枚方市の「宮園歯科日記」

大阪 枚方市の歯医者さん 【宮園歯科医院】 より、 「当院のお知らせ」 と 「歯科の耳寄り情報」 をお届けします。

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2016年08月

 皆さん、歯みがきの時に鏡でお口の中をチェックしていますか?チェックする時はどこをみていますか?実は、”歯ぐき”にもブラッシングのヒントが隠されています。
 健康な歯ぐきはピンク色で硬く引き締まっています。しかし、ブヨブヨと膨らんでいたり、ブラッシングで血が出てきたりする所は要注意。プラークがたまりやすい目印です。歯ブラシの毛先を意識的に当てて、丁寧にみがいてくださいね。
 また、歯ぐきにすり傷や切れ込みなどの傷がある所や、部分的に歯ぐきが下がっている所は、歯ブラシが強く当たっている目印です。歯ブラシを軽く持って、小刻みにやさしく動かすようにみがいてください。
 しっかりとブラッシングできていると、歯ぐきが健康な状態に変わってきます。鏡でチェックしながら、変化を確かめてくださいね。

 夏真っ盛り、食欲も少し落ちてきて、素麺や冷麺で食事を済ませていませんか! つるつると流し込む食事は噛む回数が少なくなりがちです。子どもの顎の発育に影響を与え、永久歯の歯並びを悪くする原因になることがあります。
 現代の日本人は、1回の食事で600回ほど噛んでいると言われています。しかし、過去をさかのぼると、弥生時代の人々の噛む回数は約4000回。なんと現代人の6倍も噛んで食事をしていたのです。それは玄米やおこわや乾燥した木の実、干物など、硬くて噛みごたえのある物を食べていたからです。
 時代とともに調理法が発達し、食べ物が軟らかくなって食事時間も短くなりました。最近では、噛まずに「飲むだけで栄養が摂れる」というドリンク剤などもあります。
 よく噛んで食べるということは、顎の発育のみならず、脳の活性化や肥満予防など身体に良い影響がたくさんあります。噛む回数が少ない食事の時は、噛みごたえのあるおかずを一品加えてくださいね。

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