MIYAZAKINGDOM

ミヤザキケンスケ オフィシャルブログ

カテゴリ: OVER THE WALL

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 先日中目黒ビオキッチンスタジオにて、ウクライナ壁画プロジェクトの報告会を行いました。多くの人たちに集まっていただき、万感のフィナーレを飾ることができました。

 今回のプロジェクトは、UNHCRの千田さんにお声がけ頂いたことから始まりました。彼女の素晴らしい動きのおかげで、あっという間に日本大使館、マリウポリ市の協力を得ることができ、最終的にはUNHCRウクライナが全面的にバックアップしてくれる体制でプロジェクトを行えました。また日本では、国際交流基金と東京倶楽部の2つの団体から助成金を頂けた他、ペンキは関西ペイントさん、画材はサクラクレパスさんにご支援いただけることになりました。佐賀県のイベントでたまたまいらっしゃったウクライナ大使との出会いから、私たちの活動をサポートいただけるという幸運もありました。何から何まで導かれるように繋がっていき、最高の結果を残すことができました。
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 僕は人によく「運がいい」といわれます。今回のタイミングの良さはまさに「運が良かった」のだと思いますが、それだけでない何かがある気がしています。神様が僕たちのプロジェクトを応援してくれた、そんな気がしています。来年はエクアドルに壁画を描きにいきます。すでに在エクアドル日本大使館より、認定事業として登録していただきました。また次の冒険が始まります。次はどんな出会いがあるでしょうか?いまから次の旅が楽しみでなりません。
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 ウクライナ壁画プロジェクトを応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!おかげさまで素晴らしいプロジェクトを達成することができました。今後ともどうぞOver the Wall をよろしくお願いいたします。
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 昨日はOver the Wall ミーティングを小伝馬町で行いました。ウクライナで通訳をしてくれたイェゴールも参加してくれて、ウクライナに行ったメンバーが再集結する楽しい会になりました。いつもの通りメンバーの美貴さんが食事を用意してくれて、回を重ねるごとに絆が深まっている実感があります。次の目標は30日の中目黒ビオキッチンでの報告会で、それが終わったら来年のプロジェクトに向けて準備をスタートしていかなければなりません。

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 今回ウクライナのプロジェクトを経験して、改めて自分の英語力に限界を感じました。。。これまで何となくで乗り切ってきていたのですが、今後さらにグローバルに展開するためには英語能力が必須で、英語のプライベートレッスンを受ける決意をしました。昔から英語を習うのが苦手で、実践のみで乗り切ってきたのですが、ボキャブラリーが頭打ちになりこのままでは成長がないなと判断。思い切って今日レッスンを受けてきました。
 いま自分に必要なものは、絵を描くことと英語能力。もっともっと世界に発信できるアーティストになるためにがんばろうと思います!



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<ウクライナ壁画プロジェクト報告会 in TOKYO>

 出発前、多くの皆さんからのエール、ご支援、応援をいただき現地に赴いた《ウクライナ壁画プロジェクト》は、おかげさまで約1ヶ月間の壁画制作を終え、ミヤザキケンスケをはじめとするメンバーは
現地でのたくさんの交流・経験をお土産に無事帰国することができました。

本当にありがとうございました!!!

つきましては、以下の日程で東京での報告会を開催したいと思います。

当日は、ウクライナの子どもたちが描いた絵や映像・写真などをご覧いただきつつ、現地に赴いたメンバー全員の熱い話をお聞かせできたらと思います。

どうぞ今まで応援いただいた方も、今回初めて存在を知り興味を持たれた方も、ご参加ください。


=詳細=
◇日時:2017年9月30日(土)
16:30開場 17:00スタート 

◇参加費 1,000円/高校生以下無料
 ※但し、ウクライナ壁画プロジェクトのクラウドファンドにご協力いただきました方は無料です。
(対象クラウドファンド:https://camp-fire.jp/projects/view/29432 )
◇会場:中目黒ビオキッチンスタジオ
住所:目黒区上目黒1−13−14
電話:03−3461−1002
最寄り駅:中目黒駅から徒歩3分

http://nakamegurorental.jp/

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 先日ホテルオータニにて東京にて、在日ウクライナ大使館主催のウクライナ・日本国交25周年のレセプションパーティーに出席させていただきました。出席するだけで恐縮だったのですが、ハルチェンコ大使のオープニングの挨拶でなんと僕たちの壁画プロジェクトについて触れていただき、ご歴々の方々の前で手を挙げて紹介を受ける栄誉を受けました。

「ウクライナと日本の交流のために、素晴らしい活動をしてくれた」

と直々にお言葉をいただきました。
 プロジェクトを代表して参加させていただきましたが、改めて素晴らしいプロジェクトになったと実感できた瞬間でした。これからもウクライナと日本の関係が素晴らしいものになるよう、微力ながら尽力していきたいと思います。ハルチェンコ大使、大使館の方々、本当にありがとうございました。21317415_1131475236986424_8312377828483735646_n
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 昨日、ウクライナ壁画プロジェクトで通訳を務めてくれたイェゴール君が日本に国費留学生として来日にしました。成田空港に迎えにいったのですが、感動の再会を果たすことができました。
 見るもの全てが珍しいようで、彼の目に日本がどう映るのかとても興味深く、1年間で彼が何を感じ、何を学ぶのかとても楽しみです。印象深かったのが、彼を東小金井の寮に連れて行く途中で公園を通った時に「この鳴き声はなに?」と聞き、僕が「セミの鳴き声」だよ、というと、「・・・怖いね」。と言ったことでした(笑)。

