京町家下水つまり トイレ改修工事 和式便器から洋式便器へプチリフォーム 京都市 S邸 築5〜60年一戸建て
トイレが詰まってしまって奥の浴室も水が流れず、何社か修理の見積もりを頼んでみたが水回りを全てリフォームしなければいけないと言われてしまったけれど、何とか悪い部分だけの修理で費用を抑えたいと連絡を受けました。
S邸は玄関から入ってキッチン、洗面台、洗濯場、トイレ、浴室と一直線に並んで水回り配置されている典型的な京町屋造りで、築50年以上経っている下水管はやはり土管です。
数社に修理見積もりを出して、いずれも水回り全部をリフォームしなければ治らないと言われたそうです。
先ずは、高圧洗浄を行い排水路の状態のチェックと詰まりがおきている箇所の特定を行いました。
トイレとその上手にある浴室の排水は全く流れず、トイレの下手の洗濯、洗面、台所の排水は問題なくきれいに流れます。
トイレより先には高圧洗浄も進まず、トイレから水を流すとトイレ横に汚水が漏れ出します。
土管の配管が崩れ、浴室排水との合流桝も底が抜け形すら無くなってしまっているような状態でした。
しかし、トイレから下手の配管の状態は水もきちんと流れ状態は悪くないと判断しました。
何とか水回り全てをリフォーム工事する必要はなさそうです。
Sさんに調査した現状をお伝えし、トイレの便器下の配管と浴室排水との合流桝を修理する工事をご提案しました。
S邸のトイレは和式便器に簡易型便座を置いて座れるようにしてあります。
ご提案させて頂いた工事は便器の床下の配管を入れ替えるため必然的に床を掘り上げなければなりません。
Sさんからトイレは洋式にして綺麗に使いたいとのご希望を伺ったため、トイレは和式から洋式にリフォームすることとしました。
トイレ便器、床タイルを解体し床を掘り上げます。
トイレ横の廊下床下の土管桝を解体撤去し浴室からの排水管との合流桝を設置し、トイレ排水と継込みます。
トイレの床を張り、壁を補修。
廊下も床を張り直しメンテナンスの為の点検口を取り付けました。
トイレは和式だった為、通常の洋式便器を設置するにはスペースが足りないため、タンクがコーナー角になる和洋交換専用便器を取り付けました。
工事費用も水回り全てをリフォーム工事する他社複数の見積もりの10分の1ほどで収まりトイレも快適に使用して頂ける工事となりました。
京都にはまだまだ多くの町屋造りの建物が残っています。
水回りのトラブルが起きた時にその修理にはどうしても大掛かりな工事になってしまう事があります。
町屋造りの上下水道修理はその特殊な構造上、トラブル箇所一部の修理には通常修理工事よりも面倒でさらに専門の知識、経験が無いと直せないことも多くあります。
そのため、一般的な修理業者や工務店では全体を工事しないと直らないと言われてしまうこともよくあるようです。
水もれドルフィンでは京町屋造りの専門修理担当者が出来るだけお客様のご要望、ご予算に応じて最小限の修理、工事をご提案できるように努めます。
《めんどくさいをきちんとやります》
今回のS邸の排水設備工事はピンポイントで傷んだ箇所を工事させていただきました。
土管への排水管継込みや排水桝の取り換えには専門技術が必要なため、一般的な住宅の同じ様な設備工事と比べて工期や手間も多くかかりました。
しかし、Sさんのご予算、ご要望に合わせて十分ご満足して頂ける工事となりました。
京町屋の上下水道トラブルは、専門技術スタッフがきちんと対応させて頂きます!
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