皆さん、こんにちは
歯科衛生士の高橋です。


日に日に寒くなり、
今年は例年より遅く初雪の便りが聞こえてきま
したね

そんな『平成』最後の冬を迎える三好プリベント歯科に、
HOTなメンバーが新たに加わりました


歯科衛生士の岡田ひかりさんです
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10月入社とは思えないほど、
医院に溶け込んでくれていることもそうですが、
ピッカピ
の笑顔がとっても素敵なんですよ

皆さん、岡田が担当となった際は、
ぜひぜひ宜しくお願いいたします
🙇


さて、今回のブログですが、
前回(2018年4月)に私が担当した際のブログで、
『態癖』のお話をさせていただ
きましたが、
今回は前回の続きを、
もう少し詳しくお伝えしたいと思います


※前回のブログを見逃した方はこちらからどうぞ
http://blog.livedoor.jp/miyoshi_prevent/archives/30963903.html




『態癖の例』は、
大きく3つに分けて考えられています。


1.口腔周囲の癖
 ・口腔周囲筋のアンバランスな緊張から発生するものとして、
①舌癖、②口唇癖、③エクボ癖、④楽器癖(管楽器)、があります。

唇の癖や舌の癖で、歯の位置や傾きが変わりますが、
口のまわりの筋肉が思わぬ悪さをしています。
だから、エクボをつくる癖だけでも
歯列に影響を与えてしまうのです。

また、下顎についても、両腕と同様に、
普段、力を抜いている時は、
下顎はぶら下がっている
ものでして、
リラックスできているときは、
歯と歯の間に隙間があるのが
正常な姿です。

歯と歯をいつも接触させていると、
例え噛みしめ
ている自覚がなくても、
歯を痛め、顎を疲れさせ、
肩こりや頭痛の原因になります。


2.狭義の態癖
 ・中下顔面(頬から下)に直接、
外から力が加
わることで発生するものとして、
①睡眠態癖、②頬杖、③体操座りがあげられます。

頬杖は最も一般的な態癖です。
頰から下に外から力をかけるのは要注意です!
お心当たりはありま
せんか…??

併せて、寝るとき
の態勢がいつも右(もしくは左)、
手をあごの下に入れて寝る、
うつぶせ寝など、
同じ姿勢であったり、
ゲームや読書のために顎に力を加えることも、
態癖の原因となります。


3.広義の態癖
・長期間、体を歪ませる力が、
肩・首の上を歪ませていることで発生するものとして、

①職業癖、②ショルダー癖、③趣味癖、
④家事癖、⑤スポーツ癖、⑥テレビ癖
があげられます。

いつも片方の手や肩で荷物を持つ。
職業上、話をするために長時間横を向いている。

長時間、編み物をしたり、
重いショルダーバッグを肩にかける行為も、
知らないうちに身体を歪
ませてしまうことがあります。

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皆さん、いかがでしたでしょうか?

今回、『態癖の例』を少し詳しくお伝えしましたが、
思いあたることはありませんでしたか?


お仕事上、歪んだ姿勢をとっていたり、
同じ姿勢を続けている方は

身体の歪みをとるために、
筋肉を伸ばすストレッチが効果的と言われています

まずは、自分の癖を知ることが大事です
知れば、身体が歪まないように気を付けることができます

そして、身体の歪みは口腔内にも影響を及ぼしますので、
「最近ちょっと気になるなぁ・・・。」
ということがありましたら、
受診もしくは定期検診の際、お伝えくださいね


※今回の態癖に関する情報は、
筒井照子先生の冊子
『態癖と生活習慣のアドバイス』の内容を抜粋して記しております。