 彼は勉強家で、ウクライナでも毎日日経新聞を読んでいた人なので、日本の政治や社会についても新鮮な意見を言ってくれそうなので、その辺りもとても楽しみです。今日はウクライナ大使館主催のパーティーに出席するので、そちらの報告もさせてもらいます。世界中に友達ができると人生に幅ができて楽しいですね!


来週佐賀でウクライナ壁画プロジェクトの報告会を行います!
ぜひぜひお越し下さい!!

ウクライナ壁画プロジェクト報告会 in SAGA
日時 8月11日(金)10時〜12時 
場所 佐賀県国際交流プラザ
内容 ミヤザキケンスケによる活動報告会
   参加型ワークショップ
   ウクライナの子供たちの作品展示
   
Over the Wall 世界壁画プロジェクト×ミヤザキケンスケ作品展
日時 8月11日〜21日 最終日は17時まで
場所 佐賀玉屋 本館六階催事
内容 Over the Wallの活動報告展
   ミヤザキケンスケの作品展
   参加型壁画ワークショップ

※8月20日14時からはウクライナ出身のバンデューラ奏者、カテリーナさんの演奏とOver the Wallメンバーからの活動報告があります

ウクライナ壁画プロジェクト報告会
日時 9月30日(土)17時から
場所 中目黒ビオキッチンスタジオ
内容 ウクライナ壁画プロジェクトの報告
   ウクライナの子供たちの絵の展示
   プロジェクト写真の展示

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無事に成田に到着し、飛行機で書いていた文章をアップします。


ウクライナ壁画プロジェクトを振り返って

 強い日差しが差し込む荒れたグランドで、逃げ場もなく正面から太陽の光を浴びて立ち続ける。少しの変更をするために、10メートルもの足場をよじ上らなければならない。気づけば足は傷だらけ、勢いをつけて一気に最上階まで登ると、遠くにうっすらアゾフ海の港と、無数の煙突が見えた。この街のにおいは鉄のにおいだとタクシーの運転手がいっていた。ギリシャにルーツを持つこの港町には、ソビエト時代の製鉄所が異様な存在感を放っている。その労働者のために作られた団地群は老朽化が進み、さらに3年前の砲撃で大きな被害を受けていた。
 ウクライナ、マリウポリでの壁画制作は、これまでにない緊張感で行われた。ほんの数キロメートル先はいまも戦闘が行われている警戒地域でありながら、ドネツクなどから移動して来た4万人もの国内避難民を受け入れている。現地UNHCRの協力のもと、「City of Solidarity 」をテーマに一年に渡って準備を進めて来た。はじめてこの町に着いた日は大雨で、戦線のために封鎖されたゲートや、生々しい砲撃の痕に不安を感じたが、制作を進めるごとに近所の子供たちが遊びに来るようになり、言葉が通じないなりにコミュニケーションを取れるようになった。

「コンニチワ! アリガトウ!」 

「ドーブリディーニ!スパシーバ!」

お互いに知っている言葉はこれだけだが、このやり取りを続けるうちに徐々に町にとけ込んでいった。様々なメディアに取り上げられたこともあり、地元ではちょっとした有名人になっていた。
 壁画には平和を願う気持ちが込められている。ウクライナの童話「てぶくろ」をモチーフに、大きな手袋の中で様々な民族、宗教、職業の人たちが肩を寄せ合っている様子を描いた。手袋の上に描かれた大きなイースターエッグからは、人々の温かさでひよこが孵っている。そしてそのひよこは成長して大空を羽ばたき、今度は人々に幸せをもたらしている。
 日本とウクライナ国交25周年という節目の年に、日本とウクライナの架け橋となる壁画を残すことが出来たことを大変感謝している。この壁画がこの町の平和のシンボルとなり、この先も多くの人の心に温かい気持ちを与えてくれればと願う。
 
2017年8月1日 Over the Wall アーティスト
ミヤザキ ケンスケ

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 キエフに帰ってきました。懐かしいこの雰囲気、1ヶ月前はここにバブさん、福井君、齋藤先生がいました。毎日みんなで自炊して、大変だったけど充実した日々。キエフとマリウポリでは全く違う経験をしたような気がします。それらの日程も全て終わり、あとは明日日本に帰るのみです。
 日本大使館に報告へ上がり、その後カテリーナさん、イェゴールと別れました。特にイェゴールはこの一ヶ月ずっと一緒だったので、いなくなるととても寂しく思いました。

