Everything Happens To Me

フェルト作家 溝口恵子の制作ノートです。 
日々いろんなことはあるけれど、
やっばり毎日作っています。

タグ:布フェルト

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薄いブルーのオーガンジーを使って、ペンダントを作っていましたが、
一段落したので今度はオレンジに取り組んでいます。

普通のフェルトだと、だいたい二割程度の縮みを考えておけば良いのですが、
布フェルトのペンダントの場合、ウールを詰めた時点でまず縮むこと、
さらのその後、フェルト化することでウールは縮むけれども、
その分布は伸びるので、元の布の90%くらいになる感じです。
まあ、玉の大きさにもよるので、場合により前後します。
下の写真がフェルト化前のものです。

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オレンジは合わせる色は限られるので、いきなり本番を作ったらちょっと長かった。
なので、一部切り取って調節しました。
100〜105cmくらいがいい感じの長さです。
これも玉の大きさでボリューム感が違います。

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麻ガーゼを使った試作はちょっと横に置いておいて、シルクオーガンジーのサンプルを作り始めています。
マフラーは今年初めにたくさん作りましたが、
まだネックレスは作ったことがありません。

細長い生地が余っていたので、シルクオーガンジーでもペンダントを作ってみたくなりました。
まずはサンプル。
シルクオーガンジーはかなり透けるので、
中のウールの色で表に見える色が変わってきます。
淡い色は難しいんですね。
色相が近く、すこし色味の強いウールを入れてフェルト化させてみました。

写真は色があまり出ていませんが、青から緑のウールに白を混ぜて、グラデーションを作ってみました。
悪くない感じで、このまますぐペンダントを作ることにしました。

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布フェルトを作る時、毛のつかない部分を作る場合、ビニールなどを布とウールの間に挟むことがあります。
特にはっきりした輪郭を作りたい場合、
(といってもフェルト化する過程でそれなりに境界はぼやけますが)
写真のようにビニルを挟み込んで、毛を付けたくない部分を切り取ると作業効率がいいです。
模様を作ってから、ハサミでカットしながら輪郭を作るという方法もありますが、
全体的にウールを乗せてから、一気に模様を切り出す方が楽なような気がします。
ビニールは透明よりも白が見やすいですね。
色が付いているものでもいいですが、手に入りやすいのは白ですから。

さて、上の写真のように準備したものをフェルト化させていきます。
いつでも初めは焦らずゆっくりと優しくが、きれいに作るポイントです。
焦って乱暴にすると、毛が乱れてしまいます。
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これくらいまで落ち着けば、強い摩擦を与えても大丈夫です。これは裏面です。
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ベージュの部分にはウールがのっていない部分(ただし裏面にはメリノの白がついている)です。格子の部分がはっきりするように仕上げます。
さて、今日はこのまま置いた状態で乾燥です。
濡れている時は重いので、立体的にした場合は、平干しがいいですね。

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調子よく作っていたのに、布とウールを変えたら、同じ形ではどうも面白くない。
ということで、形を変えたら今度はおさまりが悪い。

あれこれ試した挙句に、ファスナーをつけることにしました。
下地を作るために、ファスナー口にしっかりした生地の面テープを縫いつけてから、
ファスナーを付けました。

持ち手もプリーツのものが残っていて、
本体の感じにあったので良かった!
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茶と黒のバッグより、だいぶ横長になりました。
次はストールを作ってみようかな。

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今作っているバッグはこうした四角い形から作り始めます。
中央が底、その周りが側面、四角が持ち手の付け根になります。
中央とその周囲でウールを乗せる面を変えているので、
途中から切り替わったようになります。

今日はあんまり暑くて、ちょっとペースダウン。
ということで、途中までになりました。
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乾くと色が変わるので、これでいいかまだ保留。
明日仕上げます。
この生成りの布で、ウール違いを作ってみようかな。

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麻ガーゼ黒を使って、同じウールで色違いを作りました。
手順が見えてきたので今度は早くできた。
少しウールの量が多かったので、気持ち大きいです。
形も丸型から少し平たい丸へ変えています。
その方が肩にかけた時、おさまりがいいように思います。
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持ち手がへしょんとしたらこんな感じ。
この黒のガーゼはあまりシワシワにならないので、
再考の余地ありですね・・・

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