毎年夏が来ると
原爆で死んだ子供のことを思い出して
ミンミンと蝉が鳴くように
わたしも涙を流して泣くんです。

城山小学校で被爆した故・江頭千代子さんが
そう話してくれた事を思い出します。

8月9日の原爆の日に向けた取材。
真夏の太陽の下でのインタビューでした。

被爆当時35歳だった江頭さん。
原爆で重いやけどを負った長男は
「おかあさん」のひとことも言えないまま
息をひきとったそうです。

江頭さんは、戦後も教壇に立ち
子供たちにその体験を語りました。

毎年、蝉の鳴き声を聞くたびに
江頭先生のことばを思い出します。

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