枚方市の「宮園歯科日記」

大阪 枚方市の歯医者さん 【宮園歯科医院】 より、 「当院のお知らせ」 と 「歯科の耳寄り情報」 をお届けします。

歯やお口のお悩みはお気軽にご予約 TEL 072-848-1105 ください。

カテゴリ: 予防歯科

 手動vs電動 歯みがきをめぐる仁義なきたたかい
 一体、どちらが主導権を握るのか――。
 スポーツの実況ではありません。実はこれ、毎日の口腔ケアに欠かせない歯ブラシの話。ドラッグストアでは様ざまな種類の歯ブラシが棚いっぱいに並んでいます。一方、家電量販店では最新式の電動歯ブラシがこちらもズラリ。歯みがきをめぐって手動と電動の争いが続いています。
 現在のシェアは手動が8割、電動が2割と言われており、電動を使う人が少しずつ増えている傾向にあります。
 手動のメリットは何と言っても価格が安いこと。毛先が傷んでも気軽に交換できます。種類も豊富で、自分に合ったサイズや硬さを選べます。その一方で、小刻みに動かさなければうまく磨けません。
 電動は高価で種類が少ない反面、手動と比べて短い時間で磨くことができます。あまり腕を動かす必要がないので楽にブラッシングができます。
 それでは、しっかり磨けるのはどちらでしょうか。歯ブラシの違いによるプラーク(歯垢)の除去率を調べた研究では、手動も電動も除去率は6~7割ほどで両方とも磨き残しがありました。ブラッシング能力に大差はない、というのが実情のようです。
 磨き残しの大きな原因は歯ブラシの毛先がプラークに届いていないことにあります。
 プラークは歯と歯の間、歯と歯肉の境目などに多く潜んでいます。歯の表面を磨くだけでは取り除けません。意識的にプラークがあるところに歯ブラシを当てる必要があります。
 歯ブラシが届かない部分は歯間ブラシやデンタルフロス(糸ようじ)の出番。しっかり取り除けば、歯垢除去率を9割にまで高めることができます。
 残りの1割のプラークの除去はセルフケアでは困難です。手動・電動にかかわらず、歯科医院で定期的に口腔ケアを受けてくださいね。

 歯医者に行きたくない理由は何ですか?機械の音が苦手、削る振動が嫌、麻酔の針が痛い、治療がこわい、痛いイメージなど様々と思います。
 しかし、これらは全て病気になってから行く為、歯医者が仕方なくする行為ですよね?
 もし、あなたが全くムシ歯のない状態で歯肉炎のチェックをするだけなら麻酔の注射も削る振動も痛みもないですよね。トラブルが起こった時に受診をするからこわい思いをするのです。削れば歯は弱くなります。削らないようにどのように歯医者とつきあうか?どのような治療方法を選ぶかが大切です。
 口腔衛生学会の調べでは保険の治療で最初にムシ歯を削り始めて18年で1本の歯を失い、銀のつめ物をすると5年後には次のムシ歯ができ、神経をとって銀歯にすると7年後には抜歯になるらしいです。ムシ歯は歯の位置や顎の上下の位置関係、食生活、生活習慣、咬合力など色々な要因があります。
 歯を消費する事に時間とお金を使うか、歯を残す事に使うか、どちらを選びますか?

 むし歯の原因となる「ミュータンス菌」。実は、生まれたばかりの乳児は感染していません。ミュータンス菌は家族などを通じて、乳児の口の中に「侵入」することで感染します。
◇侵入・定着・増殖
 侵入したミュータンス菌は歯にたどり着き、砂糖をエサに住みつきます(定着)。菌が「増殖」すると、いよいよ「感染」となるのです。
 箸やスプーンの共有に神経質になる親御さんも増えています。とはいえ侵入しただけで、すぐにむし歯にはなるわけではありません。口の中で増えた菌が砂糖をエサに酸を作り出し、歯を溶かしてむし歯を引き起こすからです。定着・増殖を防ぐことがむし歯予防のポイントになります。
 ミュータンス菌をアリに置き換えて考えてみるとわかりやすいかもしれません。砂糖を置いておくとアリがよってきますが、砂糖がなければアリはどこかへ行ってしまいます。口の中に砂糖があるとミュータンス菌が定着・増殖しやすい環境になるのです。むし歯は「砂糖ありき」といえます。
 定着と増殖は、砂糖の摂取頻度といった食生活が大きく関係しています。むし歯は“感染症”であると同時に、“生活習慣病”ともいえるのです。
◇危ない間食3回以上
 幼稚園児を対象にした生活習慣の調査では、むし歯のない園児の70%にはミュータンス菌が存在しないことが明らかになった一方で、間食を1日3回以上とる園児はミュータンス菌の存在と関係が強いことが明らかに。甘いおやつを食べ始めた時期が遅い子は、関係が弱いという結果も。
 侵入を防ぐのも大事ですが、砂糖を減らしてミュータンス菌の住み心地を悪くするのも効果的のようです。
参考文献:岡崎好秀(2017)『世界最強の歯科保健指導上巻』クインテッセンス出版

