Everything Happens To Me

フェルト作家 溝口恵子の制作ノートです。 
日々いろんなことはあるけれど、
やっばり毎日作っています。

カテゴリ:フェルト > サンプル

IMG_0030
珍しく本番を先に作ってから、あらためてサンプルを作りました。
透けているので、中のウールでだいぶ印象も変わります。
IMG_0032
フェルト化させるとほっそりします。
それほど形のバリエーションはないのですが、
お米、しずく、ソロバン、玉などと
いちおうはそんなイメージで
その時にあった形に揃えて乾燥させます。

DSCF7049
麻ガーゼを使った試作はちょっと横に置いておいて、シルクオーガンジーのサンプルを作り始めています。
マフラーは今年初めにたくさん作りましたが、
まだネックレスは作ったことがありません。

細長い生地が余っていたので、シルクオーガンジーでもペンダントを作ってみたくなりました。
まずはサンプル。
シルクオーガンジーはかなり透けるので、
中のウールの色で表に見える色が変わってきます。
淡い色は難しいんですね。
色相が近く、すこし色味の強いウールを入れてフェルト化させてみました。

写真は色があまり出ていませんが、青から緑のウールに白を混ぜて、グラデーションを作ってみました。
悪くない感じで、このまますぐペンダントを作ることにしました。

170627_1434~01
布フェルトを作る時、毛のつかない部分を作る場合、ビニールなどを布とウールの間に挟むことがあります。
特にはっきりした輪郭を作りたい場合、
(といってもフェルト化する過程でそれなりに境界はぼやけますが)
写真のようにビニルを挟み込んで、毛を付けたくない部分を切り取ると作業効率がいいです。
模様を作ってから、ハサミでカットしながら輪郭を作るという方法もありますが、
全体的にウールを乗せてから、一気に模様を切り出す方が楽なような気がします。
ビニールは透明よりも白が見やすいですね。
色が付いているものでもいいですが、手に入りやすいのは白ですから。

さて、上の写真のように準備したものをフェルト化させていきます。
いつでも初めは焦らずゆっくりと優しくが、きれいに作るポイントです。
焦って乱暴にすると、毛が乱れてしまいます。
DSCF7040
これくらいまで落ち着けば、強い摩擦を与えても大丈夫です。これは裏面です。
DSCF7041
ベージュの部分にはウールがのっていない部分(ただし裏面にはメリノの白がついている)です。格子の部分がはっきりするように仕上げます。
さて、今日はこのまま置いた状態で乾燥です。
濡れている時は重いので、立体的にした場合は、平干しがいいですね。

DSCF7002
久々にフリースを洗って麻ガーゼと合わせたサンプルを作りました。

今回洗ったのはコーモという羊でコリデールとメリノの交配種だそうです。
柔らかく、クリンプも細かくて、ほとんどメリノという感じですが、
メリノよりも毛が長い印象です。

フェルトにする場合は、スッキリ洗い上げた方がウールを準備する時、
楽にできていいです。(毛を引っ張り合う時、すっと抜ける方が疲れなくていい)

柔らかいのはいいですが、もうちょっと芯のある感じの方がいいかなあ・・・
ということで、もう少し太いこげ茶のコリデールのサンプルも一緒に作りました。
DSCF7003
茶のシングルガーゼに、コーモとコリデールそれぞれの毛でサンプルをまず作りました。
大きく縮んだ方が良いと思ったので、
布を大きく、ウールは少し少なめに置いて、いつもより縮まるように摩擦していきました。
今回使った二種はクリンプの大きさがはっきり違うのだけど、
これだけしっかり縮充してしまうと、クリンプの差があまり目立たなかったです。

いろいろ考えて作ったサンプルの割に、どうもピンとこないのが残念。
週明けからまた試作をくり返していくつもりです。

DSCF6311DSCF6318

フェルトの玉が連なった持ち手があったらかわいいな〜と思っていたので
サンプルを作りました。
データが必要なので、三種類生地を用意して同じ大きさにカット。
そして、羊毛の質、色、量、間隔などいくつか条件を変えて、サンプル製作。

どれもかわいい〜。
DSCF6319

実際にこのバッグの持ち手に使うかはまだ、考え中ですが、
新しい作品のアイディアの元になりました!

DSCF5848
ポケットが付けられるようになると、こんなミット型の鍋つかみを作ることができます。

熱さが伝わりにくいように、厚みは通常の1.5倍にしてみました。
当然ウールの使用量も1.5倍。

厚くするとちょっと扱いにくくなりますが、
落ち着いて丁寧にフェルト化させれば大丈夫!
あせらないのがコツといえばコツ。


普通に袋が作れる人なら、ちょっと頑張ればできる作品です。

↑このページのトップヘ