永岡瑞季の毎日映画館!

映画館はびっくり箱です。 日常生活でいらいらしたことがあっても、 映画館に入ってチケットを買って、席について、もらったチラシを見ているうちに真っ暗になって予告編が始まる。 そうしたら、もう何もかも忘れてしまいます。映画館にはそんな魔力があります。 映画をこよなく愛する永岡瑞季の映画レビューを書いていきます☆DVDやスカパー!で観たものも入ったり、たまにはもう一つの趣味のドラマのことも書くかもしれません! よろしくお願いします。

2009年03月

「少年メリケンサック」3

少年メリケンサック1少年メリケンサック2












監督・脚本:宮藤官九郎
出演:宮崎あおい 佐藤浩市 木村祐一 田口トモロヲ 三宅弘城 勝地涼 ユースケ・サンタマリア ピエール瀧 哀川翔
配給:東宝 (2009/日本/125分/カラー)

クドカン的ウェルメイドにあふれた爆笑パンクムービー!

契約切れ寸前の契約社員栗田かんな(宮崎あおい)は
とある動画サイトで凶悪な絶叫パンクバンドを見つける。
仕事に関してはあきらめきっていたかんなはその動画を
社長(ユースケ・サンタマリア)に見せるが、
なんと社長は元パンク。そのパンクバンド
「少年メリケンサック」にほれこみ、
かんなに契約を取ってくるように命じる。
同時にその動画を流したところものすごい反響を呼び、
あっという間に全国ツアーが決まる!
しかし、かんなが会いに行った
イケメンベーシストだったはずの
アキオ(佐藤浩市)はなんと50のおっさんだった・・・!
アキオの弟のハルオ(木村祐一)も今は農業を営み、
ボーカルのジミー(田口トモロヲ)は
ハルオとアキオの行き過ぎたパフォーマンスで
頭を強く打ち脳に障害が。
唯一まともに見えたモヒカンのヤング(三宅弘城)も
痔をわずらっていておじさん丸だし。
アキオのいう「奇跡」を信じて
かんなはライブぎりぎりまで
この事実を社長に黙っていることにするが・・・。

宮崎あおいとおじさんパンクという組み合わせだけでも
面白そうと思わせてしまうところが
いいところでもあり悪いところでもありましたね。
確かによくできた話で、ちょっと泣かせるところもあり
クドカン流ウェルメイドがいきていて、
2時間飽きさせるところがなかったのですが、
このキャストの面白さに甘えている面も
少々感じられたのが残念でした。
でも、個性的なキャスティングとそれに合わせた
脚本は見事だったと思います。
おじさんたちがだんだん愛らしく見えてきて、
広島のライブは号泣もの。
「ニューヨークマラソン」はクドカンらしい
言語センスで笑えますね。
ハルオとジミーが初め所属していた
「少年アラモード」も笑える〜。
ピエール瀧さんもいい味出してますね。

クドカンファンの私としては
もう一歩!物足りなかったのですが、
2時間以上の映画なのに時計を見ずに済んだのは
やはりおもしろかったからだと思います!!

(新宿オスカーにて鑑賞)

http://www.meriken-movie.jp/

 

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「花とアリス」4

花とアリス1花とアリス2花とアリス3











監督:岩井俊二
出演:鈴木杏 蒼井優、郭智博、相田翔子、阿部寛
(配給;東宝 2004/日本/135分/カラー)

駅で見かけた少年・中村雅人(郭智博)に
恋をしてしまった花(鈴木杏)。
その後花は彼と同じ高校に入学し、同じ部活に入る。
ある日中村は下校途中頭を強く打つが
懸命に介抱する花の名前どころか
顔も覚えていない。
さすがに腹を立てた花はこう嘘を付く。
「それじゃあ先輩わたしのこと好きだって
言ったことも覚えてないんですか?」
その言葉を真に受けた中村は
部分的に記憶喪失になったと思いこみ
花と付き合いだすが、嘘が嘘を呼び、
片思い時代に隠し撮りをした写真を
見つけられてしまった時に
つい「これは先輩がふった元カノが
嫌がらせに送ってきたんです!」
と言ってしまう。花はその元カノ役を
親友のアリス(蒼井優)に頼むが、
だんだんこの3人の関係が微妙になってきて…。

鈴木杏と蒼井優という
全く違った個性を持った女優2人の
魅力を十二分に出しているところが
岩井監督さすがだと思いました。
2人の間にいる郭智博は
しゃべり方もとぼけていて天然ボケ系、
どうしてこの俳優さんを使ったのかしら?とも思いましたが
恋人のことだけ忘れてしまうなんていうことを
まじめに信じるような人なので
狙ったかなと思います。
初めは特に魅力ないなと思いましたが
だんだん味が出てきて
最後のほうはいいなと思いました。
彼と花の入っている部活は
落語研究会なのですが、
彼の落語はあまりにも無愛想で笑えます。

アリスというあだ名は
名字が有栖川だというところからきています。
彼女の両親は離婚していて、
母親(相田翔子)は次から次へと
新しい男を作っては振られるの繰り返し。
アリスの少しさみしげな
表情は蒼井優にぴったりです。
お父さんに逢う日があるのですが、
アリスにはお父さんとも
たくさん思い出があります。
海に行ったこと、そこでトランプをしたら
とばされてしまったこと、
昔はところてんが食べられなかったこと・・・。
そしてなぜかお父さんは知らない間に
中国語が話せるようになっていました。
「愛しています」「ウォーアイニー」を
教えてもらうアリス。
そんなお父さんとの思い出が、
中村との「嘘の思い出作り」と
重なるところがすばらしかったです。

アリスと花の共通の趣味はバレエ。
2人のレッスンを撮影しにくる
写真部の友人が何度も花にいいます。
「アリスと喧嘩しちゃだめだよ。」
その台詞がすごく心に残ります。
その友人役の女優さんは
大した特徴もない平凡な感じなのですが、
なぜだか心に残りました。
「はなやしき」のエピソードもよかったです。

しかし、蒼井優のバレエはすごいですね。
小さいころからやっていたらしいので他の映画にも
よく踊るシーンが出てきますが、
今回も素晴らしかったです。

女の子の友情もいいじゃん!
そう思わされた映画でした。

(NHKBS2にて鑑賞)

花とアリス 特別版 [DVD]花とアリス 特別版 [DVD]
出演:鈴木杏
販売元:アミューズソフトエンタテインメント
発売日:2004-10-08
おすすめ度:4.5
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