 「食後30分間は歯磨きしてはいけない!」との報道がテレビ等で伝えられています。これは殆どの人には当てはまりません。食後すぐに歯磨きしましょう。例外として酸蝕症の方は、食後30分以上経ってからの歯磨きがお勧めです。(小児歯科学会)
 酸蝕症とは、酸性の飲食物や胃酸によって歯が溶けてしまうことで侵蝕症とも言います。
 柑橘系果物・黒酢ドリンク・炭酸飲料・スポーツドリンクを頻繁にチビチビ摂取される方や、逆流性食道炎・拒食症・アルコール中毒・摂食障害など嘔吐を伴う方は要注意です。歯の表面が常に「もろい」状態になっています。食後30分は酸性度が高まる為、更に歯が傷つきやすいので唾液の作用で中性に戻るのを待ってから歯磨きを開始しましょう。

 定期健診で来院されている患者さんから歯周病治療後のメインテナンスの間隔を聞かれました。一連の治療によって歯周病は改善しますが、再発の危険性が高いため、メインテナンスは欠かせません。
 間隔は、病状の具合によって異なりますが、3カ月間隔が一般的です。
 治療終了直後は1カ月ごとに来院し、状態に応じて3カ月~6カ月間隔になる場合もあります。
 近年、インプラント周囲炎も増えています。インプラントの周りは天然歯よりも歯周病に感染しやすく、気付きにくいといわれています。
 こまめなメインテナンスをこころがけたいですね。

 むし歯予防は、①むし歯菌のえさとなる糖類の摂取を減らすこと、②歯みがきでむし歯菌を減らすこと、③フッ化物を使用して歯を強くすること-がポイントとなります。
 むし歯のえさになる糖類は、摂取量だけでなく、摂取する回数を減らすことが重要です。また、キャンディーやキャラメルなど、長い時間口腔内に糖が溜まるものは避けましょう。
 予防のためには、しっかりと歯みがきすることが大切です。お家では、フッ化物入りの歯みがき剤でブラッシングを行い、歯科医院でフッ化物を塗布してもらうことも効果があります。フッ化物は歯を強くするだけでなく、再石灰化(溶かされた歯の表面を修復する作用)を促進します。
 健康な歯を守るためには、日々の積み重ねが大切です。

 乳幼児にとって歯の治療は心理的に大きな負担です。むし歯にならないための食・生活習慣を乳幼児からはじめることが大切です。
 むし歯の原因となるむし歯菌は、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には存在していません。むし歯菌はどこからやってくるのでしょうか。実は、大人たちが口に入れた食べ物を与えたり、食事中に同じ食器やスプーン・お箸で食べさせることで、むし歯菌を移すのです。

 ◇予防策
 食事中は大人が使った箸やスプーンで食べさすのはやめましょう。
 とはいえ、むし歯があるからといって、必ずしもむし歯になるわけではありません。
 むし歯菌が歯を溶かす酸を作るには糖分が必要です。歯に付着するむし歯菌を取り除き、砂糖を含んだおやつなどを控えることで、むし歯を避けることができます。毎日のブラッシングと食生活の改善がむし歯を抑えるカギです。
 予防処置として乳幼児期からのフッ化物の塗布も有効です。フッ化物はむし歯菌の活動を抑えたり、歯の表面に溶け出したカルシウムを歯に取り込む「再石灰化」を促進するなど、歯を修復・強化を促す働きがあります。お近くの歯科医院にご相談ください。

↑このページのトップヘ