ブログネタ
日本映画2 に参加中!
松子









監督・脚本:中島哲也
原作:山田宗樹
出演:中谷美紀 瑛太 伊勢谷友介 香川照之  市川実日子  黒沢あすか 柄本明 木村カエラ 蒼井そら 柴咲コウ 片平なぎさ 本田博太郎 奥ノ矢佳奈(子役) ゴリ(ガレッジセール) 榊英雄 マギー 竹山隆範(カンニング) 谷原章介 甲本雅裕 キムラ緑子 角野卓造 阿井莉沙 宮藤官九郎 谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ) 劇団ひとり 大久保佳代子(オアシズ) BONNIE PINK 濱田マリ 武田真治 木野花 荒川良々 渡辺哲 山本浩司 土屋アンナ
AI 山下容莉枝 山田花子 あき竹城 嶋田久作 木下ほうか (登場順)

配給:東宝(2006/日本/130分/カラー)

公開中からずっと観たかったのですが 
結局映画館で観られずようやくケーブルテレビで観ました! 
映画館にいけなかったので原作を読んで、 
あ、これを中谷美紀がやって、しかもポップな感じで 
ミュージカルっぽくしたらこんな感じ?? 
と思いながら想像していましたが 
まさに想像ぴったりの映画で楽しかったです。 

「愛されたい」 
そう一途に願い、ただ幸せになりたかっただけなのに 
その思いが不器用にも空回り、 
終わってみれば波乱万丈、そしてただただ悲惨な一生を送った 
松子という女性のお話。 
その一生は本当に不幸なものなのに、 
なぜかその映画を観た人すべてが 
松子を愛するようになってしまう・・・ 
そんな映画でした。 

松子のからまわりっぷりが 
ポップな色彩と中谷美紀のミュージカルチックな歌と 
まさにはまっていて絶妙でした。 
タイトルロールとエンドロールが20世紀初頭の 
MGMのミュージカルみたいな字になっていて 
もうはじめから「あ、これはいける!」 
と思いました。 
原作ではけっこうヘビーな場面もあって 
どうなるのかなと思っていたのですが、 
展開の速さと歌でうまくまとめてました。 

原作は文庫本で2冊なのでけっこう長いのですが、 
2時間弱でまとめるために、ひたすら松子に 
焦点を当てた感じになってたかな。 
ただ、監督さんが原作をきっちり読んで 
組み立てなおしてる感じなので、 
原作とはだいぶ違うところもありつつ、 
全然原作のイメージを崩していない、 
という感じがして好感が持てました。 

ただ、松子にスポットを当てたことで 
松子が愛した男たち一人ひとりが 
かなり薄めになってて、それは残念だったかな。 
特に、松子の不幸の始まりとなった 
教頭との修学旅行下見の一件をとばしているので 
その分教え子龍洋一の描き方が 
多少物足りない。 
龍洋一は、 
「嫌われ洋一の一生」ができるくらい 
けっこう激動の人生を送ってることになってるので 
単なるチンピラっぽく描かれていたのは少し残念だったかな。 

しかし、松子ってすごいと思うのは 
好きになった男性遍歴を書いてみると 
谷原章介→宮藤官九郎→劇団ひとり→武田真治→ 
荒川良々→伊勢谷友介 
・・・って 
あまりにも節操がなくありませんこと?? 
でもそんな男たちにひたすら尽くす松子が 
現代のチェーホフの「かわいい女」みたいで 
いとしいです。 

そして、中谷美紀というキャスティングは 
ほんと絶妙! 
もっと不幸しょってる感じの女優さんだったら 
かわいそうになってしまうような一生だけど 
中谷美紀の、美しいんだけど軽妙な演技のおかげで 
その不幸さこそ愛すべきと思わされました。 

観ていない方よかったら観てみてね〜。

http://kiraware.goo.ne.jp/

嫌われ松子の一生 通常版 [DVD]嫌われ松子の一生 通常版 [DVD]
出演:中谷美紀
販売元:アミューズソフトエンタテインメント
発売日:2006-11-17
おすすめ度:4.0
クチコミを見る


 ←人気ブログランキングに参加中です♪クリックお願いします!
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ←映画評論・レビューランキングにも参加中です♪こちらもよろしくお願いします!