「グラフこんにちは」は、日本共産党によって1983年に創刊された「世界や日本の動き。日本共産党の考え方が一目でわかるグラフ雑誌」です。

私たちは短くして「グラこん」と読んでいました。 1冊200円で毎月2回発行されており、表紙にはアイドルが多く登場するなど親しみやすく好評でした。

 創刊時の状況としては、1981年に新潮社から写真週刊誌「FOCUS」が発行され、記事本文よりも写真で見せるという新しい手法が受け、空前の写真誌ブームが起きていました。そんな中で「グラこん」は創刊されたのでした。
 当時のFOCUSは、刷っても刷っても印刷が間に合わないというくらいの人気で、友人との会話で「アイドルの○×がフォーカスされちゃったよ」というのが普通に話される状況でした。

 写真週刊誌は、それくらい多くの人々に読まれておりましたが、「グラこん」を除けば、被疑者の少年の顔写真を掲載したり、アイドルのプライベートを暴いたりと強引で問題ある取材をエスカレートさせていき・・・限界を迎えました。(現在も光文社の「FLASH」と講談社の「FRIDAY」は発行されています)

 「グラこん」は、アイドルのプライベートを暴くのではなく自民党の悪政や悪徳政治家の不正を追及しつつ、日本共産党の活躍を報道しましたが、「この間の出版状況の変化と発行部数の漸減、経費の増大などにより、採算のうえからも発行がむずかしくなり」2000年12月17日号で終刊となりました。 

終刊号には、志位書記局長(当時)のかなりめずらしい!?写真が掲載されています。 「グラこん」で発揮された「一目でわかる」手法は、しんぶん赤旗や公式サイトでさらに発展させられています!

#1983年の主な出来事
☆アメリカの人気兄妹歌手グループ、カーペンターズのヴォーカリスト、カレン・カーペンターが急性心不全のため死去。32歳だった。 
☆熊本地方裁判所八代支部、初の死刑囚再審事件「免田事件」(1948年発生)で無罪判決を下す。 
☆都内の愛人バンク「夕ぐれ族」が摘発され、経営者の女らが逮捕される。 
☆柏原芳恵「春なのに」「夏模様」「タイニー・メモリー」





101018_1222~02101018_1222~01101018_1224~01グラフこんにちは最終号のコピー