2007年09月25日

酔いどれ詩人になるまえに

酔いどれ詩人になるまえに
 『どうにもならないことだらけ
 でも、太陽はまた昇る…。


 コチラの「酔いどれ詩人になるまえに」は、世界中でカルト的人気を誇るアメリカの詩人で作家の故チャールズ・ブコウスキーの"作家修行時代"を基にした自伝的小説を映画化した8/18公開となっていた作品なのですが、観て来ちゃいましたぁ〜♪

 チャールズ・ブコウスキーの作品は読んだコトがないのですが、「つめたく冷えた月」の原作も書かれているんですよねぇ〜。あちらの主人公の2人もとんでもない飲んだくれのど〜しようもない酔いどれ中年でしたが、コチラの主役のヘンリー・チナスキー(マット・ディロン)も本当にど〜しようもない酔いどれ詩人なのです。

 でも、やっぱりあちらの2人同様、どこか憎めないし、映画も全体的にユーモラスな雰囲気が漂っていて、そのどうしようもなさが何だか可笑しかったです。マット・ディロンは「クラッシュ」でもその演技が高く評価されて、アカデミー賞助演男優賞にもノミネートされていましたが、チナスキーを演じるコトでこそ彼の本領は発揮されているように感じました。それぐらいハマり役でしたねぇ〜。

 この映画の原題の「FACTOTUM」は、原作の「勝手に生きろ」の原題であり、"何でも屋"って意味なんだそうなのですが、そのタイトル通り、チナスキーは色んな職を転々とします。それが、まぁ〜悉く続かないし、それを特に何とも思ってない真性のダメ人間なワケなんです。酒とタバコとセックス、そんな刹那的な生活を送りつつも、溢れ出る言葉を書き殴り、出版社に送る日々。

 だけど、そんなチナスキーにもアレ?いいとこあるじゃん!って感じで、何とも微笑ましかったのが↓のシーンでございます。
酔いどれ詩人になるまえに1
 いつも通り仕事中にバーで酒を飲んでるのを上司に見つかって、クビになったチナスキーは「1日分の給料貰いに行こう!」と同棲中の恋人ジャン(リリ・テイラー)に誘われて、2人していそいそと出かけるんだけど、小切手の用意が出来てないと追い返されてスゴスゴと帰る途中、「せっかくヒール履いたのに!」と拗ねるジャンのヒールを脱がし、自分の靴を履かせてあげるのです。

 マット・ディロン同様、恋人役の「あなたに言えなかったこと」のリリ・テイラーもサスガ!でしたね。バーで声を掛けられてチナスキーと付き合うようになるんだけど、チナスキーが仕事をしてない方が機嫌がいいって言うだらしない女性をやっぱり好演しちゃっていました。

 どことなく憎めないチナスキーと、どことなく可愛らしさのあるジャン、本当どうしようもないヤツらだなぁ〜と笑ってると最後になんと!説教されちゃいました!コレには本当ビックリ(='m') ウププ それから、「30分?一晩かけて全滅させてやる!」には最高に笑わされちゃいました♪コレがどのような状況で、何に対して発せられたのかは、是非映画でご確認いただきたいところでございます。その後の包帯グルグルのお姿も(´∇`)ケッサク

 公式サイトはコチラ

◆ title: FACTOTUM(2005/アメリカ・ノルウェー)
◆ date: 2007.09.24
◆ director: Bent Hamer
◆ performer: Matt Dillon/Lili Taylor/Marisa Tomei/Didier Flamand/Fisher Stevens/Adrienne Shelly/Karen Young

 ↓ブログランキング参加中です♪ご協力お願いしますm(_ _)m
 人気blogランキング     人気映画・TVBLOG     

この記事へのコメント

1. Posted by Kaz.   2007年09月26日 01:24
おぉ〜〜、これも観たかァ〜〜〜。
いやぁ、マットがどう演じてるのか大いに興味ありますやん〜〜〜。(・ω・)bグッ
写真を観ただけでもブコウスキーばりやな。( ̄∀ ̄*)
2. Posted by miyu   2007年09月26日 22:15
>Kaz.さん
えぇ、コレも観ちゃいましたぁ〜(゚∇^*) テヘ♪
マット・ディロンなかなか渋くってダメで
セクシィーでしたよぉ〜〜〜♪
3. Posted by にげら   2007年09月26日 23:26
面白そう〜〜。
リリ・テイラーは、久々だわ〜。
この人美人ではないけど、キュート、いや、なんだか魅力的。
wowowになると思いますが、その意味深な「30分?一晩かけて全滅させてやる!」という展開を確認させてもらいます。是非・・・
4. Posted by miyu   2007年09月26日 23:54
>にげらさん
あたしも個人的にはリリ・テイラー久々に
観ました!
だけど、やっぱりいいですわぁ〜!彼女!
そうそう例のシーンはね、面白かったですよぉ〜。
しばらく思い出し笑いしちゃいます(・ω・)bグッ
5. Posted by 八ちゃん   2007年09月29日 19:49
こんばんは。あんな、憎めない「ろくでなし」になりたいなぁ〜。でも、文才があったからこそ絵になるわけで、おいらだったら完全ホームレスになっちゃうよなぁ。

