寝たり起きたり

ぼーっと生きてます。

2006年11月

寝て、起きて。できるだけ、やれるだけ。でも呑気にいきたい。

《空へ》 beautiful humming bird

この前、友人から、友人の近所にお住まいのミュージシャンのアルバムを入れたMDを貰った。
「凄く良いの。でも、なかなかお店に置いてないから、MDに落としてきた」
ふーん、と思って聴いてみたのだが。
おいこらっ!
一曲しか入ってないじゃん!
でも。この曲、良いかも。
…結局、携帯を操作してCDをAmazonで買うことにした。
そして、先週末に届いたので、このところ聴いているのだが。
鬱持ちの私には優しく、心地良いCDだった。
ゆったりとした音。
ちょっとクラシックっぽい女性ボーカル。
元気な時にはほっと一息。
落ち込んだ時には包み込んでくれる歌。
暫くは聴き続けることになりそうです。

願い(番組の感想)



「生きることが、どんなに辛く、苦しいことか」

苦行なのかな、この世は

それだけではない、と思いたいけど

生きていて良いこともある気がするけど

それでも

美味しい御飯が砂にしか感じなかったり

心配して、気遣う人が敵に見えたり

どっちを向いても嫌なことだらけだったり

何をしてもうまくいかなかったり

そうして

次第に心も体も動かなくなっていって

ひとつのことに囚われていくのかな

そんな人が

この世の中には沢山いて

囚われて、その先に踏み出してしまう人も沢山いる

私のエゴなのは分かっている

でも、その先に踏み出さないで欲しいと願わずにはいられない

どうか、これ以上

増えることのないように

※某国営放送の自殺を特集した番組の感想です。
今のところ、幸いなことに私には自殺願望はありませんが、鬱を抱えているのは確かで、他人事ではありません。
私もいつそうなってもおかしくないし、私の周りの人がそうなるかも知れない。
番組を見て、そんな思いに駈られました。
そんな訳で、特定の誰かを想定したものではありません。御了承下さい。

難を転ずる



先日の旅行中、とある美術スポットの隅に佇んでいました。

冬が近づいているんですね。

マロンの憂鬱・4

「実は、うちの龍之介がマロンちゃんのことを気に入っているみたいなんですよ」
私は嫌だけどね。
「だから、あなたとマロンちゃんが来てくれると、楽しいと思ったんですよ。…嫌、ですか?」
「い、いいえっ。そんなことありません。それに、うちのマロンも喜びますっ」
何ですって?!
下心あるのはアンタでしょ?!
何でこーゆー時に私をダシに使うのよっ!!
はっと前を見ると、リュウノスケがにこにこ笑って、
『僕も、マロンちゃんと行きたいなあ~、オンセン』
むかむか。
上を見ると、何やら和やかに話してるし。
いいわよっ。私が我慢すればいいんでしょ。ジャーキーで手を打ってあげるわっ。
「そう言えば…聞いていなかったわ」
彰子さんは、呟いた。
「何を、ですか」
「私は原田彰子って言います。あなたの名前は…、何と仰るんですか」
あっ、と目の前の人が苦笑いして言った。
「僕は、鈴木祐介です。そう言えば、犬の名前はお互い知っていても、人間の方は知りませんでしたね」
そうですね、と彰子さんもくすくす笑った。
『僕はスズキ リュウノスケ』
知ってるわよっ!
全くしつこいったら。
私は溜め息をついた。
面倒くさいなあ。
しょうがないか。この際。
私は顔を上げて、にこやかに言った。
『私はハラダ マロン』

(終わり)



※『彗星舎』輪音様の記事「競演企画~第二回三題噺」に基づいて記事を作成致しました。

マロンの憂鬱・3

「じゃあ、今度、調べて行こうね」
…あのね。
何で、其処で目の前のこの人に場所を聞かないのよ?!
あわよくば一緒に行けるかも知れないでしょ?!
全く、世話の焼ける…っ。
その時。
目の前の人のジーンズの後ろポケットの携帯電話が鳴り出した。
ええい、イチかバチか!
私は、その人が携帯に手を伸ばす前に、飛び上がってストラップをくわえて携帯を奪った。
「マロン!!」
彰子さんが怒鳴ったが、私は無視して携帯をこの人の前に持って行った。
その人は、びっくりした顔をしたが、すぐにしゃがんで手を出したので、私は手の上に携帯を置いて尻尾を振った。
携帯の音が止んだ。
その人は、しゃがんだままで、笑って私に話しかけた。
「有難う。電話を取ってくれたんだね」
そうして、私の頭を撫でてくれた。
「すみません。ごめんなさい」
彰子さんは本当に済まなそうな顔で頭を下げた。
「いいんですよ。メールですし、マロンちゃんは電話を取ってくれただけですから」
そうよ、と私も彰子さんに向かって尻尾を振った。彰子さんは嫌そうな顔をしたけど、私は無視した。
「今度、一緒に行きませんか。マロンちゃんも一緒に」
「えっ…」
4に続く
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