




時節がらお正月は北海道に渡るのは気がひける。今年は岩手の安比のスキーホテルで家族で新年を迎えることにした。
ところが近年にない寒波に覆われてしまいスキー場のベースでもマイナス12度と冷凍庫に入ったようだ。30日の午後はチェックインの後兄ちゃんとゴンドラで山頂まで上ってみた。マイナス15度以下と凍りつくようだ。とりあえずザイラーのロングを滑ることにした。すでに雪面はかなり荒らされていて細かなコブを躱しながら下ってゆく。アルマダのロッカースキーを履いていたのでなんとか薄く着いた新雪をクリアーしながら降りることが出来た。
とにかく寒いので転倒は許されない。カメラも途中で動かなくなった。ゴンドラをもう一本こなしてギブした。兄ちゃんと別れて宿に戻り熱い温泉で人心地した。
安比でもこんなに凍えるのは今までで初めてで年齢的には難しくなった。





リフト3本目のゲレンデトップからの最大傾斜37度のダウンヒルはかなりワイルドだった。数回滑って昼食休憩レストハウスで体を暖める。
午後最初の一本を滑ると自分は彼らと別れ風の穏やかな下の二本で滑ることにした。
今年の異常寒波には皮下脂肪の少ない高齢者は耐えられない。





翌2日は最後の日なので一本だけゴンドラ券を一枚だけ買って滑り降りることにした。流石に圧雪、整地が間に合ってきてあっという間に降りることが出来た。3に前は何だったのだろう。
弟君たちと別れて午前12時にチェックアウトした。
帰りには伝説の湯治場花巻大沢温泉に立ち寄り、名湯の風情を堪能して仙台に戻った。
仙台もマイナス7度まで下がっていたそうだ。