January 07, 2006

読売日本交響楽団第124回東京芸術劇場名曲シリーズ

待ちに待ったセゲルスタムの1発目。チューニングが終わり丁度入場してきた所で席に着くことができた。ステージを向き彼の姿を見ると、その独特の容貌はやはり北欧神話に出てきそうな雰囲気である。Sa・Ga兇發靴はFFシリーズでお馴染みのオーディンを髣髴させられる姿で、指揮棒がグングニルの槍に見えてくる。あるいはスーパーゼウスのように感じられなくも無い。
全体にはやや期待はずれだったのだが、新世界の第2楽章は秀逸。冒頭の弦のハーモニーから美しい音色が響き、それに導かれたアングレソロも素晴らしい歌であった。とにかくppのつくりが見事で、北欧の指揮者はやはり静寂に対する感性が研ぎ澄まされているのだろうか、と感じさせられた。それと比較すると4楽章は曲そのものが非常に通俗的で、つまらない音楽であると感じてしまった。正直あまりやる気が無いような印象であった。アンコールでスラブ舞曲Op.72−2が演奏されたが、こちらはブラボーであった。各場面がとても美しく描写されており、しかもそのつながりが一層それぞれを際立たせている。シベ5と復活ではどんな演奏をしてくれるのだろうか。

第124回東京芸術劇場名曲シリーズ
1月7日(土) 午後6時開演 東京芸術劇場(池袋)
指揮:レイフ・セゲルスタム
■ムソルグスキー=ラヴェル: 組曲〈展覧会の絵〉
■ドヴォルザーク: 交響曲第9番 op.95〈新世界から〉

Posted by mizukingtrp_cond at 23:26│Comments(0)TrackBack(0)

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