※各ソフトの特徴や棋力などについて記しました。(16位まで)
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電王トーナメント出場ソフト
ponanza 強い。(コンピュータ将棋協会(CSA)会誌vol.27掲載予定)

nozomi 比較的、実利を好むのではないか。相手の攻めを押さえるなど、銀を前線に出した、少し重めのカウンター系統の配置? 共通する弱点ではあるが、玉の狭さの軽視がある。(R3100)

大樹の枝(Apery_Twig) この半年でさらに強くなった。選手権での優勝があるため軽視されている気がするが、上位陣では間違いなく伸びており、優勝した2014年と比べても、floodgateではAperyより上は少なくなりつつある。
玉の狭さ、危険度を軽視してしまい、無理攻めをしてしまうことがある。終盤の読みや逆転には、頓死筋が読めるかも大きく関わるため、そこを強化すると変わるかもしれない。

超やねうら王 定跡面の強さが見られた。今大会では大きい読み抜けが現れていた。

技巧 他ソフトより一枚上手で安定感もある。※序中盤から細かく、弱点が見られにくい。 (協会誌記載)

大将軍 厚みのある陣形を好む。乱れのない玉形で攻めていく印象。激しい攻めや軽い形は少ない印象を受けた。ときどき読み抜けが現れている。棋風がN4Sとどのくらい違うかは分からない。

tanuki- かなり強い。電王戦後もさらに強くなっているのでは。(2コアで3000,今は1コアで3100以上?)Aperyとの比較は分からない。終盤の危なさはtanuki-のほうが少ないかもしれない。(棋譜を多く見ないと分からない)

ひまわり 有利や優勢の局面から徐々に差を広げていく。ときどき脆さが見られる。(昨年比+50くらい。2850くらい?)
習甦 安定した強さを持つ。早い段階で高い評価がつきにくい。そのためか、勢いのある激しく鋭い攻めの展開はあまり多くない印象。

Calamity この一年、半年で相当強くなった。手厚さや受けに強みがある気がする。
同格以下には落とさなかったが、上位陣には入らなかった。(2950-3000)

D将棋 評価値が極度に高く出やすいことも含め、評価の揺れや、変わった評価が多い。△72玉△82飛型を好む?(2600くらい?)ムラっ気や棋譜から見える改善点があるので、大きな伸びが期待できるか。

shogi686 終盤は鋭い。堅い玉形のほうが力を発揮するのでは。
Bonanza1.2には勝ち越すが、6.0には勝てない棋力とのこと。
--------------(予選)--------------
おから2015  しっかりした将棋を指す。筋が良い。(2600以上ではないか)
大合神クジラちゃん 定跡面での危なさと、玉の狭さなどの軽視が大きい。多くのソフトにある弱点のひとつだが、特にクジラちゃんは危なさがある印象。中盤戦が強いのではないか。(約3000)

CGP 穴熊の評価が低い。また、あまり攻撃的ではない。
予選落ちしたソフトの中では強く、中堅辺りに一発入るくらいの棋力がありそうだ。2600-2700? という印象を受けたが、実際にどのくらいかは分からない。

芝浦将棋jr. 評価値は大きくは悪くなく、きれいな良い将棋もあるが、変な手も多い。(特に歩を合わせる一手パス)振り飛車のほうが上手く指している印象。
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(出場していない強豪ソフト)

NineDayFever (CSA協会誌)
AWAKE
(CSA協会誌)
GPS将棋(CSA協会誌) 

YSS 金銀が自玉から離れることや、守りの歩をはがされることなどを、それほど気にしないような傾向があるのではないか。攻めていくこともあるが、受け身の態勢も多く、独特。玉周りの独特さ?ではGPSと似ているところがあるが、序中盤はYSSのほうが損をしにくいように見える。(GPSの棋譜数が多いだけかもしれない)

激指 広い定跡を採用し、それなりの堅さと厚みのある展開は多い。これという大きな弱点は分かりにくい。振り飛車を採用することが他ソフトより多く、それで勝率を落としやすいようにみえる。(激指14で指さないと)

Selene 力戦が多く、やや受け身な態勢。中盤のはじめのほうで押されてしまう印象がある。(戦いが始まる前からその少し後くらい)

(※いずれも、棋譜数が少ないと、弱点が分かりにくい