こんにちはみぞれです
今回は台湾独立について私見を交えつつ書いていこうと思います。

台湾の国際的立場
まず現在の台湾がどういう状態に置かれているかというと、日本含む大半の国は台湾(中華民国)を国として認めておらず、台湾と国交がある国は現在22ヵ国しかありません。

これは中国と台湾がともに「正統な中国」を自称しており、どちらか片方としか国交を結べないからです。

ちなみに先述の22ヵ国のほとんどが太平洋の小さな島国などのミニ国家です。

なぜこれらの国が台湾を国として認めているかというと、これらの国が台湾を国として認める見返りに経済援助を受けているからです。

といっても上記の小国以外と全く交流が無いわけではなく、旧西側諸国を中心に非公式に外交を行っている国もたくさんあります(日本もこれ)。

オリンピックなどの国際行事には「中華台北」として出場している場合が多いようです。

二つの中国はなぜ生まれたか
元々中華民国という国が中国全土を支配していたんですが、中華民国を支配していた国民党と新興政党の共産党との間に内戦が起こり、内戦に国民党が負けてしまいます。

共産党は中華民国を廃し中華人民共和国(現在の中国)を建国します。

この内戦で敗北した国民党は中国の支配が及んでいない台湾に亡命政府を作りました。

これが現在の中華民国(台湾)です。

台湾独立とは何か
数十年前までは、外省人と呼ばれる中国本土から台湾に亡命した人達が台湾を支配しており、中華民国は一時的に大陸の支配権を失っているだけで、いずれは中国本土を奪還するべきだという考えが一般的だったのですが、ここ数十年で台湾は中国とは別の独立国ではないかという考えが主流になってきています。

こういった考えの人を台湾独立派と言います。

台湾人は漢民族ではないのか
台湾人は外省人はもちろん、内省人も元々は中国本土にルーツをもつ漢民族です(台湾原住民を除けばですが)。

それにも関わらず台湾独立派が国内で主流になったのは、台湾が数多くの国の支配を受けており中国に属していた期間が短いことと関係しています。

台湾には元々漢民族とは別の原住民が住んでいたのですが16世紀頃から漢民族が流入し始め多数派を占めるまでになります。

その後交易の拠点としてオランダの支配下に入り、17世紀半ばにオランダの支配が終わり中国の支配下に入ります。

その後日清戦争までは中国支配、日清~終戦まで日本支配、終戦後は中華民国(中国国民党)の支配下にありましたが、1990年頃からは台湾人(内省人)の自治が主張されるようになりました。

これからどうなるのか
台湾独立を主張する民進党が政権を取りましたが、中国からの圧力があるため「台湾」として独立宣言することは難しいんじゃないかと思います。

またアメリカのトランプ大統領も中国側が主張する「一つの中国」を半ば容認しているところがあるので、アメリカの助けも得られそうにないため、少なくとも現政権の任期中には大きな動きはないと思います。

チベット問題との関係
日本だと台湾問題とチベット問題が同列に語られることがよくありますが、そもそも台湾(中華民国)はチベットの領有権を主張しているので二者が手を組んで中国と戦う()とかはないと思います。

ちなみに中華民国はモンゴルの領有も主張してますね。

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