永岡瑞季の毎日映画館!

映画館はびっくり箱です。 日常生活でいらいらしたことがあっても、 映画館に入ってチケットを買って、席について、もらったチラシを見ているうちに真っ暗になって予告編が始まる。 そうしたら、もう何もかも忘れてしまいます。映画館にはそんな魔力があります。 映画をこよなく愛する永岡瑞季の映画レビューを書いていきます☆DVDやスカパー!で観たものも入ったり、たまにはもう一つの趣味のドラマのことも書くかもしれません! よろしくお願いします。

邦画や〜よ

「妖怪大戦争」(2005)2

妖怪大戦争









監督 三池崇史
出演 神木隆之介 宮迫博之 南果歩 成海璃子 佐野史朗 菅原文太 阿部サダヲ 高橋真唯 近藤正臣 岡村隆史 忌野清志郎 竹中直人 荒俣宏 京極夏彦 水木しげる 栗山千明 豊川悦司 他
配給:松竹(2005/日本/124分/カラー)



タダシ(神木隆之介)は父母の離婚で
鳥取に引っ越してくるが、
都会っ子の弱虫で
地元の子供にいじめられてばかり。
祖父(菅原文太)はボケ気味だし、
母(南果歩)はあまり家に帰ってこない。
しかし、ある日のこと、
村の祭りで突然「麒麟送子」に選ばれてしまう。

「麒麟送子」はこの世に危機が訪れた時に
世の中を救う者であり、
「麒麟送子」に選ばれたら
伝説の山の大天狗のところに行って
伝説の聖剣を抜かなければならないという。
いじめられっ子たちにはやし立てられて
山に行ってみたものの怖くて
バスに飛び乗り逃げ帰るタダシであった。
しかし、そのバスの中で妖怪「すねこすり」に
出会い、けがを治してやる。

その後、行方不明になった祖父の声を聞いて
山に舞い戻るタダシは、
初めは妖怪に脅かされるものの
河童(阿部サダヲ)や川姫(高橋真唯)、
小豆洗い(岡村隆史)や塗り壁、
一旦木綿など個性的な妖怪に魅せられていく。

しかし、まさにそのとき、
人間が捨ててきたものの恨みを代表する
加藤保憲(豊川悦司)とその手下アギ(栗山千明)は
妖怪を集めて恐ろしげな化け物へと変容させ、
人間への復讐を図ろうとしていた…。

妖怪たちのメイクは見事でした。
誰が誰だかわからなくて
エンドロール必死で見ました。
もう一度、確認しながら見てみたいです。
神木隆之介君はやはりうまいし
かわいい。

しかし、話は少しわかりにくかったです。
いろんなエピソードがあるのに、
それを生かしきっていない感じがして
ちょっと歯がゆかったです。
親が離婚しているという事や
東京で暮らしているお姉ちゃん(成海璃子)を
慕っていること、
おじいさんがぼけていてタダシを「アキラ」と呼ぶことの
描き方が中途半端でうーん、という感じでした。

また、冒頭で出てくる
「僕は初めて真っ白な嘘をついた」というセリフの意味が
最後の最後にわかるのですが、
わたしとしてはもっとインパクトの強い「嘘」だったらなあ、
という感じでした。
あと、編集者(宮迫博之)の妖怪好き、というエピソードも
演じきれていないのか、弱かったです。

また、わたしだけかもしれませんが、
一番初めにタダシが心を開く妖怪、
「すねこすり」が微妙なんですよね〜。
猫とリスを合体させたような感じで、
人が演じているのではなく
ぬいぐるみなんですが、
どうもかわいくないような・・・(笑)
救いは、徐々にかわいく見えてくるところなんですけど。
ただ、最後まで妖怪には見えませんでした。
ぬいぐるみにしか見えなかった。
大事な妖怪なのに、残念です。

というわけで、
わたし的には思ったより面白くなかったのですが
神木隆之介君の力演と、
妖怪たちのリアリズム(除すねこすり)と
何千人ものエキストラさんたちに
プラス★一個です。

皆さんもお時間があったら観てみてください!
わたしは面白いと聞いて観て、
こういう感想だったのですが、
いろんな方の意見が聞きたいです。
水木しげるの世界は基本的には
好きなのですけどね…

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出演:神木隆之介
販売元:角川エンタテインメント
発売日:2006-02-03
おすすめ度:
3.0
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「ゆれる」5

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ゆれる





監督・脚本:西川美和
企画:是枝裕和
出演:オダギリジョー 香川照之 伊武雅刀 新井浩文 
真木よう子 蟹江敬三 木村祐一 
田口トモロヲ ピエール瀧
配給:シネカノン(2006/日本/119分/カラー)

東京でカメラマンとして成功している
弟・猛(オダギリジョー)は 
家業のガソリンスタンドを継いだ
兄・稔(香川照之)の誘いで 
母の法事をきっかけに故郷山梨に帰ってくる。 
幼馴染の智恵子(真木よう子)は
そのガソリンスタンドで働いている。 
どうやら兄は智恵子に思いを寄せている様子だ。 
次の日、子供のころに行った渓谷に3人で行こうと 
はしゃぐ稔。 
兄の気持ちを知りながら、猛は自分を前に想っていた 
智恵子とその晩関係を結ぶ。 
そして、渓谷で事件は起こった。 
ゆれる吊り橋から、智恵子が転落したのだ。 
そばにいたのは稔だけ。 
事故として処理されていく中、 
稔は自分が突き落したと自白する…。 

様々な人々の思いが、 
まさに「ゆれ」ていくのが 
じわじわと描かれていました。 
兄と自分を父に比較された猛の心も「ゆれ」、 
おそらく猛が帰ってくるまでは 
稔のことも悪くは思ってはいなかったであろう 
智恵子の気持ちも「ゆれ」、 
智恵子と出かけたまま遅くまで帰ってこない猛を思って 
稔の心も「ゆれる」。 
そして、被告人となった兄に 
面会しにいくうちに 
兄の心の深い深い所にふれた猛の心は 
さらに「ゆれる」。 

兄と面会室で口論になった時、猛を映すカメラが 
微妙にゆれていたのが印象的でした。 
あのときにこそまさに、 
猛の心はゆれていたのでしょう。 
思いあっていないわけではないのに、 
お互いに自分にないものを持っている 
兄弟との微妙な関係が 
絶妙に描かれていました。 

ほとんど表情を大きく変えることがないのに、 
ちょっとした目配りで 
積もっていく念のようなものを 
表現している香川照之の演技が 
すばらしかったです。 
また、被告人の父になってしまった 
伊武雅刀が、洗濯物を干すシーン、 
特に終盤ぼけてしまって新聞を干しているのが 
悲哀を感じさせます。 
また、終盤ゆっくりとブランコが揺れるシーンも 
象徴的でした。 

人間の奥底にあるどろどろとした感情が 
じわじわと、しかし決して暗くはなく 
じっくりと描かれたすばらしい作品でした。

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