包帯まきのシーンは、なんか微笑ましかった。
6. Posted by miyu   2007年09月29日 22:50
>八ちゃんさん
(〃⌒ー⌒)/どもっ♪
コレ八ちゃんさんは記事書き直してる最中なのかな?
確かにあんな生き方にも憧れちゃう自分もいます。
だけど、本当才能があったりどうにかなればいいけど、
やっぱり安定を求めてしまいますね。
にしても、マット・ディロン渋かった!
7. Posted by マダムよう   2007年10月02日 09:03
TBありがとうございました。

マットのチナスキー、なんか魅力的でしたね。
ジャンとの関係も、なかなか素敵でした。

あの包帯ぐるぐるマキのシーン、痛そうだけど、微笑ましかった。
なんか、ああいうのがしあわせってやつですかねー。

また、よろしくお願いします。
8. Posted by miyu   2007年10月02日 22:25
>マダムようさん
こちらこそありがとうございました。
うんうん、マットのチナスキー
あたしも結構魅力を感じましたよ。
渋くって情けなくってユーモラス、
そんなチナスキーを彼なりに表現していたんでしょうね。
あんなろくでもないヤツなのにとても好感が
持ててしまえたのがスゴイなぁ〜と思いました。
9. Posted by Kaz.   2009年07月20日 00:10
このリリ・テイラーとの愛憎関係もイイね。(・ω・)bグッ
このリリさんは今までで一番好きかな〜〜!
マットも、それなりのブコウスキー像で見せてくれました〜〜!
10. Posted by miyu   2009年07月20日 00:32
>Kaz.さん
うんうん、このリリ・テイラーも良かったですよね〜。
マット・ディロンも良かったけど、
またこうゆう彼も観たいですよね〜。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 

トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. 『酔いどれ詩人になるまえに』 Factotum  [ かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY ]   2007年09月25日 22:39
イメージが違い、物足りず。 チャールズ・ブコウスキーの自伝的小説がベースの、作家志願の飲んだくれヘンリー・チナスキーの物語。ブコウスキーのことはそんなに知らないのだけど、一昨年ドキュメンタリーの『ブコウスキー:オールドパンク』 を観て、その人間味に惹かれ...
2. 感想/酔いどれ詩人になるまえに(試写)  [ APRIL FOOLS ]   2007年09月25日 23:40
酔うほどにあふれる言葉たち。『酔いどれ詩人になるまえに』8月18日公開。ヘンリー・チナスキー、無職、アルコール依存気味、自称詩人。定職に就かず流れるように生きるチナスキー。ただひとつの拠り所は、わきあがってくる言葉だけだった。作品の価値は作家自身が決めるもの...
3. 週の半ばだからこそ、酒が必要  [ CINECHANの映画感想 ]   2007年09月26日 01:02
222「酔いどれ詩人になるまえに」(アメリカ・ノルウェー)  何度職に就いても、酒が原因でクビになってばかりの自称??詩人??ヘンリー・チナスキー。売れない小説や詩を出版社に送り続け、その場しのぎの仕事で渡り歩いている。その日暮らしの酔っ払い。  ある日バー...
4. 「酔いどれ詩人になるまえに」  [ ハピネス道 ]   2007年09月26日 07:20
チャールズ・ブコウスキー(1920-1994)詩人、作家 多くのアーティストに影響を与えているというこの人物の作品に、 私は一度も触れたことはない。 今回、主演のマット・ディロンを観に行ったようなもの。 観終わって、この作家の作品を読んでみたいとは思えなかった...
5. 映画 『酔いどれ詩人になるまえに』  [ Death & Live ]   2007年09月26日 08:00
初日に行きましたよ。 『酔いどれ詩人になるまえに』  2005年 原題 : fuctotum 監督 : Bent Hamer 『キッチン・ストーリー』 の監督ですから、 アメリカ映画だと思って観てはいけないワケで、 演出とか脚本とかハリウッド物とは全く違います。 クスッ...
6. 酔いどれ詩人になるまえに  [ 江戸っ子風情♪の蹴球二日制に映画道楽 ]   2007年09月26日 10:56
 アメリカ&ノルウェー  ドラマ  監督:ベント・ハーメル  出演:マット・ディロン      リリ・テイラー      マリサ・トメイ      フィッシャー・スティーヴンス 【物語】 アメリカの田舎町。“自称”詩人のヘンリー・チナスキーだったが、原稿 ...
7. 酔いどれ詩人になるまえに(2005米/ノルウェー)  [ CINEPHILIA??映画愛好症?? ]   2007年09月26日 22:19
世界中でカルト的人気を誇る作家チャールズ・ブコウスキー。彼の「作家修行時代」を基にした自伝的小説の映画化だそうです。学のない私には、誰それ??って感じですが・・・。そういえば邦題もオシャレです。 ヘンリー・チナスキー(マット・ディロン)、自称“
8. 酔いどれ詩人になるまえに  [ シャーロットの涙 ]   2007年09月26日 22:31
自称マット応援隊の私。爆
9. 酔いどれ詩人になるまえに  [ 映画通信シネマッシモ☆プロの映画ライターが贈る映画評 ]   2007年09月27日 00:13
3 カルト的人気を誇る作家ブコウスキーの修行時代を描くこの映画は、マット・ディロンでは少し美形すぎる感じも。だが、過去最高とも思える高い演技力を見せるディロンは絶品だ。酒とギャンブルにおぼれながら書くことへの情熱は人一倍の、矛盾した作家像が興味深い。恋人役リ....
10. 『酔いどれ詩人になるまえに』  [ 映像と音は言葉にできないけれど ]   2007年09月27日 06:23
この予告編は何度も観ていたので、いつかは鑑賞しようと思っていました。銀座テアトルシネマではレイトショーでブコウスキーの伝記ものもやっていますが、興味ある映画はいつもレイトショー。
11. 「酔いどれ詩人になるまえに」感想  [ ポコアポコヤ 映画倉庫 ]   2007年09月27日 08:29
単にタイトルと、映画のチラシに写っていた、やさぐれ風貌のマットディロンが格好いいという、それが目的で見てみました。 恥ずかしながら、チャールズ・ブコウスキーさんという作家さんを知りませんでした。もし、そ??
12. 酔いどれ詩人になるまえに  [ 映画通の部屋 ]   2007年09月27日 20:53
「酔いどれ詩人になるまえに」FACTOTUM/製作:2005年、アメリカ 94分
13. 酔いどれ詩人になるまえに / Factotum  [ 我想一個人映画美的女人blog ]   2007年09月28日 01:03
                                                          {/hearts_pink/}人気blogランキング{/hearts_pink/} 「酔いどれ」なんて言うと聞こえいいけど、ただの飲んだくれ...
14. 酔いどれ詩人になるまえに  [ knockin' on heaven's door ]   2007年09月28日 09:30
Factotum アメリカ文学の異端児作家、チャールズ・ブコウスキーの若き作家修行時代を描く。ドライなタッチで綴られる、典型的アウトサイダーの日常。 原題の"Factotum"は様々な雑用をこなす「用務員」の意味。ざらついた感触に、右から左へと、流れ続ける人生の哀愁...
15. 酔いどれ詩人になるまえに  [ ゆるり鑑賞 Yururi kansho ]   2007年09月28日 22:17
「酔いどれ詩人になるまえに」オリジナル・サウンドトラック(2007/07/25)サントラ、クリスティン・アスビョルンセン 他商品詳細を見る 監督 ベント・ハーメル (2005年 アメリカ/ノルウギ..
