僕がもっとも尊敬するアーティスト、篠原有司男さんとその奥さんのりこを描いたドキュメンタリー映画、「Cutie and the boxer」の試写会に呼んでいただき、観て来ました。大学時代篠原さんに会いたい一心でニューヨークに行き、制作のお手伝いをさせてもらった日々が一気に思い出されました。アーティストという生き方の難しさと、憧れを同時に感じ、篠原さんのように生きたいと思ったのを今でもはっきり覚えています。
 篠原さんに憧れる時点で、きっと僕はお金持ちにはなれない。だけど彼のようにまっすぐ制作に打ち込み、死ぬまで絵を描きたいと思ったのでした。
 映画を見終わって、今の自分が恥ずかしくなりました。篠原さんに見せるべき作品を作っていない。この10年間を振り返り、ただただ焦りと後悔の念が沸き起こりました。今日から変わらなければだめだ!!!

 映画は最高のできでした。これまでの映画の堂々のナンバーワンです!公開は12月ごろだと思いますが、ぜひみてください!