合わせる形で自分も日本のカレンダー通りの生活をするようになってきました。昔は休んでいると不安に駆られていたのですが、今はそんな気持ちも薄れ、無理せず自分にできることを自分のペースでやっていこうという境地にあります。
 最近哲学の本を読むのですが、自分が昔から考えてきていたことはとても「哲学的」であったと、今更ながら気づかされます。答えのない答えを探しながら生きてきた僕ですが、もっと早く本を読んでいたら楽に生きられたかもしれません(笑)。でも自分なりに考え、実践してきたからこそ自分なりの考えを持てたので、それでよかったと思っています。
 いまは「サピエンス全史」を読んでいます。上巻を読んだところですが、人間のルーツが分かってとても面白く、考えさせられます。人間の行動、思考は「人類が生き残るため」という目的に結びつけると、生物学的に全て説明ができてしまいそうで怖くもあり、またそう考えると「悩んでもしょうがない」という気にもなり、今後はそのスケールで物事を考えていけるようになりたいなと思います(多分無理だけど)。

 今年はたくさん絵を描いて、たくさん本を読んで、充実した年にしたいです!




 

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 九州から帰ってきました。いよいよ始まった2019年、今年はどんな一年になるのか今からワクワクです。年末はギリギリまでバタバタだったのですが、最終的には壁画を仕上げて、しかもそのお礼に豪華なおせち料理まで頂いて、とっても気持ちのよい2018年の終わりと2019年の始まりでした。
 今年の目標は一つ一つ目の前のことをやり切ることですが、すでに年間のスケジュールはほとんど決まっており、いつもにもまして忙しくなりそうです。活動としては充実したスケジュールを組めそうですが、それだけで満足しないように、自分を高める時間も作っていきたいなとも思っています。去年はあまり本を読む時間がなかったのですが、今年から本を読む時間を確保したので、年間を通して読みたい本を少しずつ読むのも楽しみの一つです。少しずつ自分の理想のライフスタイルを送れるように環境を整えていければと思います。

今年もよろしくお願いいたします!




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