16. 酔いどれ詩人になるまえに  [ さくらの映画スイッチ ]   2007年09月30日 21:51
世間の物差しからしたら物凄いダメ男なのに、本人の物差しからしたら物凄く頑張っているんだよね。
17. 映画[ 酔いどれ詩人になるまえに ]ろくでなしだよ、マット・ディロン  [ アロハ坊主の日がな一日 ]   2007年10月01日 01:08
映画[ 酔いどれ詩人になるまえに ]をシネセゾン渋谷で鑑賞。 ちょいワルどころではない。潔いほど、ろくでなしだ。 パンクな生き方はもちろん、彼の毒のあるユーモアと反骨心に溢れた作品は、多くの熱狂的なファンを虜にした。その名は、チャールズ・ブコウスキー。僕...
18. #123.酔いどれ詩人になるまえに  [ レザボアCATs ]   2007年10月01日 02:57
ここに描かれている、切なさと哀しさを背負って生きる、都会の男女。観ている間の私には、これらが全世界に感じた。この世界はクソまみれで、そのクソまみれの中から光るものを見つけた、一瞬でもそう思って、相手を愛した、だけどそれすら、本物だったのか、酔いどれた頭に....
19. 酔いどれ詩人になる前に  [ マダムようの映画日記 ]   2007年10月02日 09:00
ー酔いどれ詩人になる前にー 2005年 アメリカ/ノルウェー マット・ディロン 、リリ・テイラー 、マリサ・トメイ 、フィッシャー・スティーヴンス 、ディディエ・フラマン 、エイドリアン・シェリー 、カレン・ヤング 【解説】 世界中でカルト的人気を誇るアメリカ文学界の...
20. 酔いどれ詩人になるまえに  [ パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ ]   2007年11月02日 23:14
3 酒とタバコとセックス、その日暮しのただの酔っ払い。 アメリカの田舎町。仕事中に酒を飲んでまたクビになった男がいた。彼の名はヘンリー・チナスキー。言葉を何よりも愛する自称“詩人”、いつか作家になるかもしれない飲んだくれ。住む家もないし、お金もない。運送業...
21. 「酔いどれ詩人になるまえに」 FACTOTUM  [ 俺の明日はどっちだ ]   2007年11月08日 09:04
オールド・パンカー、チャールズ・ブコウスキーの自伝的小説「勝手に生きろ!」を「キッチン・ストーリー」のノルウェーのベント・ハーメルが監督・脚本化した作品。 売れない詩や小説を送り続けながら、その場しのぎの仕事を渡り歩く男、ヘンリー・チナスキーの暮らしぶり...
22. 酔いどれ詩人になるまえに  [ おたむ’ず ]   2007年11月30日 00:53
★★☆☆☆byおたむ   原題☆FACTOTUM 製作☆2005年☆アメリカ/ノルウェー 監督☆ベント・ハーメル『キッチン・ストーリー』『卵の番人』 出演☆マット・ディロン『クラッシュ』『ギ..
23. 酔いどれ詩人になるまえに  [ Diarydiary! ]   2007年12月17日 21:52
《酔いどれ詩人になるまえに》 2005年 アメリカ/ノルウェー映画 ?? 原題
24. 酔いどれ詩人になるまえに  [ Screen saver☆ ]   2008年03月09日 10:22
こういうの好きです( ´ー`)y-~~ 飲む、打つ、ヤルの自由、気ままに生きる中で その代償もわかっている... ソコにカッコよさを感じます 幸せのちから でみた どん底からの一生懸命さとは違う どうしようもないけど通した生き方 いまあるジブンは、いつ...
25. 酔いどれ詩人になるまえに (2005年・米/諾)  [ SCARECROW'SROOM ]   2008年04月07日 22:23
映画を観ている時や観おわった後で、自分がまるで主人公になったような気分になるってのは昔からよく聞く話です。 まぁ自分もそんな事はしばしばありますが…。で、登場人物が持っている持ち物や服が欲しくなったりする事も世間ではよくあることです。そして…この映画は...
26. 一寸の虫にも五分の魂●酔いどれ詩人になるまえに  [ Prism Viewpoints ]   2008年06月11日 02:30
どうにもならないことだらけ でも、太陽はまた昇る・・・。 『Factotum』 酔いどれ詩人になるまえに - goo 映画 何度職にありついても酒が原囮..
27. 『酔いどれ詩人になるまえに』を観たぞ〜!  [ おきらく楽天 映画生活 ]   2009年03月12日 08:18
『酔いどれ詩人になるまえに』を観ましたミュージシャンや映画人など多くのアーティストがリスペクトする反骨の無頼作家チャールズ・ブコウスキーが自らの作家修業時代を基に著わした自伝的小説を『ドラッグストア・カウボーイ』『クラッシュ』のマット・ディロン主演で映...
28. 映画評:酔いどれ詩人になるまえに  [ 映画と写真のブログ ]   2009年03月19日 13:50
「……人は生きていると、いろいろな罠に転がり落ちて苦しむ。 “書くこと”も罠だ。 読者に受けた旧作を焼きなおす作家達は、賞賛が忘れられない。だが、作品の価値を最後に決めるのは、作家自身だ。 批評家や編集者や出版社や読者に左右されたら...
29. ベント・ハーメル監督作  [ Kaz.Log Cinema ]   2009年07月20日 00:10
---- 2003年製作のノルウェー・スウェーデン合作の映画 『[http://blogs.yahoo.co.jp/jkz203/10444344.html キッチン・ストーリー]』 を観て以来、この監督さんの独特な作風がクセみたいになっちゃってるんですが・・・。 発表されてる作品には、1995年製作の 『...
30. 酔いどれ詩人になるまえに  [ むーびーふぁんたすてぃっく ]   2010年03月07日 00:27
「酔いどれ詩人になるまえに」 感想 酔いどれ詩人になるまえに 酒と煙草と女と競馬を愛したダメ男、チャールズ・ブコウスキー 彼の“作宮.