「ウーン、ソウデスネー」

「ソウトハ言エマセンガ」

「イエイエイエ」


 数々のイェゴールの口癖がみんなの頭に残っています。最後に行ったこれまでで一番のグルジアレストランもなぜかあまり盛り上がらず、この4人にはイェゴールが必要だったんだなと改めて思いました。明日の夜の便で日本へ帰ります。この一ヶ月、大変ではありましたが振り返ると大きな満足感があります。まずは無事に日本にたどり着き、少しずつ自分たちが行ったことをまとめていきたいなと思います。


 
 

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 今日はカテリーナさんの田舎でコンサートに参加することになっていました。朝寝台でキエフに到着して、そのまま車でラジルキ村へ向かいました。ラジルキ村はとてものどかな場所で、アヒルや鴨が列をなしてとことこ歩いていたり、牛などの家畜がそこら中で草を食べていたりします。
 夕方までゆっくりした後、コンサートは始まりました。僕はライブペインティングしていたのですが、カテリーナさんだけでなくたくさんの催し物が行われていてとてもカルチャーショックを受ける楽しい会でした。しかし今日記すべきことはコンサートよりもむしろその後でした。。。
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 コンサート後に歓迎会という形で近所のレストランにて村の人たちのごちそうしていただいたのですが、そこでとんでもないことが起こりました。始まりは静かな感じで乾杯をして飲んでいたのですが、飲み物はウォッカORコニャックという2択。地元の人たちはとんでもない勢いで杯を重ねていきます。
僕らはさほど酒が強いわけではなく、はじめはゆるゆる飲んでいたのですが、町長のサーシャに火がついて、気づけば巻き込まれる形でウォッカの一気飲み大会が始まってしまいました。。
 世界どこでも酒を飲めば飲むほど仲が良くなるわけで、結局は20杯ほど飲んだ時点で僕らは全員ぶっ飛んでしまい、最後には全員とハグをしながらウクライナの国歌を熱唱していました(笑)。帰りの田舎道は街頭がなく、とんでもない数の星を見ながらふらふらの千鳥足で家にたどり着きました。

 これまで誰よりもクールだったイェゴールが一番弾けて、「フオー!!」っとHGのような声を張り上げて徘徊していました。家にたどり着いても、トイレに行きたくてなぜか窓から外に出ようとガタガタ音を出して家族の方を起してしまうという壊れっぷり。天才の二面性があらわになった貴重な瞬間でした。
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※カメラマンもつぶれてしまったため、携帯写真しか載せられずすみません







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 今日はついに壁画のお披露目日でした。朝学校に着くとすでにたくさんの人が集まってくれていました。心配されていた雨も上がり、多くの人たちと一緒に完成を喜べること、とても嬉しく思いました。
 この1ヶ月で知り合った多くの人々、新しく来てくれた人たち、みな本当にこの壁画の完成を喜んでくれているのが分かり、心から感動しました。UNHCRウクライナ代表のパブロ、マリウポリ市長、日本大使館の筒井さん、第68学校の校長先生、皆様に素晴らしいメッセージをいただきました。
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 僕は皆様にお礼を伝えると共に、この一年間構想を練って制作した絵のテーマを伝えました。イェゴールが翻訳をしてくれたのですが、皆に僕たちのメッセージが届いた実感がありました。そして最後には日本から駆けつけてくださったバンドューラ奏者のカテリーナさんの演奏。彼女が歌った「上を向いて歩こう」はまさに僕が届けたいメッセージでもあり、マリウポリの人たちにこの壁画を時々見上げて元気を出して欲しいと思いました。
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 UNHCRマリウポリのディヌ、ローマン、イリーナには本当にお世話になりました。このお披露目のために駆けつけてくださったパブロと千田さん、強行スケジュールで来てくださった大使館の筒井さん、マリウポリ市の皆様、第68学校の皆様、本当にありがとうございました。名前を挙げるときりがないのですが、本当に多くの人に応援してもらいました。そして何より日本からサポートしてくれたプロジェクトメンバーには早く今回のプロジェクトのすばらしい成果を伝えたいと思っています。
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 最後に名残惜しかったのですが壁画に別れを告げました。ウクライナの日差しは強く、炎天下の中一人グランドから絵を眺めていたこと、大雨が降ってびしょぬれになったこと、学校の周りにはレストランがなく、毎日粗末な昼食を食べていたこと。。。今となればみんないい思い出です。苦しいことを避ける生き方もあります。しかし苦しさを乗り越えた経験は人を強くします。今回は環境的にはかなりハードな制作でした。しかし仲間とそれを楽しむ努力をし、どんなときもみんなポジティブに、力を合わせることが出来ました。最高の仲間と、最高の経験が出来て、最高の壁画まで残せる。改めてこのプロジェクトは最高だ!!っと思いました。
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 マリウポリを後にして、ザポリージャで一つトークイベントを行いました。現地ではすっかり有名になった僕たちのプロジェクト、ここでも大きな手応えを感じることが出来ました。その後寝台列車に飛び乗り、キエフへ移動しています。明日の朝キエフにつき、その後カテリーナさんの故郷へ向かいます。もう少しだけ僕たちの旅は続きます。
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