今年の選手権には初日と最終日に伺いました。
【一次予選】
初日の注目は、Crazy Shogi,dlshogi ら「DL勢」とPALでした。

Crazy Shogi については、ツイートの内容とテスト時の棋譜の内容から、学習が進んでいるわけではないのだろうと考えていました。そのように考えていただけに3回戦でCGPに勝ったのには驚きました。
dlshogiについては、予想通り人間から見て自然な将棋でなおかつ強かったです。vsカツ丼将棋 vsひまわり が好局だと思います。
PALはなんだか強そうだなと思っていましたが、1局目のCGP戦を見て、これはめちゃくちゃ強いわと。

このように並べるとHefeweizenには注目していなかったのかと言われそうですが、Hefeweizenについては「別枠」というふうに捉えていました。
開発メンバー(@bleu48 @mm_Tamachan_mm 他2名)から決勝進出水準のソフトであることの予想がついたので、「最終日楽しみにしています」という状態でした。
一次予選では全着手0秒指し(通信遅延除く)を見事に実現しています。

一次予選で特筆すべきソフトはNoviceでしょうか。
前回大会では、途中からやねうら王に変貌する(ひどい)仕様のSilverBulletに痛恨の敗戦を喫し、タヌキ・elmo・実質やねうら王のSilverBulletへの3敗で二次予選進出とはなりませんでした。開発者の熊谷さん(@naonza0)は大幅にレートを上げて今大会に挑み、一次予選3位で悲願の二次予選進出を果たしました。

今回の一次予選は非常にレベルが高く、WCSC26に次ぐくらい厳しいものでした。

【二次予選】

※森一門祝賀会に参加のため、現地観戦できず。

elmo、読み太にトラブルがあったようです。
決勝リーグ進出組に勝っているelmoと大将軍は決勝で活躍しても不思議ではなかったでしょう。

NDFとGPSがシード権を確保できないとは。二次予選は熾烈です。


【決勝リーグ】

優勝 Hefeweizen
Hefeweizenは、Qzilla9と同じくらいの棋力で入玉周りに弱点のない評価関数、ハードウェア、各種ソフトとの対戦(長時間含んでいたか)、Multi Ponder 、独自の自動ルーチンで作成された定跡などを持っており、他ソフトより少し強かったのではないかと思います。
初出場での優勝はBonanza以来。

準優勝 PAL
初出場で準優勝。安定感抜群の指し回しでした。
PALは短期間での開発で作られたそうです。開発者の山口さん(@ymg_aq)は次回についても言及されていました。

3位 Apery 予想以上に強かったようです。探索部が長時間向きなのでは、とも。

4位 名人コブラ  決勝リーグでHefeweizenに土をつける。PALに2勝1敗。2次予選ソルコフ最上位で抜けてきた実力で4位に食い込んだ。熱戦メーカー。

5位 the end of genesis T.N.K.evolution turbo type D 電王トーナメントの覇者が新たな形で登場。 CPU で高速に動作するニューラルネットワーク評価関数「NNUE評価関数」で独創賞受賞。二次予選では7勝1敗1分のトップ通過。

6位 大合神クジラちゃん クラスタ部分に問題があったらしく、本来の実力が出せなかったとも言われています。
7位 妖怪惑星Qhapaq クラスタ部分でトラブルがあり、レート40くらい落ちるのではと話されていました。(最後までにどうなったかは分からない)uuunuuunレートでは上位なので、運に恵まれなかったのかもしれません。
8位 HoneyWaffle 振り飛車で決勝リーグ進出。名人コブラとの香の打ち合い、Qhapaq戦、NDF戦の圧勝、この3局は特に凄かったです。

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(公開されたソフト一覧)

現状では、澤田さん(@Qhapaq_49)が作られた QQRが最も強いです。